就活に必要な主要能力テスト
大卒新卒の就活に際し、主要な能力テストの特徴を一覧表にまとめて解説します。各テストには個性と独特の問題形式があるため、志望企業の過去実績を参考にして取り組みを開始しましょう。
特に文系の学生は計数・非言語問題は慣れていないと時間内で正答するのが難しいので早めに対策をしていきましょう。企業によってはインターンシップへの参加に能力テストを課す場合があります。
就活のプレエントリーが解禁され、実際のテストの案内が来てからではテスト対策は間に合いません。
下記の一覧はテストの能力検査部分にフォーカスしています。能力テストにプラスして性格テストが行われるのが一般的な適性検査のフォーマットになります。
SPI
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SPI ENG
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玉手箱 |
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GAB |
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IMAGES |
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CAB/Web-CAB |
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TG-WEB
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CUBIC |
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TAP
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SCOA |
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内田クレペリン検査
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ef-1G |
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Webテストの解答集や受験代行に関して
ネット上には○○年卒用の各種Webテストの回答集が販売されています。
問題と解答がエクセル上に記載されている類のものです。特にSPIや玉手箱のようなメジャーなものは簡単にかつ安価に入手できます。
テストセンターや企業に出向いて受験するのではなく、自宅受験型の解答集を入手すれば苦労して問題集を何度も解かなくても、能力検査はクリアできると考える方もいると思います。
しかしはじめから解答集に頼るということは、テストセンターや企業に出向いて行う受験方式の企業は志望できないということを意味します。つまり、志望企業の選択肢を大幅に狭めることになります。(テストセンター試験の代行受験を有料でする業者もありますが、リクは高いので注意してください)
また自宅受験型で適性検査を通過して、その後面接等の選考が進んだ段階(人数が絞られた段階)で、テストセンターやインハウステストが行われる場合もあります。
特に有名メーカーはこのクロスチェックを行うことがあり、自宅受験の際のスコアとテストセンター(もしくはインハウス)のスコアの差で、不正の有無や、就活生の本当の能力をチェックするものです。
解答集を購入したり、仲のいいテストの得意な友人頼んで代わって受けてもらうやり方も、このようなクロスチェックがなされなければ有効とも言えます。しかしクロスチェックされて、全く能力検査の結果がダメダメの場合はそれまでの努力が無駄になります。
企業側も文系学生が計数問題でやたらと正答率が高い場合は、再試験までは行わなくても、面接等で何らかのチェックを行う場合もあります。
Web試験の代行業者はネット上で探せばすぐ見つかります。1社の受験で15,000円から20,000円程度で自宅受験型を受験を代行してくれる業者です。
自宅受験型Webテストの代行受験を高いお金を出してクリアしても、上記のようなクロスチェックされてしまえばおしまいです。
2021年卒の就活では、今までテストセンターで行ってきた適性検査を、新型コロナ・ウイルスの影響で自宅受験型のWebテストに切り替える企業も多かったです。
そのため、2022年卒以降のの就活では自宅受験型が更に増えることも予想されるため、システム上で不正ができないような対策、例えば問題の難易度は同じレベルしつつ、問題の表現や使用している数値を出し分けるなどの対策が今以上に施される可能性もあります
更に技術的に高度なシステムが組まれると、今までのような解答集や代行受験、替え玉受験では太刀打ちできない可能性もあるため、問題集に取り組んで、本当の自分の能力を上げておくことを強くお勧めします。
友人を巻き込んで早期に対策を開始して、共同戦線を張ろう
自分も友人も問題集を解いて能力を高めるように共同で取り組みましょう。
就活初期に志望順位の低い企業にエントリーして自宅受験のWebテストを解きつつ、画面をキャプチャーして、その場で解けなくても後でじっくり解いて解き方を理解する方法があります。
友人と協力しながらテスト対策を行い、解ける力をつけて志望企業の高い企業向けに自分のスコアを何度も更新していくやり方です。
もし全く同じ問題が出た場合は、難なく正解できるでしょうし、システムが更新されて数値や条件が変わったと知っても、解き方が分かっていれば対応できます。志望順位の高い企業の試験時に、更新してきた高いスコアを流用できるようにするのです。
多くの企業で使用されている、SPIや玉手箱であれば、殆どの就活生が経験することになるため、早い段階から友人と協力し合い、友人を巻き込んで取り組みを開始しましょう。
大切なのは適性検査(能力検査)で、本当の実力をつけていくことです。友人と協力し合い高め合っていくことで、テストシーズンでの短期間での対応力もつくでしょう。
違うテストに取り組んでいる友人とグループをつくれば、更に短期間での対応力を上げることができるでしょう。
自分が志望したい業界や企業がある程度見えてきたら、過去に採用されているテストをチェックして、早期に問題集に取り組んでいきましょう。
尚、本記事の各テストの概要は2020年7月現在の情報を基に作成したものです。読者の就活時、受験時には変更になっている場合も考えられるので注意してください。
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