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【就活の業界研究】エネルギー(電気・ガス・石油)業界の職種、「やりがい」、適性をチェックしておこう

就活初期にできるだけ幅広い業界・業種を理解するために、業界研究コンテンツを作りました。何故それが大事かに関しては以下の記事を参考にしてください。

「就活の答え」ではエネルギー(電気・ガス・石油)業界を、以下の項目に沿って簡潔に情報をまとめていますので活用してください。

エネルギー(電気・ガス・石油)業界7つのポイントを押さえよう

  • エネルギー(電気・ガス・石油)業界のビジネスモデルを理解しよう
  • エネルギー(電気・ガス・石油)業界の現状と課題・未来
  • エネルギー(電気・ガス・石油)企業にはどんな仕事があるのか、職種の情報
  • エネルギー(電気・ガス・石油)企業に働く人のモチベ―ション、「やりがい」は何か
  • エネルギー(電気・ガス・石油)業界に向く人、向かない人はどういう人か
  • エネルギー(電気・ガス・石油)業界の構造
  • エネルギー(電気・ガス・石油)企業主要各社の概況

この記事ではエネルギー(電気・ガス・石油)企業の代表的な職種と勤めている人の「やりがい」やモチベ―ション、そして適性について分析しています。

公共性が高く、地域の一流企業である大手企業は志望者も多いため難関企業です。志望意欲を高めるため、また自分の適性をチェックするためにこの記事を参考にしてください。

エネルギー(電気・ガス・石油)企業の代表的職種と仕事内容

職種・分野の理解は不可欠

電気、ガス、石油業界の場合はエントリーの段階で、どの分野・職種を志望するかを選択する場合がほとんどです。事務系、技術系と別れているのが一般的で、それぞれどこまで細分化して志望動機を書くのかは各社毎で違いがあります。

もちろん志望した職種はあくまで参考であり、入社できた場合でもその職種に就けるとは限りません。入社直後は顧客との接点や現場に配属され、基礎を学んでからキャリアパスを歩んでいくのが通例です。

職種内容は個別の企業研究をしっかり行い、志望動機を固めておく必要がありますが、まずはこの業界の職種概要を把握しておきましょう。

電力会社の職種と仕事内容

電力会社には、主に発電(原子力、火力、水力、自然エネルギー)、燃料、送電、変電、配電、電子通信、建設・土木、技術開発などの技術職があります。大手電力企業の一般的な事業と仕事内容を箇条書きにしておきます。

  • 燃料調達:競争力のある燃料調達や燃料上流権益の取得拡大などが事業領域となります
  • 発電事業:発電所の調査、計画、施工、建設や運用、保守を主に行います。多くの電力会社は火力発電を中心としています
  • 送電事業:発電所でつくられた電気を効率良く高品質のまま送る送電網の保守・点検から次世代設備の開発を通じて、エネルギーの供給を支えます。架空送電、地中送電、変電設備、系統運用、電子通信、用地管理・設備保全が主な業務領域となります
  • 電子通信:送電事業の中に含まれる業務になりますが、サービス域内の電力需要を正確に把握し、各地の発電所に発電量を指示するためになくてはならない役目を果たしています。電力会社は非常に大規模な通信ネットワークを構築しています。電気はその性質上、常に生産(発電)量と消費量を厳密に合わせる必要があります。平成30年北海道胆振東部地震で北海道全域がブラックアウトした理由を思い出していただければイメージが湧くと思います
  • 配電事業:送電網から変電所を通して受電した電力(電気)を需要家に供給するため、配電網システムの構築とその運用、サービスを行う仕事です
  • 法人営業部門:多くのエネルギーを消費するビルや工場など大規模法人やオフィス・病院等の中小法人に対してエネルギーコストの削減や環境対策などの効率的なエネルギーソリューションを提案します
  • 家庭営業部門:電気・ガスの小売完全自由化を受け、家庭向けの最適なエネルギープランとサービスを提案営業する業務、省エネリフォーム事業・ゼロエネルギーハウス事業・スマートホーム事業にも取り組んでいます
  • カスタマーサービス・オペレーション部門:顧客からの問い合わせに対応し、契約関連業務から電気・ガス料金の計算・管理までの顧客対応業務、コールセンター運用などが主な領域です
  • 商品・事業企画部門:新しいサービスや商品のアイデア立案、テスト、商品化とそれに関連する調査、外部パートナーとの提携、協業が主な業務領域となります
  • 電力取引:販売する電力の「仕入れ」を行う電源調達部門です。販売する量の確保と、調達費用の低減やコントルールの両面に取り組んでいます。発電事業者との電力購入協議や卸電力取引所での買い付け等が主な業務です
  • ガス事業部門:電力会社としてのガス販売戦略や企画立案、ガス調達・託送運用・保安管理・料金請求などガス販売に必要な業務と、都市ガス市場参入者向けに都市ガスの供給力を提供するガス事業領域を担います
  • 国際部門:海外発電事業、海外送配電事業、新事業領域などへの投資やプロジェクトの開発や管理全般を技術、事務両面で行い、各部門やグループ各社との連携によってすすめる仕事です
  • 原子力発電関連部門:原子力発電所全般に関わる業務
  • 水力発電関連部門:水力発電所全般に関わる業務
  • 再生可能エネルギー発電部門:太陽光発電、風力発電、その他自然エネルギーを使用した発電事業
  • 技術研究部門・研究所:基礎技術研究・開発や経営戦略研究
  • 土木部門:土木部門は電力設備のうち、ダム、LNG地下タンク、取放水路、港湾設備、送電鉄塔基礎、地中送電線管路等の土木構造物の建設、保守・運営が主な業務領域です
  • 建設部門:発電設備や流通設備の建物の企画・計画・設計・許認可対応・工事監理・維持管理・有効活用など建物に関するすべての業務を行います
  • 事務系の仕事としては、経営計画、広報、広告宣伝の他、経理、法務、総務、人事、業務・情報システム、資材調達、グループ企業管理、不動産管理といったアドミニストレーションの職種があります。

ガス会社の職種と仕事内容

就活生に人気の高い大手都市ガス企業の主な職種と仕事内容を箇条書きでまとめておきます。

  • 海外部門:海外でのガス田開発、各国におけるLNG建設、パイプライン敷設、発電等のインフラ整備事業
  • 原料調達:LNG(液化天然ガス)を中心としたガスの原料の安定・安価な調達を担当
  • 生産技術:LNG基地の設備、設計、維持、管理におけるエンジニアリングやLNGタンカーの配船計画立案を担当します
  • 生産オペレーション:LNG基地の設備全般の運用やメンテナンスを担当します
  • パイプライン:ガス導管と関連施設の設計、ルート選定、工法選定、行政交渉、建設、維持、運用全般を担当します
  • 業務・産業用営業:工場、官公庁、病院、学校、ディベロッパー等の大口需要者へのエネルギーコスト削減、省エネ等のソリューション営業を行います
  • 家庭用営業:エネファームなどの家庭用設備やガス製品の営業をマンションディベロッパーやハウスメーカーに対して行います
  • 技術開発部門:ガスを中心としたエネルギー関連の基盤技術の研究開発及び将来の事業開発に向けた先進技術の研究開発を行います
  • 発電事業:LNGを活用した発電事業、地熱エネルギーや風力、太陽光発電等の再生エネルギー発電
  • 電力小売事業:ガス料金とのセット割引等、電力小売自由化による事業
  • 事務系の仕事としては、経営計画、広報、広告宣伝の他、経理、法務、総務、人事、業務・情報システム、資材調達、グループ企業管理といったアドミニストレーションの職種があります

石油会社の職種と仕事内容

就活生に人気の高い石油元売企業の主な職種と仕事内容を箇条書きでまとめておきます。

  • 資源開発:資源開発では地下深く眠る石油やガス資源を地質・物理調査、採掘調査、生産テスト等を担当
  • プラント管理:プラントの設計から新設・検査、補修などの業務を担当します
  • プロセス管理:プロセス管理は、石油精製や石油化学製造に関わり、その需給計画、生産計画、運転管理などを担当します
  • セールスエンジニア:潤滑油や石油化学製品の販売からメンテナンスなどを行う技術営業職
  • 研究開発:精製プロセスや触媒、科学材料などの研究開発
  • 石炭エンジニア:石炭権益の取得や炭鉱開発を担当
  • 調達業務:原油などの一次エネルギーを調達。OPEC諸国、総合商社などから原油を調達
  • 物流管理:生産からSSや需要家への物流全般を担当
  • 法人営業:石油化学製品の法人営業
  • リテール営業:SSを運営する特約店などに石油製品の卸営業や提案、経営サポートを行います
  • 海外事業:海外企業への出資、石油精製、製油や給油所、貯蔵施設の建設や運営、燃油販売事業、潤滑油の生産、販売事業等
  • 電力事業:発電事業及び電力小売事業

エネルギー(電気・ガス・石油)企業で働く人の「やりがい」、モチベーションは何か

エネルギー(電気・ガス・石油)企業で働いている人のモチベーションや「やりがい」を確認しておきましょう。当然、企業や職種によってもやりがいは違いますが、共通している部分もあるので、代表的な声をまとめておきます

電力会社に働く人の「やりがい」、モチベーション

  • 電力という最も身近なエネルギーの供給によって地域経済や人々の暮らし、日常を支えていることに「やりがい」を感じます
  • 生まれ育った地域社会の発展に貢献できることがモチベーションになっています
  • 安定的に落ち着いて仕事に取り組めることはモチベーションに繋がっています
  • (電気工学の)専門知識を活かせる職場であるという点で「やりがい」を感じています
  • お客様と直接かかわる仕事で、お客様から感謝や激励の言葉をかけていただくことがあり、その瞬間はこの仕事の「やりがい」を強く感じます
  • 夜勤もありタフな仕事ですが自分の頑張りや集中力が、電力の安定供給に役立っていると感じられる点は「やりがい」に繋がっています
  • 法人営業はたとえ1%の省エネができるだけでも大きなコストを削減に繋がります。本当にお客様のためになる提案をして、採用していただき、プラン通りの効果が出てお客様によろこんでいただけることが一番の「やりがい」になっています

ガス会社に働く人の「やりがい」、モチベーション

  • ガスの安定・安全供給に対する責任感や使命感がそのまま「やりがい」になっています
  • ガス導管を守ること、お客様からの緊急通報への対応など、事故を防ぐことに対する責任感と、お客様からの感謝の言葉を頂けるときが「やりがい」を強く感じる瞬間です
  • 都市ガスで地域の皆様の暮らしを豊かにできることが「実感」できる点はこの仕事の大きな「やりがい」になっています
  • 天然ガスから取り出した水素で発電する「エネファーム」の提案に、ガス会社ならではの「やりがい」を感じます
  • 産業用エネルギーは使用量が多く、業種によってのニーズも違うため配管の設計や圧力の管理など専門的な知識が必要ないと営業できません。そのため苦労も多いですが取引金額が大きく、達成できたときの「達成感」は格別です
  • 地域に密着し、地域とともに発展できることがこの仕事のモチベーションです
  • 地域の人々のライフラインを支え、多くの人生活を支えていることが一番魅力に感じています

石油会社に働く人の「やりがい」、モチベーション

  • 世界を相手に仕事ができる事が一番「やりがい」です。職種にもよりますが比較的若いうちから海外に出るチャンスの多い業界なので、やる気さえあればビジネスピープルとしてのキャリアを磨くことができます
  • ジョブローテーションが数年ごとに行われているため、様々な業務の知識を得ることが出来、新しい仲間との出会いもある点は刺激があり、モチベ―ションに繋がっています
  • 専門知識が活かせる仕事である点と、新しい製品を開発して人や企業の役に立つことできる点が一番のモチベーションです
  • 石油会社はプロジェクトのスケールが大きく、大きな仕事を動かしていると感じることができるのが魅力です。仕事のダイナミックさやグローバルであることに大きな「やりがい」を感じます。
  • 石油の安定供給で社会を支えている、社会のインフラを向上させるという使命感がそのまま「やりがい」に繋がっています
やはりエネルギー(電力・ガス・石油)業界に勤める方は、人々や地域の暮らし、日常、経済を支え、事故や災害への対応という社会的な意義にやりがいを感じている方が多いようです。責任感や使命感を感じて、努力を重ねていくことにモチベーションを維持し、プロジェクトや業務を完遂したときの達成感や感謝の言葉が数多く挙げています。

エネルギー(電気・ガス・石油)企業への適性とは

エネルギー(電気・ガス・石油)業界には色んなタイプの企業や職種があり、細かく言えばそれぞれの適性があるため、最大公約数的に共通する部分のみを抽出して箇条書きにしておきます。

エネルギー(電気・ガス・石油)企業に向いている人

  • 人々の暮らしを支える、公共性や社会性の高い仕事に興味、関心がある人、情熱を持てる人
  • エネルギーや環境問題に対して意識が高い人、興味を持っている人
  • コミュニケ―ション能力、特に調整力や交渉力がある人。他人の意見をよく聞き、相手の状況も理解した上で、自分の考えをまとめて発言できる人、分かり易く伝える能力のある人
  • 「どんな仕事でも頑張ろう」と、前向きに取り組める人。現場の仕事や、下積み的な仕事でもちゃんと取り組める責任感のある人
  • 組織の中で協調し合い、チームプレイで仕事ができる人。調整・バランス感覚がある人。
  • 物事を自分の頭で考え、客観的、論理的な思考ができる人。その上でリスク予知やリスク管理も得意な人
  • 知識欲や知的好奇心が高い人。自主的に勉強にも取り組める向上心の高い人
  • 自ら問題や課題をみつけ、その克服や改善に主体的に取り組める人。チャレンジ精神や行動力がある人
  • 忍耐力、タフさ、粘り強さがある人、物事を最後までやり切る責任感のある人
  • 変化を嫌がらず、柔軟かつ前向き、積極的に取り組める資質
  • 自己管理能力、スケジュール管理能力がある人
  • 語学力がある人。海外志向の強い人
  • 技術・理系専門分野の基礎的な知識がある人

エネルギー(電気・ガス・石油)企業に向いていない人

 

向いていない人は向いている人の逆の資質です。重複になるので箇条書きのみでまとめておきます。

  • 公共性や社会性の高い仕事に特別な興味、関心がない人
  • エネルギーや環境問題に対して意識が薄く、特に興味・関心がない人
  • 人と良く話し合い、交渉や調整して合意点をみつけるのが苦手な人
  • 他人の話をよく聞かず、自分の意見だけを通すことだけに興味がある強引な人
  • 逆に自分の意見を発信するのが苦手な人。自分の考えをまとめて発信するのが苦手な人
  • 自分の好きな仕事やことにしか興味が持てない人。好きなこと以外は前向きに取り組めない人
  • 下積みの仕事をしたり、コツコツと努力を積み上げる仕事は「やりたくない」と思っている人
  • チームで何かを実行していく、チームで協調し合いながら仕事をしていくことが苦手な人
  • 物事を客観的、論理的に考えるのが苦手な人。むしろ主観や感性に頼った判断をしがちな人
  • リスク予知やリスク管理が苦手で、同じような失敗をしてしまいがちな人
  • 知識欲、知的好奇心、学習意欲が薄く、向上心も低い人
  • 問題や課題を人から指摘されないと動けない受動的な人
  • 問題や課題に対し鈍感で、その克服や改善に主体的な取り組みが出来ない人。チャレンジできない人。行動に移せないタイプの人
  • 忍耐力、タフさ、粘り強さがなく、物事を途中で辞めてしまうことがよくある人。すぐ諦めてしまう人。与えられた仕事を最後までできない責任感の薄い人
  • 変化を受け入れるのが苦手で、硬直的な考えの人。変化や新しいことに対して消極的な性格の人
  • 自己管理能力、スケジュール管理能力に欠け、いい加減な人
  • 語学や海外市場に対し、興味・関心・学習意欲がない人。
  • 技術・理系専門分野の基礎的知識が不十分な人
あくまで公約数的なまとめなので、エネルギー(電気・ガス・石油)企業の社員でも当てはまらない人はいますし、全部あてはまっている人は殆どいないので気にしすぎる必要はありません。

入社後の成長で克服・対応できるケースもあります。一般論としての参考にして、自己分析の結果と照らしながら検討していきましょう。

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