Contents
社会人基礎力とは?
企業が期待する資質や能力を理解しておくことは、就活をしていく上で大切な指針になります。自己分析の5大特徴から始まり、面接での自己PR、大学生活で最も力をいれたことを話す際にも、自分がフォーカスするポイントを企業が求める人材像と重ねて話すことが出来るようになります。
数多く出版されている就活対策本は、企業が期待する資質や能力に関してあまり系統立てて説明せず、「協調性のアピールの仕方」「自己PR:主体性をどう書くか」など表層的なテクニックの解説に終始しているものがほとんどです。とくに「何故?」という視点が欠けているため、就活生も「なんとなく、企業や仕事というものは、そういうものだ!」とざっくり理解している人も多いと思います。
ここでは一旦立ち止まり、本質に帰って企業が期待する資質や能力を理解するため、経済産業省が2006年から提唱している「社会人基礎力」をおさえておきましょう。
社会人基礎力は、経済活動をして活躍していくために必要な能力を定義したものです。就活を効率よく進めるために、企業が求める人材像をイメージしておくことはとても重要です。
企業を取り巻く環境の変化
なぜ国は「企業が期待する資質や能力」を多くの企業、専門家と共にまとめ、発表したのでしょうか?それは日本が戦後培ってきた競争力が、通用しなくなってきている現実があるからです。
経済のグローバル化、ボーダレス化、社会や業務のIT化、業際の融合・他分野からの競争、勝てるビジネスモデルの変化・短命化、そして日本がかかえる根本的な問題の人口減少・少子高齢化など、企業を取り巻く変化のスピードがあまりにも速くなっていることに起因します。
これらの劇的な変化に伴い、日本企業の特徴であった「終身雇用」や「年功序列」はすでに崩れて「雇用の流動化」と「成果主義」が常識になっています。企業が勝ち残るためには「変化に対応していく力と態度」が備わっている人材が必要なのです。
しかし「変化に対応していく力と態度」ではあまりに抽象的なので、経産省では次に示す3つの力と12の能力に分けて定義しています。これらの力があり、且つ変化に対応できる人材を企業は求めているのです。
経済産業省 社会人基礎力 3つの力と12の能力
前に踏み出す力(アクション):一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力
- 主体性:物事に進んで取り組む力
- 働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
- 実行力:目的を設定し確実に行動する力
- 課題発見力:現状を分析して、目的や課題を明らかにする力
- 計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する能力
- 創造力:新しい価値を生み出す力
- 発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
- 傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く能力
- 柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
- 状況把握力:自分と周囲の人々や、物事との関係性を理解する力
- 規律性:社会のルールや人との約束を守る力
- ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する能力
もちろん自己分析で自分が得意と思えないものを、無理やり柱にしてはいけません。ただ闇雲に考えるより、これらの力の中から自分がアピールできそうな力を合わせて考え、自己分析からはじまる就活の羅針盤にしてください。
就活のスタートには、自己分析のサポートツールで自分の強みを発見しよう
「自己分析」は就活のイロハの「イ」ですが、時間がかかり大変です。そして自分を冷静に見つめ直すのも難しいものです。
そんな時、力になるのは本格的な適職診断ソフト、「Analyze U+」です。
「Analyze U+」は251問の質問に答える本格的な診断テストで、質問に答えていくと経済産業省が作った「社会人基礎力」を基に、25項目に分けてあなたの強みを偏差値的に解析してくれるものです。
本当のあなたの強みや向いている仕事を素早く「見える化」してくれます。
「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への会員登録が必要です。もちろん全て無料で利用できます。
OfferBoxは、自分のプロフィールを登録しておくだけで、あなたに関心を持った企業から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。
手早く自己分析を済ませ、就活の流れに乗っていきましょう。
経団連調べ:2019年4月入社対象 選考にあたって重視した点
次に経団連が2018年選考時に行った調査結果の、項目別TOP 10ランキングをみていきましょう。選考に当たって重視した点を5つ選択して集計した結果のTOP10項目は以下のようになります。
上位から順に並べます:
- コミュニケーション能力:82.4%
- 主体性:64.3%
- チャレンジ精神:48.9%
- 協調性:47.0%
- 誠実性:43.4%
- ストレス耐性:35.2%
- 論理性:23.6%
- 責任感:22.1%
- 問題解決能力:19.8%
- リーダーシップ:17.1%
先ほどの社会人基礎力との相関を考えてみると次のようになります。
- 発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
- 傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く能力
- 柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
- 状況把握力:自分と周囲の人々や、物事との関係性を理解する力
- 主体性:物事に進んで取り組む力
- 働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
- 実行力:目的を設定し確実に行動する力
- 創造力:新しい価値を生み出す力
- 傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く能力
- 柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
- 状況把握力:自分と周囲の人々や、物事との関係性を理解する力
- 規律性:社会のルールや人との約束を守る力
- 傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く能力
- 柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
- ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する能力
- 規律性:社会のルールや人との約束を守る力
- 実行力:目的を設定し確実に行動する力
- 課題発見力:現状を分析して目的や課題を明らかにする力
- 計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する能力
- 実行力:目的を設定し確実に行動する力
- 働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
- 実行力:目的を設定し確実に行動する力
社会人基礎力は、企業が内定を出す際に重視したポイントに重なっています。企業があなたに求める力を理解できましたね。
もちろん、その他、柔軟性(15.0%)、潜在的可能性(ポテンシャル)(13.5%)、専門性(12.0%)、創造性(11.1%)、信頼性(10.9%)、一般常識(6.5%)、語学力(6.2%)、履修履歴(4.4%)、留学経験(0.5%)などの項目もあがっていますが、「何が本質的に求められているのか」を理解するのと、しないのでは、就活に大きな差がついてしまいます。
迷ったらかならずこの記事に戻って読み直してください。「自分には何のとりえもない」と思っている学生も、掘り下げていけば必ず企業人として必要な、これらのチカラのひとつ、ふたつは備わっているものです。自己分析をしっかりやって自分を信じて前に進みましょう。
自己PRが書けない時に!自己PRジェネレーターを活用してみよう
自己PRを作成する際、伝えたいことは沢山あっても、上手くまとめる自信がない就活生も多いはず。
そんな時は、「自己PRジェネレーター」を活用してみましょう。
自己PRジェネレーターを使えば、簡単な質問に答えるだけで理想的な流れの自己PRが完成します。
無料でダウンロードして、人事を唸らせる自己PRをサクッと完成させましょう。
このツールを利用するための登録時に、完全無料で自分に有益だと思える就活サービスにもチエックを入れて、就活をより効率的に進めていきましょう。
36の質問で、あなたの強み・適職を診断
就活は、あなた自身を企業に売り込む場。だから、自己分析をして、自分の強みを理解しておく必要があります。ただ、そんな時間がない方も多いはず。
そんな時は、自己分析ツールの「My analytics」を活用してみましょう。
My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、あなたの本当の強み・適職を発見しましょう。
このツールを利用するための登録時に、完全無料で自分に有益だと思える就活サービスにもチエックを入れて、就活をより効率的に進めていきましょう。
就活のスタートには、自己分析のサポートツールで自分の強みを発見しよう

「自己分析」は就活のイロハの「イ」ですが、時間がかかり大変です。そして自分を冷静に見つめ直すのも難しいものです。そんな時、力になるのは本格的な適職診断ソフト、「Analyze U+」です。
「Analyze U+」は251問の質問に答える本格的な診断テストで、質問に答えていくと経済産業省が作った「社会人基礎力」を基に、25項目に分けてあなたの強みを偏差値的に解析してくれます。本当のあなたの強みや向いている仕事を素早く「見える化」してくれる優れたツールなのです。
「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への会員登録が必要です。もちろん全て無料で利用できます。

<オファーボックス参加企業の一部>

人気企業1,000社の選考通過ESを参考にして、エントリーシート対策を強化しよう
「就活ノート」に無料登録すれば、先輩の書いたエントリーシートを1,000社、2,000枚以上閲覧できます。自分になかった視点や「その学生らしい切り口」も見つけ、選考に強いESを書くコツを身につけよう
選考を通過したエントリーシートを参照して、コツをつかみ、自分のESに活かしましょう!
\\ 就活を成功に導くカギは、具体的な行動を起こすこと //
あわせて読みたい!就活に即効の記事、ベスト5
-
1
22年卒の登録が殺到!大手企業も利用するオファーボックスでスカウトをもらおう
資生堂、マイクロソフト、日産自動車、朝日新聞、JCB、コクヨ、GREE、SECOM、3M、オプト、CO・OP、ATEAM、MicroAd、船井総研、大幸薬品なども利用している逆求人型スカウトサービスのOfferBoxを賢く使い、就活のもう一つのルートを開いておこう。
-
2
人気企業1,000社の選考通過ESを参考にして、エントリーシート対策を強化しよう
「就活ノート」に無料登録すれば、先輩の書いたエントリーシートを1,000社、2,000枚以上閲覧できます。自分になかった視点や「その学生らしい切り口」も見つけ、選考に強いESを書くコツを身につけよう
-
3
厳しい環境の22年卒就活には、dodaキャンパスを賢く利用する打ち手がある
厳しい環境の22年卒の就活では、逆求人型スカウトサービスで急成長しているdodaキャンパスを試してみよう。オファー受信率98%、ベネッセならではの充実したオンライン講座やイベント、本格的な適性診断まで無料で使えます!
-
4
本当の自分にベストな企業が選べる、逆求人型就活サイトを賢く使おう
自分にベストな企業に入るには、大手ナビサイトと逆求人型就活サイトのスカウトを併用するのがお勧め。逆求人型サイトの大手であるキミスカを例に、メリット、デメリットを分析し、その賢い使い方を解説します。
-
5
首都圏の学生で、就活が不安でしかたがない人への神サービスを試してみよう
もう一人で悩まなくていい。就活の専任アドバイザーがマンツーマンでES添削・面談対策をしてくれ、しかもあなたに合った優良企業を紹介、完全無料の就活サポートをしてくれる「キャリアチケット」を紹介します。