【例文あり】楽天への志望動機を魅力的に書く方法

2021/07/08

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「就活の答え」では就活生が特に気になる人気企業を選んで、書類選考を突破するための企業別志望動機の作成方法を解説します。

この記事では就活生に人気の高い、インターネットを通じて多様なビジネスを展開している楽天への志望動機の例文をあげ、その作成方法を解説しています。

下の目次の項目をクリックすれば読みたい箇所に遷移します。

では早速、例文をみてみましょう。

Contents

志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう

楽天への志望動機（例文）：ビジネス総合職
- 弊社（楽天）を志望する理由を教えてください。（0～400文字以内）
企業別志望動機を書き始める前の注意点
志望動機の作り方
志望動機のロジック
楽天への志望動機（例文）の解説：ビジネス総合職
- 再掲：弊社（楽天）を志望する理由を教えてください。（0～400文字以内）
まとめ
志望動機が書けない時に！志望動機ジェネレーターを活用してみよう

志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう

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楽天への志望動機（例文）：ビジネス総合職

弊社（楽天）を志望する理由を教えてください。（0～400文字以内）

私は、実現していない新しい価値を生み出し、事業化することを就職活動の軸にしている。その軸から、貴社はアイディアを事業化する上で最高の文化とインフラを有する企業であると考えたことが最大の志望理由である。私はネットビジネスのインターンとして新規事業の提案や、既存事業の改善提案で実績を残せたという自負がある。またビジネスコンテストにも積極的にトライし入賞もしているが、課題をみつけてそれを解決していくプロセスが、自分が最も熱くなれることを自覚した。貴社はイノベーションを通じて人と社会をエンパワーメントすることを標榜しており、実際に創業以来70を超えるサービスを展開し、「楽天経済圏」を構築、さらにそれを日本のみならずグローバルに拡大しようとしている。貴社の起業家精神とスピード感、グローバル市場へのエンビジョンは他社にないものであり、私が共感し、また挑戦したいとフィールドであることから貴社を志望する。（399文字）

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企業別志望動機を書き始める前の注意点

志望動機を書き始める前に、絶対に注意しておくべきポイントをあげておきます。

自分起点、事実起点で、具体的に、ポジティブに書くこと
志望動機を構成する要素（下記参照）はあらかじめ全て考え、揃えて、文章にまとめておくこと
志望動機単独で書かない事。ES全体の回答要求項目を精査して、そのバランスの中で何をどの質問に対してメインの要素として書いていくかを決めてから書くこと
ES全体の質問の回答要求項目に対し、文字数制限やスペース制限に従って結論ファーストでドラフトをつくる
ドラフトが完成したら、その上で面接の質問やつっこみ、会話のつかみを想定して志望動機の論理の一貫性が保たれているか、面接のつっこみ質問に耐えられるかを想定し、推敲、改善すること
完成したら信頼のおける友人や近親者に読んでもらい第三者のアドバイスをもらうこと。リクルーターにコンタクトできる場合は、見てもらえるかを相談してみること
PC上で文字数制限内（少なくとも80％以上）で書き上げ、誤字・脱字をチェックし、手書きの場合はできるかぎり丁寧に、読みやすく清書すること

従ってES解禁前の準備段階では、本サイトや他の信頼のおける就活サイトで志望企業の過去のES（直近年度及びその前）のES内容を把握しておきましょう。

稀に企業の独自の考え方でESに「志望動機」を求めない会社も存在します。その場合でも志望動機は面接時に質問されると考え、以下に解説するロジックに従って作成しておいて下さい。

志望動機の作り方

志望動機の作り方のフローは「志望動機に、あなただけの説得力を増す方法」で詳しく解説しています。作成したことがない方は参照してください。

志望動機に、あなただけの説得力を増す方法

「就活の答え」では、学生に人気のある５０の業界・業種別に志望動機の書き方を解説しています。これらの記事も実践的に具体的な企業名をあげ、過去のESの設問に従って50社の志望動機の作り方を解説しています。以下の記事も是非参考にして下さい。

【例文あり】業界・業種別、就活で人気の50社の志望動機を徹底解説

この記事では、自己分析や企業研究を既に行い志望企業が定まった方が、具体的な企業を例に、どのように志望動機を書くべきかを解説します。

志望動機のロジック

「就活の答え」では、以下のチャートでの志望動機のロジックを推奨しています。「本当のあなた」の価値観から積み上げていくロジックです。

楽天やヤフーJapanのESや、面接における他の重要視される質問は、例えば「学部・学科の専攻の理由、研究内容について」や「学生時代に頑張ったこと/チャレンジしたことと具体的エピソード」、「部活やサークルでの成果」、「周囲の人を巻き込んで行った経験と成果」、「実現したいこと」「これまでの人生で最も感銘を受けた出来事（または人）とその理由」等々になります。

これらの質問に的確に答えなければならないため、自分の性格や価値観に紐づいた経験や事実、そこから見出されるあなたの強みと企業選択の理由を結び付けることは非常に重要なエクササイズなのです。

このロジックの一貫性が「就活の軸」です。この軸の説得力があることがESや面接での戦闘力になります。

一部の学生は報酬や福利厚生の良さ、世間体、誰もが知っている大企業、人気企業、上場企業や格好よさげな業界や企業群から企業を選び、赤枠で囲った企業選択理由（志望動機）を考え、後付けでその下の構造を作っていく人もいます。そのやり方自体は理解できますが、お勧めはできません。

そのやり方は時間をセーブできるかもしれませんが、まともな企業であれば一部のハイパー学生（学歴も実績、能力が志望企業の水準に比べてずば抜けて高い学生）しか通用しないでしょう。

あとは人手不足でどんな学生でも欲しい企業、ブラック企業、ブラックでなくても早期離職が当たり前の厳しい業界や企業であれば内定は取れるでしょう。しかしそれは皆さんが望んでいることではないはずです。

人事担当や面接官はその企業で評価されている人達です。企業研究の深さや動機の強さ、弱さ、適性はすぐに分かってしまいます

特にインターネットビジネスの最前線で戦っている人々は、若手でも重要な仕事を任され、多くの人々とビジネスを行っている点で経験も豊富であり、この業界特有の人材像を持ち、ケミストリーが合うか等を見抜く能力がある人たちです。

またデータを扱うビジネスであるため、説明に論理的整合性があることもチェックします。

その意味で、選考過程において語られる学生の「嘘」や「ごまかし」、「不誠実さ」には敏感にセンサーを働かせます。「嘘」では面接官の心は動かせないことを認識しておきましょう。

楽天への志望動機（例文）の解説：ビジネス総合職

それでは上記のロジックで積み上げた、楽天への志望動機を再度例示しておきます。

この年のESの志望動機に関連する設問は、「楽天を志望する理由」を400字以内で答える内容になっていました。またカンパニー、事業を選択してその理由を400文字以内で答えるため、各事業内容をすべて調べ、最も自分のモチベ―ションにあうものを選び、その理由も自分のことばで論理的に答えられるようにしておきましょう。

この記事では企業の志望理由に沿って、解説していきます。

再掲：弊社（楽天）を志望する理由を教えてください。（0～400文字以内）

要素の分解：

結論：楽天を志望する理由

私は、実現していない新しい価値を生み出し、事業化することを就職活動の軸にしている。その軸から、貴社はアイディアを事業化する上で最高の文化とインフラを有する企業であると考えたことが最大の志望理由である
- →この設問では「理由」を聞いているため、楽天の特徴を理由として挙げがちであるが、あえて志望者側の理由を結論ファーストで書くことで「志望者の意思・意欲」を強調する
- →その上で、何故楽天が、それを満たすのかという理由を志望者の言葉（価値観）で表現する

結露のRTB　（Reason to believe）

私はネットビジネスのインターンとして新規事業の提案や、既存事業の改善提案で実績を残せたという自負がある。またビジネスコンテストにも積極的にトライし入賞もしているが、課題をみつけてそれを解決していくプロセスが、自分が最も熱くなれることを自覚した
- →志望者が上記の結論に至った根拠を志望者ならではの情報（経験・強み・実績・価値観）で根拠づける

貴社はイノベーションを通じて人と社会をエンパワーメントすることを標榜しており、実際に創業以来70を超えるサービスを展開し、「楽天経済圏」を構築、さらにそれを日本のみならずグローバルに拡大しようとしている
- →志望者が上記の結論に至った根拠を楽天ならではの情報（歴史・実績・企業戦略）で根拠づける

まとめ：

貴社の起業家精神とスピード感、グローバル市場へのエンビジョンは他社にないものであり、私が共感し、また挑戦したいとフィールドであることから貴社を志望する
- →楽天特有のカルチャー、ビジネススタイルや基盤となるものと志望者の意欲を連結して文を結ぶ

まとめ

ESの設問のパターンによって答え方、書き方をアレンジする必要はありますが、志望動機のロジックツリーはあらかじめ作っておけるはずです。あなたの軸が強ければ後は書き方を工夫すれば良いだけです。

楽天の採用スタイルは志望者の希望と、志望者の特性を総合的に判断し選考を行います。しかし非常に多くのビジネスを行い、そのスピードも速いことから、入社後のキャリアパアスという意味では多くの事業やセクションへの配属先や職務内容があり、本人の希望のより自由応募できる仕組みもあります。

従って「この分野だけしかしたくない」という印象を与えてしまうような「狭い」書き方はやめておきましょう。志望者にエキスパティーズがある場合でも、大きなビジョンから落とし込んでいくことを試みましょう。

別の設問では興味があるカンパニーや事業を選択するため、志望動機は企業研究をしっかり行ってから書く必要があります。

志望者にずば抜けた専門性と、それに基づく「実現したいこと」が明確な場合はそれを強調する方法もありですが、この設問においてもあまり近視眼的にならずに、大きなビジョンを持ち、能力はそれを実現するための手段と位置付けることをお勧めします。

また、会社志望動機との整合性もチェックしてください。バラバラ、別のベクトルになっていると説得力に欠けるESになってしまいます。

最後に念のためですが、楽天の社内公用語は英語です。入社までにTOEIC　800点を取得することが義務づけられます。(選考時は、TOEICの点数は証明と共に必要ですが、800点以下でもOKです）

ESの質問項目は毎年少しずつ変わる場合もありますが、志望動機のロジックツリーがしっかりできていれば問題ありません。

そして下書きができたら信用のおける第三者にみてもらい、ブラシュアップをしていきましょう。

そして面接に進めた際は、志望動機関連の詳細な質問は絶対にありますので、具体的に答えられるようにしっかり準備をしておきましょう。

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