就活に正解はない。あるのは自分の「答え」だけ。自分にベストな答えを見つける就活情報サイト

【例文あり】就活の面接、徹底解説!志望動機に関する質問への答え方

志望動機に関する答えに説得力をつける方法とは?

面接の質問としては、最も重要なのが志望動機を問う質問です。選考での最重要ファクターは学生の全人格的「人柄」ですが、人柄は様々な質問に対する応答を総合的に判断するものです。

「志望動機」に関する質問は、まさにその業界、その企業、その職種、つまり就職そのものに関する直截的な質問になるため、個別の質問としては最重要質問になります。

この質問に対して、説得力のある答えができるか否かは、選考結果に直結しますので徹底的に解説します。

志望動機に関する質問には、「志望動機を答えてください」とざっくり質問される場合と、業界・業種、会社、職種と個別に問われる場合があります。

どんな場合でも、あなたの志望動機に説得力をつけて、面接官の印象に残す方法を身に付けていきましょう。

質問の意図:「あなたの志望動機を答えてください」

 

面接官が「あなたの志望動機を答えてください」とざっくり問う意図は、ほとんどの場合「業界志望動機と会社志望動機」を知りたいという意図です。

もちろん面接の流れによって判断するべきですが、志望動機に関連する質問のはじまりが、この質問の場合、あなたは業界(業種)志望動機と会社志望動機を答えるべきです。以下の個別解説を参照してください。

職種志望動機は、その後の質疑の中で答えるようにしましょう。理系やデザインなどの専門領域を志望する学生以外は、職種は採用決定段階に重視されるため、面接の初期~中期の段階では参考程度の扱いになるからです。

それに反し、業界・業種への深い理解があるかどうか、企業への十分な志望動機があるかは、初期段階からどの面接官も重視するポイントです。

質問の意図:「この業界(業種)を志望する理由は何ですか?」

このように業界・業種に対する志望動機を、個別に聞く質問も頻出します。この質問の意図は以下の4つに集約できます。

  1. 深くこの業界・業種に対する研究をしているかをチェックしたい
  2. その結果が、あなたの価値観、経験や能力・資格と結びついているかを知りたい
  3. この業界・業種を志望する動機と熱意はどのレベルかを把握したい
  4. この業界・業種で何をしたいと考えているのか、ビジョンや展望を知りたい
回答のポイントを順に解説します。

回答のポイント:「この業界(業種)を志望する理由は何ですか?」

Point 1: 業界・業種研究、エントリーシートを振り返ろう

業界・業種の研究の記録を広げて、自分がこの業界・業種に一番興味を持った点を言葉にしましょう。

そこに深い業界への理解を滲ませましょう。「なんとなく」「イメージが良い」「恰好がよい」「人気がある」なでの浮ついたものは全てNGです。

エントリーシートに記述している場合は、その内容をフォローすることが基本です。ただし、その後更に業界・業種への知識や理解が深まった場合はそれを加えましょう。

Point 2: 業界・業種を価値観や経験、能力と結びつける

業界・業種はあなたにとってどういう存在なのか、あなたの価値観や、あなたのしてきた経験、持っている強み、能力や資格に結び付けて語りましょう。志望動機と深く結びつけて説得力を与えましょう。

Point 3: 業界・業種への熱意を表現しよう

Point 1と2の内容から十分な動機を表現しましょう。

キーワードは「熱意」です。話す内容も重要ですが、どう話すかもとても重要です。せっかく素晴らしい内容なのに、フラットに話されると印象に残りません。ビジョンにも関係しますが「志望」なので「志(こころざし)」を表現しましょう。話し方や態度で熱意を伝えることはとても重要です。

Point 4: やりたいこと、ビジョン、展望を含める

熱意にも関連しますが、本当に志望したい業種であれば、その業界・業種でやりたいことが少なからずあるはずです。

職種にも関わることですが、将来の目標としての自分の姿を語ってください。

質問の意図:「当社を志望する理由は何ですか?」

志望動機質問の中核が「会社志望動機」を問う質問です。

同種の質問に「何故、同業他社の中で当社を選んだのですか?」という質問も頻出します。この質問の意図は以下の4つに集約できます。

  1. 深い業種・業界・企業研究を行った上で判断しているかをチェックしたい
  2. 業界の中で、どうしてこの会社を選んだのか、その理由に説得力があるかをチェックしたい(その会社の特徴・良さの把握・同業他社との比較)
  3. ああなたの人柄や強みと、志望動機が結びついているかをチェックしたい
  4. この会社でやりたいことは何か?ビジョンはあるのか、を知りたい
回答のポイントを順に解説します。

回答のポイント:「当社を志望する理由は何ですか?」

Point 1: 業界・業種・職種・企業研究を振り返る

 業界・業種研究、職種、企業研究を通じて、志望企業を選んだ理由を振り返りましょう。

エントリーシートに記載された志望動機と、今の気持ちや考えが同じかどうかをチェックします。同じであれば口頭で熱意をこめて語れば良いのです。

その後の就活の過程で変化したもの、加えたいものがあれば積極的に取り入れてください。書いてあることを、なぞるだけでは魅力ある回答とは言えません。今現在(その面接の時点)の心境や考えを熱意を込めて表現しましょう。

Point 2: 志望企業の特徴・良さ、他社との違いを語ろう

「何故この会社なのか」は「この会社ならば、自分は何の貢献できるのか」「何故この会社を選んだのか」のポイントで答えましょう。「この会社ならば自分に○○をしてくれるから」という発想は止めましょう。浮ついた理由、幼稚な理由もNGです。

「就活の答え」では会社志望動機の使いまわしは不可とアドバイスしています。その会社の独自の志望動機になっていれば、今の気持ちに正直に熱い思いを語ってください。

同業他社との比較で質問された場合は特にですが、その会社の良さ、独自性(事業特性、企業理念、経営者など、あなたが一番魅力に思った差別化ポイント)と、あなたの就活の軸(会社選びで譲れないポイント)を強調して答えてください。

Point 3: あなたの人柄、強み、長所と志望動機を結んで答える

エントリーシートに記載している自己PRの内容が、既に志望動機とうまくリンクして表現できている場合はそれを口頭でフォローします。

結び付けていない、結びつきがイマイチの場合は、面接で挽回する良い機会です。

「人柄や自分の強み・長所、経験や能力が志望企業の仕事にどう貢献できるのか」、「志望する職種への適性はどうか」を考えて、熱く語りましょう。

Point 4: その会社でやりたいこと、将来のビジョンで結ぼう

キャリアビジョンがしっかりできている学生はそれを応用して答えられるはずです。

キャリアビジョンまで、しっかり出来ていない場合でも、本当に志望したい企業であれば、その企業でやりたいことが少なからずあるはずです。職種にも関わることですが、将来の目標としての自分の姿を語ってください。

「あなたの志望動機を答えてください」の回答例

回答例は要素と構成の参考にしてください。このように話そうという目的ではありません。要素と構成を参考に自分のオリジナルを作ってください。

私が総合商社を志望業種としたのは、考え方によって、何でもビジネスに展開できる自由度と世界を相手にできるダイナミズムに魅せられたからです。

 

商社の本質は「商い」であり「商い」を創り出すことと理解しています。人やモノ、サービスをどう結び付けて新しいビジネスを創造するのが、私が最もやりたいことです。

 

御社の場合、海外ネットワークは業界トップクラスであり、特にアジアの事業に注力されています。大学のゼミでアジア経済を専門に研究していたこともあり、特にインドの自動車産業に関しては実態調査も行ったことから御社への志望動機が膨らみました。

 

英語の実力はまだまだで、TOEICでは800点レベルですが、インドの調査も英語でこなすことができているので、何とかお役にたてるのではないかと考えています。

志望動機を簡単に作れるツールを使おう

志望動機はじっくり練ることが大切ですが、いつでも十分な時間がとれるとは限りません。新たにエントリーを追加したり、締め切りが迫ってしまった場合は時間を優先することも必要です。

そんな時に役に立つツールが「志望動機ジェネレーター」です。

志望動機ジェネレーターを使えば、質問に答えていくだけでしっかりとしたロジックによる志望動機が完成します。できたドラフトを基に、更にブラシュアップを加えれば、難関企業に提出できるレベルの志望動機が完成します。

またこのツールを利用する際、就活をより効率化できる無料の就活サービスを同時登録することも忘れずに!

自分の面接力が今すぐ分かる、面接力診断をしてみよう

面接の本番前に、自分の面接力をチェックしてみませんか?

就活の選考で最も難しいのが面接選考です。

面接ではあなたの自己分析の深さや、性格、強み、企業理解度や志望動機の強さが見抜かれます。

面接前に自分の面接力をチェックして客観的に認識し、どのポイントがダメなのかを知ることは、そのポイントを面接までに改善できるためとても重要です。

それを可能にしたのが「面接力診断」です。

面接力診断は、24の質問に答えるだけで、あなたの面接力を指数化してくれます。

更に重要項目ごとの、強さ、弱さもグラフで「見える化」してくれるため、改善へのアクションに繋がります。

web面接も、通常の面接と押さえるべきポイントは同じです。面接力診断で弱点を把握し、効率的に対策することで、選考を突破しましょう。またこのツールを利用する際、就活をより効率化できる無料の就活サービスを同時登録することも忘れずに!

36の質問で、あなたの強み・適職を診断

就活は自己分析が必須!…ただ、やり方がわからず、悩んでいる人も多いはず。 そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用しましょう My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけであなたの強み・適職を診断できます。 My analyticsを活用して、サクッと自己分析を終わらせ、内定を勝ち取りましょう。

My analyticsで自己分析する(無料)

あわせて読みたい!就活に即効の記事、ベスト5

offer_box_fixed_icon_150x150.jpg1
25年卒の登録が殺到中!大手企業も利用するオファーボックスでスカウトをもらおう

資生堂、マイクロソフト、朝日新聞、ニトリ、コクヨ、KUMON、TREND MICRO、ぴあ、CO・OP、ATEAM、sansan、MicroAd、istyle、RISOなども利用している逆求人型スカウトサービスのOfferBoxを賢く使い、就活のもう一つのルートを開いておこう

doda_campus_fix_image.jpg2
就活が不安な25年卒の就活生には、dodaキャンパスを賢く利用する打ち手がある

少しでも納得感が高い内定を目指す25年卒の就活生は、スカウトサービスで急成長しているdodaキャンパスを試してみよう。オファーの受信率は99%(23卒2022年6月時点、プロフィール入力率80%以上の場合)。ベネッセならではの充実したオンライン講座やイベント、本格的な適性診断まで無料で使えます!

kuchikomi_150x150.jpg3
2025年卒就活の情報戦へ、【就活会議】に無料登録すれば、88,000枚以上の本物のESを閲覧できる!

就活は情報戦。企業が提供する情報は重要ですが、それだけでは不安です。実際の社員の評価や、選考を受けた先輩達の口コミによる生の声を入手できる「就活会議」を徹底解説。ESや選考情報のリアルを手に入れよう

Kimisuka_after_Sq.jpg4
落ちてしまった選考の結果を、スカウト獲得に活用できる心強いサービスがある

スカウトサービスの大手、【キミスカ】の特徴は、落ちてしまった選考の結果さえもスカウト獲得に利用できる点です。それまでの頑張りを評価してくれる、「本当のあなた」を認めてくれる企業からのオファーを獲得しよう

 b3b75e7093f0c280652cb24dec855b9c.jpg5
【24年卒】首都圏の学生で、納得できる内定が取れていない人への神サービスを試してみよう

もう一人で悩まなくていい。就活の専任アドバイザーがマンツーマンでES添削・面談対策をしてくれ、しかもあなたに合った優良企業を紹介、完全無料の就活サポートをしてくれる「キャリアチケット」を紹介します