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インターンシップの意味
インターンシップに参加した方が就活に有利になりますか?という質問をよく受けます。
内定に直結するか、といういう意味では絶対に「有利」とは言えませんが、「活用できるインターンシップは積極的にトライしましょう」と答えています。企業側が何故インターンシップを行っているのか、その理由をおさえておきましょう。
企業側のメリット:
- 早い段階で就活生を見極め、優秀な学生をできるだけ囲い込みたい
- 就職後、採用した学生と企業とのミスマッチを防ぎたい
学生側のメリット:
- 短期間でも実際の企業の中で働くという疑似体験ができるため、「自分にあっている企業なのか、否か」を体験的に「感じる」ことができる
- その企業で働く先輩とコネクションができる
- 自分の良さをアピールできる「可能性」がある
- 早い段階で就活の準備を開始できる
- 本選考時にインターンシップでの経験をアピールできる(ライバル企業、他業種でも説得力を増すことが可能)
このように学生にとってメリットは多いのです。
デメリットとしては、参加した学生が、社会人としての基本ができているか、採用に値するポテンシャルがあるかを事前にチェックされるため、できていない場合は選考に不利に働きます。
インターンシップは短期間であることがほとんどです。
もしあなたが採用担当だとしたら、その短期間に参加した学生が「出社の遅刻ばかり」や「集合時間に遅れる」「言葉使いや振る舞いが汚い、非常識」であったらどう思いますか?時間の無駄なので、早い段階で選考から落としますよね。
企業は慈善事業でインターンシップを行っているわけではありません。お金と手間をかけて、ひたすら自分たちのビジネスにプラスになる人材を選別するために行っているのです。
したがって「ちょっとチェックしたい」という軽い気持ちでの参加は慎みましょう。かえって就活リスクを高めます。一部企業を除き、参加しないと「不利」になるという訳ではありませんので、自信と時間がなければ、その時間を業界研究にあてれば良いのです。
インターンシップにも選考がある
インターシップの実施比率は、リクルート就活未来研究所のデータによれば調査企業1101社の平均で64.9%でした。従業員5,000人以上の企業では88.8%と企業規模が大きくなるほどその実施比率は高くなる傾向にあります。
それだけ多くの志望者の中から、できるだけ早く、効率よく優秀な学生を集めて、選考に繋げる機会ととらえているのですね。ライバル企業が実施している場合は、競争上実施するという側面もあります。
また就活の早期化も進んでいます。2019年卒、2020年卒、2021年卒と年々企業が内定を出すタイミングを早めてきています。2021年卒の就活生は、2020年3月1日前に新型コロナウイルスの問題が発覚しましたが、早期に(2019年夏~冬)のインターンシップに参加できた学生は早期に内定を得ている傾向でした。
2021年卒の就活では、選考の解禁日としている6月1日より1ヵ月前の5月1日の段階での内定獲得率は45.7%(リクルート就職未来研究所)~50.2%(キャリタスリサーチ)に達しています。
企業は出来るだけ早いタイミングで優秀な人材とコンタクトを持ち、本選考に繋げていち早く内定を出して囲い込む競争をしているのです。そのため、年々インターンシップが重視され、(実質的な)本選考のように扱う企業が増えているのです。
企業側が受け入れられるインターンシップの参加可能人数は限られているため、希望すれば誰でもできるというものではありません。
人気のある企業、そうでもない企業にかかわらず、インターンシップ選考があるのが普通です。
選考は書類審査と面接によって行われます。「就活の答え」では、解禁前や就活初期に書類の出来、不出来のレベルを把握でき、リアルな面接を体験できるという意味でも、インターンシップの積極活用をお勧めしています。
今後もこの傾向は加速していきます。学生の皆さんには辛いでしょうが、大学3年の初期から就活に手を付けることがとても重要になっているのです。
2023年卒の就活は、早期始動が鍵。気軽に始めて流れをつかもう
23年卒の就活は、コロナの影響もあり未だ先が読めません。そんな中、就活の早期化は益々進んでいます。
企業が行うインターンシップは大学3年の夏休み中に行われる場合が多く、その募集・締め切りは2ヵ月くらい前からです。22年卒の先輩の8割は、インターンシップに参加しています。
インターンシップにも選考があるので、まずは気軽にできることから始めて就活を理解して、早期に就活の流れに乗ることです。
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インターンシップ選考では何が重要か?
企業側が必ずチェックするのは「志望動機が明確で、的確か、強いか、弱いか」そして「自己PR(能力・強み)」です。二つとも今後の就活プロセスにおいて、常に問われる重要なポイントです。インターンシップ選考では、特に就活生の性格や強み、能力をチェックします。一言で言え場、選考やインターンシップを通じて「自社に合うか」と「自社の仕事が出来そうか」をチエックし、優秀な学生を囲い込みます。
インターンシップ選考への準備をすることは、この二つの課題に取り組むことになるため、早い段階で就活のスタートが切れるのです。
面接では「なぜ当社のインターンシップに参加したいと思ったか?」をほぼ100%聞かれます。
その際、何故自分がその企業に興味を持ったのかを答えなければなりません。
答えるためには、すでに業種、会社研究、自己分析をしている必要がありますよね。初期段階でこの質問に答えられるあなたは、就活生としては合格点をあげられます。
インターンシップの内容
インターンシップの内容、参加期間、やり方は企業によって大きくことなりますので、調べたり、OB・OGに取材したり、できるだけ事前に内容を把握してください。
自分が想像していたものと異なったものだと、かえって志望意欲を弱める負の効果を生む可能性もあるので注意しましょう。
企業によってはインターンシップの名のもとに大教室でのレクチャー、会社説明会のような内容で終わる場合もあります。外資系企業など、インターンシップを重視している企業は、課題を設定しグループディスカッションやグループワークをさせて、学生の能力やパフォーマンスを真剣にチェックするという場合もあります。そのレベルは様々です。
参加期間も1日で終わってしまう座学型から、1ヶ月に及ぶ本格的なものまでバラバラです。下記が主なパターンとなります。
- 企業見学型:企業の各部門、工場など実際に働く現場を見学して回る
- 体験・参加型:セミナーや見学、グループワークなど複数のプログラムをこなす
- リアル実践型:特定の部門のアシスタント業務を実際におこなったり、実際のプログラムを組んだり、リアルビジネスのアシストを体験する
- グループワーク・研修型:選考段階後期に行われるグループディスカッション、グループワークを早い段階で実施、学生のポテンシャルをチェックする選考型
- 専門・特化型:技術系の職種などで実際の現場、研究所や工場での雰囲気を体験する
- セミナー・座学型:多人数の参加者に対して社員が講演や研修を行う、会社説明会のバージョンアップ型
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こんなインターンシップには注意
ごく稀なケースですがインターンシップを安い労働力代わりに悪用する企業もありますので注意してください。悪評がある場合は検索や口コミ、掲示板サイトを参考に、貴重な時間を奪われないよう注意しましょう。
「悪用」とまではいきませんが、6ヵ月にも及ぶ長い期間を強いて、学生を選別して洗脳(言い過ぎかもしれませんが)して、他を受けさせない気持ちにして囲い込むケースもあります。同じく検索や口コミ、掲示板サイト、就活生通しての情報交換をして見極めしょう。
ベンチャータイプのインターンシップ
優秀な学生を集めて、リアルなビジネス体験を訓練も兼ねて行い、優秀な学生をベンチャー企業に紹介するコンサルティング企業もあります。
自分は大企業には向かない、早く自分のビジネスを立ち上げたいと考えている起業志向が高い学生は検討してみましょう。密度は濃いので、特に起業を目指していない方でも得られるものは大きいです。企画系の仕事に就いてみたいと考えている方には特におすすめです。
インターンシップは企業の社風を実際に体感できる得難い機会です。積極的にトライしましょう。そこでの体験やリアルな社員との出会い、自分なりに発見したその企業の良いところは、志望動機に活用できる武器にもなります。就活は経験値が命です。
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