Table of Contents
「辛い経験・大変だった経験」の質問に答える方法とは?
「これまで一番辛かったことは何ですか?」、「学生時代、あなたが一番大変だったことを教えて下さい」という辛い体験、困難な経験を尋ねられる場合があります。就活の面接では頻出問題の一つです。
この質問も準備をしていないと答え難い質問です。
就活用に自己PRを用意している「人生で最も力を入れたこと」や「学生時代に打ち込んだこと」は準備できていても、そのストーリーラインで語った「直面した問題」が「人生で一番といえるのか?」、「学生時代で一番大変だった」とハッキリ言い切れるか、が頭をよぎってしまうからです。
エントリーシートや面接での自己PRで展開した「直面した問題」とその解決への努力が「人生で一番」、「学生生活で一番」辛かったり、大変だったりと正直に思えるものであれば、その話のより詳細な情報(事実)と、体験、感情に臨場感を与えて語りましょう。
この記事では「それ以外の場」、どう答えるべきかを解説していきます。
質問の意図:「これまで一番辛かったことは何ですか?」、「学生時代、あなたが一番大変だったことを教えて下さい」
面接官がこの質問をする意図は、以下の4ポイントに集約できます。
- 質問の意図を理解し、自己分析の引き出しから印象に残る答えが出せるかを知りたい
- 具体的に「どんなことを一番辛い、大変」と感じるのか、ストレス耐性のレベルを知りたい
- 一番辛い、一番大変なことを、どう考えて克服しようと努力したのか、乗り越えられたのかをチェックしたい
- 一番つらい体験、大変な経験が今のあなたに活かされているか、今後の仕事に資質として活かせるレベルなのかを判断したい
チャレンジ精神や克服する力は大事ですが、それだけでは不十分なので注意してください。
「やり遂げたこと」を語るのは当然ですが、内面的な成長のスト―リーの方が面接官の心を動かすことが出来ます。
回答のポイント
Point 1: 自己分析を振り返って「人生で一番」、「学生生活で最も」を決めておく
この質問への回答が難しいのは「一番」、「最も」という最上級の修飾がされている点です。
本当にシビアで辛い体験をしてきた学生以外は「一番」と聞かれると、すぐには答えられません。辛い体験はいくつか頭に浮かんでも、どれを答えるべきか判断できないからです。
更に「正直に答えて良いのだろうか?」、「マイナスにならないかな?」、「プライベートなことなのであまり答えたくない」という考えも浮かんできますよね。
この質問に答えるには事前の準備が必要です。
特に、「人生で一番辛い体験」は自己分析を振り返って「面接で話すべきトピック」を決めておきましょう。
就活の面接には重過ぎる、非常にプライベートな話題やトラブルは避けましょう。自己PRのストーリーラインで自然に答えられるのであればベストです。
「学生時代で大変だったこと」は「学生時代に一番力をいれたこと」の裏返しで話すと一貫性もあり、自己PRの補強になります。その活動に関連した「大変だったこと」を語れば良いので、「人生で一番辛い体験」より、難易度は低いです。
この質問で、敢えて「辛かったことはない」「私は辛いこともポジティブに捉えます」という答えを推奨する就活本や情報サイトもありますが、企業や面接管によって評価が分かれますので注意しましょう。
それを前向きに評価してくれる場合もありますが、「辛いことがないなんて、あり得ない。面接用に答えているだけで、信用できない」と思う面接官や企業も多いのです。
とくに難関企業は、「自分に真摯に向き合って、弱さを体験し、それを知った上での素のあなたの強さ」を期待して、この質問をするので、「辛かったことはない」という答えは、クエッションマークがつくことを覚悟してください。
絶対なしとは言いませんが、あなたの他の答えと総合して「信じられるか」を判断することになります。
心から本当に辛いと思った体験がなければ、「ない」と答えて良いですが、その場合でも「なぜ自分は辛いと思わないか」を説得できないと、面接官は「その場での苦し紛れの答え」として捉えてしまいがちなのです。
Point 2: 一番に値するように、その根拠を説明する
この質問は「あなたは、どんなことを辛いと思うのか」、「どのレベルで大変と感じるのか」をチェックしています。一言で言えば、「どんなことがストレスになるのか」、あなたの性格とストレス耐性をチェックしたいのです。
「学生生活で一番大変だったこと」はアルバイトやサークル、ゼミなどで直面した大変だった問題を、感情移入して話せばそれなりの答えになります。
キーワードは「一番」です。
「一番」と聞こえるように、その理由を必ず説明してください。あまりにも軽い問題、普通の出来事のような問題は選ばないでください。「その程度のことを大変と感じるのか」とマイナス評価になってしまいます。
「人生で一番辛い経験」も面接で話せるトピックを選んだら、何故あなたにとって「一番」辛かったのか、その背景と理由を話してください。
人生で一番と聞いてきているので、オーバーになり過ぎるのは問題ですが、感情は込めて語ってください。棒読みでは伝わりません。面接は会話です。
Point 3: 問題への向き合い方、克服したプロセス、努力、工夫を強調する
問題への向き合い方とは、「辛さ」、「大変さ」をどう解釈して克服しようとしたか、問題への姿勢や態度のことです。
面接官はあなたが「辛いこと」、「大変なこと」へ真摯に向き合い、それを克服しようとする努力や工夫をしたかどうか、前向きに取り組める人なのかを知りたいのです。
人間の能力は、順調な時より、ピンチの時にこそ発揮されるという経験則があります。
仕事は「辛いこと」、「大変なこと」の連続です。
そんな時に、持てるものを全部だして対応する行動特性の有無を、この質問の回答から見抜こうとしているのです。
また、それが挫折というカタチで必ずしもうまくいかなかった場合でも、それに立ち向かった姿勢と、努力や行動のプロセス、そして挫折から学んだことを語って下さい。
この質問では特に、面接官は「辛かったこと、そのもの」やその結果ではなく、プロセスを評価します。
「辛い体験」、「大変だったこと」に対応できることをアピールするために、問題にどう取り組んで克服したのかを強調してください。このパートがないと「○○が一番辛かったです」という小中学生の回答になってしまいます。
Point 4: 辛い体験・大変なことから何を学び、どう活かしているのか、活かしていくのかを語る
あなたが「辛い体験」や「大変なこと」を克服する過程で「学んだこと」、「身についたこと」、「成長したと思える点」を語ってください。
現在の生活や生き方に良い影響を及ぼしている具体的な話や、将来、社会人になって「学んだこと、身についたこと」を仕事に活かす熱意で話を結びましょう。
仕事に役立つ資質に結び付くように答えて下さい。
36個の質問に答えて、自己分析をしよう
就活は、あなた自身を企業に売り込む場。だから、自己分析をして、自分の強みを理解しておく必要があります。ただ、そんな時間がない方も多いはず。
そんな時は、自己分析ツールのを活用してみましょう。
就活サービスを提供している、キャリアパークの自己分析ツールをを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→性格のタイプを診断できます。
サクッと自己分析をして、自分を深く理解し、選考を突破しましょう。
「人生で一番辛い体験」の回答例
回答例は要素と構成の参考にしてください。このように話そうという目的ではありません。要素と構成を参考に、自己分析を行って必ず自分のオリジナルを作ってください。
公立高校でハンドボール部に所属していたため、受験勉強が遅れてしまい、滑り止めと考えていた大学まですべて合格できませんでした。3年の夏休みから必死に勉強したのですが追いつきませんでした。
全敗したその時の気持ちの落ち込みと、浪人していた1年間が最も辛い体験です。予備校に通ったのですが、親にも申し訳ない気持ちで精神的にも辛かったです。
浪人の1年間は1日14時間勉強するノルマを自分に課して、当初の第一志望であった○○大学に合格することが出来ました。
今思うと、その1年間で集中を切らさない、粘り強く最後までやり切るストレス耐性ができたと思います。仕事についても、この経験を活かして困難にも粘り強く取り組んでいきます。
「学生時代に最も大変だったこと」の回答例
「東日本大震災」復興へのボランティア活動です。
震災後すでに10年以上が経過していたため、ボランティアへの参加者も集まりにくい状況でした。直後のような「炊き出し」や「復旧作業」が中心の活動ではないため、私たちがテーマにしていた「地域コミュニティの再建」を中心としたボランティア活動は賛同を集めるのが大変でした。参加者も年々減少傾向であり、活動そのものも終了の危機に直面しました。
何とかこの活動を残したいと思い、仲間と共に実際に現地の人と行ったイベントや、子供たちとの交流、勉強のサポートの様子をSNSで拡散する仕組みを考え実施したところ、徐々に参加者数も回復することができました。
大がかりではなくとも、努力や工夫で人を動かすことを学ぶことができました。この経験を仕事にも活かせればと考えています。
特に「人生で一番辛い体験」の方が、回答の難易度は高くなります。
準備が十分でない場合、思わず小中学校での友人関係や、家庭環境に起因することが思い浮かぶ場合もあるでしょう。
その場合、正直に答えた時でも「その辛さをどう克服して、それが現在の自分にどう活かされているか」を答えることで、この質問に対しての「NG」を受けることは防げると思います。
答え難い質問を受けた時、大切なのは、この機会=就活の面接選考は、「自分は仕事ができるポテンシャルがある」ことをアピールする場であることを忘れないで答えることです。
自分の面接力はどのレベル? 面接力診断をしてみよう
面接の本番前に、自分の面接力をチェックしてみませんか?
就活の選考で最も難しいのが面接選考です。
面接ではあなたの自己分析の深さや、性格、強み、企業理解度や志望動機の強さが見抜かれます。
面接前に自分の面接力をチェックして客観的に認識し、どのポイントがダメなのかを知ることは、そのポイントを面接までに改善できるため、とても効果的です。
それを手軽にできるようにしたのが、「面接力診断」です。
就活サービスを提供している、キャリアパークの面接力診断は、自己PR、企業理解、身だしなみ、コミュ力…面接に大事な6つの分野の能力を、それぞれ点数ベースで見える化してくれます。
更に重要項目ごとの、改善のポイントも解説してくれます。
web面接も、通常の面接と押さえるべきポイントは同じです。面接力診断で弱点を把握し、効率的に対策することで、選考を突破しましょう。またこのツールを利用する際、就活をより効率化できる無料の就活サービスを同時登録することも忘れずに!
36の質問で、あなたの強み・適職を診断
就活は自己分析が必須!…ただ、やり方がわからず、悩んでいる人も多いはず。 そんな時は、自己分析ツールを活用しましょう キャリアパークのツールを使えば、36の質問に答えるだけであなたの強み・適職を診断できます。 サクッと自己分析を終わらせ、内定を勝ち取りましょう。あわせて読みたい!就活に即効の記事、ベスト5
- 1
-
26年卒の登録が殺到中!大手企業も利用するオファーボックスで、インターン情報やスカウトをもらおう
資生堂、マイクロソフト、朝日新聞、ニトリ、コクヨ、SoftBnak、JCB、ATEAM、sansan、Nissin、Opt、Funai Soken、RISOなども利用している逆求人型スカウトサービスのOfferBoxを賢く使い、就活のもう一つのルートを開いておこう
- 2
-
25年・26年卒の就活生には、dodaキャンパスを賢く利用する打ち手がある
少しでも納得感が高い内定を目指す25年卒の就活生、インターンに参加したい26年卒の就活生は、スカウトサービスで急成長しているdodaキャンパスを試してみよう。オファーの受信率は99%(23卒2022年6月時点、プロフィール入力率80%以上の場合)。ベネッセならではの充実したオンライン講座やイベント、本格的な適性診断まで無料で使えます!
- 3
-
納得できる内定獲得のための就活サイト、【就活会議】に無料登録すれば、88,000枚以上の本物のESを閲覧できる!
就活は情報戦。企業が提供する情報は重要ですが、それだけでは不安です。実際の社員の評価や、選考を受けた先輩達の口コミによる生の声を入手できる「就活会議」を徹底解説。ESや選考情報のリアルを手に入れよう
- 4
-
落ちてしまった選考の結果を、スカウト獲得に活用できる心強いサービスがある
スカウトサービスの大手、【キミスカ】の特徴は、落ちてしまった選考の結果さえもスカウト獲得に利用できる点です。それまでの頑張りを評価してくれる、「本当のあなた」を認めてくれる企業からのオファーを獲得しよう
- 5
-
【25年卒】首都圏の学生で、納得できる内定が取れていない人への神サービスを試してみよう
もう一人で悩まなくていい。就活の専任アドバイザーがマンツーマンでES添削・面談対策をしてくれ、しかもあなたに合った優良企業を紹介、完全無料の就活サポートをしてくれる「キャリアチケット」を紹介します