【就活Webテスト】要注意のTG-WEB、計数問題：暗号の解き方

暗号の「こすどすてすにす」と「るすたすのすもす」を比較すると、「す」が、他のひらがなの後に必ず出現している規則性がある。

この規則性に気が付けるか否かが解答への第一関門です。

次に、この「す」を「こすどすてすにす」から除いてみると「こどてに」になります。

次に「そのせき」と「こどてに」の共通したものがあるどうかを見つけるという発想をします。

ローマ字で表記すると

「so no se ki」と「ko to te ni」となり、母音が同じことが分かります。

「るすたすのすもす」から「す」を削除した「るたもの」をローマ字で表すと、「ru ta no mo」

であり、母音の並びは　「u a o o」であることが分かります。

そこで、選択肢の中で同じ母音の並びをしているのは、５の熊本「ku ma mo to」であることが分かります。

選択肢の母音を検証してみると、以下のようになります。

1. ：山口 (ya ma gu ti)
2. ：山梨 (ya ma na si)
3. ：広島 (hi ro si ma)
4. ：青森 (a o mo ri)
5. ：熊本 (ku ma mo to)

正解：

３：111 100 110 102

暗号で表現されているのが、全て0、 1、 2のみの組み合わせであることから、言葉を三進数で表現しているものであることに気が付くことが、正解に近づく第一歩です。

次に、「鞄」と「門」に共通している数が、「001」、「021」であることから、共通する綴りを探っていくと、ひらがなやローマ字では（かばん、もん）は「ん」が共通するが暗号の最後の数字が違い、（かばん、かど）と呼んでも「か」は共通だが最初の数字が違うことから上手くいかないことが分かります。

上手いかないので、英語単語で考えると、鞄＝bag、門＝gateで考えるとa とgが重なっていて、先ほど考えた三進数をアルファベットに置き換えて考えてみようという発想に繋がります。

また牛乳を英単語で表すとmilkの4文字になることにも、あたりをつけておきます。

ここで三進数をアルファベットに変換する表をつくると以下のようになります。

ここで、bag を変換表に当てはめると002 001 021、gateは021 001 202 012となりぴったり当てはまることが分かります。

あとはmilkを変換してみると111 100 110 102であることが分かるので、３が正解であることがわかります。

上記の解放は正攻法ですが、正解にたどり着くには時間がかかるという難点があります。

時間をかけないで解く方法 1：

三進数と英語であることの当たりが付いた段階で、選択肢をよく見ると、以下の数字が含まれていることが分かります。

１：001 121 012

２：021 012 001 200

３：111 100 110 102

４：001 200 200 120 212

５：021 120 001 202

bagとgateを考えてみると、aとgが共通して使われていて、milkには共通して使われているアルファベットがないことが分かります。

さらに４つの数字で表現されている選択肢を選ぶと2、３、５であることから、正解の３を絞り込むことができます。

時間をかけないで解く方法 ２：

三進数と英語であることの当たりが付いた段階で、bagを三進数で表してみると、baが二番目と一番目のアルファベットであるはずなので、三進数で表すと、ｂが002、aが001なので設問の条件と合うことが分かり、この推論が正しいとの前提に立ちます。

ｇは設問から021ということが分かっているので、アルファベットに当てはめると7番目の文字です。

設問の条件の「002 001 021」から「ｇ」は021、milkの2番目の文字「i」はアルファベットにあてはめると9番目の文字なので、021から２つ三進数を進めれば良いので、「i」表す三進数は100のはずです。

選択肢の2番目の文字が100なのは3のみなので、3に絞り込むことができます。

上記の２つの推論の方法は、アルファベットと三進数の一部の関係だけで解ける方法なので、2分で解くにはこの方法がおススメです。

正解：4

P5D5H2N4

この問題は、言葉を表す暗号の中で使われている数字に着目できるかできないかで、解けるか解けないかが大きく分かれます。

数字に着目すると、設問の条件と選択肢の暗号に使われている数字は1~５の5つの数字であることが分かります。

そこでこの5つの数字が「 a, i, u, e, o」の母音を表していること気が付ければ簡単に暗号を解読できます。

シロクマ＝si, ro, ku, ma=母音の並びは「i, o, u, a」であり、暗号の数字は「4, 1, 3, 5」、シマリス＝si, ma, ri, su=母音の並びは「i, a, i, u」であり、暗号の数字は「4, 5, 4, 3」を考えると、「 a, i, u, e, o」の母音は「a=5, i=4, u=3, e=2, o=1」で表していることが分かります。

問題のカワセミは、ka, wa, se, mi、母音の順番は「a, a, e, i」の順番なので、数字に置き換えると「5, 5, 2, 4」の順になっているはずです。

そこで選択肢にあてはまるものを探すと、選択肢の４「P5D5H2N4」がその条件に当てはまり、正解が４であることが分かります。

ちなみに子音はアルファベットを逆（a=z）、(b=y)に置き換えて、上記の母音の暗号をあてはめいるものですが、子音から考えて制限時間内に答えを導くのは非常に難しいので、上記のように母音のみで解答を導きましょう。

複雑なものを捨て、単純なものの法則性を見つける発想ができるかを試す、TG-WEBらしい問題です。