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解決!就活志望動機のまとめ方【例文付き】

志望動機の作り方

志望動機を作るというのは少し違和感がある学生も多いでしょう。

「何々が志望動機になる」、もしくは「何々を志望動機とします」というのが普通の日本語です。

就職という人生の重大な岐路でどこを目指すのか、どこへ進むのかを決めかねている、迷っている就活生には「志望動機をつくる」という視点をもってください

もしあなたが既に明確な志望動機があると自負できていても、選考側にそれをうまく伝える必要はあるのです。その意味で以下のフレームワークを参考にしてください。

もちろん、いきなり志望動機にトライするのは無謀なので、最低限の自己分析、業界研究にちゃんと時間をかけた後に取り組んでください。志望動機を自己PRよりも重視する企業も多いのです。

しっかり時間をかけて練りましょう。

志望動機とは?

志望動機とは「仕事で何をしたいか」です。

いきなり志望動機を問われると、答えに窮してしまう学生も多いのではないでしょうか?

簡単なようですが、志望動機はその学生が真剣にその企業を志望しているかどうかを見抜くための重要なチェックポイントなのです。

志望動機を分解すると①業界への志望動機、②業種への志望動機、③会社への志望動機、④職種への志望動機になります。

その上で⑤として、職種への自分自身の考え方と将来像=キャリアビジョンまでをまとめておきましょう。業種・企業研究の結果、それぞれの要素は抽出済ですよね。例をあげて順に解説していきます。

モバイル通信業種A社志望のA君の例

例で説明した方が「何を伝えたいか」が分かり易いと思います。モバイル通信A社志望のA君をイメージして、自分事として考えてみて下さい。

業界への志望動機(通信業界志望)

  • 「高校1年のとき初めてスマートフォンを持つようになり、通信によって自分の掌の中でインターネットとつながる無限の可能性を実感しました」
業種への志望動機(モバイル通信キャリア志望)

  • 「通信インフラやデバイスによって、ありとあらゆる電子機器がインターネットにつながる世界が始まっています。いつでも、何処にいてもアクセスできる、モバイル通信キャリアの果たす役割と可能性の大きさに魅力を感じました」
A社=会社への志望動機(モバイル通信会社A社への志望動機)

  • 「理由は大きく二つあります。ひとつは企業研究をしていてA社の歴史に惹かれました。時代のニーズを的確にとらえ、国際通信会社から、企業・事業統合をして、BtoB、BtoBtoC、BtoCと、ビジネスをフレクシブルに変革、追加して成長し続けてきたダイナミズム、二つ目はOBの皆さんから感じたオープンで自由闊達な社風です」
職種志望動機(モバイル通信会社A社事業開発部門への志望動機)

  • 「暮らしの中の新たなニーズをとらえて、モバイル通信が貢献できる新しい事業開発に携わっていきたいと考えています。具体的には高齢化社会における独居老人を、どんな時でも、何処にいても、地域や遠隔地に住む近親者、介護事業者、医療機関へ一元で結ぶシステムやサービスなどにポテンシャルを感じています」
キャリアビジョン(モバイル通信会社A社事業開発部門へのキャリアプラン)

  • 「まずは生のユーザーと接することから始めたいと考えております。したがって営業職から、マーケティング、そして、その経験を活かして事業開発へというキャリアプランを持っています」

志望動機のプレゼンの仕方

 業界、業種、会社、職種、キャリアプランまで、自分の言葉でまとめることができたら次はエントリーシートや面接に応用できるように書き方を工夫しましょう

選考側が一番気にするポイントは③の会社志望動機です。

理由は数多くの同業社の中で、「何故この会社に就職したいのか」が明確に差別化されているかどうかを見るためです。

会社への志望動機が、どの会社にでも当てはまる志望動機であれば、選考側は「この学生は同業他社も当然受けていて、志望動機を使い回ししている」と捉えるでしょう。

更に「この程度のありきたりな志望動機では、この会社をきちんと研究して、理解してくれているとは思えない」とも思うでしょう。

もっと言うと「就活の一丁目一番地の志望動機でこのレベルでは、その学生自体のレベルも低い」と判断します。人気企業の人事の場合、一言でいえば「なめるな!」といったところです。

次に、①から⑤を順に説明することは一見ロジカルで分かりやすいのですが、はじめから結論にいたる過程が長くなるというデメリットがあります。そこで以下のフローでまとめなおしてみてください。

  1. 自分が何をしたいのか、ビジョンとして結論を一番初めにもってくる
  2. なぜそう思ったのか、業種志望動機を個人の体験や事実と紐づけてその背景や理由を述べる
  3. なぜこの会社ならそれが可能と思ったのか、その会社の独自性に紐付ける(=就活の軸との合致)
  4. 自己PRのポイント、自分の強みと紐付けて、キャリアビジョンを語る
  5. 最後に業種の志望動機と紐付けて、自分がこの業界・会社のお客様へ、何を提供(Give)したいのかを簡潔にまとめる

この順のフレームワークで先ほどの①~⑤の内容を再構成すると以下のようになります。面接での説明をイメージしてまとめてみます。ESの延長線上にあるのが面接です。ESのドラフトとも基本的に同じ構成で良いです。

志望動機をES、面接用にまとめる

モバイル通信A社志望、A君の志望動機:

私はモバイル通信が人の暮らしの中で役立つ、新たな事業分野を開発する一助になりたいと考えています。

 

一例ですが、私は遠隔地に一人で住んでいる祖母に対する、両親のサポートの大変さを身近に感じています。モバイル通信が可能にする、もっと便利で使いやすいデバイスやサービスで、人・自治体・医療・介護サービス・近親者を一元的に結ぶような事業分野にポテンシャルを感じています。

 

御社は国際テレコム事業をはじめてして、その時代のニーズにあわせて事業構造を変革させ、成長してきた実績があり、先輩からも挑戦や変革を重視している社風と伺っております。新しい事業分野にも他社に先駆けて開拓できるのではないかと考え御社を志望いたしました。

 

私は大学時代にコンビニエンスストアのバイトを通じて、色々な国籍をもつ留学生とコミュニケーションをとるように努めました。相手の文化、状況、興味やニーズを聞き出して信頼を得ることによって、私の思っていることも理解してもらいました。

 

そこで大いに役立ったのがスマートフォンでした。どこにいても簡単につながれること、アプリを介した多言語でのコミュニケーションを駆使した結果、バラバラだったスタッフの中にチームワークが芽生えお店のオペレーションを軌道にのせることができました。

 

一人ができることは僅かかもしれませんが、私が経験から学んだ「小さな事からでもチームワークと信頼が生まれ、大きな違いを産み出せる」というダイナミズムを仕事に活かしたいと考えています。

 

背景や事情が違っても、時と場所を越えて人と人をつなぐモバイルコミュニケーションや、モバイルとインターネットですべてを結ぶ新しい事業の実現に貢献したいと考え、御社への入社を志望します。

上記は面接における志望動機の説明です。

エントリーシートの志望動機欄はここまで書き込めない為に、いったんアピールしたい要素をすべて入れたバージョンを完成させてから、文字数にあわせてそぎ落としをしていってください。

会社志望動機は会社別に書き分けてください。また一回書き終えたら終わりではなく同じ内容でもA/Bバージョンの2タイプをつくってエントリーシートの選考結果をみながら、テスト・調整・改善をしていく工夫をしていきます。

マニュアルや例文は、あくまで効率や確率を高めるためのものであって絶対の正解ではないのでその点は誤解のないようにしてください。自分の正解を作っていきましょう。

志望動機を簡単に作れるツールを使おう

志望動機はじっくり練ることが大切ですが、いつでも十分な時間がとれるとは限りません。新たにエントリーを追加したり、締め切りが迫ってしまった場合は時間を優先することも必要です。

そんな時に役に立つツールが「志望動機ジェネレーター」です。

志望動機ジェネレーターを使えば、質問に答えていくだけでしっかりとしたロジックによる志望動機が完成します。できたドラフトを基に、更にブラシュアップを加えれば、難関企業に提出できるレベルの志望動機が完成します。

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