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履歴書のパーツとツールの準備
まず大学指定の履歴書があり、企業側から特に指定がない場合はそれを使用しましょう。
ない場合は市販の履歴書を使用します。市販の履歴書にも色んなフォーマットがありますので、新卒就活に一番適したものを選んで購入してください。
まだ履歴書を手書きで指定している企業も多いため、履歴書を手書きすることを前提に、必要なものを揃えておきましょう。
インスタント写真はどんなに高性能になっても表情が暗い印象になる傾向があるため、ここはお金を惜しまずプロのカメラマンに依頼、スタジオ・写真館で撮影したものを使用しましょう。
最近はデジタルで撮影するため、撮影したものをその場で納得いくまでチエックさせてくださいと、あらかじめ要求しましょう。また女性の場合はプロのヘアー・メイクを依頼して撮影することをお勧めします。「就活写真 プロ」で簡単に検索できます。
証明書写真は4X3cmが基本ですが、フォーマットによっては違う場合もあるので、あらかじめ確認をして撮影と出力を依頼してください。
「だま」にならない、良質で、さらさら書きやすい油性ボールペンを選んでください。見出し用の太字、本文用意の細字の2種類は最低必要です。
文具店に行って店員さんに相談しながら実際に試し書きをして、気に入ったものを購入しましょう。「だま」のできるもの、かすれ、やむらが出来てしまうものは使用しないでください。書き直しでかえって時間のロスになります。
印鑑は認め印で、朱肉を使うものにしてください。安いもので良いので、ゴム印(シャチハタ)しかもっていない人は購入しておきましょう。朱肉や印鑑マットは100円ショップで簡単に購入できます。
書き損じを防ぐために下敷きも用意しましょう。書き直しの手間を考えれば安い投資です。
履歴書はクリアファイルにいれて、折らないで送るのが常識です。またA4サイズの白い封筒は意外に入手が難しい場合がありますので、早めに準備しておきましょう。
しっかりしたブランドのものを購入しておきましょう。
何度も手書きで書き直す、推敲の度にやり直すのはあまりのも時間の無駄です。インターネットで「就活用履歴書」と検索すれば無料でワードファイルをダウンロードできます。
簡単に探せますのでまずダウンロードしてください。文字(フォント)の大きさを検証しながらまずPC上でひな形を完成させましょう。完成したら誤字、脱字、記入ミスがないか数回見直し、正しければそれを手書きで丁寧に転記していきましょう。
履歴書の書き方:注意するポイント
日付:郵送の場合は投函日、手渡しの場合は手渡しの日を記入します。年号は西暦であればすべて西暦、元号であれば元号で統一しましょう。
名前:「ふりがな」は平仮名で、「フリガナ」はカタカナで記入してください。
住所:都道府県名から記入します。「丁目、番、号」で記入します。建物名、部屋の号数も入れてください。
メールアドレス:
携帯・スマートフォンのキャリア アドレスではなくPCメールにしてください。理由は添付ファイルのやりとりがある場合を考慮してのことです。面白アドレス、子供じみたアドレスは使用しないでください。遊び・友人とメールするのではなく、ビジネス上のアドレスであると認識しましょう。
印鑑:印鑑はすべて記入を終えた後最後にしましょう。はじめに押してしまうと渇ききっていない朱肉で汚れてしまいます。押印離れていないと失敗することがあるので、下書き用の履歴書で、数回試してから、慎重に押して下さい。また最後に押印し忘れることがあるので送る前にかならず見直します。
学歴欄:
中学卒業から記入してください。公立の場合は都道府県名を省略しないこと。高校と省略せずに「○○高等学校」としてください。高校からは入学、卒業の両方を記入してください。大学は学科まで正確に記入すること。最後の行は○○○○年3月卒業予定、として卒業予定まで記入してください。西暦と元号はかならずどちらかに統一すること。指定がある場合はそれに従ってください。
職歴:アルバイト歴は記入しません。正社員としての職務経験があれば別ですが、一般的な新卒の場合は「なし」と記入してください。空欄ではなく「なし」です。
趣味・特技・資格・免許:
- すべて記入することが基本です。空欄は避けましょう。また略称にせず、かならず正式名称を調べて記入してください。(例:英検→実用英語技能検定、日商簿記→日本商工会議所簿記検定など)
- ただし学力や語学のアピールにならない中学・高校レベルの「英検3級・2級」は書かないでおきましょう。TOEICは700点以上が望ましいです。また資格試験で学習中のものがあれば正式名称とともに学習中と記入してください。仕事に関連の深い資格であれば活用しましょう。
- 資格でなくとも「英会話:現在学習中」は事実であれば空欄よりポイントは高いです。
- 趣味・特技欄ではユニークで、話のネタになりそうな資格であれば、遊びのものでも書いておきましょう。たとえば「日本けん玉協会認定2級」のようなものであれば、ひとつのことに集中して粘り強く努力できる点をアピールできます。
- 特技欄で書くものがなければ「早起きして、朝勉強できること」レベルでも空欄よりは良いのです。採用担当にアピールしたいポイントを考えて埋めてください。ただし全くの嘘はばれるので禁止です。履歴書は公式文書になりますので虚偽記載は厳禁です。
- 免許は普通自動車運転免許でも良いので、持っているものは全て書きましょう。
所属ゼミを選んだ理由と、学んで得られたことを書きましょう。得意の学科もその学科の好きな点、なぜ得意になったのか、卒業後その分野をどう活かしたいか、プランがあればそこまで書いておきましょう。
学業以外の取組(部活・サークル・習い事、アルバイトなど):
部活やサークル活動に力をいれていた学生は、その役割、困難だった点、どう克服して何を得たかを簡潔に書いてください。
アルバイトで頑張った学生も同様です。また子供のころから行っている習い事でも良いので、自身の経験を書きましょう。遊びの要素が強いものはプラス評価になりません。あくまで活動の中で自分が学べたこと、仕事に通じるものをみつけて書きましょう。長く続けていることには、必ずあなたのアピールポイントに繋がる何かがあります。それを見つけて仕事と結び付けましょう。
自己PRの書き方:エントリーシートでの自己PRの要素・書き方と同じです。ただし履歴書では書き込むスペースが小さいため要約する必要があります。
志望動機の書き方:エントリーシートでの志望動機の要素・書き方と同じです。ただし履歴書では書き込むスペースが小さいため要約する必要があります。その企業でなければならないポイントは必ず入れてください。志望動機の完全な使い回しは厳禁です。自分ならでは志望動機を表現してください。
本人希望欄の記入の仕方:本人希望欄の意味は「勤務地・勤務時間・給与など労働条件に関わる重要事項で、希望するものがあれば書いてください」と尋ねているものです。
この欄がある履歴書のフォーマットの場合、新卒では「貴社規定に従います。」と記入します。どうしても譲れない特別な事情がある場合でも、選考過程で話すようにしましょう。
PCで作成した履歴書でも応募可能の場合は手書きでなくても大丈夫です。プラスのポイントはつきませんが時間のことを考えると手書きより合理的です。
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