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2020年4月1日現在の内定率から読み解く、21年卒就活の行方

株式会社リクルートキャリア 就職みらい研究所と株式会社ディスコ キャリタスリサーチは2021年卒就活生の4月1日(採用広報開始後1ヵ月)時点のそれぞれの調査による内定率を発表しました。

そのデータを読み解き、2021年卒就活の特徴を明らかにするとともに、今後の就活の行方と対策について解説していきます。

2021年卒就活生の4月1日時点の内定状況

リクルート就職みらい研究所とディスコ キャリタスリサーチが発表した2020年4月1日時点の内定率は、就職未来研究所が31.3%、キャリタスリサーチが34.7%という結果になりました。

前年との比較で詳しく見ていきましょう。

データ引用元:

  • 株式会社リクルートキャリア 就職みらい研究所 就職プロセス調査 (2021年卒)「2020年4月1日時点 内定状況」
  • 株式会社ディスコ キャリタス就活 2021 学生モニター調査結果 「4 月 1 日時点の就職活動調査」
4/1 内定率2021年卒2020年卒
就職みらい研究所31.3%21.5%+9.8
キャリタスリサーチ34.7%26.4%+8.3%

21年卒者の3月1日との比較

21年卒者4月1日時点3月1日時点
就職みらい研究所31.3%15.8%+15.5
キャリタスリサーチ34.7%15.9%+18.8%

新型コロナウイルスが就活にダイレクトに且つ大きな影響を及ぼしているにも関わらず、これらのデータから例年にないスピードで採用活動が進んできた、進んでいることが明らかになりました。

大手ナビサイトや大手企業の合同企業説明会が2月中旬からキャンセルになっており、方向感覚を失っている学生が多い中で、早くから就活を準備してきた学生を中心に、3人に1人は4月1日時点で内定を持っているという二極化が進んでいることが分かるデータです。

それを端的に表しているのが、インターンシップに関連するデータです。

インターンシップと内定率

リクルート 就職みらい研究所に調査による、インターンシップ経験有無の内定率は以下の結果になっています。

インターンシップ経験者の内定率
4/1時点3/1時点差分
21年卒36.20%18.20%18.0
20年卒26.00%9.20%16.8
差分10.29.0

 

インターンシップ未経験者の内定率
4/1時点3/1時点差分
21年卒20.70%7.60%13.1
20年卒13.60%7.60%6.0
差分7.10.0

 

21年卒インターンシップ経験者/未経験者
4/1時点経験者未経験者差分
21年卒36.20%20.70%15.5
20年卒26.00%13.60%12.4

20年卒との比較では、インターンシップ参加経験者、未経験者とも内定率が伸びていますが、21年卒の参加経験者と未経験者の内定率の差は15.5ポイントもあり、インターンシップへの参加が内定獲得に有利に働いていることは明らかです。

そしてその傾向は拡大していることも分かります。

キャリタスの調査では、内定を受けた企業はインターンシップに参加した企業か、参加していない企業で内訳を調査しています。その結果は、インターンシップに参加した企業から受けた内定は67%にも達していました。

インターン参加企業67%
参加していない企業33%

内定を出している企業の規模

就活生の中には、早期に内定を出している企業は新卒学生の採用に苦しんでいる中堅企業、中小企業やベンチャーが中心と考えている人もいるかもしれませんが、現実は違います。

リクルート就活みらい研究所では、4月1日時点の内定を参考データとして従業員規模別で出しています。その結果は以下の通りです。

このデータは大学生_内定取得者(就職志望者/複数回答)※大学院生除いています。従業員1000人以上の企業、5000人以上の企業が前年度と比較して早期に内定を出していることがうかがえる内容になっています。

*このデータはn数が21年卒は260、20年卒は283と違っていて、且つ大きくないため、あくまで参考としてください。

21年卒就活生の3月に行った行動から見て取れる特徴

全体の就職活動実施率は20年卒に比べて低めで推移しています。(データ引用:リクルート 就活みらい研究所)

この原因は早期内定率が高く推移し、就活を終了した学生の数を反映していることが主な要因と推測できます。

例年の傾向では早期内定を獲得しても就活を継続(就職活動実施率が落ちない)傾向がみられ、この時点の内定は、キープしておく内定という性格が強いので、就活を終えるライバルが減るということではありません。

2020年3月の活動で2019年3月と比較して顕著な差が見られ、特徴的なのは以下のデータでした。

2021年卒2020年卒
個別企業の説明会・セミナーのうち、対面(社内、会場など)で開催されるものに参加した38.1%46.4%
大学以外で開催される合同説明会・セミナーに参加した15.0%38.7%
大学で開催される合同説明会・セミナーに参加した10.1%34.6%
個別企業の説明会・セミナーのうち、Web上で開催されるものに参加した43.5%37.1%
企業に自分で撮影した動画を提出した16.3%調査項目なし
Web上での面接を受けた30.4%調査項目なし

データ引用元:リクルート 就活みらい研究所 就職プロセス調査(2021年卒)―「2020年4月1日時点 内定状況」

2021年卒の就活は、新型コロナウイルスの影響で明らかにリアルな企業との接触が制限され、WEB上、オンラインでの活動が顕著になっています。

3月末時点でオンライン面接を経験している学生も3割に達しています。まさにオンラインの重要性が高まっていることを示しています。情報格差が広がらないようにデジタルでのcapabilityを高めていきましょう。

エントリー状況と選考試験実施状況

エントリー状況と選考試験実施状況に関しては、株式会社ディスコのキャリタスリサーチの調査によると、4月1日現在の一人当たりのエントリー社数の平均は24.6社となっており、前年同時期の25.6社を若干下回って推移しています。

選考試験では、エントリーシートの平均提出社数は10.4社となり、前年同時期の9.4社を1社上回っています。

同じように、筆記・WEB試験実施社数は7.0社(前年同時期6.2社)、面接試験実施社数3.9社(前年同時期3.4社)となり、いずれも昨年を若干上回っています。

3月に入って新型コロナウイルスの影響が甚大なものになっているにも関わらず、21年卒の就活は少なくとも3月末までは早期化が継続し、進行していることが分かります。

新聞やテレビなどの大手メディアは、「就活が思うようにならない」という学生の情報を数多く取り上げています。

もちろんそれは事実ではありますが、全てではありません。むしろその情報を真に受けて「思うように進まないのはしかたがない。みんな同じだ。」という間違ったイメージやセンチメントを学生に拡散してしまい、二極化が更に進んでしまうことが心配です。

周囲の情報に惑わされず、データを冷静に分析して「やるべきこと」を着実にいていきましょう。

4月以降の就活の行方

4月以降は採用のスケジュールを延長、後ろ倒しする企業も増えると思いますが、特に就活人気の高い企業はむしろ優秀な学生の取り合いで、確実に採用するための活動を水面下で更に加速することさえ考えられます。

ここでも二極化の流れは顕著になるでしょう。企業にとって確実に欲しい学生には早期に内定を出して確保し、それ以外の採用枠は一般採用から「良い人材がいれば採用」という厳選採用が強まるでしょう。

経済の先行きが不透明なため、採用予定数に達しなくても採用活動を終了させるという企業も出てきます。特に新型コロナウイルスの影響をダイレクトに受けている業界・企業は要注意です。

4月1日時点で内定を獲得できた学生も、大半が就職活動を継続しています。自分にベストな就職先を追及したいと考えるのは当然です。

もちろん就活人気の高い企業でも一般採用枠での採用が終わった訳ではありません。5月まで会社説明会を開催している優良企業も数多いので悲観する必要はありません。

リクルートの就職未来研究所のデータでは、4月1日時点の21年卒の内定率は全体では31.3%でしたが、文系全体では27.6%、理系全体では39.9%、性別では男性35.1%、女性27.0% (就職志望者/単一回答)※大学院生除く)という割合でした。

まだまだ21年卒の採用は始まったばかりです。大半の学生は内定を得ている訳ではありません。本番はこれからです。

採用面接の動向

採用活動プロセスの開始時期 2021年卒(予定)を調査した、「就職白書2 02 0」:企業調査期間 2019年12月5日~20 2 0年1月1 4日では、面接開始時期を3月と回答した企業が35%、4月と回答した企業が25.4%、5月と回答した企業が8.3%、6月開始が7.3%という結果になっていました。

このデータだけみても、政府が要請している「就活ルール」がいかに守られていないかが分かりますが、新型コロナウイルスの影響で、採用スケジュールを見直している企業もあるため悲観する必要は全くありません。

2020年4月の段階では、緊急事態宣言がどうなるかをモニターしつつ、リアルな面接を5月のゴールデンウイーク明けからの再開を計画している企業も多いため、現在選考に残っている人は面接の準備と練習、選考の結果・過程が思わしくない方は積極的にエントリー数を増やすこと、その両方を積み上げていくことが重要です。

そして経済状況の行方が極めて不透明、心配のため一般ルートの採用活動以外で打てる手は打っておきましょう。

優良な就活サービスを上手に利用して、内定がないまま不安定な状況で卒業しなければならないリスクだけはヘッジしておきましょう。

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