面接を受けたら、必ずその記録を残しましょう。面接の結果が「良い」、「悪い」との自己評価に関わらず、全ての面接に対して行いましょう。
目的は、失敗を繰り返さず、改善することに尽きます。
この記事ではどのような記録を残し、どう分析して改善していけばよいのかを解説していきます。
Contents
面接PDCAノートの記録の仕方
面接PDCAノートは、面接のできる限り直後、記録がフレッシュなうちに作ることです。作り方はシンプルです。できるだけその面接の状況と質疑内容を忠実に記録しておくだけです。
状況とは、企業名、第〇次の面接、日付、企業側面接官の人数と個別の特徴、学生側が複数の場合はその属性と特徴、部屋の状況と雰囲気、気になったこと等です。
質疑内容とは、質問とその回答を時系列に、記憶できている限りできるだけ細かく正確に書いていきます。その際、面接官のリアクションや雰囲気、自分の心理状態、声のトーンや姿勢なども記録していきます。
面接ノートの分析の仕方
面接を終わって、その面接全体と質疑内容に対する自分の感想、分析、反省点、良かったと思った点をまとめておきます。
きれいに一覧でまとめ直すよりは、自分の答えに紐づけて、リアルな感覚がよみがえるような書き方の方が良いです。
質疑ごとの分析コメントと、面接への準備に対する反省や次の面接へ準備すべきことをまとめておきましょう。
面接の質疑に対するPDCAのチェックポイント:
- 面接官の質問の内容を正確に理解できたか?
- 面接官の質問の意図を理解、判断できたか?
- 面接官の質問の意図を正しく理解、判断して適切な答えを返せたか?(言い間違いや用語ミスはなかったか?)
- 自分の主張を裏付ける根拠や経験を適切に伝えられたか?
- 結論ファーストで答えられたか?
- 答えとともに感情や意欲、熱意を伝えられたか?
- ESで伝えた自分の「強み」を伝えられたか?
- ESで伝えた「志望動機」のエッセンスや就活の軸を伝えられたか?
- 抽象論ではなく、自身の行動がイメージできるような答えやそれを根拠づけるエピソードが伝えられたか?
- 企業が求める人材像、キーワードを意識して的確に答えられたか?
- 一方通行の一問一答で終わることなく、会話が繋がるフローになったか?面接の雰囲気が凍り付いたり、白けた雰囲気にならなかったか?
面接全体に対するPDCAのチェックポイント:
- 企業研究を見直したか?
- 提出したESを見直したか?
- (前回の)面接の反省点に対し改善する努力をしたか?
- 集合時間・開始時間に対し、時間的に十分な余裕があったか?
- 緊張レベルは?
- 口調(早口ではなかったか、ハキハキと元気に答えられたか、自信を持って答えられたか)、ルックス(身だしなみ、服装、笑顔になれたか、姿勢)は適切であったか?
- 面接官の態度や雰囲気は良かったか?悪かったか?その原因は何だと思うか?
- 全体を通して、自分の良さ(性格・人となり・強み)を伝えられたと思うか?一番伝えたかった自分の良さは「何で」、それが伝えられないと思う時、その原因は何だったと思うか?
- 面接を通じて一番よかったことは?良かったと思う根拠は何か?
- (WEB面接の場合)適切にPCやタブレットの操作が行えたか。画像・音声・アングル・背景等に問題がなかったか。ベストな状況で準備できたか
面接の改善ポイントをまとめる方法:
上記の面接の質疑と全体に対するチェックポイントにおいて、ネガティブな要素に対し、どう答えれば良かったか、どう準備すべきだったか、何をすれば改善できるかを考え、いつまでに、何を、どう行うまで落とし込んだ行動プランをつくる。それを実践することが全てです。
全て完璧にはできないかもしれませんが、自分が重要度が高いと思うポイントから改善することです。
行動プランまでつくったら、信用のおける社会人の近親者やOB/OG、リクルーターにコンタクト可能な場合はリクルーター、就活サービスのコンサルタントに見てもらいアドバイスを得られればより精度の高い改善ができます。
恥ずかしいかもしれませんが、その壁を越えて主体的に動いていきましょう。
面接は数度あり、就活プロセスで最も困難なプロセスです。企業からのフィードバックはないため、自分で改善していくしかありません。そのために記録は非常に重要なツールになります。
アドバイスを受けるにも、出来事を言語化しておくことは重要なので、必ず行っていきましょう。
面接の反省→改善のサイクルは当たり前のようですが、ちゃんとできていない学生も多いので、差がつくポイントです。少しの努力でできることなので、どんなに時間がなくても必ず振り返りと記録だけは行っておきましょう。
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