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【スケジュール表付】2022年卒就活スケジュールと、失敗しないアクション・プランを徹底解説

2021年卒のエントリーが解禁された3月に、もう2022年卒の就活スケジュールを解説する意味は、ここ数年続いてきた「学生の売り手市場」に対する不確実性が増したためです。

この記事は、状況の変化によって随時更新していきます。また記事の中で掲載しているスケジュールは、「就活の答え」編集部が作成したガイドラインであり、本記事はそれに基づいて解説しています。

従って、日本政府が企業に要請しているスケジュールとは異なり、編集部が企業や学生、キャリアアドバイザーのネットワークから取材した内容を基に書かれていることをお断りしておきます。

2022年卒の就活スケジュールのおさらい

2022年卒の就活(一般選考)は、2021年卒の就活スケジュールと同様大学3年、修士1年の末にあたる3月1日がエントリー(企業広報)解禁日、大学4年、修士2年の6月が選考開始、同10月1日以降に内定というものです。

かつては経団連が「就職活動の指針(就活ルール)を決めていましたが、2022年春入社(22年卒)からその指針を取りやめることを発表しました。それによる混乱をさせるために、現在は日本政府による政府関係省庁会議で決定し、企業に要請する形での運用になっています。

2022年卒の就活日程についは政府関係省庁会議により、現行の2021年卒のスケジュールを維持することが2019年10月に決められています。

就活スケジュールの形骸化

経団連が就活ルール自ら決めていた時代でも、経団連に参加していない企業に対する拘束力はなく、外資系企業や独自の採用方針で早期に学生を囲い込む日本企業に優秀な学生を先に採用されてしまうということが起こっていました。

更に経団連傘下の一部の企業ですら、就活ルールにのっとった採用活動の形式だけは守っても、実際はインターンシップに参加する学生の中から優秀な学生を選抜し、リクルーターによる面談を繰り返し、3月1日以降の本エントリーや面接は形式だけで、実質的には4月・5月中に内々定の意向を告げて、6月1日に面接を行ってその場で内々定を出すということが行われてきました。

そして、これらは現在でも行われており、加速する傾向にあります。

特にインターンシップ(1日タイプではなく、3日以上の本格的なもの)を開催している企業は、インターンシップに参加するための、エントリーシート、Webテスト、面接を行い、グループディスカッションまで実施して応募者を選考する企業も多いのです。

つまり、インターンシップへ参加するにも本選考時に近い準備が必要であり、そのハードルを越えて参加した優秀な学生のなかから、更にインターンシップ参加時のパフォーマンスで優秀且つ志望意欲が強く適性もある学生とのコンタクトを強化して囲い込むのです。

2020年4月の段階で外資系大手のコンサルティング・ファームはサマーインターンシップへのエントリーを募集しています。コンサルティング・ファームや外資系投資銀行の場合はインターンシップ参加への選考は実質的な本選考となります。

一般的な企業の場合は、インターンシップに参加しなくとも一般選考で内定を獲得する学生の方が大半であるため、内定を獲得するためには「必ずインターンシップに参加しなければならない」ということではありません。

しかしインターンシップへの参加を目指すことは、早くから就活を意識し、準備も早くから行うことになるため、納得できる就活の結果を出すためにはとても有効なアクションとなります。

そして結果を残せれば選考ステップのいくつかをショートカットでき、一般選考より有利な立場でその企業への就活を進めることができます。

2022年卒就活の不確実性

新型コロナウイルスの影響

2021年2月、3月のエントリー解禁直前に新型コロナウイルスが世界経済に激震を起こしました。

西村経済再生相(新型コロナウイルス担当大臣)も、新型コロナウイルスの経済への影響は「リーマンショック級かそれ以上」との見方を示し、大型の経済対策の実施を示唆しています。

「リーマンショック」と同様の影響が就職活動に及ぶと仮定すると、2009年春の卒業予定者の内定取り消しが起こったり、2010年卒大学卒業者の就職率が60.8%まで減少し、1948年の調査開始以来最大の下げ幅(前年卒より7.6%減)を記したことも頭に入れながら就活のアクション・プランを立てるべきなのです。

もちろん、そうならないことを祈ります。日本及び世界各国が新型コロナウイルスの封じ込めに成功し、この混乱が早期に収束することを願うばかりです。

それと同時に、「早めに準備に取り掛かろう」というのがこの記事に趣旨になります。

アフターコロナの就活に向けて、自己分析を早めに終わらせておこう

コロナの影響で企業の採用枠は減り、より選考基準が厳しくなることが見込まれます。厳しい就活を乗り越えるには、早め早めの準備が必須です。

まずは、スタートとして、自己分析をしっかり終わらせるところから始めましょう。

そんな時に活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

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このツールを利用するための登録時に、完全無料で自分に有益だと思える就活サービスにもチエックを入れて、就活をより効率的に進めていきましょう。

東京オリンピック・パラリンピックの影響

もう一つの不確実性は、東京オリンピック・パラリンピックが予定通り開催されるかどうかの不確実性です。

これは日本及び世界が新型コロナウイルスの悪影響をどこまで受けるかということにかかっており、3月24日の安倍首相とIOCバッハ会長の電話会談で1年を軸に延期されることが決定されました。(その後2021年の7月に開催で合意)

日本の就活への影響という意味では、京五輪が予定通り開催の場合は、サマーインターンシップを実施する企業は例年より減ることが予想されていましたが、今後は新型コロナウイルスの影響の拡大・終息の状況次第ということになりそうです。

オリンピックが予定通り開催されていれば、多くの学生もボランティアとして参加を予定していることから、2022年卒ではサマーインターンシップの開催をせず、10月以降の「秋インターン」に集中して行おうという企業が多かったのですが、IOCの「延期」の決定が3月中に行われたため、オンラインでの実施を含めて「サマーインターンシップ」を「やっぱり、やろう」と考える企業も出てくるでしょう。

学生が自由になる時間が多い、8月-9月初旬に本格的なインターンシップを実施することは理にかなっているからです。例年この期間はお盆休みを除けば企業側のスタッフも仕事に余裕があり、インターンの受け入れという付加的な仕事も受けやすい環境にあるためです。しかし、この場合でも新型コロナウィルスが早期に終息の目途が立っている事が条件です。

授業の開始をゴールデンウィーク明けに設定している大学が多く、夏休みの一部を授業に振り替える大学も多いため、企業も学生もスケジュールが立てにくい状況になっています。

コロナウイルスの影響で2021年卒就活のスケジュールを後ろ倒しにして、21年卒の採用期間を長めに変更する企業もでてきており、そのスケジュールとの調整も必要です。

また東京オリンピック・パラリンピックのボランティア活動を就活のネタの一つとして考えていた22年卒の就活生の方は、戦略の練り直しが必要となりました。

21年卒、22年卒の就活生の方は、各企業の本採用とインターンシップのスケジュールに対するアンテナを高くして、情報を見逃さないように注意してください。

東京オリンピック・パラリンピックの「中止」は「一応」なくなったことから、日本経済に与える最悪の事態は避けられたことになります。

延期に関しては、景気に与える影響の参考になるような前例がないため不透明なため、新型コロナウイルスと景気全般の動向に敏感になっておきましょう。

日本経済の動向

2019年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比1.8%減、年率換算では7.1%減と、5四半期ぶりにマイナスを記録しました。(2020年3月改定済)

この落ち込みは10月の消費税増税と頻発した台風等の自然災害によるものとされていますが、本来なら消費税増税前の駆け込み需要増が見込める2019年7-9月期も前期比0.0%の成長であり、昨年後半から既に景気は後退局面に入っていたとも考えられます。

2020年1-3月のGDP速報値が発表されるのは5月18日、4-6月の速報値は8月17日、7-9月は11月16日、10-12月は2021年2月15日です

新型コロナウイルスが直撃し、イベントやスポーツ、外食や娯楽の自粛、観光・移動・インバウンド需要の大幅減少、中国をサプライチェーンとしている企業への影響を勘案すると、どのシンクタンクの予想をみてもマイナス成長となっており、二四半期連続のマイナスになることは決定的です。

2020年3月現在のほとんどの金融系シンクタンクの今後の見方は、新型コロナウイルスがゴールデンウィーク前か、遅くとも6月中に世界的な収束が確かに見込める状況になり、その後の五輪や経済対策が奏功してV字回復的に下期は好転するシナリオか、影響は限定的という見方が基本になっていました。

3月時点の予測でも、2020年度の年間実質GDPの予測はシンクタンクによって+0.2%~0%~-0.3%程度の差があります。つまり、新型コロナウイルスが早期に収束した場合でも実質ゼロ成長ということでしかありません。

しかし、これらのシナリオには新型コロナウイルスが、ヨーロッパやアメリカ経済に与えている甚大な悪影響や石油価格の暴落、株価の暴落が殆ど考慮されていません。

就活の答え編集部では、「経済全体がグローバル化しているため、状況は更に悪化すると考えておいた方が良い」と警告を鳴らしていましたが、残念ながら4月時点で早くもそれが証明されてしましました。

IMF(国際通貨基金)が4月14日に発表した世界経済見遠しでは、『10年前の世界金融危機のときを超える、大恐慌以来最悪の景気後退を経験する可能性はきわめて高い』とし、世界全体のGDPは2020年はマイナス3%と予測しています。

IMFの統計でさかのぼれる80年以降、世界経済のマイナス成長はリーマン・ショック直後の09年(0・1%減)だけで、その水準をはるかに上回る経済の収縮が起きるという予測です。IMFによる2020年の日本の実質GDPの成長率はマイナス5.2%の見通しでした。

希望が見いだせるのは、IMFのベースシナリオでは、『2020年後半にパンデミックが収束し、拡散防止措置を徐々に解除することが可能になるという想定に基づくと、2021年には政策支援もあって経済活動が正常化し、世界経済は5.8%成長する』という予想になっていることです。同じシナリオで、日本経済も2021年はプラス3%の見通しです。(4月時点の見通し)

しかしながら、2020年12月の段階でも、「世界的にパンデミックが収束」という状況には程遠いのが現実です。ワクチンの開発が急速に進み、一部の国では投与が開始されるという明るいニュースもありますが、まだまだ予断を許さない状況です。

いずれにしても、就活生はこの経済の動向、景気の動向は特に注意して就活のアックションプランを立てる必要があるのです。

2022年卒就活スケジュールとアクション・プラン

「就活の答え」では、上記の「就活スケジュールの形骸化」と「不確実性」を考慮して、2022年卒の就活生の為のガイドラインになるスケジュールとアクション・プランのチャートを作成しました。

 

2022年卒 就活ガイドスケジュール【エクセル】のダウンロードはこちら

 

チャートの見方

要観察の要因:

新型コロナウイルスの影響、東京オリパラの影響、日本経済の動向(四半期GDP速報発表の予定)をプロットしています。四半期GDP速報は四半期ごとで2回(速報と改訂速報)発表されます。もちろん改定値の方が正確ですが、世の中の空気(景気)は速報値でつくられる傾向が強いです。

尚、速報値が翌月の改定値で大幅に修正される可能性があるので、それぞれのの改定値も注意してみてください。

また、GDPの年率換算は、対象になった四半期のデータを年間ベースであてはめているので、その時点の経済の動向・トレンドを示すデータではあっても読み方には注意が必要です。例えば2020年7月ー9月期は年率換算で22.9%もの大幅な伸びを示しているように思えますが、緊急事態宣言などで経済活動が制限された4~6月期の落ち込みの約6割を回復したにすぎません。

年額換算の実質GDPはコロナ前のピークだった2019年7~9月期の95.4%の水準であり大喜びはできません。

インターンシップ参加・選考ルート

「就活の答え」が特に注目してほしいと思っているガイドスケジュールはこのインターンシップ参加・選考ルートです。

リクナビ、マイナビ等の就職情報サイトにインターンシシッ募集の情報が掲載されるのが6月1日からです。しかし、企業によっては6月1日より以前に自社サイトで募集を開始する場合があります。

特に日本の慣習に全く縛られない外資系企業やコンサルティング・ファームでは4月や5月に募集を開始します。

多くの就活生が注目する就活人気の高い有名企業の場合は、特にインターンシップを重視している場合が多く、3日から5日程度の本格的なコースを設定しています。

理系の学生向けに、専門的なコースを用意している企業も多いので、2021年卒の就活生の皆さんは遅くとも6月までには大手ナビサイドに登録して、インターンシップの募集情報にアクセスできる状況にしておきましょう。

このガイドスケジュールと、それに基づくアクション・プランは、夏インターンシップに参加するためにはどういうアクションを起こす必要があるかを示し、以降、秋インターンシップ、冬インターンシップへと続いていくかたちになっています。

インターンシップには1回参加すれば良いということではありません。興味がある企業にはできるだけエントリーし、なるべく多くのインターンを経験しておくべきなのです。

早い段階では、それほど個別の企業に対する志望意欲も固まっていないと思います。多くの機会を得て、企業を比較し、自分の頭と気持ちを固めていく上でも複数のインターシップに参加を試みるべきです。

そして、そのためには「自分は何をしたいのか」、「どんな会社に向いているのか」、「自分の強みや長所は何なのか」、「将来なりたい自分の理想像」を知るための自己分析や、業界・企業研究を早期にスタートさせる必要があります。

就活に必要な「筆記試験」や「面接」への気づきや準備が早まるという大きなメリットもあります。

何よりも就活の全体像を把握し、何をやらなければいけないのか、自分にとっての最大のハードルは何かが分かり、それに対する手を打てることが大きいのです。

ガクチカに対する対応が可能

就活生の大きなハードルである「学生時代に最も力を入れて行ったこと、その実績・成果やそこから何を得たのか」という質問に対する答えや、「集団を巻き込んで行ったこと」、「人生で最も困難だったことと、それにどう対処したか」など、あなたの「人となり」を直撃する質問に対して備えなければなりません。

その危機感を早めに持てれば、アルバイトに替えて長期インターンシップにトライする、ボランティア活動をしてみる、語学を頑張り会話ができるレベルまで引き上げる、海外インターンシップや短期留学にトライしてみる、そのたの資金を稼ぐアルバイトを早めに行うなどの手を打つことができるのです。

この意識とスタートの速さの差は非常に大きいです。それに早く気が付いて欲しいというのがこの記事を早くお届けする理由です。

一般選考・春採用1次募集ルート

一般選考・春採用1次募集ルートは、所謂ごく一般的な3月1日エントリー解禁をターゲットにしたガイドスケジュールとアクション・プランです。

夏休みの8月初めから就活への意識を高め、自己分析を開始するというガイドスケジュールになります。

このスケジュールは秋以降のインターンシップへの参加にも対応できるようにしています。

上記のインターンシップ参加・選考ルートの秋インターンシップへのアプローチスケジュールと重なる部分が多いことが分かると思います。

つまり、秋インターンシップが11月以降で設定された場合、9月が募集締め切りになる場合が多く、ギリギリ間に合うスケジュールになっています。

3月のエントリーには余裕があるように思いますが、WEBテストやSPI対策、筆記試験をしっかり行うことや、ガクチカのネタ作りを考えると余裕はあるようで、意外とないものです。

そう考えると、どうせならインターンシップ参加・選考ルートの秋インターン参加のアクション・プランをとるべきだと思えませんか?

夏休みまでは学生生活をエンジョイして、9月・10月あたりから就活の本腰を入れようと考えている方も多いかと思いますが、その場合は「秋インターンシップ」への参加は限りなく難しくなります。

どれだけ集中してできるかは別として、「6月1日には就活を絶対にスタートさせる」と考え、年間の計画をたてることを強くお勧めします。

一般選考・春採用2-3次募集ルート

就活人気の高い有名企業でもあえて、2次、3次と募集期間を区切っている企業もあります。中堅・優良なBtoB企業の場合はエントリーシート締め切りが長い場合も多く、そのような場合のガイドスケジュールを般選考・春採用2-3次募集ルートとしています。

また1次募集でエントリーした企業群の選考結果がいまいちの場合、エントリーをオープンにしている企業に対し、随時エントリーを追加していくことになります。

それでも6月(おそくとも7月)に内々定を獲得するためのガイドスケジュールです。

一般選考・夏(秋)採用ルート

春採用で内々定が取れない場合や、内々定がでていても納得できず、更に就活を継続し、10月1日の内定解禁前までに内々定を獲得するガイドスケジュールです。

一般選考・春採用2-3次募集ルート、一般選考・夏(秋)採用ルートは結果論であり、これを狙ってするものではありません。

就活の準備するスケジュールは一般選考・春採用1次募集ルートと同じです。スタートが遅れれば遅れるほど結果が伴わず、追い込まれるのが就活の怖さです。

高学歴の学生も、準備が遅れて思わぬ失敗をしてしまうのが、「就活」の難しさなのです。

特に不確実性が増している2022年卒の就活生はリーマンショック後の就活を頭の片隅において、自分が窮地に追い込まれないように早めに準備・対策をしていきましょう。

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