就活準備をこれから本格的に始めようとしている就活生に向けて、難易度が高いWebテストの代表格、TG-WEB(従来型)の計数問題をクイズ形式で紹介します。
スキマ時間に数問の問題を解くことによって、TG-WEB計数問題の傾向、問題の癖をつかみ、自分にとっての難易度を早めに知っておくのは大事なことです。
多くの企業が採用しているテストの代表的なものがSPIや玉手箱になりますが、この記事で紹介するTG-WEBは、就活人気が高い優良企業が採用している場合も多く注意が必要です。
TG-WEBでは、SPIや玉手箱の対策をしっかりしておけば解ける問題も出題されますが、特に計数問題は独特の癖のある問題も多いため、その特徴を知って問題に慣れておくことが重要です。
Table of Contents
TG-WEBの特徴
TG-WEBはヒューマネージ社が開発した人材能力適性検査です。自宅で受けるWebテスト方式と、TG-WEBを専用の会場で受けるテストセンター方式があります。
TG-WEBには「従来型」と「新型」の2タイプがあり、どちらを採用しているかは企業によります。新型の計数問題は計算問題が基本になっており、いかに早く正しい計算ができるかを試されます。
現状ではWebテストの「従来型」を採用している企業が多く、「従来型」が主流と考えて良いでしょう。能力テストのパートは以下のような分類となります。
TG-WEB(自宅受験型) | 問題数 | 制限時間 | 問題の傾向 | |
言語 | 従来型 | 12 | 12分 | 長文読解・空欄補充・並べ替え |
新型 | 34 | 7分 | 同義語・対義語 | |
計数 | 従来型 | 9 | 18分 | 暗号・展開図・推論 |
新型 | 36 | 8分 | 方程式・四則演算・図表 | |
英語 | 10 | 15分 | 長文読解・言い換え・意味の合致 |
テストセンターの計数問題は、検査1と検査2の二部構成になっていて、検査1では四則逆算40問/7分(新型の問題と同じタイプ)、検査2では図表の読み取りと推論の問題が13問/8分で出題される構成になっています。
図表の読み取りは新型、推論は従来型と同タイプの問題です。
つまり、テストセンター試験の場合は、従来型と新型の両方の問題に慣れておく必要があります。尚、テストセンターでは電卓の使用はできません。
問題数も多く時間がとても短いので、難易度はさらに高い試験です。
この記事では、SPIや玉手箱の対策では対応が難しい、TG-WEB従来型の計数問題の中から、TG-WEBの特徴がよく出ている問題を数問ピックアップしています。
TG-WEBの推論問題は、SPIの対策をしっかり行ない、命題や推論の問題を解くことができれば、ある程度対応は可能です。
しかし、従来型の暗号や展開図、一筆書き等、独特の問題も多い為、TG-WEB採用企業を志望する方は、問題集を解くなどのTG-WEB専用の対策を行っておくことをおススメします。
この記事ではその例題と解答、解答方法をクイズ形式で掲載しています。
まず問題を自力で解いてみて、自分にとっての難易度を把握してみましょう。1問あたり2分を目安として下さい。
TG-WEBは「成果を生みだせる人材を見極める」というコンセプトを売りにしているテストです。
近年、本選考はもちろんのこと、インターンシップ参加への選考にも使用する企業が増えています。
TG-WEBの採用実績企業
以下にリストアップした企業は、近年TG-WEBを本選考、もしくはインターンシップ参加への選考に使用した実績のある代表的な企業です。(注意:全部ではなく、実績のある大手企業の一部です。また将来の採用の有無も未定の過去実績です)
資生堂、花王、旭化成、富士フイルムイメージングシステムズ、三菱重工業(事務系)、三菱UFJ銀行、日本政策金融公庫、テレビ朝日、日本テレビ放送網、日本たばこ産業、明治安田生命保険、ユー・エス・ジェイ、TOTO、ヤマハ、デロイトトーマツコンサルティング、ジョンソンエンドジョンソン、キヤノン(事務系)、キヤノンマーケティングジャパン、セイコーエプソン、キリンホールディングス、積水化学工業、大日本印刷、神戸製鋼所、全国共済農業協同組合連合会、近畿日本ツーリスト、他
もし、あなたが上記の企業を就活の対象としたいと考えるなら、以下の例題を是非試してみて下さい。
そして、難しいと感じたら問題集を解くなどの対策を開始しましょう。
TG-WEBの例題:「一筆書き」問題
図のように、1辺が10m正方形を組み合わせたような、全長400mの道がある。P点を出発してすべての道を通って再びP点に戻る場合、最短距離は次の選択肢のどれか。
- : 450m
- : 460m
- : 470m
- : 480m
- : 500m
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