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【例文あり】日本生命への志望動機を魅力的に書く方法

「就活の答え」では就活生が特に気になる人気企業を選んで、書類選考を突破するための企業別志望動機の作成方法を解説します。この記事では文系の学生に人気の高い、日本生命への志望動機の例文をあげ、その作成方法を解説しています。

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では早速、例文をみてみましょう。

日本生命の志望動機(例文):エリア総合職

日本生命で取組みたい分野・仕事の内容を記入ください(300字)

将来的に貴社で取り組みたい仕事は、画期的な保険商品の企画です。私は相互扶助の精神による保険によって、出来るだけ多くの困難な状況にある人を支えたいと考え貴社を志望しています。ボランティアでひとり親の子供達の学習支援を続けてきたこともあり、特に女性や子供を経済的に支援できる保険の開発や普及は是非取り組んでみたい仕事です。貴社は日本最大の生命保険会社として大きな影響力を持ち、グローバルな事業展開を行っている点も志望理由の一つです。またインターンシップでお世話になった職員の方々の誠実さや情熱に感銘を受け、私も同じ情熱を以って成長し、貴社の事業に貢献していくことが社会への貢献に繋がると確信しています。(299文字)

企業別志望動機を書き始める前の注意点

志望動機を書き始める前に、絶対に注意しておくべきポイントをあげておきます。

  1. 自分起点、事実起点で、具体的に、ポジティブに書くこと
  2. 志望動機を構成する要素(下記参照)はあらかじめ全て考え、揃えて、文章にまとめておくこと
  3. 志望動機単独で書かない事。ES全体の回答要求項目を精査して、そのバランスの中で何をどの質問に対してメインの要素として書いていくかを決めてから書くこと
  4. ES全体の質問の回答要求項目に対し、文字数制限やスペース制限に従って結論ファーストでドラフトをつくる
  5. ドラフトが完成したら、その上で面接の質問やつっこみ、会話のつかみを想定して志望動機の論理の一貫性が保たれているか、面接のつっこみ質問に耐えられるかを想定し、推敲、改善すること
  6. 完成したら信頼のおける友人や近親者に読んでもらい第三者のアドバイスをもらうこと。リクルーターにコンタクトできる場合は、見てもらえるかを相談してみること
  7. PC上で文字数制限内(少なくとも80%以上)で書き上げ、誤字・脱字をチェックし、手書きの場合はできるかぎり丁寧に、読みやすく清書すること

従ってES解禁前の準備段階では、本サイトや他の信頼のおける就活サイトで志望企業の過去のES(直近年度及びその前)のES内容を把握しておきましょう。

稀に企業の独自の考え方でESに「志望動機」を求めない会社も存在します。その場合でも志望動機は面接時に質問されると考え、以下に解説するロジックに従って作成しておいて下さい。

志望動機の作り方

志望動機の作り方のフローは「志望動機に、あなただけの説得力を増す方法」で詳しく解説しています。作成したことがない方は参照してください。

「就活の答え」では、学生に人気のある50の業界・業種別に志望動機の書き方を解説しています。これらの記事も実践的に具体的な企業名をあげ、過去のESの設問に従って50社の志望動機の作り方を解説しています。以下の記事も是非参考にして下さい。

この記事では、自己分析や企業研究を既に行い志望企業が定まった方が、具体的な企業を例に、どのように志望動機を書くべきかを解説します。

志望動機のロジック

「就活の答え」では、以下のチャートでの志望動機のロジックを推奨しています。「本当のあなた」の価値観から積み上げていくロジックです。

正攻法ですが、ESや面接における他の重要視される質問、例えば「学生時代に最も力を入れて行ったことと、具体的な成果」、「最も大きなチャレンジ」、「主体的に周囲の人を巻き込んで行った経験と成果」、「組織の中での役割や行動」、「あなたがこれまで挫折や困難を乗り越えた経験」、「他人に負けない自分の強み」等々を答えなければならないため、自分の性格や価値観に紐づいた経験や事実、そこから見出されるあなたの強みと企業選択の理由を結び付けることは非常に重要なエクササイズなのです。

このロジックの一貫性が「就活の軸」です。この軸の説得力があることがESや面接での戦闘力になります。

一部の学生は報酬や福利厚生の良さ、世間体、誰もが知っている大企業、人気企業、上場企業や格好よさげな業界や企業群から企業を選び、赤枠で囲った企業選択理由(志望動機)を考え、後付けでその下の構造を作っていく人もいます。そのやり方自体は理解できますが、お勧めはできません。

そのやり方は時間をセーブできるかもしれませんが、まともな企業であれば一部のハイパー学生(学歴も実績、能力が志望企業の水準に比べてずば抜けて高い学生)しか通用しないでしょう。

あとは人手不足でどんな学生でも欲しい企業、ブラック企業、ブラックでなくても早期離職が当たり前の厳しい業界や企業であれば内定は取れるでしょう。しかしそれは皆さんが望んでいることではないはずです。

人事担当や面接官はその企業で評価されている人達です。企業研究の深さや動機の強さ、弱さ、適性はすぐに分かってしまいます。

また日本生命の場合、金融機関としての厳格なコンプライアンスの徹底が前提です。保険金の正当な支払いは当然ですが、勧誘にあたって「嘘」や「誤魔化し」、「不誠実な対応」があれば、社会的な信用やブランド価値を大きく棄損してしまいます。

そのため選考過程で志望者に「嘘」や「ごまかし」、「不誠実さ」が感じられればなおさら選考を通過させません。

日本生命はインターンシップに力を入れており、学生からの評価も高い「身になる」内容になっています。インターンシップへの参加により、本気で志望する学生も多い傾向です。

企業研究をしっかり行うことは基本中の基本です。生命保険の事業の本質を理解することは大前提ですが、日本生命のビジョン、ビジネスモデルやキャリア形成に対する方針、中長期の経営計画を踏まえ、自分起点の志望動機を作成していきましょう。

日本生命への志望動機(例文)の解説:(エリア総合職)

それでは上記のロジックで積み上げた、日本生命への志望動機を再度例示しておきます。

生命保険会社の志望動機は、「会社志望動機」、「職種志望動機」を問うものが多い傾向です。日本生命の場合は「日本生命で取組みたい分野・仕事の内容」を問う設問に対する記述を例文としています。

再掲:日本生命で取組みたい分野・仕事の内容を記入ください(300字)

将来的に貴社で取り組みたい仕事は、画期的な保険商品の企画です。私は相互扶助の精神による保険によって、出来るだけ多くの困難な状況にある人を支えたいと考え貴社を志望しています。ボランティアでひとり親の子供達の学習支援を続けてきたこともあり、特に女性や子供を経済的に支援できる保険の開発や普及は是非取り組んでみたい仕事です。貴社は日本最大の生命保険会社として大きな影響力を持ち、グローバルな事業展開を行っている点も志望理由の一つです。またインターンシップでお世話になった職員の方々の誠実さや情熱に感銘を受け、私も同じ情熱を以って成長し、貴社の事業に貢献していくことが社会への貢献に繋がると確信しています。(299文字)

要素の分解:

結論 1(日本生命で取り組みたい分野・仕事):

  • 将来的に貴社で取り組みたい仕事は、画期的な保険商品の企画です
    • →結論ファーストで、取り組みたい分野・仕事を簡潔に表明

 

結論のRTB (Reason to believe)

  • 私は相互扶助の精神による保険によって、出来るだけ多くの困難な状況にある人を支えたいと考え貴社を志望しています
    • →志望者ならではの情報(価値観)と生命保険事業、日本生命を連結

 

結論の具体的な記述とRTB(Reason to believe):

  • ボランティアでひとり親の子供達の学習支援を続けてきたこともあり、特に女性や子供を経済的に支援できる保険の開発や普及は是非取り組んでみたい仕事です
    • →志望者ならではの情報(経験・取り組んできたこと)を理由として表現し、日本生命の事業の分野から、取り組みたい仕事を具体的に記述

 

  • 貴社は日本最大の生命保険会社として大きな影響力を持ち、グローバルな事業展開を行っている点も志望理由の一つです
    • →日本生命ならではの情報を、「出来るだけ多くの困難な状況にある人を支えたい」という志望者の動機と連結

 

  • またインターンシップでお世話になった職員の方々の誠実さや情熱に感銘を受け
    • →志望者の経験による、日本生命ならではの情報を連結

 

まとめ:

  • 私も同じ情熱を以って成長し、貴社の事業に貢献していくことが社会への貢献に繋がると確信しています
    • →入社後の仕事に取り組む姿勢を意欲として表現し、冒頭の結論を補強

まとめ

ESの設問のパターンによって答え方、書き方をアレンジする必要はありますが、志望動機のロジックツリーはあらかじめ作っておけるはずです。

あなたの軸が強ければ後は書き方を工夫すれば良いだけです。分解した要素を参考にしながら、自分のオリジナルを作っていくことです。

日本生命の場合、志望動機関連の記述ボリュームがそれほど多くないため、志望者の強みや長所、それが発揮できた具体的な事実は、ガクチカや他の設問での回答でフォーローしておきましょう。

またこの例文のようにインターンシップに参加できた人は、その体験を通じての気づきや感動、日本生命の職員から得られたものを理由にあげることで、実際の体験を通じた「日本生命ならでは」を表現することも非常に有効です。インターンシップの厳しい選考を参加できた方はぜひ検討してみて下さい。

稀にESで志望動機の記述を求めない企業もありますが、面接では志望動機関連の質問は絶対にありますので、しっかり準備をしておきましょう。

ESの質問項目は毎年少しずつ変わる場合もありますが、志望動機のロジックツリーがしっかりできていれば問題ありません。

そして下書きができたら信用のおける第三者にみてもらい、ブラシュアップをしていきましょう。

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