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就活のグループディスカッション:その傾向と対策とは?

一次面接が集団面接ではなく、いきなりグループディスカッションを取り入れている企業も多いので注意しましょう。集団面接では一度に最大でも5名までしか選考できませんが、グループディスカッションの場合は一度に5名から8名の学生を対象に選考します。所要時間は企業によってばらつきがありますが30分程度が一般的です。

グループディスカッションの目的

グループディスカッションの目的は、参加した学生がチーム内でどう発言し、行動するのかを観察し、「グループで仕事をする適正」をみることです。

初対面の学生の中で、参加者相手にどういうコミュニケーションをとれるのか、発言の量、発言の内容(質)、傾聴力、発言力、グループの中での役割、協調性、議論をまとめていく能力があるか、が主な選考基準となります。

学生のコミュニケーション能力、思考能力をチェックしてから、面接で個別のポテンシャルを掘り下げていくという考え方です。

初めにどんな形式があるのかをまず解説します。

テーマに対する自由討論方式

企業側があるテーマをあたえて、その「テーマに対して●●分内で自由に討論してください」という出題形式です。

テーマは正解がない場合が多く、参加者がディスカッション自体をどう仕切って進行していくのか、どういう発言(考え方)をするのか、どの程度発言するのか、発言できないのか、他の参加者に対する接し方や態度はどうなのか、をチェックします。

討論の結論をまとめることを求められる場合と、自由に討論するだけのパターンがあります。討論するだけで良いと言われた場合でも、参加者の発言内容をまとめる、発言内容から示唆される結論をまとめてみる、という行動が「自主的に」とれるかどうかを企業側はチェックしています。

全く違う意見を強引にひとつにまとめるのは逆効果になりますので、あくまで「グループとしてどういうアウトプットが出せるか」にフォーカスしましょう。

討論のまとめを要求された場合は、限られた時間でアウトプットをする必要があるため、参加者の役割を決めて効率的に発言を引き出し、議論をまとめていく必要があります。

そのためには司会(ファシリテーター)、書記、タイムキーパーなどの役割と、時間をどう使うか、どういうまとめかたで会議を進行するかを、あらかじめ決める必要があります。やり方を指示されるケースがほとんどですが、指示がない場合は参加者が自主的にどう取り組むかが問われているため、グループディスカッションのノウハウを学習して取り組んでいきましょう。

テーマは一般的なもの、業界特有のものがあります。一般的ないくつかの例を参考までにあげておきます。

就活自由討論 一般テーマ:

  1. 企業の役割とは?
  2. 多くの人から愛される企業とは?
  3. 良い人生とは?
  4. 学生と社会人の違い
  5. 学生時代になにをすべきか
  6. 働くことの意味について
  7. 理想の社会人はどういう人
この様に、あえて漠然とした、誰でも答えようと思えば討議に参加できるお題、正解がないテーマを与えて、学生たちがどうディスカッションをするのかをチェックします。

就活自由討論 ディベートテーマ:

  1. 日本の少子高齢化について
  2. 日本の観光資源の活用について
  3. 消費税増税について
  4. 大学新卒の就職活動について
  5. 格差について
この様に、ある程度の背景知識、常識、問題意識が必要なテーマ設定で、正解はありません。学生が、どうディスカッションに取り組むかと同時に、知的レベルや洞察力も含めてチェックされます

ディベートテーマによりますが、賛成派、反対派もしくは、結論A、結論Bとあらかじめ二つに分けて論戦を行う場合があります。(下記ディベート形式の解説を参照してください)

インバスケット方式

バスケットの中に複数の選択肢があるテーマが与えられます。学生はそれぞれの選択肢に関する考察と議論を経て、グループとしての結論を導く方式です。具体的な出題テーマを例示します。選択肢は重要度に対する考え方、その理由をまとめて結論を出していくパターンが一般的です。

テーマの例

無人島に一つしかものを持っていけません。どれを持っていくべきか話し合ってください

  • コンパス
  • 薬箱(家庭医薬品セット)
  • 愛読書
  • 食料
  • 衣服
あなたは広報担当者です。販売している製品(食品)に異物が入っているというクレームが発生しました。どんな行動を初めにするべきですか?
  • 製造工場に確認する
  • クレームを入れた人にコンタクトして面会にいく
  • クレーム情報を自社のホームページで公開する手配をとる
  • 会社の上層部に報告をあげ指示を仰ぐ
まれに重要度や緊急度に関連しない設定がされる場合があります。その場合はまず、どういう選択基準を設定して議論するかを、あらかじめ決める必要がありますそのプロセスができるか、どういう発想で基準を設定するか、合意形成するかもチェックされます。選択型といっても難易度は高いので、やり方を学んでおく必要があります。

ケーススタディ・課題解決方式

具体的な状況や課題が設定されていて、その解決策を議論してまとめていく方式です。いくつかの例をあげておきます。

テーマの例

  1. ポストイット(付箋)の年間売り上げを20%伸ばしたい。それを達成する方法を提案してください
  2. 50歳以上の男性向けスキンケアシリーズを開発しました。1000万の販促費は何に使ってもいいということになりました。1000万の使い方を提案してください
  3. 地元の食品スーパーを経営しています。近所に大手チェーンストアが同規模のスーパーを出店しました。売り上げを減らさない為の方法を5つ考えてください
選択肢が提示されていない、より実践的な難易度も高い設定です。この種の課題はまず仮説ベースで顧客の属性(どんな人がターゲットなのか)、顧客のニーズ(どのように製品を使用しているか、なぜ使用しているのか、使用の上での問題や課題)を特定してから、ギャップ(顧客のニーズと現実のギャップ・不満点)を分析した後、それを解決する方法を考えていくというアプローチをとります。

こちらも難易度が高いため、志望企業の過去の問題のレベルを調べておく必要があります。初めからうまくいく学生は少ないので、とにかく本番で場数を踏むか、模擬ディスカッションに参加するしかありません。

ディベート形式

グループ内を2つのグループに分けます。あるテーマに対して賛成派、反対派に分かれてそれぞれの意見をぶつけあるのが最も典型的なパターンです。

もしくは2つの選択肢の優劣を議論するパターンもあります。ディベートなので、自分達の意見が相手の反論に対して説得力がある論陣を張ります。正解はないのですが、最終的に自分たちの意見が優位に終わるようなまとめ方を目指します。

テーマの例:

  • 日本に外国人労働力を全面解禁することの是非
  • 夫婦別性の是非
  • ペットにするには犬と猫どちらが良いか
どの形式も正解がなく、発言の内容が最も重視されますが、その他にも学生のディベートに対する取り組み方、対人応用力、結論を導く過程、考え方をみていきます。志望企業が決まったら、就活口コミサイトや支援サイトで出題傾向をチェックして、早めに対策に取り組みましょう。

グループディスカッションもグループワークもそうですがとにかく「孤立しないこと」、「発言すること」、「グループのアウトプットに積極的に貢献すること」、この3つは最低限できていないと必ず落とされます。基本です。この3つは常に頭に入れておきましょう。

「就活の答え」では、学生からのリクエストが多い、グループディスカッション、グループワークに関するノウハウを様々な角度から解説しています。他の記事も併せて参考にしてください。

企業の採用担当が明かす、グループディスカッション攻略法

就活生にとって高いハードルなのがグループディスカッションやグループワークと呼ばれる選考です。企業によってはインターンシップの選考にグループディスカッションを採用しているため、早めの対策が必要です。

慣れていない事、対策がし難く、参加者のレベルや相性によって力が発揮できず、グループディスカッションやグループワークで残念な結果になってしまう学生が多いのです。

就活サイトの「キャリアパーク」では、企業の採用担当者に取材してまとめた「GDの立ち回り攻略マニュアル」が無料でダウンロードできます。

グループディスカッションの進め方から、どんな基準で学生を判断しているかも分かるため、GDをまとめて対策できる実践的なマニュアルです。

→グループディスカッション攻略マニュアル(無料)

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