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【回答例付き】就活の面接で、「あなたのこだわりは何ですか?」と聞かれたら、どう答えますか?

「あなたの、こだわりは何?」と聞かれた時の、的確な回答法とは?

就活の面接であなたのこだわりは何ですか?」と、唐突に聞かれたら、あなたは即答できますか?この質問は上位ランクではありませんが頻出質問の一つです。そして学生が「答え難い」質問の一つです。

面接官は、何故あなたの「こだわり」を聞くのでしょうか?

答え難い理由は、難問、奇問のように意図が読みにくいからです。頻出質問の中の難問の一つ、「あなたのこだわりは何ですか?」、についてその意図から読み解いていきましょう。

他の、難問・奇問の回答方法は下記の記事で解説していますので、そちらも参考にしてください。

質問の意図:「あなたのこだわりは何ですか?」

面接官がこの質問をする意図は、次の3点に集約できます。

  1. 質問の意図を理解し、適切な「こだわり」を選択できるか、頭の回転の速さ、柔軟性、センスをチェックしたい
  2. あなたが、「こだわり」として選んだものや、ことを通じて、あなたの価値観や性格・人柄の参考にしたい
  3. あなたの「こだわり」から仕事の姿がイメージできるかをチェックしたい
この3点を理解できれば的確な回答を導けます。

このトリッキーな質問への回答のポイントを身につければ、他の答え難い質問にも応用できます。順に回答のポイントを解説していきます。

回答のポイント:「あなたのこだわりは何ですか?」

Point 1: 就活の面接に適切な「こだわり」とは何かを連想しよう

今は就活の面接の真最中です。あなたの答えはそのTPOを意識すれば良いのです。どんな奇問・難問でも、就活が目的であることを常に意識して頭を回転させることが必要です。

面接官は敢えて、「あなたの、こだわり」という非常に抽象的な聞き方をしています。

あなたの答えは、「もの」でも良いし、「こと」でも良いし、「概念」、「考え方」、「実現したいこと」でも良いのです。そこまで柔軟に考えらえるかがこの問題に的確に対応できるかの鍵です。

就活のための質問と意識できれば「今のこだわりは、御社から内定をいただくことです」と答えても良いわけです。あるいはあなたの就活の軸(会社選択で譲れない基準)を「こだわり」というカタチで表現することもできます。

モノで言えば「就活ノート」、「スケジュールが細かく書き込める手帳」、就活のスーツや靴、バック選びで拘った点も語れますよね。

Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズはいつも黒いタートルネックを着ていました。服選びで頭や神経を使わないで済むようにしていたそうです就活の面接中というTPOを考え、頭を回転させれば、モノを選んでもアドリブでも何とか答えられるものです。

「○○○(アイドルグループ)のコンサートに行くことです」、「アイドルのグッズを集める事です」というをわきまえない回答はやめましょう。

「夏山に登ること」、「旅行」など、思わず口にした場合でも、「ストレスを発散して、頭をリフレッシュするためです」と、仕事に繋がるようフォローを入れれば何とかなります。

その意味で「この場は、就活の面接である」、「面接の目的は、志望する企業に入社すること」、「そのために、自分の強みや長所、人柄や性格が、仕事に活かせることを印象に残すこと」の意識を常に持っておいてください。

Point 2: 「こだわりのもの、こだわること」より、「どうこだわるのか、どうしてこだわるのか」を答えよう

まず、「こだわるもの」、「こだわること」を答えた後、「どうこだわるのか」、「どうしてこだわるのか」を併せて語ってください。

イチロー選手はホームゲームの場合、試合前5-6時間前に球場入りして入念に体をつくって試合に臨んでいたそうです。何もそこまで早くなくてもと思ってしまいますが、そこには一般人では分からないイチロー選手なりの理由があるはずです。

誰もが、5-6時間かけて何をしているのか、どう時間を使っているのか、どうしてそんなに早い球場入りにこだわっているのかを知りたいと思うでしょう。

あなたも同じように、自分が選んだものやことに対して「どうこだわるのか」、「どうしてこだわるのか」を答えて下さい。

面接官はそれによって、あなたの価値観、考え方、行動特性の一端を知りたいと思っています。それに答えてあげる必要があるのです。

Point 3: 仕事の仕方や、仕事への考え方を伝えよう

先ほどのイチロー選手の例は、彼の仕事へ姿勢・態度がとても良く伝わるエピソードです。

同じように、あなたがあげた「こだわり」と「どうこだわるのか」、「なぜこだわるのか」から仕事に通じる何かを発見できると面接官は高い評価を与えます。

就活の面接なので、あなたを採用するか、しないかは別の言葉で言えば「あなたと一緒に働くイメージが湧くか」「一緒に働きたいと思うか」です。

あなたが選ぶエピソードに、仕事と関連付けることを盛り込んでみてください。

仕事に関連することの参考例をいくつかあげておきます。

  • 会社選びのこだわり(就活の軸)
  • 時間へのこだわり
  • 数字へのこだわり
  • 効率性へのこだわり
  • 準備へのこだわり
  • 人間関係へのこだわり
  • 細部・詳細へのこだわり
  • 決断へのこだわり
  • 責任へのこだわり
  • 選択肢へのこだわり
  • 丁寧な対応へのこだわり
  • サービスへのこだわり
  • 言葉へのこだわり
など色々あります。上記以外でも良いので、あなたのこだわりに、自然にリンクできてばスマートな回答になります。

選択する回答の自由度が高いので、日常感じている「こだわり」をアドリブで答えたとしても、「就活の面接」であるということ、「こだわりが仕事に役立つという文脈」で帰結することを心がけてください。

Point 4: 自己分析ツールを活用して、「あなたのこだわりは?」に上手く答えよう

「あなたのこだわりは?」は、あなたの価値観を問う質問。上手く答えるには、自己分析を通じて、「あなた自身」を深く理解する必要があります。

そんな時に便利なのが、無料の自己分析ツール「My analytics」です。

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My analyticsを活用して、自分を深く理解し、面接官を唸らせる回答を完成させましょう。

「あなたのこだわりは何ですか?」の回答例

回答例は要素と構成の参考にしてください。このように話そうという目的ではありません。要素と構成を参考に自分のオリジナルを作って、練習と場数で磨いていきましょう。

私のこだわりは「スピード」です。

 

スピード狂ということではありませんが、性格的に、ものごとの処理が遅れることが嫌いです。最近は人のペースに合わせることも大事だと分かってきましたが、私自身のやることは、できるだけ早く処理しようと思っています。

 

勉強やアルバイト、未知な分野でも、早く手をつけて、やりながら学んで、改善して成果を出すというスタイルで生きてきました。

私のこだわりは「ホスピタリティ」です。

 

テーマパークでアルバイトをしていたときに、頭にも体にもしっかり叩き込まれました。何を行うときでも、「気持ち」をこめること。相手がどう感じて欲しいのかを常に考え、自分のすることを決める、という事を大切にしています。

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