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「同業他社ではなく、当社を志望する理由」に的確に答える方法とは?
就活の面接で、会社志望動機を「同業他社との比較」で答えさせる場合があります。この聞き方をする面接官は多く、頻出質問の一つです。
会社志望動機を聞いていることは誰にでも分かるのですが、敢えて比較して答えさせるのにはそれなりの意図があります。
会社志望動機を答えるため、多くの学生にとって難易度は低い質問なのですが、丁寧に答えないと思わぬ落とし穴にはまります。質問の意図から確認していきましょう。
質問の意図:「なぜ、同業他社ではなく、当社を志望するのか?」
面接官がこの質問をする意図は次の3点に集約できます。
- あなたの志望意欲のレベルをチェックして、本気度を判断したい
- あなたの就活の軸(企業選択で譲れない基準)がこの会社に当てはまるかを確認したい
- 内定を出しても受諾しないミスマッチ、入社したら数年で辞めてしまうようなミスマッチを防ぎたい
回答のポイント:「なぜ、同業他社ではなく、当社を志望するのか?」
Point 1: 企業研究を振り返って、その会社「ならでは」のポイントをチェックしよう
面接官は、「志望意欲の高い学生ほど当社の研究を良くしており、当社の良い所を知っているはず」という仮説をたてて面接します。
例えば、あなたの面接する企業がその業界の5位であったします。同じ業界内に面接企業より大きい企業が4社ある訳です。
普通に考えると、あなたは上位会社の方が志望意欲・志望順位が高いという前提に立つでしょう。しかし、あなたは業界5位企業を、(本心は別かもしれませんが)第一志望としてこの面接に臨んでいるでしょう。そこが面接官の一番気にするポイントなのです。
このような場合、「なぜ、同業他社ではなく、当社を志望するのか?」という質問をすると、本気度が低い学生は上手く答えられません。
何故なら面接している企業の研究が浅く、その企業の独自性とあなたの価値観や判断基準がうまく説明できないからです。
あなたが満足のいく内定を獲得していない場合、目の前の企業を第一志望として面接に臨まない限り、面接の選考は通過できません。企業の独自性とあなたの興味・関心、あなたがその企業を「好き」と思える点を結び付けて答えましょう。
Point 2: 何故この企業を志望するのかを、同業他社との比較でまとめておこう
「この会社でやりたいこと」や「就活の軸(企業選択で譲れないポイント)」をもう一度振り返りましょう。
企業の独自性:
- 企業理念・経営理念
- 経営者
- 事業内容・規模
- 商品・サービス・技術・ノウハウ
- 社風・社員
- 他、あなたが重視した点、あなたがやりたいこと、企業の選択基準に合う点
企業理念や経営者、社風や社員は独自のものなので語りやすい比較ではあります。しかし、企業理念や経営者のどんなところに、何故、あなたが強く共感したのかを語らないと説得力はありません。
社風なら、あなたの価値観と社風との関係を整理して説明してください。「なんとなく」は禁句です。「明るい雰囲気」など、ふわっとした答えでは不十分です。
社員で答える場合は、インターンシップやOB/OG訪問で出会った○○部の○○さん、と名前をあげて、○○さんの何に、何故、共感したのか、憧れたのかを具体的に語ってください。
同業他社との比較の質問は、当然、同業他社のことも理解していないと答えられません。
あなたが、この業界にさして興味や関心がなく、知名度や待遇、世間体などでこの企業だけを選んで志望した場合、面接官はこの質問の答え方でそれを見抜くのです。
例え上記ような場合でも、その業界の研究をして選考に臨んで下さい。
Point 3: 常に第一志望と思って面接に臨もう
ベテランの面接官なら、あなたの志望意欲・熱意を見抜きます。この質問はそのためにあるので、特に注意が必要です。
面接も中盤から後半にかけては、内定を出したら受諾する学生なのかを判断するために、この質問を使います。
更に深いところまで掘り下げた質問をしてきます。それに備えるために最低3つはその企業独自のポイントを用意しておきましょう。
企業研究が不十分の場合、比較の質問にはなかなか上手く答えられません。あなたにとって志望順位が低い企業であっても、満足のいく内定をもらい就活を終了するまでは、目の前の企業は第一志望であることを再確認して面接に臨みましょう。
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「なぜ、同業他社ではなく、当社を志望するのか?」の回答例
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