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【大学2年生へ】就活で定番の「ガクチカ」は不要?廃止なのか?それでも対策が必要な理由を解説

企業ごとで異なる、Withコロナ、Afterコロナでの「ガクチカ」対応

就活にアンテナを張っている25年卒、26年卒に皆さんの中には、就活で定番の「ガクチカ」は時代に合っていないという話を聞いたことがある方もいるでしょう。

また、2024年の新卒採用計画において、日立製作所が「ガクチカ(学生時代頑張ったこと)」に関する質問を廃止するというニュースに接した方も多いかともいます。

就活で使われる「ガクチカ」とは、エントリーシートや面接選考で、「あなたが学生時代に力を入れた活動」を答えさせることが定番中の定番となったため、「ガクチカ」という略語が生まれ、それが一般化したものです。

「ガクチカ」が見直されるきっかけとなったのが、2020年に勃発した新型コロナウイルス感染症のパンデミックでした。

全世界でこのやっかいな未知のウィルスが蔓延したため、日本全国の大学も閉鎖され、授業はリモートに振り替えられました。

皆さんの先輩の2024年卒の大学生は、大学に入学したとたんに大学が閉鎖され、その後1年半はリモート中心の学生生活を余儀なくされました。

コロナ禍では「学生生活で力を入れて行ったこと」、「学業以外の学生時代の取り組み」を語ることが非常に難しい状況だったのです。

2023年卒、2022年卒の先輩も同様の影響を受けています。

この現状に対し、選考を行う企業側の対応は概ね以下のように分かれました。

  • 過去の選考との整合性や、困難な状況下での思考や行動を見るため、あえて今まで通りの質問を行う
  • エントリーシートや面接で、従来通り「ガクチカ」の質問は行うが、評価のウェイトを下げる、もしくは参考情報として扱う
  • 「学生時代に力を入れておこなったこと」という直接的な質問を外し、「コロナ禍で大変だったこと」、「いままでの学生生活で最も印象的な出来事」等、婉曲的な質問で「学生生活で得たものの」を聞く
  • 従来は「学業以外で最も力をいれたこと」を重視していたが、コロナ禍の就活では「学業」への取り組み方を評価する方法に変更
  • コロナ禍での学生生活を余儀なくされた就活生に「ガクチカ」を聞いても参考になるような答えが得られないと判断し、「ガクチカ」に関する質問を廃止して、プレゼン選考等の別の方法を新たに導入する
  • 「ガクチカ」は現在の強みや思考特性、行動特性を確かめる一つの方法であるため、強みや思考特性、行動特性を測れる適性検査を改善、精緻化して、よりデータを重視する選考に変える
  • 企業選択において、学生からより多くのエントリーを得られるように、コロナ禍においての「ガクチカ」を積極的に廃止したこと、人物重視の選考を実施することをアピールする

このように、企業全般としては、「ガクチカ」への対応は分かれています。

2024年卒の先輩の就活では、日立製作所が2024年度採用計画で「ガクチカ(学生時代頑張ったこと)」に関する質問を廃止することを発表したことがマスコミにも取り上げられたため、それが今後のトレンドになると考える方もいるかと思いますが、企業全般としてはそうなっていないのが現実です。

2024年卒の選考計画で、「ガクチカ」を廃止した日立製作所は、企業全般の人事政策を「ジョブ型*の人材マネジメント」に変更しているため、新卒採用時でも「職務遂行能力」「キャリア志向」を評価する選考にシフトしています。

  • *ジョブ型:
    • 職務の内容とそれを遂行するために必要なスキルをジョブディスクリプション(職務記述書)に記載し、その職務内容に適した人材を割り当てる人事制度であり、仕事に人を当てはめる人事制度。外資系企業では一般的な人材マネジメント方法

その一環で最終面接では、「入社後、どんな職種で、どのように社会課題の解決に取り組みたいか、それはなぜか」というテーマで志望者に5分間のプレゼンをしてもらう選考方法を採用しています。

日立製作所の例は、現状では先端的な例ともいます。

日本企業の大半の新卒採用は、未だポテンシャル採用*が主流です。

  • *ポテンシャル採用
    • 志望者の職務遂行能力(スキル)や経験ではなく、人柄や素養、資質などの潜在的な能力を重視した採用方法のこと
    • 総合職とは採用時に部門・職種を特定せず、入社後の教育や配属先・異動による経験を積みながら人材を育成することを前提にした採用職種であり、ポテンシャル採用と併用して運用することが多い

ポテンシャル採用、総合職採用は日本企業が長きに渡って採用してきた大学新卒人材の採用方針のため、時代に適合しなくなっている部分が明らかでも、一気に全て変更することが難しいとも言えます。

2023年5月には、新型コロナウイルス感染症が、季節性インフルエンザと同じ分類である5類に変更になります。

学生生活も含め一般的な生活の平常化が加速することから、2025年卒、2026年卒の就活では、今まで通りの「ガクチカ」に戻ってしまうことも予測しておく方が良いでしょう。

「ガクチカ」という略語から、何となく企業の側が安易に選考・評価方法を一般化して使用している印象を受け、陳腐化している印象を持つ方もいると思います。

しかし、現実に起こっていることは、「ガクチカ」の評価ウェイトを減らし、他の評価方法を新たに加えている程度です。

何故、ここまで「ガクチカ」が根強いのでしょうか?

その理由は、就活の構造そのものにあります。

事実・経験の根拠(エビデンス)の重要性を理解しよう

陳腐化した「ガクチカ」という略語に惑わされないようにして下さい。重要なのは現在のあなたをつくっている、事実と経験の根拠(エビデンス)です。

就活の全体像を直感的に理解するために、次のチャートを見て下さい。

企業は現在のあなたを評価して、選考を通過させるか、落とすかを判断する

たとえ、あなたが将来的、あなたが志望する企業の成長を促進するポテンシャルを持っているとしても、企業は現在のあなたを評価して、選考を通過させるか、落とすかを判断します。

企業は「現在のあなたを評価」することで、はじめて「未来のあなたを買う(=採用する)」気になるのです。

キャリア採用と違って、大学新卒で就職を目指すあなたは、殆どの場合、所謂職務のキャリアはありません。

あるのは現在のあなたから投影される「自社で活躍してくれる、であろう人柄や素養、資質などの潜在的な能力=ポテンシャル」です。

キャリア採用における職務の実績・事実と、そこから推し量れる能力、具体的な資格などを含めた「スキルセット」とは違う、不確かな「現在のあなた」を採用するのが新卒採用なのです。

大卒新卒の就活生を受け入れる企業は、あなたが「仕事の遂行にとって、有効なこと」を満たしているのかを推し測る必要があるのです。

「仕事の遂行にとって、有効なこと」とは、あなたの強み・長所・能力、性格、価値観、思考特性、行動特性に他なりません。

 それらが、企業の求める人材像と合致しているかが問われるのが、現在の就活の「コア」なのです。

 あなたの強み・長所・能力、性格、価値観、思考特性、行動特性を推し量る方法

あなたの強み・長所・能力、性格、価値観、思考特性、行動特性を推し測るツールがエントリーシート、適性・能力検査、面接選考(GD/GWを含む)です。

その中で、エントリーシートと面接に関しては、就活生が「嘘」や「過度な誇張」も可能なフォーマットです。成功するか、しないかは別として、嘘や過度な誇張を書くことも、話すこともできるフォーマットなのです。

企業側は、「嘘」や「過度な誇張」をしてくる学生を排除して、本当に企業の求める人材像と合致している強み・長所・能力、性格、価値観、思考特性、行動特性を持った学生を見極め、選考に残しておく必要があるのは誰でも分かると思います。

では、どうやってそれを判定するのでしょうか?

企業の求める人材像と合致している強み・長所・能力、性格、価値観、思考特性、行動特性が身に付いていることを証明できるのは、あなたの過去の事実、経験を根拠とするしかありません。

企業があなたの過去の事実、経験を根拠としなければ、あなたの主張を無批判、無検証に全面的に受け入れるだけになってしまいます。そんなことはあり得ないことは分かると思います。

あなたの過去の事実、経験の根拠として、ガクチカはとても便利です。現在のあなたにつながる直近の活動=学生生活において、最もチカラをいれた活動という位置づけになります。

自己PRでは、仕事に繋がるあなたの強み・長所・能力、性格、価値観、思考特性、行動特性を、あなたの主張として展開します。

その自己PRの根拠が「過去のあなた」であり、それを象徴的に抽出するための質問がガクチカ「的」な質問なのです。

重要なのは「ガクチカ」の表層ではありません。その本質は、現在のあなたをつくっている根拠、経験・事実です。

「ガク=学」がつくのは、分かり易さや連結性によって使い勝手が良いためであり、その本質ではありません。

 「ガクチカ」不要論や廃止論に惑わされてはいけない

 マスコミは記事のインパクトを狙ってヘッドラインを過激にしたり、受け入れられやすい表現をしたり、場合によっては記事内容の本質を外してミスリードしてしまう場合も散見します。

 今後、直截的な表現としての「ガクチカ」質問は少なくなるかもしれませんが、現在のあなたをつくっている根拠、経験・事実としての過去を質問しないことは絶対にないでしょう。

 あなたは、ガクチカ「的」な質問にどう答えられますか?
 

  • 「今までの経験で最も困難だった経験と、それをどう打開し、何を得たか」
  • 「あなたが人に絶対負けないと思う強みは何か」
  • 「周囲を巻き込んで取り組んだことは何か。その取り組みで得た事は何か」
  • 「あなたがリーダーシップをとって取り組んだことを教えてください」
  • 「あなたは集団の中でどんな役割を担うことが多いか。その理由は何か」
  • 「挫折と思える経験は何か」
  • 「あなたの人生のターニングポイントになったのは、どんな出来事でしたか」
  • 等々

これらの質問は就活の面接選考での頻出質問の一部です。「ガクチカ」のエピソードを直截的には聞いていません。

従って、あなたが答えるエピソード(=過去における事実・経験)が必ずしも学生時代の活動に限られている訳ではありません。

しかし、面接官の立場から言うと、できるだけ現在のあなたに繋がっていることが想像しやすい大学生時代や、遠くても高校生時代のエピソードが評価されやすいという傾向があります。

遠い過去の出来事より、直近の出来事の方があなたの強み・長所・能力、性格、価値観、思考特性、行動特性を推測しやすいのはどうしようもない事実です。

これがガクチカ「的」な質問が根強く継承されている、またされていく理由です。

就活生の「あなた」は、現在の自分は企業が求める人材像と合致している根拠を示す必要があることは不変です。

大学2年生は、根拠づくりの期間

2023年4月に大学2年生になる皆さんは、この1年間が特に重要です。

就活のために重要ということではなく、「就活のためにも」重要です。その理由は以下の2点に集約できます。

理由1:想像以上の早期化が進む就活

現在の就活は、皆さんが思っている以上に早期化しています。

2026年卒の皆さんの、エントリーが解禁されるのは、政府が企業に要請しているスケジュールに照らすと、一般選考は3年の終わりの3月、つまり2025年3月1日、選考開始が2025年6月1日となりますが、実態は政府が企業に要請しているスケジュールよりはるかに早く進んでいきます。

特に皆さんの1年先輩の2025年卒の大(院)卒採用選考から、正規のインターンシップ参加した学生の情報を選考に利用できるように大学・企業・政府が合意したことから、インターンシップの重要度が更に増しているのです。

2026年卒で企業への就職を目指す皆さんは、2024年の夏から開催されるサマーインターンシップへ参加することが、その後の選考でもアドバンテージを得る可能性が高くなることが容易に予想できるのです。

もちろん、インターンシップに参加できなくても、一般選考でのエントリーはできるので、インターンシップへの参加が必要条件ということではありません。

しかし、インターンシップ参加組と一般選考組のような区別がより明確になり、一般選考組では今まで以上に競争が厳しい、「厳選採用」が行なわれる傾向になるでしょう。

多くの大学生が希望する人気企業のインターンシップへ参加するには、選考を受け、それを通過することが必要になります。

インターンシップの選考とは、具体的にエントリーシートに代表される書類選考、Webテストに代表される適性・能力検査、オンライン面接であり、企業によってはグループワーク、グループディスカッションを課す場合もあります。

人気企業の場合は、本選考以上の倍率、難しさとなるため、選考を通過するためには対策が必要です。

多くの企業のサマーインターンシップの情報が公開されるのが6月1日、実施が8月中の場合が一般的なので、本気で目指すなら大学3年になった4月から就活準備を積み上げていく必要があるのです。

理由 2:選考を通過するためには、「現在のあなた」が、その企業が求める人材像と合致していることを証明する必要がある

インターンシップ選考でも、本選考でも「現在のあなた」が、その企業が求める人材像と合致していると評価してもらう必要があることは同じです。

あなたの強み・長所・能力、性格、価値観、思考特性、行動特性は選考要件となります。

そしてそれらを証明でききるのは、「過去のあなた」=現在のあなたをつくっている根拠となる経験と事実なのです。

就活のエントリーシートや面接選考では、「過去のあなた」=現在のあなたをつくっている根拠となる経験と事実を、現在のあなたとなるべく近い時期のエピソードによって検証しようとします。

その典型がガクチカ=「学生時代に力を入れて行った活動」という訳です。

学習も、それ以外の活動も、主体的に選び、関わっていくことで大学生活を充実した経験で満たすことができるのです。

部活動やサークル活動、大学自治活動はもとより、学業・読書・旅行・映画鑑賞・アルバイト、趣味や資格取得、ボランティア活動、などを通じて教養と知見を広める自分磨きができる貴重な時間なのです。

また長期インターンシップに参加してみることで、ビジネスのセンスやビジネスでの人間関係を学ぶこともできるでしょう。

その貴重な時間を「何となく」、「周囲に流されて」、「適当に」使ってしまうと、就活でも苦労することになってしまうのです。

大学生活はチャレンジができる時間でもあります。チャレンジして失敗してもそれを得難い経験として活かすこともできます。

「受動的」に何もチャレンジしないで、何となく過ごしてしまう時間が長ければ長いほど、就活には不利になるという認識を持ちましょう。

学生生活と就活は不可分に繋がっているのです。

充実した学生生活を送ることが、結果的に「就活にも」使えると考えて下さい。

就活のためにそうするのではなく、自分の強みや良さに繋がる経験を積むために、大学2年は非常に重要な時期なのです。

自分で目標を立てること、その目標に向かって目の前のことを一生懸命行うこと、最後までやりきること

「今迄解説してきたことは、重すぎて取り組みたくない」、あるいは「大学2年はせっかくコロナ禍から解放されたので、遊びたい、自由を満喫したい」と思うのは自然であり、尤もなことです。

その場合でも自分の好きなこと、手のつけられやすいこと、小さなことからでも良いので自分で目標を立てて、それを達成するために目の前にあることを一生懸命取り組んでみることをおススメします。

たとえば海外旅行に行くために、必要資金を考えてみる、目標資金額を決め、それをかなえるためにアルバイトをする、アルバイトを掛け持ちして、一生懸命やってみる、自分で工夫して働いてみるということでも良いのです。

何かすごい、特別なことでなくても、意識の持ち方によってそこから身に付くもの、得られるものが違ってくるのです。

「自分で目標を立てる」という行為そのものが、「主体的」なのです。

ビジネスの世界でも、「自分で目標を立てる」ことができている人は意外な程少ないです。

「自ら目標を立て」、その実現に「挑戦する」ことは、主体性とチャレンジ精神の体現であり、それを大きくしていく、習慣化できてくると、あなたの「強み」=CANの証明になっていくのです。

また目の前のタスクを一生懸命行うことは、「やらなければならないこと=MUST」に対する姿勢の証明になります。

言うまでもなく、「仕事」で報酬を稼ぐことは、「やらなければいけないことを、正確に、必要な期限内に行うこと」の積み上げでもあります。

あなたが目の前のタスクを一生懸命行って、目標を実現していく行為は、全てのビジネスに必要な要件です。

「やらなければいけないことを、正確に、必要な期限内に行うこと、そのために工夫や努力ができること」が身に付いていると証明できれば、Business-Readyな就活生という評価を得ることができるのです。

もう一つは「結果が出るまで、最後までやりきること」です。

自分で立てた目標を達成するまでやりきれればベストです。

しかし、合否がある試験などを目標とした場合は、自分なりに一生懸命取り組んだとしても達成できないこともあるでしょう。

その場合は、どこに問題や課題があったのかを分析して、それを克服するための工夫や努力をして再度トライしても良いし、分析した上で別の目標を立て、反省を活かしてやってみることです。

本当に大切なのは、結果の良し悪しではなく、そこまでのプロセスであり、その過程であなたが獲得した事実と経験です。

「自分の好きなこと」ことでも良いので、大学時代に「最後までやりきった!」、「本当に自分は頑張った」と言えることを一つでも良いのでつくってください。

それは必ず財産になります。

未来のあなたに繋がる業界・企業研究をはじめよう

2024年卒の選考で「ガクチカ」に関する質問を廃止した日立製作所は、最終面接で「(日立製作所に)入社後、どんな職種で、どのように社会課題の解決に取り組みたいか、それはなぜか」というテーマで5分間のプレゼンを求めています。

「ガクチカ=過去」ではなく、「ビジョン=未来」をどう描いているかを重視した採用方針としています。

もちろん本選考の最終面接という局面では、業界・企業研究を深めて企業のビジョンと自分のビジョンを掛け合わせて、自分独自の答えを出し、その内容が評価の対象となる訳です。

しかし、業界・企業研究の精度は別として、一般的な企業のインターンシップ選考時でも、業界や企業理解は評価の対象となります。

それは以下のようなインターシップ選考時の頻出質問に表れています。

  • このインターンシップに参加したいと思った理由を教えてください
  • このインターンシップに参加する目的は何ですか
  • このインターンシップで学びたいこと、身に付けたいことは何ですか
  • このインターンシップで体験したいことは何ですか
  • このインターンシップを体験したあと、どうなっていたいと考えますか
  • この業界に興味を持った理由を教えてください
  • 当社に興味を持った理由を教えてください
  • 仕事を通じて、将来どんな人になりたいと考えていますか
  • 将来どんな仕事をしたいと考えていますか
  • 将来、実現したいと思っていること、将来の夢はありますか
  • 将来の目標はありますか

これらの質問に答えるには、志望する企業の業界や志望する企業そのものをある程度理解していないと答えられません。

大学3年の4月から業界・企業研究をはじめても夏のインターンンシップ選考には間に合いますが、外資系企業やコンサルティングファーム、一部マスコミなど、選考が早い業界・企業では大学2年の終わりの3月、大学3年の4月段階でインターンシップへの参加を募集している企業も多いのです。

大学2年の1年間で、興味がある業界や企業を調べていくこと、そしてその数を増やしていくことは「未来のあなた」の可能性を広げることになります。

就活目的でなくても、色んな業界がどんなビジネスモデルで売上と利益を得ているのかを知ることは、知的な好奇心を満たすことになり、結構面白いものです。

徐々にでも良いので、ぜひトライしてみてください。

まとめ:

  • 企業ごとで異なる、Withコロナ、Afterコロナでの「ガクチカ」対応を理解しておこう
  • ガクチカが根強い理由:事実・経験の根拠(エビデンス)の重要性を理解しよう
    • 企業は現在のあなたを評価して、選考を通過させるか、落とすかを判断する
    • 重要なのは「ガクチカ」そのものではない。現在のあなたをつくっている根拠、経験・事実である
    • 企業があなたの強み・長所・能力、性格、価値観、思考特性、行動特性を推し測る方法を理解しよう
    • 「ガクチカ」不要論や廃止論に惑わされてはいけない
  • 大学2年生の1年間は、根拠づくりの期間として特に重要
    • 理由1:想像以上の早期化が進む就活。大学3年になったら夏のインターシップ選考対策が必要になる
    • 理由 2:選考を通過するためには、「現在のあなた」が、その企業が求める人材像と合致していることを証明する必要がある
    • 自分で目標を立てること、その目標に向かって目の前のことを一生懸命おこなうことだけでも就活に活かせる
    • 「最後までやりきった」、「本当に自分は頑張った」と思える体験を一つでも良いのでつくろう
    • 未来のあなたに繋がる業界・企業研究をはじめよう

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