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要注意です。就活の言葉使い、自信ありますか?

就活用の特別な言葉使いというものはなく、「社会人として常識的な言葉使い」と思って覚えましょう就活ならでは注意点も併せて解説します。

頭にしっかり入っていないものは書いたり、話したりできないし、また誤った使用法で、かえって失笑をかってしまう場合もあります。

代表的なのは「御社」と「貴社」の使い分けです。口頭では「御社」、書面上では「貴社」となり、就活では基本中の基本です。銀行の場合は「御行」、「貴行」という使い分けになります。

選考側は学生の言葉使いを、「子供の頃から、どんな教育を受け、学んできたか、また社会的な生活をしてきたか」、「人としての基礎ができているか」をチェックするポイントにしています。整理して押さえておきましょう。

就活では、学生言葉は使用しない

友人と使用している話し言葉で、さすがに就活にはダメだろうと分かるような「ダルい」「めっちゃ」「ディする」「マジに」「ぶっちゃけ」「キレる」の他にも、注意するべき言い回しはあります。つい、うっかり出てしまう言葉で注意すべきものを以下に例示します。

  • 「リアルに」
  • 「超~~
  • 「ちょっと~~です」
  • 「ホントに~~です」
  • 「普通に~~です」
  • 「~~というか、○○は・・・」
  • 「さすがに~~ですよね」
  • 「すごく~~です」
  • 「あとで~~します」
  • 「このあいだ~~して」
  • 「めちゃくちぁ~~です」
  • 「~~みたいな」
  • 「~~をリスペクトしている」
  • 「~~ですよね」
  • 「~~というか、」
  • 「~~じゃないですか」
  • 「~~的には・・・」
  • 「~~の方で、」
  • 「よろしかったでしょうか」
  • 「ググる」
  • 「全然、大丈夫です」
  • 「全然、OKです」

上記の表現、または類似する表現が話している最中に、ついでてしまう場合がありますので注意しましょう。特に面接で打ち解けてきた時、自分が熱くなっている時は要注意です。

就活では略語は使用しない

 一般化した略語でも、会社訪問・面接時やエントリーシート、履歴書などでは略語の使用はしないのが基本です。

注意すべきもの、ついうっかり出てしまいそうな略語、書いてしまいそうな例をあげておきます。

質疑応答などでは許容する企業もありますが、保守的な企業や金融機関は略さない方が好印象を与えます。書き言葉は略さないことを原則にして下さい。

  • スマホ= ✖ スマートフォン= 
  • バイト=✖ アルバイト=
  • ファミレス=✖ ファミリーレストラン=
  • コンビニ=✖ コンビニエンスストア=
  • 就活=✖ 就職活動=

*一般化した略語の中でもパソコンはパーソナルコンピューターと言い換えなくても大丈夫です。社会に根付いて数十年たっているもの、たとえば「特急=特別急行」は使用しても全く問題ありません。

*同じ文章の中で、どうしても何度も使用しなければならず、文章全体が長く、読み味がかえって変になってしまう場合は、初めに出てくる箇所を正式名称とし、二度目は略語にするという方法もあります。まず同じ言葉を使用しない文の構成にするべきですが、どうしてもという場合はこの方法を検討してください。

就活では一般的でない英語・英語略語 (Abbreviation)

志望企業がIT系の企業で、英語の略語や専門用語を使用しないと、かえって伝わらない場合や、あなたが帰国子女で受ける企業が外資系企業の場合など、一部の場合を除いてあまり一般的でないものの使用は避けましょう

たとえば「そのイッシュー(issue)は、○○○と同じで・・・」など頭が良さそうな表現と思いがちですが、にわか仕込みの場合、「そのイッシューこそが問題だと思います」のように、少しおかしな使い方をしてしまいます。「その問題が問題です」という意味になり、失笑される場合もあります。注意しましょう。

IT企業を志望し、よく勉強している学生であれば「IoT」のようなワードはむしろ使用すべきです。関係の薄い業界の場合は「あらゆるものがインターネットで繋がる」とIoTの趣旨を日本語で一度述べてから使用した方が好印象を与えます。

あまり一般的でない英語や略語を使用した場合、面接官が理解できなかったり、質問で詳細の意味を問われたりする場合がありますので「かっこよい」目的での使用は避けましょう

業界用語の略語は使用するなら正確に意味を理解して、自信があるものだけを使いましょう。NPO法人、NGOなどの略語は一般化されているので使用しても問題ありません。(ただし、これらも正確に意味を理解していることが前提です)

就活での提出書類は企業にとってはビジネス文章です。面接もビジネス上のミーティングです。学生気分は排除して臨みましょう。

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