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【例文あり】就活の面接で、転勤や勤務地に関する質問に上手に答える方法

面接で転勤や勤務地を聞かれたら、正直に答えて良いのか?

就活の面接で「勤務地に対する希望はありますか?」、「転勤は大丈夫ですか?」と質問される場合があります。

「勤務地の希望に関して、正直に答えて良いのか?」、「転勤はしたくない、と答えてはまずいと思うが、本当はどうなのでしょうか?」など、多くの学生にとって、答え方が気になる質問の一つです。

特に親元から離れたことのない学生は、本音で言えば現住所からの通勤を希望するのではないでしょうか。

この質問に対しては、自分の意思表示をすれば良いだけなので、特別に何かを準備する必要はありません。しかし頻出の質問であるため、どう答えるべきかを知っておくべきでしょう

答え方によっては、内定の可否を決める重要な質問なのです。

面接官が勤務地や転勤に関して質問する意図から解説していきます。

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質問の意図:「勤務地に対する希望はありますか?」、「転勤は大丈夫ですか?」

面接官がこの質問をする意図は以下の3点に集約できます。

  1. あなたは仕事というものをどう考えているのかを、「勤務地」、「転勤」のフィルターを使ってチェックしたい
  2. 「勤務地」、「転勤」の可能性が大きい職場の場合、勤務地や転勤を理由に内定辞退をせず、無事に入社するかどうか、あなたの志望意志・意欲の強さを確認したい
  3. 入社後、勤務地や転勤を理由に、会社を辞めることがないことを担保しておきたい
それぞれのポイントに的確に答える方法を解説していきます。

回答のポイント:「勤務地に対する希望はありますか?」、「転勤は大丈夫ですか?」

Point 1: 自己分析と志望動機を振り返り、仕事についてもう一度考えてみよう

あなたが総合職を志望している場合、「あなたにとって仕事とは何か?」、「就職する意味は?」をもう一度振り返ってください。

  • その本質的な価値と、勤務地は関係ありますか?
  • その勤務地でないと、あなたは仕事が出来ませんか?
  • 勤務地によっては、就職する意味はないですか?

もう一度本質から考えれば自ずと答えが出ると思います。

仕事の本質は、「事」に「仕える」というところにあります。

「事」には多様な意味がありますが、目的を達成するための「課題」や「やるべきこと」と考えれば、それに「仕える」ために転勤や勤務地の変更が必要であれば「受け入れる」というのが総合職を志望する場合の基本的なスタンスです。

あなたが研究職、専門職志望の場合は、自分の希望をキャリアビジョンと共に答えましょう。研究所や主要工場が地方や海外にあることは全く珍しいことではありません。

的確な答えをするためには、もう一度企業研究をチェックし、志望職種と勤務地の関係を整理しておいて下さい。

Point 2: 「勤務地」、「転勤」については前向きに答えよう

あなたが家庭の事情や個人的な理由で「勤務地」や「転勤の有無」を就活の軸(企業選びの譲れない基準)としている場合は、それを正直に答えましょう。

何故ならそれは、あなたにとって譲れないことだからです。

しかし総合職を志望する場合は、その企業の選考に残れない可能性が高いことを覚悟してください。

そして総合職でも勤務地がほぼ限定される企業、転勤の可能性がほぼない企業や、エリア総合職での採用を行っている企業、あるいは一般職採用の面接に注力してください。

面接官がこの質問をする意図は、「あなたの志望動機には、勤務地や転勤の有無に関しては書かれていないが、大丈夫ですよね。志望動機からみると、勤務地や転勤は気にしませんよね」という確認です。(あなたが総合職・それに準じる専門職を志望する場合の、企業側の本音です)

エントリーシートや面接では、志望動機の強さや熱意が協調されています。

あなたが総合職を志望している場合、企業が展開している場所ならどこにでも配属、移動、転勤の可能性があり、それを受け入れることを前提として面接しているのです。

この質問は、「あなたが主張してきた志望動機や熱意は、勤務地や転勤のフィルターを通しても変わりませんよね」という確認なのです。

従ってそれを拒否した場合、ほとんどの場合は選考に残れません。「勤務地は問いません。採用いただければどこにでも参ります」と前向きに即答してください。

一般職の場合は勤務地や勤務地域の質問に対して、希望がある場合は正直に伝えて下さい。特に希望がない場合は「できれば、○○が希望です。それ以外でも対応します」と答えましょう。

面接を受けている時点では、企業側があなたを採用すると決めている訳ではありません。内定が出ている訳でもありません。

勤務地の心配は、内定を獲得してからすれば良いので、内定を得ていない時点では「その企業に入ること」を優先して判断して答えましょう。

Point 3:あなたを採用することが、ミスマッチではないことをアピールしよう

「ご両親と同居されているようですが、大丈夫ですか?」、「たとえば、研修後、○○(勤務地)に配属ということでも対応できますが?」と、掘り下げの質問をしてくる場合があります。

念を押す意味の場合と、具体的な採用条件の意図で質問する場合があります。内定を出した後や、入社後のミスマッチを防ぐためです。

ここで、何故あなたが勤務地に拘らないか」の前向きな理由を答えられれば、あなたの主張に説得力を増すことが出来ます。

地方のお客様に接することが、自分のキャリアプランにどう良い影響を及ぼすか、あるいは工場勤務で商品製造の苦労を体験することの意味など、前向きに捉えて答えましょう。

「勤務地に対する希望はありますか?」、「転勤は大丈夫ですか?」の回答例

どの勤務地でも全く問題ありません。

 

勤務地にこだわりはありません。営業職を希望していますが、様々な地域のお客様のニーズに対応することは得難い経験になると考えます。

 

大学から親元を離れて暮らしており、見知らぬ土地での対応力も身についています。

 

もしくは、

 

新しい土地、新しい人々との出会いはいつも新鮮で、モチベーションになります。地方勤務の場合、親元を離れることになりますが、社会人として独り立ちする良いチャンスだと思っています。

勤務地の問題は、本音では「動きたくない」と考える方が多いと思います。

しかし、全国展開してるような大企業の場合、異動や転勤がない方が異例です。

現実的に2~4年程度の間隔での異動は普通におこり、そこに転勤が必要な場合もあります。

心配はまだ先のことなので、まずは自分の納得度の高い企業から複数の内定を獲得することを目指しましょう。

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