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就活の適性検査、SPIの対策はできていますか?

SPIとは何か?

就活生が越えなければならないハードルの一つが適性検査です。企業が独自に適性検査を設計する場合もりますが、専門的な知見・ノウハウが必要のためアウトソーシングする需要が多いのです。

また、全国統一模擬試験のように全国レベルの客観的データとの比較が可能なことから、企業は積極的に外部委託したテストを採用しているのが現状です。その最王手はリクルート社が提供するSPIテストです。正式名称を「SPI総合検査」といいます。

適性検査を提供している会社は他に、SHL社による「玉手箱」、ヒューマネージ社による「TG-WEB」などがありますが、ここでは11,900社以上が採用し、受験者数が189万以上にのぼるSPIを例に解説していきます。現在使われている名称はSPI3と呼ばれています。

SPIテストの中身 

SPIテストの中身は大きく2つの要素で構成されています。「能力検査」と「性格検査」です。

「能力検査」とは? 

能力検査は「言語分野」と「非言語分野」の2つの分野の構成になっています。言語分野では「質問の文脈上の意味」や「質問で使われている言葉の意味を理解できているか」を問われます。

 

正しく理解さえできれば、質問の内容そのものはそれほど難しいものではありません。ただし理解するスピードも求められますので注意が必要です。

 

非言語問題は数的処理能力、数字がどういう意味を持っており、どの数字をどう計算すれば回答を得られるかを計る問題です。

計算の知識でいえば小学校高学年から中学生でも回答できるレベルです。しかし、問題を読み解く知恵は必要です。問題に設定された事象をを論理的に解釈して、式に置き換えていく能力が試されます。また計算能力ではなく、論理的な思考力、数学的なセンスを問う独特の問題も出題されます。文系の学生の皆さんは、特に早めの対策をすることです。

 

こちらも理解力と同時に処理のスピードも計れるように設計されています。つまり基礎的な数的理解力と、回答を効率的に導く能力を検証する設計となっています。

「性格検査」とは?

性格検査はその人の本質的な性質や考え方、行動パターンを明らかににして、その人がどんな仕事や組織、職種に向いているかを検証できる設計になっています。

 

たとえば「積極的に他者に働きかける」性格か、「物事を見極めるために熟考する」性格なのかに関して、それぞれ色んな角度からの質問が用意されています。

 

ある質問に関して意図的に答えても、その質問と同じ意図を持つ他の質問が沢山あるため、関連する全質問の回答の一貫性、性格の適合度が総合ポイントで判定できる設計と考えれば分かりやすいと思います。

 

具体的には物事や人、目標に対する考え方の選択肢が提示され、どちらに自分があてはまるかを答えていけばいいだけです。性格を検査するテストなので難しい、難しくないというレベルの質問ではありません。

SPIの評価の仕方

能力検査は学力を問うテストとは違い、高得点を競うものではありません。

企業は独自の基準を設定して、その基準以下は足切りをして次の選考に呼ばない、もしくはランク付けをして採用の参考にします。

適性検査は文字通りその学生の本質的な考え方や行動のパターンを炙り出すものです。企業はエントリーシートとの適合性、面接での受け答え内容の検証用に利用します。

SPIの受験の仕方

大きく分けて4つのパターンになります。志望企業によってやり方は違うため注意しましょう。それなりの心構えや準備が必要になります。

WEBテスト:

  • インターネットに接続できるPC端末から受験します。指定された時間内に受験する必要があるため、いつでも、どこでからでも、という訳にはいきません。各質問に回答制限時間が設けられているので、設定時間内で回答していく必要があります。

テストセンター:

  • SPIを開発しているリクルートキャリア社が会場とPCを用意して、そこに学生を集めて実施するパターンです。模試試験と同様のやり方と思ってください。

ペーパーテスト:

  • 大学受験と同じです。個別の企業が用意した会場でPCではなく紙=マークシートで回答します。

インハウスCBT:

  •  応募する企業に出向いて、企業内のPCで回答する方式をとります。

SPI対策

まずどんな問題なのかを知ることからです。問題のレベル、傾向を把しましょう。

現在SPI対策ができるWEB上のサービスは沢山あります。書店の就職コーナーではSPIの対策本や問題集が数多く売られています。

レベルや傾向を把握した後に、するべきことは慣れることです。WEB上のサービスや問題集をやってみましょう。その際は指定されている時間内で回答できるのかをモニター、記録しておくことが重要です。

非言語問題に関しては、「就活の答え」の中に、非言語問題のミニ問題集を掲載しています。通学などの隙間時間でもトライできるフォーマットにしているので、ぜひ試してみて下さい。カテゴリーページから簡単に探すことができます。

問題そのものは、時間をかければ正解できるものがほとんどです。能力問題は処理能力と正解率がすべてです

過去の例題を試してみて「これは苦手だな」「算数は苦手なのでしんどい」と思った学生は「問題の傾向、パターンを知る」「とにかく数をこなして慣れる」ことです。それしかありません。

SPIは対策しても無駄という説明もされていますが、目的は良い点をとることではありません。目的は次の選考にすすむこと、足切りされないことです。そのためには慣れるしかありません。苦手な学生は努力するしかないのです。

SPIの代行受験は、ばれるのか?

SPIをWEBテストで実施している企業の場合、SPIが得意な友人の替え玉受験してもらったり、一緒にいて回答してもらったり、場合によっては代行業者に頼んで高得点を出して切り抜けたりする学生もいるのは事実です。

WEBテストの制度設計上どうしても防げない不正といっても良いでしょう。企業側もこのことは問題視しているため、テストセンターやペーパーテスト方式に切り替える対策を取ったりしています。

また面接で徹底的に能力をチェックする企業や、最終選考段階でインハウスでのペーパーテスト、会社支給PCによるCBTでチェックする対策をとっています。

WEBテストは足切りのために行うので、不正があることを許容しつつ、「本当に能力がない学生だけを選別する目的」と割り切っている企業もあります。

その場合でも、その後の選考で必ずあなたの能力は試されますもし怪しい、嘘をついている、SPIで不正をしたなと思われた場合、他のすべての努力が水泡に帰すのです。あなたは不誠実な人間としてふるいにかけられます。

まず自分でできるところまで、慣れて時間内に正解を出せるまでやってみましょう。Webテストだけの企業を選ぶことは、大幅に選択肢を狭める事にもなります。個々の問題は決して難しくありません。スピードに慣れれば、不正をする必要なんてないのです。

能力検査は全く自信はない。でも自分の良さを認めて欲しいと思う人へ

就活は筆記試験(能力検査・適性検査)が通らないと面接もしてもらえないのが現実なのです。

もしSPIや玉手箱の問題をやってみたけど、自分には全く自信がないと思ったら、能力検査のない企業を選んで志望するという方法があります。しかし、選考の緩い企業は「もしかしたらブラック企業かも?」、「仕事がきつく離職率が高く、とにかく若い人材を集めているのでは?」と不安になってしまいますよね。

そんな時は、自分のプロフィールや自己PRを登録しておくだけで、企業側がそれを見て「この学生に会ってみたい」と思ったら、面接のオファーをくれるスカウト型就活サービスがあります。

自信がないと思ったら、即チェックをしてみましょう。以下のリンクで、代表的なサービスを詳しく説明をしています。

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