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就活の自己PRとは何か?
自己PRの目的は自分を企業に売り込み、採用を勝ち取るために行う自己紹介です。
そして、自己PRの本質は、志望している企業に対して「自分は何ができて、どう貢献できるのか」をはっきり言い切ることにあります。
その意味で、「自己PRをしてください」と求められたら、自分の長所や経験を語るにしても、結びの文脈は「私の~~によって、御社で~~をしたいと考え志望しました」という志望意思を伝えるべきなのです。
企業はあなたのことを全く知りません。自己PRはあなたが何千・何百とあるエントリーシートの中を通過し、面接の過程で自分をアピールして、内定を勝ちとるための重要な要素です。
この出来不出来によって、選考通過の確率を左右するといっても過言ではありません。
ターゲットは企業の選考担当者です。
何千・何百の中をすり抜けていくためには、自己PRの作り方にもノウハウがあり、自己PRに特化した就活本も多く出版されています。それだけ重要ということですね。
選考担当者にしてもらいたいことは、あなたを選んでもらうことです。
仮に選考担当者があなたを全く知らない状態をA地点だとします。自己PRを読んでもらって、聞いてもらって、あなたの良さを理解し、その企業に必要、プラスになる可能性のある候補として認めてもらうのがB地点です。
あなたの行う自己PRは選考担当者をA地点からB地点に向かわせるための、大事なきっかけなのです。
自己PRが弱いと志望動機を読んでくれない可能性すらあります。
自己PRの目的は、エントリーシートや履歴書をまず採用候補の方に仕分けしてもらうことです。では、どうやって?
自己PRの作り方は多くの就活本に紹介されています。ほとんどの内容は共通ですが、重要なポイントを解説します。
膨大なマニュアルを読まなくても、効率的にできるようにしていますので、ぜひやってみてください。
就活のスタートには、自己分析のサポートツールで自分の強みを発見しよう
「自己分析」は就活のイロハの「イ」ですが、時間がかかり大変です。そして自分を冷静に見つめ直すのも難しいものです。
そんな時、力になるのは本格的な適職診断ソフト、「Analyze U+」です。
「Analyze U+」は251問の質問に答える本格的な診断テストで、質問に答えていくと経済産業省が作った「社会人基礎力」を基に、25項目に分けてあなたの強みを偏差値的に解析してくれるものです。
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OfferBoxは、自分のプロフィールを登録しておくだけで、あなたに関心を持った企業から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。
手早く自己分析を済ませ、就活の流れに乗っていきましょう。
自己PRの作り方
作り方をステップ順に紹介します。自己PRをつくるための、自己分析をしましょう
企業が気にするのは、「学生が大学の3年間でどういう生き方をしてきたのか」です。大学生活を以下のポイントに絞って自己分析して、PRストーリーを組み立てます
- 大学時代で最も力を入れたことは?
- 大学時代で最も苦労したことと、それにどう対処したか、克服しようと努力したことは?
- 大学時代で最も成長できたと思うことは?
- 自分の強みや長所と短所をどう自覚しているか?
- 大学時代に自分の強みや長所をどう活かせたか。短所にどう対処しているか?
自己PRの書き方
上記の上記のストーリーを基に、具体的なエピソードによって自己PR文を作成していきます。
Step 1:
まず結論を述べます。自己PRを大学生活からだらだらと順序だてて話しても、よほど特殊なエピソードでないかぎり印象に残せません。端的にまず課題に対する結論を提示します。ガクチカの質問であれば「大学時代にもっとも力を入れたのは○○です。」と結論を先に示します。
自分の強みや長所を説明する場合は、「私の強みは〇〇です」、「私の長所は〇〇です」と結論を述べてから、それを証明する経験や行動のエピソードを簡潔に話します。
Step 2:
次にその行動の結果、何を得ることができたのか、自分が成長できたのか、人に対してどう影響をもたらすことができたのか、ポジティブなプラスの結果を明確に述べます。
ここでは具体的な事象、たとえばバイトの売り上げをXX%あげることできたとか、塾の生徒の合格率をXX%あげることができたというように定量的に数字で印象づけるのものでも良いし、心の満足や人間的な成長、人からの感謝された定性的なものでも良いです。
数字の受け取られ方は選考の担当者によって違うため、必ずしも数字で語ることが優位ではありません。よほど凄い実績であればよいですが、たとえば「TOEICの点を500から600にしました」と言ったところで選考者の心は動かせません。
Step 3:
更にどうやってそれを達成できたのか、そこにあった問題や課題、それを解決するために自分が行った工夫・努力、その時の気持ちなど、できるだけ相手に具体的なイメージが湧くようにエピソードや具体的な言葉を交えて展開します。
Step 4:
最後にこの経験から学んだこと、得たこと、成長したこと、自身の「強み」や「長所」をこれからの仕事や志望する企業で、どう役立たせていきたいのかを、自分なりの「意志」、「仕事に対する態度や行動の指針」としてまとめましょう。
「大学時代に力を入れたこと」は規定種目ですので早めにまとめておきましょう。
とりたててPRできるものがない、という就活生へ
上記のフローで少なくとも3パターン、できれば5パターンのストーリーを書きましょう。「一個でも書くべきことがないのに、どうすればいいの?」と突っ込みが聞こえてきます。
そうですよね。みんながみんな感動のエピソードなんてないし、自分はなんとなく3年間をすごしてしまったので、特に頑張ったこともないという学生の声をよく聞きます。
でもここは見つけるしかありません。
もちろん全くの作り話をでっちあげても、嘘はばれるのでだめです。本当にがんばったことはゼロではないはずです。冷静になってふりかえってみましょう。
自分が感動し、良かったなと感じる思い出や出来事は必ずあるはずです。苦しかったことでも良いのです。自分が継続してきたこと、小さなことでも良いのです。とにかく3つ以上書き出す、絞り出す努力をしましょう。
そしていかにもマニュアルをコピーしたようなものは避けて、自分らしさが伝わるものを探していきましょう。
たとえばサークル活動、アルバイト、ゼミでの活動やボランティア活動、大学の夏休みに必死でバイトしてお金を貯めて、どこかへ一人旅をした経験でも良いです。
「自分が頑張った」と思える経験の中には、その過程で発見したこと、自分を成長させてくれたエピソードがあるはずです。
それを見つけたら、何故自分が成長したと思えたのか、感動したのか、「何故、何故」を自分に数回繰り返して掘り下げてみてください。具体的に起こったこと、人から言われたことなど、記憶の断片をつなげてみるのです。
そうすることで自分の興味や価値観、行動パターンと紐付けることができるはずです。
最後に、その過程で自分が得たものを、これからの仕事、この企業でどう活かせるのかを考えてみてください。
希望職種まで結び付けられればベストですが、さすがに無理やりすぎる場合は仕事に対する態度や行動の指針まででも結構です。
自分を見つめ直しても、何も出てこない、書けない場合の対処法
「自分の人柄さえも信じられない、自信がない」いうという学生はどうすれば良いのかという質問を受けることが良くあります。
まだ就活をスタートしたばかりの時は、特にそう思うでしょう。悩んでいる暇はあまりないので、即行動に移しましょう。
日頃から興味を持っている何かがあれば「チャレンジ」と「体験」をキーワードにして行動を起こすことです。
例えば「〇〇国の〇〇〇」に興味があるというレベルの関心があれば、それを自分が現地で体験するためにはどうしたら良いかを考え、資金作りから一人旅の計画、現地でのアポイントメント等、実現のために必要なことをして就活本番までに実際に「体験」することです。
お金のかかる海外でなくても、ボランティア活動や、長期インターンでも、オーデイションでも何でもよいのです。
自分自身にとって「チャレンジ」と思える事、「リアルな体験」ができることが重要です。
そして決めたら絶対に最後までやり切ることです。
例えばオーディションに合格しなくても、自分がやりきったと思えるまで、チャレンジすることが重要です。そうすればその活動から何かしらの発見や成長があるはずです。そしてそれを最大限「就活」に活かせば良いのです。
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