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【例文あり】良品計画への志望動機を的確にする書き方

「就活の答え」では就活生が特に気になる人気企業を選んで、書類選考を突破するための企業別志望動機の作成方法を解説します。

この記事では小売業の中でも就活人気が高い、良品計画への志望動機の例文をあげ、その作成方法を解説しています。

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では早速、例文をみてみましょう。

良品計画への志望動機(例文):総合職 (全国転勤)

入社後自分が無印良品の店長になったら、どのように店舗経営をしたいですか?(400文字以下)

 地域の人々に愛され、生活に必要不可欠なお店として日常的に来店していただける店舗になれるような店舗経営をしたいです。無印良品は、広告やWEBよりも、実際の店舗がお客様に商品の良さ、コンセプトや品質、価格を知っていただく大切な場だと考えています。店長を含め店舗で働くすべての人が、お客様と繋がり、コアなファンを作る活動を行います。具体的には、まず店舗スタッフ全員が、自発的にSNSや口コミによって店舗を核としたコミュニティを広げていく環境をつくります。店長はスタッフの信頼を得られるように、率先して地域との結びつきが強め、地域商材の独自仕入れや、フードロスを回避する寄付、自治体との連携によるエコ活動等の地域貢献活動も企画し、実現したいと考えています。これらの活動により店舗の業績を上げ、そのことが私を含め、店舗に係るスタッフ全員のモチベーション向上に繋がる仕組みを作り、好循環が継続する店舗経営を目指します。(399文字)

企業別志望動機を書き始める前の注意点

志望動機を書き始める前に、絶対に注意しておくべきポイントをあげておきます。

  1. 自分起点、事実起点で、具体的に、ポジティブに書くこと
  2. 志望動機を構成する要素(下記参照)はあらかじめ全て考え、揃えて、文章にまとめておくこと
  3. 志望動機単独で書かない事。ES全体の回答要求項目を精査して、そのバランスの中で何をどの質問に対してメインの要素として書いていくかを決めてから書くこと
  4. ES全体の質問の回答要求項目に対し、文字数制限やスペース制限に従って結論ファーストでドラフトをつくる
  5. ドラフトが完成したら、その上で面接の質問やつっこみ、会話のつかみを想定して志望動機の論理の一貫性が保たれているか、面接のつっこみ質問に耐えられるかを想定し、推敲、改善すること
  6. 完成したら信頼のおける友人や近親者に読んでもらい第三者のアドバイスをもらうこと。リクルーターにコンタクトできる場合は、見てもらえるかを相談してみること
  7. PC上で文字数制限内(少なくとも80%以上)で書き上げ、誤字・脱字をチェックし、手書きの場合はできるかぎり丁寧に、読みやすく清書すること

従ってES解禁前の準備段階では、本サイトや他の信頼のおける就活サイトで志望企業の過去のES(直近年度及びその前)のES内容を把握しておきましょう。

稀に企業の独自の考え方でESに「志望動機」を求めない会社も存在します。その場合でも志望動機は面接時に質問されると考え、以下に解説するロジックに従って作成しておいて下さい。

志望動機の作り方

志望動機の作り方のフローは「志望動機に、あなただけの説得力を増す方法」で詳しく解説しています。作成したことがない方は参照してください。

「就活の答え」では、学生に人気のある50の業界・業種別に志望動機の書き方を解説しています。これらの記事も実践的に具体的な企業名をあげ、過去のESの設問に従って50社の志望動機の作り方を解説しています。以下の記事も是非参考にして下さい。

この記事では、自己分析や企業研究を既に行い志望企業が定まった方が、具体的な企業を例に、どのように志望動機を書くべきかを解説します。

志望動機のロジック

「就活の答え」では、以下のチャートでの志望動機のロジックを推奨しています。「本当のあなた」の価値観から積み上げていくロジックです。

正攻法ですが、ESや面接における他の重要視される質問、例えば近年の良品計画のエントリーシートでは、「あなたの強みは何か。またそれを良品計画でどう活かしたいか」、「あなたがこれまでの人生で最後まで粘り強くやり遂げたこと」、「就職活動におけるこだわり、軸は何か」、「初めて会う人に専攻内容を分かりやすく教えてください」、「特技」、「趣味」、「アルバイト経験」、「良品計画に共感したこと、その理由」、「10年後どんな人になりたいか」、「人と接するときに大切にしていること」、「WEBセミナーの感想」等々の設問で構成されていました。

また面接ではES以外の質問にも答えなければならないため、自分の性格や価値観に紐づいた経験や事実、そこから見出されるあなたの価値観や強みと企業選択の理由を結び付けることは非常に重要なエクササイズなのです。

このロジックの一貫性が「就活の軸」です。この軸の説得力があることがESや面接での戦闘力になります。

一部の学生は報酬や福利厚生の良さ、世間体、誰もが知っている大企業、人気企業、上場企業や格好よさげな業界や企業群から企業を選び、赤枠で囲った企業選択理由(志望動機)を考え、後付けでその下の構造を作っていく人もいます。そのやり方自体は理解できますが、お勧めはできません。

そのやり方は時間をセーブできるかもしれませんが、まともな企業であれば一部のハイパー学生(学歴も実績、能力が志望企業の水準に比べてずば抜けて高い学生)しか通用しないでしょう。

あとは人手不足でどんな学生でも欲しい企業、ブラック企業、ブラックでなくても早期離職が当たり前の厳しい業界や企業であれば内定は取れるでしょう。

人事担当や面接官はその企業で評価されている人達です。企業研究の深さや動機の強さ、弱さ、適性はすぐに分かってしまいます。

また、接客を含めた体験価値を重視している業態では、店舗で働いている「人」が表出するブランドの価値は非常に重要です。

販売している商品の品質が良いこと、店舗が清潔で商品が選びやすいことや、接客が丁寧であり洗練されていることが当然であるため、そうでないことが起きることはブランドの価値を大きく棄損することになります。

また良品計画の場合は、独自のブランドコンセプトが全商品に貫かれており、それを「良品」として商品を販売しているため、商品知識や接客品質の高さ、顧客との「信頼関係」がコアなファンやリピーターをつくるビジネスモデルです。

そのため選考過程で志望者に、人としての「嘘」や「ごまかし」、「不誠実さ」が感じられれば選考を通過させることはないでしょう。

企業研究をしっかり行うことは基本中の基本です。良品計画のビジョンや、ブランドに対する考え方、ビジネスモデルやキャリア形成に対する方針、中長期の経営計画を踏まえ、自分起点の志望動機を作成していきましょう。

良品計画の新卒採用は通年採用に変更

良品計画では、2021年9月より新卒採用は常時エントリー、選考受付をする通年採用を開始しています。

応募は、定時入社コース(4月1日入社)でも、学年問わず、専門・短大・大学・大学院に在学中であり、内定後、在学中無印良品でのアルバイト勤務が可能な学生で、卒業年度4月1日に入社が出来ることが条件となっているため注意が必要です。

入社後は全員店舗に配属され、入社3年で店長を経験することが人材育成方針の基本です。

また採用情報サイトには、「仲間に入って欲しい人材」として、良品計画の目指すビジョンに共感し、面白がって一緒に挑戦してくれる人、「仕事を通じて、社会や人の役に立ちたい人」という明確な人材像が示されています。

更に、以下にあげる資質を持った人材を求めていることを明示しています。

  • 商品、サービス、活動を通して、生活者の本質的な生活の質を向上することに役立ちたい人
  • 社会や人の役に立つために、社会課題に敏感に呼応し、課題解決に役立つことを考え行動できる人
  • ビジョンを描き、主体的に周りを巻き込める人
  • 早く一人前になりたいと考え行動し、その後もずっと成長し続けたい人
  • 多様な考えや価値観を理解し、協働し、周囲の人々の成長に貢献できる人
  • 同僚や関係者、仕事に対して、誠実に倫理的で正しい判断をしようとする人

一般的な企業と比べて、新卒人材に何を求めているかが明確になっていることから、志望動機に関連する質問も「無印良品の店長になったら、どのように店舗経営をしたいか」という非常に具体的な内容になっています。

一般的な企業の「やってみたいこと、挑戦したいこと」というレベルではなく、無印良品、もしくはMUJIの店舗の店長として、どのように店舗経営をしたいかという、スペシフィックな回答を求めているのです。

この問いに的確に答えるには、求める人材像をイメージするのは当然ですが、良品計画が「第二創業」としてどのようなことを店舗運営に求めているのかをしっかり理解しておく必要があります。

採用情報や企業のWEBサイトを詳細にチェックして理解すると同時に、有価証券報告書等で現状と課題、2030年のビジョンもしっかり理解しておくことをおススメします。

そしてできれば無印良品の実際の店舗でアルバイトを経験してみましょう。行動や体験がものを言う小売業であるため、実体験によって得られるものは就活においても強力な武器となります。

良品計画への志望動機(例文)の解説:(総合職全転勤)

それでは上記のロジックで積み上げた、良品計画への志望動機を再度例示しておきます。

再掲:入社後自分が無印良品の店長になったら、どのように店舗経営をしたいですか?(400文字以下)

地域の人々に愛され、生活に必要不可欠なお店として日常的に来店していただける店舗になれるような店舗経営をしたいです。無印良品は、広告やWEBよりも、実際の店舗がお客様に商品の良さ、コンセプトや品質、価格を知っていただく大切な場だと考えています。店長を含め店舗で働くすべての人が、お客様と繋がり、コアなファンを作る活動を行います。具体的には、まず店舗スタッフ全員が、自発的にSNSや口コミによって店舗を核としたコミュニティを広げていく環境をつくります。店長はスタッフの信頼を得られるように、率先して地域との結びつきが強め、地域商材の独自仕入れや、フードロスを回避する寄付、自治体との連携によるエコ活動等の地域貢献活動も企画し、実現したいと考えています。これらの活動により店舗の業績を上げ、そのことが私を含め、店舗に係るスタッフ全員のモチベーション向上に繋がる仕組みを作り、好循環が継続する店舗経営を目指します。(399文字)

要素の分解

結論:入社後自分が無印良品の店長になったら、どのように店舗経営をしたいか

  • 地域の人々に愛され、生活に必要不可欠なお店として日常的に来店していただける店舗になれるような店舗経営をしたいです
    • →「どのように」に答える前提として、「どんな」店舗経営を目指すのかを、志望者独自の視点で記述
    • →前提として、良品計画が「第二創業」で目指す店舗の機能を理解しておくことが重要
  • 無印良品は、広告やWEBよりも、実際の店舗がお客様に商品の良さ、コンセプトや品質、価格を知っていただく大切な場だと考えています
    • →何故、「地域の人々に愛され、生活に必要不可欠なお店として日常的に来店していただける店」としたのかを、志望者独自の考え方・視点を根拠として記述(RTB: Reason to believe)
    • →「日常生活の基本を担う」、「地域への土着化」(2030年ビジョン)において、「店舗の役割」を志望者の視点で解釈して記述
  • 店長を含め店舗で働くすべての人が、お客様と繋がり、コアなファンを作る活動を行います
    • →どのように、「地域の人々に愛され、生活に必要不可欠なお店として日常的に来店していただける店」をつくるのか結論
  • 具体的には、まず店舗スタッフ全員が、自発的にSNSや口コミによって店舗を核としたコミュニティを広げていく環境をつくります
    • →「店舗で働くすべての人が、お客様と繋がり、コアなファンを作る活動」をどのように行うのかを、更に具体的に記述
  • 店長はスタッフの信頼を得られるように、率先して地域との結びつきが強め、地域商材の独自仕入れや、フードロスを回避する寄付、自治体との連携によるエコ活動等の地域貢献活動も企画し、実現したいと考えています
    • →「店舗で働くすべての人が、お客様と繋がり、コアなファンを作る活動」をするために、「店長」として行う事、役割を志望者の視点で記述
  • これらの活動により店舗の業績を上げ、そのことが私を含め、店舗に係るスタッフ全員のモチベーション向上に繋がる仕組みを作り、好循環が継続する店舗経営を目指します
    • →店舗「経営」に関する質問のため、その回答は単なる理想論やフラッシュアイデアではなく、日常的な店舗運営で実績(売上・利益)を積み上げていくことの重要性や、スタッフのモチベーションがそれに大きく影響していることを理解して書くこと
    • →意欲の表現で文を締める

まとめ

ESの設問のパターンによって答え方、書き方をアレンジする必要はありますが、志望動機のロジックツリーはあらかじめ作っておけるはずです。あなたの軸が強ければ後は書き方を工夫すれば良いだけです。

要素の分解の→以下の要素を参考にしながら、自分のオリジナルを作っていくことです。例文は要素や文脈、構成の参考に止め、内容は自分自身の言葉で紡いでいきましょう。

良品計画のエントリーシートの場合、志望者の強みや長所、それが発揮できた具体的な事実は、「あなたの強みは何か。またそれを良品計画でどう活かしたいか」、「あなたがこれまでの人生で最後まで粘り強くやり遂げたこと」、「アルバイトの経験」、「専攻」、「特技」等の設問に対する回答の中に詳しく盛り込み、ES全体で一貫した「あなた」が伝わるように工夫してください。

また良品計画のインターンシップに参加できた人は、その体験を通じての気づきや感動、良品計画の社員から得られたものを理由にあげることで、「店舗での気づきから考えたこと」を表現することも非常に有効です。インターンシップに参加できた方はぜひ検討してみて下さい。個人的なOB・OG訪問ができた人やアルバイトでの経験も同様です。

稀にESで志望動機の記述を求めない企業もありますが、面接では志望動機関連の質問は絶対にありますので、しっかり準備をしておきましょう。

そして文章化したものを信用のおける第三者にみてもらい、ブラシュアップをしていきましょう。

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