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エントリー段階での自己PRを手早く、まとめる方法
エントリーシートを提出したいが、自己PRをまだしっかり考えていなかった、もしくは、まだしっかりできていない学生は次のやり方で自己PRを作ってみてくいださい。
提出締め切りまでに時間が十分とれないときの対処法です。
簡易版といっても、しっかり考える必要はありますので真剣に取り組んでください。分かりやすいように学生A君の例を挙げて説明します。次のステップを参考にしてやってみましょう!
Step 1: 大学時代に力を入れたことを最低5つ書き出す(5つの引き出しを作る)
大学時代に力を入れたことを、最低5つ書き出してみましょう。分野、レベルは問わず書き出していきましょう。
- コンビニでのバイト
- 海外旅行一人旅
- ゼミでのプレゼン
- サークルのWEBサイト立ち上げ
- 英語力(英会話)
Step 2: 自分は「何故それをやろうとしたのか」、動機を考えて記述する
Step 1で書き出した活動に対して、自分は何故それをやろうと思ったのか、それぞれの動機を書き出しましょう。何故そう思ったのかを、繰り返し自分に問いかけていくと、より深い動機を発見できるので、試してみましょう。
- :バイトして海外を一人で旅したいという夢を実現したかった
- :誰も助けてくれない環境のなかで、自分がどこまで対応できるのかを試したかった
- :会社法のゼミを選んだ理由は、父親が小さな会社を経営しており、会社というものはどういうものなのか、法人と呼ばれているが、どんなルールで法的に位置づけらえているのかに興味があったから
- :大学2年の時、所属している異文化交流サークルへの参加者を、もう少し増やしたいと考えサークルの友人・留学生とWEBサイトを立ち上げた
- :海外での一人旅で困らない最低限の英語力を身に着けようと考えた
Step 3: 大変だったこと、克服しなければならなかったことを書き出す
それぞれの活動に関する問題点や、克服しなければならなかった課題を思い出して記述していきましょう。大変だったこと、苦労したことなどを思い出して書いていきます。
- :深夜シフトで眠かった。同僚が外国人で仕事上のフラストレーションがたまった
- :空港から出たとたん、怪しいタクシー運転手に呼び止められパニックになった
- :内容もさることながら、プレゼン作成をパワーポイントの使い方から始めたので、発表できるレベルまで作りこむのが難しかった。また、人前でちゃんとプレゼンするのも始めてだったため、どうしてよいのか分からなかった
- :友人・留学生と意見や方向性がバラバラで、まとめるのに苦労した
- :お金がない中、どうすれば実践的な会話力が身に付くのか、必死に考えて方法を探した
Step 4: 問題や課題を、どう捉えて克服・改善したのかを書く
活動を進めるるにあたって直面した問題や課題に対し、自分はどう向き合ったのかを考えます。大変だったことや苦しかったことを、どう改善して克服したのかを書き出しましょう。
- :仕事以外の部分で留学生とコミュニケーションをとるように心がけ、共通の話題をみつけて少しずつ信頼関係を築いていった
- :ブロークンイングリッシュで、とにかく質問しまくって、ちょっと怪しいと感じたので断ることができた
- :パワーポイントのマニュアルを読みまくり、2日間でだいたいのことができるようになった。恥ずかしかったが友達相手にプレゼンを聞いてもらい、リハーサルしたことで本番が落ち着いてできた
- :とにかくイメージが共有できるように、画面イメージとコンテンツ内容を具体的に共有しながら徹底的に議論した
- :Webサービスでスカイプを使ってフィリピンの先生と直接マンツーマンで話せるサービスをみつけて、とにかく文法は不正確でも、伝えたいことを伝える気持ちが重要ということを学んだ。
Step5:1~4のステップを編集して文を完成する
Step2から4で要素が揃いましたね。これをつないで編集しなおせば簡易版はすぐ完成です。
その企業に一番受けそうなテーマを仮説ベースで良いので選んで、そのプロセスで自分が最も得られたことを加えます。
現在の自分が何を思っているのか、しているのか、そして最後に企業に対する思い、「自分の意思」、その企業でやってみたいこと、貢献したいポイントのいずれかをを加えて締めくくりましょう。
そして質問に従った結論を冒頭に持ってきて完成です。
たとえば「あなたの強みをお書きください」という質問であれば、冒頭は「私の強みは○○です」となります。そして、締めの文章は「~~の強みを、御社の~~で活かしたいと考え志望しました」という文脈で結びましょう。
では、上記の学生A君の自己PR文を参考にしてください。
完成例文「あなたの強みをお書きください」:(300字)
上記をひな形にして、書き出した要素を志望動機及び企業の事業分野に結びつけ、複数のパターン(違うエピソードで資質・能力のバリエーション)を用意しましょう。
エントリーシートのフォーマットで、スペースや文字数に制限がある場合は、重要なポイントを残して文書を推敲してそぎ落としていきましょう。
時間がない時は、最低限これをやれば自己PR文を作成できます。やってみましょう。
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