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就活の自己PR をエントリーシート・面接に展開する方法とは?【例文あり】

エントリーシート・面接での自己PRに関する質問

自己PRに関連したエントリーシート上の記入テーマ、または面接時の質問の主な例をあげておきます。

エントリーシート:

  • あなたが大学時代(大学院含む)に最も力を入れて取り組んだことは何ですか?
  • あなたがこれまで打ち込んだことについて聞かせてください。どのように取り組み、行動し、何を得ることができたのか具体的にお書きください
  • ご自身のセールスポイントを大学時代の活動事例や実績とともに具体的に述べてください
  • 大学時代に打ち込んだことを学業面とそれ以外で記述してください
  • このスペースであなたらしさを自由に表現してください
  • あなたの「強み」と「弱み」を端的に書いてください。また「強み」に関してその根拠となる具体的な事例をお書きください
  • あなたがご自身で思うご自分の「長所」と「短所」をお書きください
  • あなたのキャラクター一言で表現してください。次にその理由を具体的にお書きください
面接:

面接ではエントリーシートに記載した内容に関する掘り下げの質問があります。質問の仕方としては、あえて下記のような端的な表現で質問されます。

また、直截的な質問ではなく、あえて質問の意図を隠して、その中からあなたの自己PRの要素を読み取ろうとします。

直截的な質問:

  • 自己PRをしてください
  • あなたの特徴を教えてください
  • あなたの強みを説明してください
  • あなたの長所(短所)はどんなところですか
  • 学生時代、最も力を入れて打ち込んだことは何ですか
  • あなたらしさを説明してください
変化球的質問:
  • これまで一番大変だった経験を教えて下さい
  • これまで一番失敗した経験を教えてください
  • これまであなたが最も「やりきった」と思えることは何ですか
  • あなたが最も継続して行ってきたことを教えてください

この様に色んな角度からの質問となります。しかしこれらの質問の意図は全て同じです

「あなたの人となり」、「性格」や「価値観」、「行動特性」を裸にすることです。そして「長所」、「強み」は何か、あなたがその会社や仕事にとって「使えそうか」「使えそうでないか」、適性を判断するためです。

すべて「自己PR」してくださいと求めているのです。「自己PRは」は「志望動機」と並んで最も重視されるポイントとなります。

エントリーシートで記述したポイントが、通過後の面接では違う角度から質問されるので、そこには一貫したものがなくてはいけません。

それぞれ別の長所*をあげると質問で突っ込まれますので、エントリーシート作成時からしっかり時間をかけて取り組みましょう。

*ただし、面接ではそれ以外の長所を聞かれることがあるので、長所は少なくとも3つは答えられるように準備をしておきましょう。

上記の質問例はすべて「自己PR」してくださいと求めていますが、会社ごとに質問の切り口が違うためそのフォーマットにあわせる必要があります。

更に志望業種や職種によって求められる「強み」をミートさせる必要があるため、一つに絞らずに複数のPRを書けるように準備しておきましょう。

完全な使い回しはできませんが、共通なフレームワークを使うことによって、その都度ゼロから考える手間を省くことはできます。

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自己PRは後出し「じゃんけん」

多くの学生は「他人にアピールできるほど大学時代に打ち込んだことはない。困ったなぁ」と思うものです。

または「何となく大学3年間をあっという間に過ごしてしまった。それなりに勉強し、遊び、サークルにも参加していたが、遊びの延長で語るべきものがない」、「生活費をかせぐためアルバイトに明け暮れていたので、特別な体験はないのでどうしょう」というところでしょうか。

「就活でそんなに大事なら、はじめに言っておいてよ・・・」と・・・。

学生時代に起業したり、NPO法人を立ち上げたり、全国レベルの体育会活動の実績があるハイパー学生は別ですが、ほとんどの学生は自己PRで一旦立ち止まってしまいます。そんなあなたに具体的に自己PRの作り方、書き方を解説していきます。

自己PR要素の整理

企業が「自己PR」で具体的に知りたい要素は以下の通りです。

「あなたの特徴を教えてください」「あなたのPRをしてください」という抽象的な問いの場合でも企業側が知りたいのは具体的な事実です。その意味で「何かの取組をした」という具体的な事実を基に考える必要があります。

  • 「何かの取り組みをした事実」
  • 「取り組むにあたっての動機は何か」
  • 「取組の目標は立てたか」
  • 「目標に向かっての具体的な行動」
  • 「目標に対する障害、困難なことにどう取り組んだか、そのプロセスで考えたこと、行ったこと」
  • 「その結果何が起こったのか。何を得ることができたのか」
  • 「自分の強みはどういう点だと認識しているか」
  • 「その強みをどう仕事に活かせると考えているか」
上記のポイントを活動ごとにまとめていきましょう。

活動が違えば個別の引き出しになります。「何もしてこなかった」という学生でも、授業、ゼミ、アルバイト、サークル、習い事など、可能なかぎり引き出しをつくって、「何故、自分はそれをしたのだろう」から振り返ってみましょう。箇条書きでかまわないので上記の要素を書き出していきましょう。

まず作成に時間がない時は簡易版を作成してみましょう。

自己PRのまとめ方

上記の参考記事「エントリー段階での自己PR 簡易版の作り方【例文付き】」で解説した簡易バージョンの作り方と同じです。エントリーシートは400字でまとめる場合や、フルバージョンの場合だと800字程度の分量があります。

基本は簡易バージョンで作った引き出しごとの表を使用します。まず短く箇条書きにしたポイントを、もう少し詳しく伝えるために文書にして補足していきます。本当に時間がない場合は、エントリーシートの規定の文字数で作成して、推敲して完成させますが、面接への展開を考えるとフルバージョンからそぎ落としていく方が、本当は効率的なのです。

それぞれのポイントを

  • A) 最も強調したいポイント・要素
  • B) 理由、行為、対処など、伝えたいポイントを説明、補強する要素
  • C) あったほうが良い付加的な補強要素
にランク分けしておきます。次にロジックの流れを考えて、要素をつなげて文にしていきます。

それぞれのポイントを簡易版で完成させた文のフローでいったんつなげましょう。全文を俯瞰してみて、最も伝えたい大事なポイントが伝わっているか、A)B)C)のポイントのフローとプライオリティ、文字量のバランスを見ていきます。

まず800字のフルバージョンを完成させましょう。その際、面接で自分が説明するつもりで音読して、バランスやうまく伝わるかをチェックして完成させましょう。良い面接時対策になります。必ず音読してください。

選考担当者はエントリーシートをななめ読みしているように思かもしれませんが、心の中では音読しているものなのです。

読みやすさ、ロジックのフロー、リズムは重要です。もちろん誤字・脱字は厳禁です。最後の締めの文章は、何故、自分がその企業を志望するのかの「意思の表明」であるべきです。そして、「その企業に対する志望意欲の理由が、腑に落ちる」レベルになるように文を推敲しましょう。

800字バージョンが完成したら求められる文字数、たとえば400字バージョンの場合は800字バージョンでの修飾文や補強文をそぎ落としていく作業です。チェックも800字と同じ要領で、音読して行い完成させます。

「あなたの長所をお書きください」への完成例文:(800字)

私の長所は異文化の中でも活かせるコミュニケーション能力です。誰も助けてくれない状況で自分を試したいと考え、大学3年の夏タイを一人で旅しました。エアーや現地での交通、宿の手配など全て自力で約1ヵ月間タイを旅しました。

 

その資金を得るため、コンビニエンスストアの深夜のアルバイトを2年間つづけました。深夜シフトの同僚は留学生ばかりで当初はフラストレーションが溜まりました。宅配便やチケットの発券など難しいオペレーションはすべて私任せで、コミュニケーションもうまくとれず、店もぎすぎすした雰囲気になっていきました。

 

しかし働くのなら気持ちよく働きたいと考え、自ら中国やベトナムからの留学生たちと積極的にコミュニケーションをとる努力をしました。休憩時間や仕事の合間にアニメの話題をしたところ、留学生達と片言の英語と日本語で意思を通じ合えるようになっていったのです。

 

更にインターネットで中国やベトナムでの話題をチェックし積極的に話しかけることによって徐々に信頼関係ができていきました。その結果、彼らが苦手なオペレーションも教えることができ、業務をチームワークによってスムーズに行えるようになりました。

 

この経験により、異なる背景や文化を持つ人でも自ら積極的にコミュニケーションを働きかけることによって「信頼関係」をつくれることを学びました。

 

一人旅用に通学時間は英語のリスニングを行い、会話はスカイプのレッスンを取り入れて英語力も磨きました。その過程で、会話には伝えたいという気持ちが、文法の正確性より大事なのだということを体感しました。

 

一人旅中も海外からのバックパッカー達と知り合い、苦労の連続でしたがなんとか旅も完遂することができました。現在も英会話の勉強は続けています。

 

異文化の中でもひるまずに向かっていける私のコミュニケーション能力を、海外事業展開を益々重視されている御社で活かしたいと考え志望いたしました。

もちろん上記は一例にすぎませんが、参考にしながら、引き出し表の要素を組み合わせて自分自身の800文字バージョンを作成してください。一つ完成したら引き出し毎に複数のバージョンの作成にトライしましょう。

一つだけのエピソードでは不十分です。最低3つのエピソード、6つの強み(資質・能力)を語れるように準備して下さい。

自分を見つめ直しても、何も出てこない、書けない場合の対処法

「自分の人柄さえも信じられない、自信がない」いうという学生はどうすれば良いのかという質問を受けることが良くあります。まだ就活をスタートしたばかりの時は、特にそう思うでしょう。

悩んでいる暇はあまりないので、即行動に移しましょう。日頃から興味を持っている何かがあれば「体験」をキーワードにして行動を起こすことです。

例えば「〇〇国の〇〇〇」に興味があるというレベルの関心があれば、それを自分が現地で体験するためにはどうしたら良いかを考え、資金作りから一人旅の計画、現地でのアポイントメント等、実現のために必要なことをして就活本番までに実際に「体験」することです。お金のかかる海外でなくても、ボランティア活動や、長期インターンでも、オーデイションでも何でもよいのです。

自分自身にとって「チャレンジ」と思える事、「リアルな体験」ができることが重要です。そして決めたら絶対に最後までやり切ることです。例えばオーディションに合格しなくても、自分がやりきったと思えるまで、チャレンジすることが重要です。そうすればその活動から何かしらの発見や成長があるはずです。そしてそれを最大限「就活」に活かせば良いのです。

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