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就活のWebテストの代行受験で初の逮捕者、依頼者の学生も書類送検へ

2022年11月21日、警視庁サーバー犯罪対策課は、就活のWebテストを代行受験した男を私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕しました。

男に替え玉受験を依頼した大学4年生の学生も、同容疑で書類送検される方針というニュースが流れました。

特に24年卒で、これから本格的な就活を行う大学3年生には気になるニュースなので、解説をしておきます。

就活のWebテストの替え玉受験・代行受験とは

就活時に自宅で受験するタイプのWebテストは以前から、替え玉受験、代行受験が問題視されていましたが、犯罪として摘発されることはなく、WebやSNS上には替え玉受験、代行受験を行って金銭報酬を得る個人やグループの書き込みや広告が行われてきました。

企業側も当然、自宅受験型のWebテストでは、不正が行われる可能性があることを熟知しており、その問題を重視する企業はテストセンター方式(試験会場に出向き、設置されているPCで解答する方法)や、インハウス方式(企業内でテストを実施)でのテストを行うなどの対策を施してきました。

新型コロナウイルス感染症の蔓延がはじまった21年卒の採用活動からは、テストセンター方式を急きょ自宅受験型のWebテストに切り替える企業が増える傾向にあり、自宅受験型でも一部の企業では監視機能付きのテストを行うなどの対策をしてきました。

一方、自宅受験型のWebテストでは、ある程度不正受験者が出ることを織り込んで、そのまま実施している企業の方が多いのも現実です。

これらの企業は、そもそもWebテストの足切りボーダーが低い(一定の線は引いて選別はするが、テスト結果そのものをそこ迄重視せず、面接選考やその他の活動実績、人柄を重視して採用を決める)企業です。

代行受験や解答集を使用しての受験は、もちろん好ましくはないが、「少し怪しいな」と思っても、学生の工夫の一つ、あるいは協力してくれる友人や人脈がある学生と考えて、目をつぶる企業もありました。

このように、ある程度の不正を許容してきた背景には、今まで就活のWebテストの代行受験では逮捕者が出ず、犯罪として立件されてこなかったという事実もありました。

しかし、今回、警視庁サーバー犯罪対策課が、初めて就活のWebテストを代行受験した男を私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕したことをきっかけに、企業の考え方は不正に対して厳しくなることが予想できます。

逮捕者まで出る「不正な受験を許容している企業」という見られ方をされたり、評判(SNS上の書き込みも含め)が立つと、コンプライアンス的に問題があると思われ、極論すれば「犯罪に甘い」企業というレッテルが付きかねないためです。

自宅受験型でも監視機能を付け、かつイヤフォンの使用のチェックや、不正解答対策を強化する企業が増えていくと考えておくことです。


私電磁的記録不正作出・同供用罪はどんな犯罪なのか?

不正作出電磁的記録供用罪の規定は、刑法161条の2第3項にあり、「不正作出電磁的記録供用罪とは、不正に作られた権利・義務・事実証明に関する電磁的記録を、人の事務処理を誤らせる目的で、人の事務処理の用に供する犯罪」とされています。

刑事罰は、電磁的記録不正作出罪と同一です。

今回の就活におけるWebテストの替え玉受験の場合は、5年以下の懲役または50万円以下の罰金になります(刑法161条の2第1項)。

私電磁的記録不正作出・同供用罪は、他人の正常な事務処理を誤らせる目的で作成権限のない電磁的記録を作り出すことで成立し、同供用罪は、その不正に作り出されたデータを人の事務処理を誤らせる目的で使用することで成立することになります。

今回の場合は、本来学生自身が行うべきWebテストの問題にたいする解答を、替え玉受験者が解答をしてデータを送信することが不正にデータを作り出すことに当たり、その不正に作り出されたデータをテスト実施事業者の事務処理を誤らせる目的、(替え玉受験の依頼者に有利となる不正な判定をさせる目的)で使用することで成立するということが根拠と考えられます。

今まで同罪は主にクレジットカードやキャッシュカード、プリペイドカードの偽造や不正使用、記録の書き換え等が対象となっており、就活のWebテストの替え玉受験・代行受験での摘発は初めてのことです。

SNSやWeb上の広告で依頼者を募集する手口

今回の逮捕者は、ツイッター上で「〇〇大大学院卒、ウェブテ請負経〇4年、計4000件以上、通過率95%以上」「2科目4000円」などの書き込みで依頼者を募集していました。

この種の書き込みやバナー広告、テキスト広告、メール広告をみた就活生は、「自分はテストはできないし、対策する時間も気もないので、代行受験という手があるならそれでいいや」と思った人もいるかと思います。

今回の容疑者も約300人以上から依頼を受け、約1,000社の試験、400万円程度の報酬を得ていたとみられています。

依頼者の学生は容疑者にWebテストを受けるためのIDやパスワードを伝えて23社のテストの代行を依頼し、殆どの企業でテストを通過したようです。

依頼者は将来もあるので、マスコミに公表されることはないとは思いますが、最終面接まで行った1社は今回の事件を受けて自主的に辞退したそうです。

Webテストの代行受験は、ばれるのか?

今回の容疑者のケースは、警視庁サイバー犯罪対策課が水面下で内偵していた結果ですが、当然ながらすべての代行業者に対応できている訳ではありません。

就活の能力・適性検査を自宅受験型のWebテストで実施している企業の場合、SPIや玉手箱等のテストが得意な友人の替え玉受験してもらったり、一緒にいて回答してもらったり、場合によっては代行業者に頼んで高得点を出して切り抜けたりする学生もいるのは事実です。

Webテストの制度設計上どうしても防げない不正といっても良いでしょう。

企業側もこのことは問題視しているため、テストセンターやペーパーテスト方式に切り替えたり、併用(最終選考段階でインハウスでのペーパーテスト、会社支給PCによるCBTでチェック)したりという対策をとっているのです。

また面接で徹底的に能力をチェックする企業、能力検査の中で、正解だった問題と同じ問題を質問して、解答や解法を質問してみる、面接能力と適性・能力検査の結果のギャップをチェックすることは、ほとんどの企業が行っています。

逆にWebテストは足切りのために行うので、不正があることをある程度許容しつつ、「本当に能力がない学生だけを選別する目的」と割り切っている企業もあります。

その場合でも、その後の選考で必ずあなたの能力は試されます。

もし怪しい、嘘をついている、Webテストで不正をしたなと思われた場合、他のすべての努力が水泡に帰すのです。あなたは不誠実な人間としてふるいにかけられます。

まず自分でできるところまで、慣れて時間内に正解を出せるまでやってみましょう。

能力テストのWebテストを実施しない企業や、自宅受験型のWebテストだけの企業を選ぶことは、大幅に選択肢を狭める事にもなります。個々の問題は決して難しくありません。

しっかり対策を行い、スピードに慣れれば、不正をする必要なんてないのです。

「就活の答え」ではSPIや玉手箱、TG-WEBやCUBICなどのWebテストの非言語問題を中心に、隙間時間でミニテストを行えるコンテンツを50以上掲載しています。

ぜひトライしてみて、対策しないと「厳しい」と思う就活生の方は、問題集を解くなどの対策を開始しましょう。

実際に警視庁がWeb試験代行業者の摘発を行い、逮捕者が出たニュースが流れた直後から、Web上にリスティングや上位表示されているWeb代行業者のサイトやSNSのアカウントの殆どは凍結され、アクセス不能となっています。

代行受験を行うWebサイトやSNS上の投稿の削除に加え、あっせんサイトのココナラも、その種のサービスを停止しました。

代行業者に加えて、「解答集」の販売業者・個人のアカウントも現状は削除、もしくはアクセスできない状況となってきています。

就活生が利用したくても、利用できない状況になっていくことは明白です。

それでも水面下で、このサービスを有償で行う人、業者の一部は残っていくでしょうが、「不正」を行うために知恵やお金を使うのではなく、自分の努力で自分に適した企業に就職できるように努力をしていきましょう。

「不正」がばれたら、色んな意味で重大な損失を被るのは不正をした人なのです。

能力検査は全く自信がない。でも自分の良さを認めて欲しいと思う人へ

就活は筆記試験(能力検査・適性検査)が通らないと、その後の面接もしてもらえない企業が多いのが現実であることも「不正」が行われてしまう背景となっています。

もしSPIや玉手箱の問題をやってみたけど、自分には全く自信がないと思ったら、能力検査のない企業を選んで志望するという方法があります。

しかし、選考の緩い企業は「もしかしたらブラック企業かも?」、「仕事がきつく離職率が高く、とにかく若い人材を集めているのでは?」と不安になってしまいますよね。

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