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【就活の業界研究】医療機器メーカーの職種、「やりがい」、向き不向きをチェックしてみよう

就活初期にできるだけ幅広い業界・業種を理解するために、業界研究コンテンツを作りました。何故それが大事かに関しては以下の記事を参考にしてください。

「就活の答え」では医療機器業界を、以下の項目に沿って簡潔に情報をまとめていますので活用してください。

医療機器業界の7つのポイントを押さえよう

  • 医療機器業界のビジネスモデルを理解しよう
  • 医療機器メーカーの現状と課題・未来
  • 医療機器メーカーにはどんな仕事があるのか、職種の情報
  • 医療機器メーカーに働く人のモチベ―ション、「やりがい」は何か
  • 医療機器メーカーに向く人、向かない人はどういう人か
  • 医療機器業界の構造
  • 医療機器メーカー主要各社の概況
この記事では理工系の学生に特に人気のある、医療機器メーカーの職種について解説していきます。営業職や事務系の職種は文系の学生にも広く門戸が開かれています。

医療機器業界は安定成長が続いているため、最近では就活人気も高く難関の業界になっています。職種は企業が行っている事業分野によっても違ってきますので、ある程度自分が志望してみたいという企業リストを絞ったら、個別の企業研究を時間をかけて行いましょう。

更に医療機器メーカーに勤める人の共通のモチベーションや「やりがい」、この業界に抜いている人、向いていない人のアウトラインを解説します。本気で医療機器業界を目指すかどうかの参考にしてください。もちろん最後に判断するのは、自分自身です。判断の参考になる情報を分かり易くまとめておいたで、自己分析の結果と照らして是非活用してください!

医療機器メーカーの職種

医療機器メーカーの職種についても概要を頭にいれておきましょう。企業毎に専門分野や得意分野がはっきりしている業界であるため、非常に高度な専門知識を必要とする研究職・開発職は企業毎に細かく調べて下さい。

この記事では理系・文系の学生が医療機器業界の志望動機を考える上で、学生の日常生活からでは中々見えにくい医療機器メーカーの仕事の概要を解説していきます。

技術職

研究・開発職:

先端医療や技術についての情報収集や研究を行い、自社での基礎研究や新製品開発に携わる研究開発業務を行います。

更に専門分野に分かれ、設計開発、ソフトウェアや電子回路設計など、専門技術を必要とする仕事です。新製品の開発や既存製品の改良、仕様・規格の検討を行い、営業からのフィードバックを受けたマーケティング部門や商品企画部門との連携により、自社製品の競争力を高める重要な役割を負います。

生産技術:

自社製品の製造を効率的、経済的に行い且つ、求められた品質を実現する製造ラインの設計を行います。新製品製造のための新技術の開発から、安定的な生産体制を構築・維持するための技術開発行います。研究・開発部門と工場の両方を支援する業務となります。

サービスエンジニア:

研究機関や医療機関に機器を導入する際の下見を行い、クライアントのヒアリングや必要な環境整備を行います。病院や研究機関の関係者に対して使用方法のアドバイスやデモンストレーション、医療機器設置の立ち合いや、導入後のインストラクションやメンテナンスなどをおこないます。

品質保証業務:

医療機器メーカーは「製造管理及び品質管理の基準」に沿って、製品を上市することが医薬品医療機器法により求められています。法規制として要求される品質管理監督システム(QMS)を遵守する必要があり、総括製造販売責任者をトップに、国内品質業務運営責任者、安全管理責任者などの設置が義務づけられています。

安全管理業務:

医療機器メーカーは、医薬品医療機器等法により、「製造販売後安全管理の基準(Good Vigilance Practice:GVP)」に適合することが必要です。製造販売後の安全管理とは、品質や有効性及び安全性に関する事項、その他適正な使用のために必要な情報の収集、検討及びその結果に基づく必要な措置を法に定められた方法で行う仕事です。

薬事申請業務:

PMDA(医薬品医療機器総合機構)という厚生労働省の外郭団体(独立行政法人)などに医療機器の製造販売に関する承認を得るために書類作成及び申請をする重要な業務です。

治験(臨床開発)業務:

一部の医療機器では医療機関に依頼したうえで実際に臨床現場で使用してもらった上でないと製造販売の承認が下りない製品もあり、その場合、治験という手続きが必要になります。治験を医療機関と折衝して実現し、データを取得、管理して必要な書類を作成する業務です。

医療機器メーカーの営業職

医療機器営業(SR):

医療機器営業を医療業界ではSRと呼び、医療機器を医療機関で働く医療従事者(医師・看護師・臨床工学技士・臨床検査技師など)に自社製品を紹介し、啓蒙する仕事になります。一般の営業職とは違い、自社製品に対する高い専門知識が必要であり、様々なレイヤーに対する説得力が求められます。そのため、学会に出席したり、論文を読んだりというような、関連する医療知識を習得することも必要な仕事です。知識のみならず、医療従事者や医療機器卸、商社との信頼関係構築が必要不可欠な業務となります。営業行為という意味では、医療従事者と卸商社の両方を相手に行い、卸商社とはタッグを組んで医療機関に営業を行うのが一般的なパターンとなります。

 

更にSRは関係者に医療機器の正しい使用方法を教えたり、実際の臨床現場、手術などに立ち会ってサポートを行う業務があります。医療機器メーカーのSRは、製薬企業のMRとは違って資格制となっていませんが、高度な専門知識が必要な点は変わりません。理工系出身者が多いですが、文系出身者にも門戸は開かれています。

医療機器メーカーの事務職

マーケティング職:

外資系企業や一部の内資系ではマーケティング部門を置いています。医療機器メーカーのマーケティング職はプロダクト・マネジャー(プロマネ)とマーケティング・コミュニケーション(マーコム)、もしくはその二つの職務を併せてブランドマネージャー(ブラマネ)制を引いています。

 

プロマネは、担当する製品の責任者で、新製品導入、市場調査、担当製品のブランディング、営業戦略立案、営業マン・ディーラー向けの営業研修、医療従事者向けの学術セミナー・展示会等の企画・実施など幅広い職務を担当します。

 

マーコムは製品の広報、広告宣伝をはじめとしたコミュニケーション戦略立案、企画、実施、検証とフィードバックが主な業務となります。医療機器メーカーの場合、企業全体としての広報や広告宣伝、ブランディングを担当する場合もあります。マーケティング内の業際に関しては、各企業の考え方によって異なります。

事務系・業務系職他:

他の業界と共通の職種としては、経営企画・経営管理、経理・財務、法務、特許関連、人事、総務、広告広報、資材購買、生産管理部門等があります。企業によっては海外事業部として海外案件や進出先現地法人及び提携企業との連絡・調整業務を独立して行なっている場合もあります。

医療機器メーカーに働く人のモチベーション、「やりがい」は何か

医療機器メーカーで働いている人のモチベーションや「やりがい」を確認しておきましょう。当然職種によってもやりがいは違いますが、共通している部分もあるので、代表的な声をまとめておきます。

人の命や生活、健康に役立っている

  • 優れた医療機器を医師や医療現場に届け、最終的に患者様の命や生活を守ることに貢献できるという点は、医療機器メーカーに勤めている人の共通のモチベーションであり、「やりがい」だと思います

医師や医療関係者からの感謝

  • 自社の製品によって早期発見ができる、治癒機器によって手術が成功することによって医師から感謝の言葉をもらえることは、深い喜びとなりこの仕事を選んでよかったと実感できる瞬間です

医療の現場に立ち会えること

  • 営業(SR)やサービスエンジニアなどは、医療の現場、場合によっては手術に立ち会って機器使用支援を行います。自分が担当した医療機器が使用される瞬間に立ち会うことで、大きな喜びと緊張感を味合うことになります
  • また医療機器の営業は扱っている製品にもよりますが、幅広い診療科の医師や看護師や、放射線技師などにアプローチをかけることになるため、医療現場に携わっているという実感、医療に貢献し、最終的には人々の幸せに貢献していることを感じることが出来ます

高度な仕事ができること

  • 医療機器は最先端医療やそれをサポートする技術の結晶によってできています。研究開発職なら、まさにその最先端の医療技術の研究開発に携わることができるため、そのこと自体が「やりがい」に通じています
  • 営業職も、高度な知識が要求される職業であり、それを習得して医師や医療関係者に伝える行為そのものが高度な仕事をしている自負になり、モチベーションになっています

自分の成長が実感できること

  • 知識の習得でも自分の成長は実感できますが、コミュニケーションスキルの上達によって医療関係者との信頼関係が構築でき、更に結果に結び付いた時は自分の成長を実感できます
  • 特に大型で高額な機器の場合は、成約までに長い時間が必要であり大きな責任を負うことになりますが、努力によって粘り強く成し遂げられた時は「達成感」を味合うことが出来ます

業務の安定性

  • なくてはならない医療という業界であり、自社が扱う分野のシェアが高い場合は特に「安定性」を感じることが出来、落ち着いて物事に取り組める点は「やりがい」に繋がっています
  • また技術力において他社と差別化できている製品の場合は、自社製品を誇りに思えることがモチベーションにもなります

将来性と成長している実感

  • 医療機器業界は安定して成長していることが実感でき、他の業界にように浮き沈みはそれ程激しくありません。高齢化社会を迎えてヘルスケアや在宅医療の需要は拡大することで、将来性もあると思います

世界を舞台にしたビジネス

  • 大手医療機器メーカーのほとんどが、海外ビジネスをおこなっており、担当部門は世界を相手にビジネスを行っています。海外出張や赴任のチャンスも多く、刺激にもなるため、海外とのビジネスは苦労も多いですが、「やりがい」を感じます。自社製品が世界の人々の命や健康のためになることは、モチベ―ションになっています

優遇された報酬

  • 医療機器メーカーは、もちろん企業毎で差はありますが、概して収入は高く、インセンティブ報酬制度もあるため、成果によっては若くても高い収入を得ることができます。また激務になる時もありますが、裁量で決められる点も多く自分でメリハリをつけて仕事ができる点もモチベ―ションにつながっています

医療機器メーカーに向いている人、向いていない人はどういう人か

医療機器メーカーに向いている人

 

責任感が強い人:

医療機器メーカーは人の命に関わる重要な責任を負っているため、責任感は絶対に必要な共通の資質になります。自分の言動や行動に対し責任を持ち、自己管理をちゃんとできることが必要不可欠です。

高い倫理観を持っている人:

人の生死にも関わる医療を支える機器を製造販売する業務の為、法規制の遵守は厳しく求められます。すべての行動に於いて高い倫理観や誠実さ、規範意識が求められる職業です。

学習意欲と向上心が高い人:

医療機器メーカーは常に医療の最先端、またその先を走っている業界の為、専門知識のキャッチアップは必要不可欠です。主体的に学習に取り組める人、継続して学習していける人、地道に努力していける向上心が高い人でないと追いついていけない業界です。

信頼を醸成するコミュニケーション能力:

医療機器業界で求められるコミュニケーション能力とは、信頼関係を構築できるコミュニケーションができることです。そのためには顧客の声を聴き、誠実にかつ素早く対応する、こちら側に大きな負担がかかることでも、実現にむけて最大限の努力をするなどのコミュニケーションの姿勢が求められます。顧客から急な対応を求められることもあるたえ、時には忍耐力も必要になる職業です。

 

営業(SR)の場合は色んなタイプの人々とのコミュニケーションが必要となり、人当たりの良さや話しやすさ、多くの人とコミュニケーションができる性格も大事ですが、様々な人との人間関係も信頼関係の上に成り立つ職業と理解してください。

チームワークで仕事ができる能力:

大型の医療機器の場合はその開発から販売、アフターサービスに至るまで、非常に多くのスタッフが関わります。社内のスタッフは当然ですが、医療機関や研究機関の医師も含めてチームの中で自分の役割を着実に遂行する事、そのための協調性やチームワークスピリットはとても重要になります。

最後までやり遂げる目標達成意識が強い人:

開発職なら開発の困難さ、営業職なら営業責任達成の難しさに直面することは当たり前のように発生します。そんな時でも諦めず、投げ出さず、最後までやりとげる目標達成に対する意識の高さが求められます。

医療機器ビジネスは法規制もあり、医療機関というセンシティブな顧客を相手にするビジネスであるため、必ずハードルがあります。そこで諦めたら今までの努力が無駄になってしまうため、プレッシャーに負けず最後までやりとげる強い意思が必要な仕事です。

医療機器メーカーに向いていない人

向いていない人は向いている人の逆の資質です。重複になるので箇条書きのみでまとめておきます。

  • 責任感に欠ける人。途中で諦めたり、投げ出したりすることが多い人
  • 倫理観に欠ける人。いい加減な人。自分勝手、我儘な人
  • 知らないことに対する学習意欲が低く、向上心、自分の成長に対して意識の薄い人
  • 集中力や継続力に欠け、勤勉に勉強することが苦手な人
  • 誠実さに欠ける人
  • 信頼できる友人や人との関係をつくるのが苦手な人
  • チームワークで仕事をするのが苦手な人
  • 求められたスピードで人と協調して仕事をするのが苦手な人
  • 協調性に欠け、自分勝手な人
  • 最後までやり遂げることがあまりなく、飽きてしまったり、途中で投げ出すことが多い人
  • 困難なことに遭遇すると、諦めたり別の事を考えてしまい、目標がどこかに行ってしまう傾向のある人

あくまで公約数的なまとめなので、医療機器メーカーの社員でも当てはまらない人はいますし、入社後の成長で克服・対応できるケースもあります。一般論としての参考にして、自己分析の結果と照らしながら検討していきましょう。

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