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【例文あり】サマーインターンシップのエントリーシート選考を勝ち抜く一つ上の秘訣

サマーインターンが最初の選考

就活に取り組んでいる就活生にとって、最初の山場がサマーインターン選考を勝ち抜いて志望企業のサマーインターンに参加することです。

もちろん全ての企業がサマーインターンを行っている訳ではなく、また選考がないインターンシップもあるので一概には言えませんが、就活人気が高い企業、業界への就職を考えている就活生にとって、一番初めの選考がサマーインターンになると考えておいてください。

大手就活情報サイトのリクナビのインターンシップ応募受付スタートが6月1日。マイナビでも6月1日応募受付スタートですが、マイナビ5月31日までに一部企業のインターンシップエントリーの予約受付をしています。

本採用より競争が激しいサマーインターン選考

サマーインターンシップのやり方は企業によって様々ですが、就活人気の高い企業はシビアな選考を行います。その理由はとてもシンプルです。

本当に自社に高い興味と関心、志望意欲を早い段階から示してくれている有能な学生に、「企業」を疑似体験してもらうことを通じて、ポテンシャルを見極め、欲しい人材の志望意欲を高め、本選考での採用に繋げたいと考えています。

何もしなくて多くの志望者が殺到する人気企業が、あえてサマーインターンという手間をかけるのは、「本当に入社して欲しい人材、将来リーダーとして確実に活躍してくれそうな人材、特筆したポテンシャル、才能や能力をもっている人材」を厳選・採用したいという理由につきます。

企業にとっては、就活の極めて早い段階で自社を選んで参加を希望してくる学生は、かなり確度の高い=志望動機が明確な学生と考えるのは当然です。

更にサマーインターンに割ける企業側のリソースにも限界があるため、インターンシップに参加できる員数は本選考の採用予定人員も限定しています。

そのためまず提出が求められるエントリーシートの選考は、本選考よりもシビアに行われると考えて下さい。

たとえば200人採用予定の企業で、インターンシップに参加できるのは10名~20名程度ということが普通です。

もちろん大教室型の会社説明会に近い1Dayインターンシップの場合ハードルは下がりますが、本格的なものになればなるほど人数が限定され、選考もシビアに行なわれるのです。

ESの次に集団面接や、適性検査、グループワークや、グループディスカッション選考を組み入れているコンサルティングファームやシンクタンク、総合商社やメーカーもあります。こうなると、もう本選考以上に厳しい選考になるのです。

コロナ禍の就活では、インターンシップもオンラインで行う企業が増えています。

オンラインはリアルと比べてかえって誤魔化しが効きにくく、企業側も冷静に参加者のアウトプットを評価対象とする傾向が強まっているため、参加できた後のハードルもより高くなっています。

選考の第一関門、エントリーシートの書き方

サマーインターンシップのエントリーシートも、OpenES以外は企業が独自のものを設定します。

しかしどんな場合でも必ず記入が求められる共通の質問があります。以下のような要素を答えさせる質問がエントリーシートに書かれており、それを制限文字数内でまとめます。

サマーインターンシップのエントリーシートの代表的な質問:

志望動機:

  • 当社のインターンシップに応募した理由
  • 当社のインターンシップに参加する目的、学びたいこと、身に付けたいこと
  • 当社のインターンシップと将来のビジョン、将来やりたいこととの関係

自己PR:

  • 自分の特長、強み、長所とエピソード
  • 学生時代に最も力をいれて行ったこと
  • 自分が主体的に行動した経験、リーダシップを取った経験
  • 自分が最も成長できた思えるエピソード(≒困難の克服)
  • 自分がこれまでの人生で「やりきった」と思えること
これらは本選考のエントリーシートにおける要求項目でもあります。本選考のESを書く手間と労力が必要なエントリーシートのエッセンス部分を3年生の早いタイミングで提出を求めることによって、学生の「能力」や「本気度」を試す狙いもあります。

これらの質問を個別に解答するフォーマットもありますが、例えば「学生時代に最も力をいれて行ったこと」という回答の中で、主体的な行動や強みが語られているかが重視され、物事に取り組む姿勢や、能力、強みを読み取って評価されてしまうのが本当のところです。

逐条的なものではなく、重要な評価ポイントと考えて下さい。

従って、実際の質問にこたえるかたちで、自身の実体験からこれらの要素を入れて熱く記述するという意識で何度も書き直して完成させてください。

エントリーシートの本質から書き方を工夫してみる

「インターンシップ エントリーシートの書き方」で検索すれば、就活情報サイトの多くのマニュアル的な書き方が推奨されています。ほとんどの就活サイトは一般的に、以下のようなポイントでまとめています。

  • 文字数制限に従って、結論から先に書き簡潔に分かり易い文章でまとめる
  • 実体験によるエピソードを自分の性格や強み、長所の証拠として具体的に書く
  • 面接に繋がる興味喚起ができるポイントを盛り込む
  • 志望動機は自分の価値観や経験に基づく理由が伝わるように書く
  • 誤字脱字は厳禁。見た目もキレイに読みやすく、どんなに少なくとも制限文字数の80%は埋める。空欄は厳禁。
これらはどれも重要であり、守るべきポイントです。

しかし多くのマニュアルに書かれていないため、見落とされがちなポイントがあります。それはエントリーシートの本質的な目的です。

エントリーシートの本質は企業に対するラブレターであり、ラブレターより難しい

就活生の皆さんはラブレターを書いたことがありますか?

ファンレターなら好きになったタレント(この場合は企業)の魅力を熱く書くだけでも成立しますが、ラブレターはそうはいきません。

エントリーシートの提出先である超人気の相手(企業)は、あなたを全く知りません

従って企業からみるとファンレターをもらっている立場に近いのです。あなたの側から考えると、あなたはエントリーシートという手紙を使って、超人気の相手に「自分に会ってみたい」と思わせなければならないのです。

通常のラブレターなら相手は程度の差こそあれ、自分の事を知っていることが前提なので、自分の思いを素直に書くことで伝えられる部分もありますが、エントリーシートはその紙の内容(文字情報・データ)だけが評価の対象となります。

数ある候補の中からあなたに会ってみたいと思わせること

ここでもう一度マニュアルの話にもどります。

あなたが逆の立場であり、人気企業の人事担当者だと想像してみてください。そして、毎日数百枚~数千枚というエントリーシートを読んでいるとしましょう。

そのエントリーシートの内容の記載事項が全員ほぼ同じパターンで書かれている場合、その企業に対する熱い思いが伝わるでしょうか?

せっかく、必要な要素はある程度入っているのに、すべて同じ様な内容にしか思えなくなるでしょう。そして後半になればなるほど(読めば読むほど)個々の差が見えにくくなっていくものです。

マニュアルに書かれているのは必要なことではありますが、正解ではないのです。

エントリーシートの始めの段階では、マニュアルや先輩たちの例文を参考にして、自分のバージョンをつくっていくことになると思います。

しかし「就活の答え」では、出来た文章を面接官になったつもりでもう一読み直し、「あなたに会いたいと思うか」を判断の基準にして欲しいとアドバイスしています。

その意味で、エントリーシートの本質はラブレターなのです。しかも、相手が自分の存在を知らない人気のタレントに出しているということになります。

あなたは好きな相手に会ってほしいという手紙を出す時、他人の書いたマニュアルに従って書きますか?そうして書いた手紙であなたの気持ちが伝わると思ますか?

就活もこれからなのに、「面接官になったつもりでなんて無理」と突っ込みが聞こえてきそうですが、次の例文を読んで感覚的に判断してみてください。

すでに多くのマニュアルを参照している就活生なら、特に理解が速いと思います。

あなたの素直な思い、熱意をまず書き出してみてください。それから必要な要素を整理して、思いが伝わるように推敲してみましょう。

例文:マニュアル的にまとめたエントリーシートと推敲したESとの比較

以下は一般的な就活マニュアルに従って書かれた〇〇業界のリーディング企業○○社へのサマーインターン志望動機の例です。

Q: 当社のインターンシップに興味を持った理由と、参加することの目的を入力してください

例文1: マニュアルをフォローした志望動機の書き方

私は〇〇〇であるため○○○に関心があり、ぜひ○○を経験したいと考え、貴社インターンシップへの参加を希望します。

 

私は学生時代、サークル活動で○○という経験をしました。そこでは、○○ということを経験したのが、○○業界の○○という仕事に興味を持つきっかけでした。

 

貴社インターンシップでは、〇〇業務についての実体験ができることを知り、○○についての理解を深めることができることに魅力を感じ応募しました。特に社員の方と共に、○○を意識した仕事を経験して自分の○○が○○にとってどんな意味や価値を提供できるのかを知りたいと考えました。

 

将来は〇〇業界で○○を実現したいと考えています。その第一歩としてインターン参加の際は、主体的にワークに取り組み、チームや周囲と協調して貴社に貢献ができることを目指しています。

例文2: 会ってみたいと思わせる志望動機の書き方

私の○○が貴社の〇〇〇の中でどんな意味を持つのかを、実際の体験を通じて理解したいと考え応募しました。

 

私は元々○○○であるため、○○に関心があり学生時代はサークル活動で○○という経験をしてきました。そこでは〇〇〇という点に事に問題意識を持ち、○○という努力をしてきました。

 

貴社のインターンシップでは、実際に社員の方共に○○の仕事ができることを知りました。現在の自分の力で実際の仕事に対してどんな貢献できるかを試したいというのが参加を熱望する理由です。将来は○○業界の○○職で○○をしてみたいと考えており、その第一歩を貴社のインターンシップで踏み出したいのです。

 

インターン参加の際は、主体的にワークに取り組み、またチームや周囲と協調して参加させていただいた以上の貢献ができることを目指しています。

例文1例文2では文章量も、構成要素もほぼ同じです。

例文1でも良く書かれている部類の志望動機です。しかし日ごろから多くのエントリーシートに目を通している立場からすると、マニュアルをフォローした例文1より、「会ってみたいと思わせる」ことを意識して書かれた例文2の方が、どんな学生なのかの想像力が掻き立てられますそしてそれが「エントリーシート」選考通過の方に仕分ける動機付けになるのです。

もちろん志望動機だけでなく、自己PRやガクチカなども同じように想像力を掻き立て、会ってみたいと思わせるような、工夫、構成であることが必要です。また学歴や学業、語学、留学経験などの有無も評価の対象にして判断します。

最低限行ってほしいのは、就活マニュアル=絶対の正解ではないということを意識して、本当の自分の良さを引き出して、「会ってみたくなる」工夫をして欲しいということです。

キーワードは自分が主体的に表現できているか、表現を通じて自分の主体性や熱意が学生らしく、ビビッドに伝わるかです。

もう一度言います。マニュアルを通り一遍フォローしただけでは人気企業のサマーインターンシップへの参加は不十分です。

必要なポイントをカバーするのは重要ですが、マニュアルから一歩抜け出し、本当のあなたらしさや、あなたの魅力を伝える努力をしてください。

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