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【就活の業界研究】飲料業界の職種、やりがい、向き不向きとは?

就活初期にできるだけ幅広い業界・業種を理解するためのコンテンツを作りました。何故それが大事かに関しては以下の記事を参考にしてください。

この記事では伝統的に就活生に人気がある飲料業界を、飲料メーカーを中心にその職種、モチベーションや「やりがい」、そしてこの業界に向く人、向かない人の適性や資質について解説していきます。

飲料業界情報の7つのポイントを押さえよう

  • 飲料業界のビジネスモデルを理解しよう
  • 飲料メーカーの現状と課題・未来
  • 飲料メーカーにはどんな仕事があるのか、職種の情報
  • 飲料メーカーで働く人のモチベ―ションは何か
  • 飲料メーカーに向く人、向かない人はどんな人か
  • 飲料業界の構造
  • 主要飲料メーカーの概要

飲料メーカーの仕事

飲料メーカーと言っても、食品メインの企業が飲料も製造している場合もありますが、この記事では清涼飲料水及び酒類の開発製造販売を主に行っている企業の仕事を対象にしています。

飲料メーカーの職種と仕事内容、働いているスタッフのモチベーションや「やりがい」そして最後に、就活生が最も気になる適性について解説しますので、是非参考にしてください。

当然各メーカーに特有の職種も存在しますが、ここでは最大公約数として、飲料メーカーの仕事の基本の流れ、商品を企画、開発する→原材料を仕入れる →製造・加工をする →流通チャネルに乗せる →消費者に販売する、という流れに沿って解説していきます。

技術開発・基礎研究部門:

中長期視点での商品開発、また商品を開発するための基礎的な研究を行っています。原材料の成分分析や、加工法の研究、容器の素材や形状・強度・機能等、商品開発に役立てるための研究を行っています。

市場調査部門:

市場調査部門は、商品開発のためのデータの収集、蓄積、分析及び各部門へのフィードバックになります。

商品開発部門:

市場調査部門から上がってくるデータや、マーケティング部門との連携によって既存商品の改良や、新製品の企画・開発を行う部門です。商品の基本コンセプトをつくって、それに合った商品を部門の連携によって作り上げていくプロデュサーとしての役割もします。

原料や添加物の選定、調合、製造のための資材や条件の設定、ラインの設計、スペック、賞味期限、工場での製造方法を検討、決定します。

最優先されるべき品質と、生産技術、生産工程、求められる生産コストを開発スケジュールの中で実現することがミッションになるためプレッシャーと闘いながら試行錯誤を繰り返して商品という形にしていきます。

調達部門:

調達部門がどこまでの範囲を扱っているかは企業によって違いますが、最も基本になるのは原料と素材の調達です。飲料には麦、麦芽、果汁、乳などの原料をはじめ、人工甘味料や添加物等の化学素材、容器の素材や、ワインやウィスキー、日本酒や焼酎の場合は樽や樽材など、製造に関する生産財も必要になります。

飲料の生産にはそれらが大量かつ安定的に供給される必要があり、利益を出すためには設定した品質基準をクリアしたものを出来るだけ安く調達する必要があります。その役割を負うのが調達部門の仕事です。

製造・生産管理部門:

製品は工場で生産されますが、製造工程の見直しや改善、需要にマッチした安定した供給体制を敷く管理を担当する部門です。また品質管理を行い、製品の製造全般に対するマネージメントを行います。

マーケティング部門:

マーケティングは、メーカーによってどの分野までカバーするのかは違っています。基本の仕事としては、市場調査によって市場の構造や、顧客分析、競合分析、チャネル分析、プロモーション分析、販売データ分析を行い、その結果に基づいて市場開発、商品開発、チャネル政策、商品改良の提案を行います。

企業によっては、マーケティング部門を置かず市場調査、商品開発、商品企画や営業企画、宣伝・販促部門が分業している場合もありますし、マーケティング部門を置く場合でもそれらの部門と分業して一部分を担当するセクションをマーケティングと呼んでいる場合もあります。

宣伝・販売促進部門:

商品コンセプトから、ターゲットに対してどういうコミュニケーションをしていくことが最も効果的かを考え、広告販促物の制作、広告宣伝媒体の選定と購入、店頭POPや販売促進・PRイベント等、消費者へのコミュニケーション全般に責任を持ちます。当然広告・販促投資と販売データの検証から、広告効果に対する調査、他部門へのフィードバックも行います。

ブランドマネージメント制をとっている企業の場合は各ブランドマネジャーやマーケティング部門と責任・役割を分担して業務を推進します。

営業企画部門:

販売データおよび競合製品のデータも分析することによって、営業・販売戦略を立案し営業の現場におとす役割です。大きく戦略や目標などの立案・策定に関わる仕事と、それらの実施・達成のための仕事の2つに分けられます。流通・消費者キャンペーンの企画・実施までを業務とする場合もあります。

営業部門:

営業企画部と立案した戦略を基に、具体的に営業活動を行う部門です。基本的に地域別、ブランド別、流通チャネル別に得分かれています。スーパー、コンビニエンスストア、ディスカウントストア、ドラッグストア等のチェーンに対しては量販営業、居酒屋や飲食店、外食チェーン等に対して営業をかけるのが業務用営業と呼んでいます。

流通小売、レストランチェーン等への商品の売り込みを行い販売数量、金額に対して責任を持ちます。

単に商品を販売するだけではなく、流通・小売りに対する売り方提案、外食や居酒屋の全体の売り上げを拡大する提案、新店への提案までも行い、Win-winの関係を築くことを試みています。

物流部門:
製造工場から小売りまでの物流を管理します。日々の需給データを基に、生産在庫の管理を行い商品の不足や過剰在庫にならないようなコントロールも行います。
その他の業種と共通の職種:

共通の職種としては、経営企画、経理・財務、法務、人事、総務、部門があります。海外市場に進出している企業は海外部門や、海外事業部があり、地域ごとのマーケティングと生産・販売管理を行っています。

上記は代表的な職種ですが、企業によって業際も呼称を違うため、企業研究をする時に詳しく調べていきましょう。

飲料メーカーに働く人のモチベーション、「やりがい」

飲料メーカーは生活に密着した業界であり、嗜好性やこだわりが強いという特徴があります。また清涼飲料や酒類という事業そのもの、携わるブランドや商品によって性格も違います。カバーする範囲が多く、セクションも取引先も広範囲に渡るため、携わる部門によってそのやりがいや、モチベーションは様々です。ここでは、「飲料メーカーに勤める」という最大公約数的に、共通する部分が多いものを以下に箇条書きでまとめます。

  • 自社商品が店頭に数多く並んでいるのを見る時は、いつも「嬉しい」気持ちになります。特に自分が関わった商品をお店で消費者が手に取っているところをみると、仕事をしている実感が湧いてきます。
  • 関わって作った商品が単純においしいく、爽快感や飲み心地が狙い通りに実現できた時は最高のやりがいを感じます。狙い通りに消費者に受け入れられて売れ行きがいいと、仕事に対するモチベーションが高まります
  • 大手流通の厳しいバイヤーとの交渉と説得により棚を確保できた時は達成感があります
  • 消費者の欲求を深く追求していく過程はとても興味深く、その分析に基づいてチームで商品をカタチにしていく、既存商品を改善していく過程は飲料メーカーの醍醐味です
  • 多くの部門とのチームワークで製品を世に出していくところに仕事の充実感はあります。そのサイクルも早く、結果もはっきり出るために、常に前に向かって走っている感覚です
  • 営業として競合商品とのシェア争いに買っている時はモチベーションが上がります。競争に「勝った」と思える結果が出た時です
  • 新製品の数も多く、商品の入れ替わりも非常に激しい中で、長年生き残っていくブランドを育てることができると、社会にも会社にも貢献できたと思えるし、純粋に誇りを感じます
  • 嗜好性が色濃く商品の選択に反映する為、固定ファンが書いてくれるブログやSNSを読むとき、新たな発見もありますし、シンプルに喜びを感じます
  • 業務用の営業は苦労も多いですがで、人間関係も含めてお店と深い関係を築くことは「やりがい」になります。
  • 海外事業は未知の事ばかりで非常に学ぶことが多く、仕事は大変ですがチャレンジしている充実感はあります
上記はほんの一部かもしれませんが、飲料メーカーに勤めることの給与や対偶以外のモチベーションの代表的なものです。ピンとくるものがあれば、次は飲料メーカーに向いている人の資質や性格をみていきましょう。

飲料メーカーに向く人、向かない人はどういう人か

飲料メーカーに向く人

上記で解説したように飲料メーカーにも様々な職種があり、細かく言えば職種ごとの適性があるため、最大公約数的に共通する部分のみを抽出して箇条書きにします。

基本的に清涼飲料水やお酒を飲むことが好きな人。「飲料」に対し興味、好奇心や「こだわり」がある人:

広く言えば食べ物や、飲み物に関連した「味」、「レシピ」や「風味」「香り」、「素材」、「食感や飲み心地」に興味や関心がある人

飲み物に対しては当然ですが、広く食べ物も含めた「飲食」に関して最も重要な「おいしさ」に繋がる要素です。ひらたく言えば「おいしさ」とその理由に興味、関心、こだわりがある人です。「食べ歩き」、「飲み歩き」が好き、「外食」して比較してみるのが好き、自分で調理やブレンドをして、「おいしさ」を考えるのが好きな人は向いている業界です。

優れた「味覚」や「嗅覚」、「感性」を持っている人:

特にソフトドリンク開発担当者や研究職には味覚に対する「官能評価試験」が実施されます。試料,製品などがもつ固有の特性を人の感覚器官 (目,耳,口,鼻,皮膚など)、五感によって調べることを総称して官能評価分析,またそれに基づく評価を官能評価といいます。製品の品質を管理する上では重要な資質です。また直接開発に携わらない社員でも、味に対する感覚が鈍いと議論にも参加し難いため重要な資質です。

「感性」を持っている人、「感性」を大切にする人:

開発担当でなくても、飲料メーカ―に勤める社員は全般的に「感性」を重視する傾向があります。パッケージの色や文字の大きさ、書体、キャッチフレーズによっても売れ行きが大きく違う業界なので味覚に限らず、消費者を動かすための「感性」は重要なのです。

誠実な人:

嘘やごまかしを嫌う業界です。基本的な資質として、「誠実さ」は非常に重視されます。生活に密着し、人の健康や命にも影響する業界なので、安全性に対する厳しいコンプライアンス遵守がもとめられます。また酒類を扱う場合は表示や表現規制はもとより、未成年の飲酒禁止というコンプライアンス遵守が求められます。

飲料の場合も食品と同様に偽装や異物混入などの不祥事が起こると、マスコミに大々的に報じられ、大きなダメージになります。その対応がまずいと更にバッシングを受けてしまうため、消費者や取引先、流通に対しても「誠実」な対応ができる人は向いている業界です。

チャレンジ精神が強い人、リーダシップを取れる人:

今まで比較的「安定」している業界と言われてきた大手飲料メーカーですが、その時代は終わりつつあります。人口縮小問題を抱える国内マーケットに、現状のまま依存はできません。新しい分野に進出する、海外市場に打って出るというチャレンジをしていかないと成長はできません。飲料メーカーは今まで以上に、主体的にリーダーシップをとって、チャレンジしていける人材を欲しているのです。

語学力:

海外進出に積極的なメーカーは当然語学力を重視します。また現状は国内市場に依存しているメーカーであっても、将来的な海外市場への進出は十分あり得る話なので、英語や英語以外の言語が得意な学生は有利でしょう。もちろん語学力だけではだめですが、+評価にはなると思います。

飲料メーカーに向いていない人はどんな人か

向いていない人は向いている人の逆の資質です。重複になるので箇条書きのみでまとめておきます。

  • 基本的に「飲むこと、(食べることも含めて)」に特に興味、関心がない人。「飲食」に対する好奇心や「こだわり」ない人
  • 「飲食」に関連した「味」、「レシピ」や「風味」「香り」、「素材」、「栄養」、「食感や飲み心地」等に興味や関心がない人
  • 「味覚」や「嗅覚」、「感性」が鈍い人、またこれらの感覚をあまり大事だと思っていない人
  • 「感性」を重視しない人、人を動かすには「感性」が大切であることを実感できない人
  • 嘘やごまかしをしてしまう人。誠実でない人
  • 受け身な性格、人からの指示がないと行動できない人、チャレンジすることより、決められたルーティンをすることが好き、得意な人
  • 主体的な動きが出来ず、リーダーシップを取るのが得意ではない人
  • 語学力に関し、特に興味・関心もなく、向上心もない
あくまで公約数なので、飲料メーカーの社員でも全員が当てはまるとは限りませんし、全部が当てはまるとも限りません。入社後の成長で克服・対応できるケースもあります。しかしここに上げた資質は重要な資質です。一般論として、自己分析の結果と照らすための参考にしてください。

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