【就活Webテスト】難関のTG-WEBの計数問題：図と数の推論

正解：3

315

解き方のアプローチさえ間違わなければ、やさしい問題です。しかし間違ったアプローチでは短時間で正解を導くのは困難です。

長方形は2本の縦線と、2本の横線で構成されているため、2本の縦線の組み合わせの数と、2本の横線の組み合わせの数を掛け算すれば、全ての長方形の数が分かるという「組み合わせ」の発想ができるか否かが、この問題のキーポイントです。

縦線の組み合わせ数：　7C2=7×6/2=21

横線の組み合わせ数：　6C2=6×5/2=15

長方形の数：21 x 15= 315

正解：３

315

問題の本質を短時間でみつけるという、TＧ－WＥＢらしい問題のひとつですが、TＧ－WＥＢの問題としてはひねりが少ない問題です。この問題を「お手上げ」と思ってしまった方は、直ちにＴＧ－ＷＥＢの問題集に取り組むことをおススメします。

正解

５.：ら

この問題は、使用されている文字列が、どのような法則で並んでいるのかをみつけるアプローチがとれるか否かが、正解に近づく第一歩です。

文字の並び方の法則性に考えが及ばなかった人、法則性が見いだせなかった人は、TＧ－WＥＢの従来型計数問題集に早めに取り組むことをおススメします。

「あかさたなはまやらわん」は、1行目から右、下、左と動き、左の辺に突き当たると下に1コマ動き、そこから右、右で3列目から上、上に動いて上の辺に突き当たると右に動き、そこから下へという「蛇行」という法則性を持っていることが分かります。

次に、1行Ｘ１列、2行Ｘ2列、3行Ｘ３列、4行Ｘ４列・・・にそれぞれ何個のコマが使用されているかに着目すると、それぞれ1、4、９、16と行もしくは列の数の2乗がコマ数になることが分かります

そして、偶数行の文字の進み方は、右から左へ、奇数行は必ず左辺に突き当たってから下の行に移り、そこから右に進んでいることが分かります。

ここまでを直感的に見抜けた人は、TG-WEBへの適性が高いと言えます。

問題の13行目の8列は、12行目x 12列目を完了して左辺に戻ってから、下の行（13行目）で左から8列目＝8番目の文字であることが分かります。つまり、12 x 12=144に８を足したところ152番目が求められる文字です。

「あかさたなはまやらわん」は11文字なので、152÷11=13 あまり９となります。

つまり11文字の文字列が13回繰り返し、14巡目の「あ」から数えて9番目が求める文字です。「ら」が正解となります。

あ=1、か=2、さ＝３、た＝４、な＝5、は=６、ま＝７、や＝８、ら＝９、わ＝10、ん＝11

検証図：

正解：

４．：CとD

TG-WEBには升目やタイルを使用した推論問題が良く出ます。

この問題は問題の趣旨や意図を正確に解釈することが、正解を導く第一歩です。

「上下左右の隣り合ったタイルのどれかにに自由に移動を繰り返している」のであれば2人同時に同じタイルの上に立つ可能性がないのは当たり前（ほとんどそう）じゃないか、と考えてしまうとこの問題は解けません。

この問題は「2人同時に同じタイルの上に立つ可能性がない者の組み合わせ」という条件と、「1~５の選択肢の中で正しいものを選ぶ」という二つの条件によって選択肢を狭めるという発想に立つことが重要です。

「2人同時に同じタイルの上に立つ可能性がない者の組み合わせ」とは、同じタイルに立つ可能性のある組み合わせを排除することに他なりません。

ここまで分かれば、選択肢の組み合わせを試してみて、「2人同時に同じタイルの上に立つ可能性がない者の組み合わせ」か、どうかを一つずつ検証していくというやり方にたどり着けます。

自由に一つずつ動かしていっては切がないので、最短距離で近づき合うことを試していけば、この選択肢の中では、CとDの組み合わせが、同じタイルの上に立てないことが分かります。

法則性の見極め：

同じタイルに立てる場合と、同じタイルに立てない場合の法則性を見出すことで、より早く正解に導くことができます。またより複雑な、間のタイルが多い場合にも対応できる方法です。

異なる二人の位置関係を単純化して考えると、二人の間にあるタイルの数が奇数の場合は同じタイルに立てることが分かり、間にあるタイルの個数が偶数の場合はすれ違ってしまうことが分かります。

そこで選択肢の組み合わせの二人の間のタイルの数を数えると、以下のようになります。

1. AとB＝5個
2. BとD＝7個
3. DとA＝5個
4. CとD＝4個
5. EとB＝7個

従って、偶数4の４．CとDの組み合わせが正解