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【回答例あり】就活の面接で「面白いエピソード」を聞かれた時に、適切に切り返す方法

「面白いエピソードを話して下さい」と聞かれたら、すぐに答えられますか?

就活の面接時に、面接官から唐突に「面白いエピソードを話して下さい」と問われたら、適切に切り返せる自信はありますか。

この質問は、対人スキルやコミュニケーション能力を特に重視している企業や職種の面接で多用される傾向があります。

類似の質問に「面白い話をしてください」というものありますが、この「面白いエピソード」を問う質問は、あくまで「エピソード=あなたが体験したこと」で答える必要があります。従って、「お気に入りのジョーク」で切り返すのは適切な答え方ではありません。

この質問が多用されるようになったのは、就活本やマニュアルでの対策が進んで学生の個性が見えにくくなってしまっている背景があるためです。

学生に「答え難かった質問」を聞くと、上位に上がってくる質問の一つです。

「面白いエピソード」というパターン化し難い回答をさせることによって、個々の学生の人柄や性格を読み取ろうとしているのです。

そして「答え難い質問」を敢えて聞くことによって、就活生の対応力=「質問の意図を理解して、意図に沿った答えを適切に返せるか」もチェックしています。

まず「質問の意図」から解説していきます。

質問の意図:「面白いエピソードを話して下さい」、「面白いエピソードはありますか」

面接官がこの質問をする意図は次の4つに集約できます。

  • 突然「面白い」、「あなた自身のエピソード」という答え難い質問に対して、動揺せず、臨機応変に対応できるか、否かをチェックする
  • 「就活の面接」という場を理解し、それに適したエピソードを選べるか、否か、うまく内容を伝える力の有無を通じて、広い意味でのコミュニケーション能力をチェックする
  • エピソードの選び方や内容から、あなたの「人となり」を理解したい
  • エントリーシートの記述内容には表れにくい、ユーモアや人との関わり方、意外な面を理解したい

このように選考結果に関わるかなり重要なポイントをみています。質問の意図に従って回答のポイントを解説していきます。

回答のポイント:「面白いエピソードを話して下さい」、「面白いエピソードはありますか」

Point 1: 必ず自分で体験したことを選ぼう。落ち着いて話そう。嘘はやめよう。他人の話はやめておこう。知ったかぶりは止めよう。

この質問の目的の一つは、はあなたの人柄を知ることです。

そして就活の面接であることを忘れないでください。

従って「面白いエピソード」は「あなた自身のエピソード」である必要があります。

面接官をとして許容できるのは、「あなた」を含んだグループでの体験エピソードまでです。

グループとは「あなたを含んだ家族」や「あなたを含んだサークルやゼミ、アルバイト等の学生時代に経験した活動」の中から選んで欲しいのです。大学入学前の話でも、話が興味深いものであればよいと思いますが、現在のあなたと繋がっている、できるだけ近い体験の方がベターです。

また、「面白い」は、純粋な「他人の行動」についてのエピソードは、いくらそれが面白くても適切ではありません。

そこに「あなた」が見えないことには、就活の面接の中での回答としては意味がないからです。「あなた自身」を強く意識することで、面白さにつながる「独自性」もアピールできるのです。

面接官も「答え難い質問」を意識して、この質問を出しています。従って、咄嗟に答えられない場合は、一拍置くために「少し、考える時間をいただけますか」と切り返し、落ち着いて「動揺」を極力見せないようにしましょう。

ただし時間をかけすぎるのはマイナスになります。一拍置いて、「心を落ち着かせる」程度と考えて下さい。

この場合、「面白いエピソード」を「嘘」の話で誤魔化そうとするのはNGです。

「嘘」は掘り下げ質問で簡単に見破られますし、「嘘」をついたと判定された時点で、あなたが選考を通過する可能性は限りなく低くなってしまうからです。

嘘のエピソードを咄嗟に思いつける能力がある人なら、自分が体験した出来事の中から「面白かった」ことを取り出して、多少オーバーな表現で話すことも簡単にできるでしょう。

「面白い」を別の角度から「貴重な経験」と考ええも良いでしょう。得難い体験から「ためになったこと」を話しても良いし、「今まで全く知らなかったことを知った出来事」でも、切り返せるはずです。

あくまでも、あなたの体験を通じて実感できたことを答えてください。いくら興味深い話でも、「借りてきたような知識」は止めておきましょう。

聞きかじったような業界知識や、「あるある話」をしてもらっても、「知ったかぶり」に聞こえて、あなたの人格が「軽く、浅い」印象を受けてしまうのです。

「知識」でも自分で体験して、確信や実感を持てるレベルであれば良いですが、そうでなければ止めておきましょう。

この種の「答え難い質問」に対する対応は、回答で「マイナスをつけないこと」と、「回答によってプラスの評価を獲得する」の2軸で考えてください。

ポイント1は「マイナスをつけないこと」をクリアすれば良いという割り切りも重要です。

Point 2:「就活の面接」であることを絶対に外さない

あたり前のことですが、「他人や社会に迷惑をかけてしまった行為」や「解釈によっては、他人の迷惑になりかねない行為」、「他人を嘲笑の対象にした話」は全てNGです。それがいくら「面白く」ても、絶対に避けてください。

また、自分のエピソードであれば何でも良いという訳でもありません。特に注意したいのは「自虐ネタ」です。

「自虐」でも「くすっ、と笑える自虐」レベルであれば良いのですが、「面白さ」や「インパクト」を重視し過ぎて「大失敗」のエピソードを語るのは止めておきましょう。

面接官に、「この学生、大丈夫か?」というネガティブな印象を与えてしまいます。

無理に「面白い」を探すのではなく、「面白い」を「興味深い」エピソードと解釈して、自分にとって「何が興味深かったのか」を話すことによって、「自分のエピソード」に変換できるのです。

面接官は、面接になれているとは言っても、直近のリアルな学生生活の実態は分かりません。

特に「新型コロナウイルス」は大学生活に大きな影響を与えていますが、ニュースの情報として知ってはいても、実際に何が起きているのかの体験はありません。

あなたがコロナ禍の学生生活で「はじめは大変であったが、次第に普通になったこと」でも、面接官には「興味深い」トピックとして通用することも多いものです。

あなたが純粋に「できなかったことが、できるようになった」話でも、そこにあなたが発見した「面白さ」を加えて話せば、充分、「学生らしい、面白いエピソード」になります。

コロナ禍で苦労した「アルバイト」関連の話でも、リアルに集まれない中で工夫して行ったサークルの話でも、学業の話でも、「ネタのタネ」はいくらでも転がっているはずです。

ポイントは、この様な考え方に立てるかと、落ち着いて自分の考え=「自分にとっての面白さ」を面接官に伝えることなのです。

「面白さ」は自分のフィールドの中から探すのも良い方法です。自分がこだわって継続してきた事や、趣味、特技の中から、「面白い体験」を話すことも、うまい切り返し方の一つです。

ただし特殊な分野のトピックの場合、「何が自分にとって面白いのか」、「面接官に分かって欲しい面白さ」を伝えることがポイントになります。

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Point 3:あなたの「人間性」をアピールできる、エピソードを選ぼう

就活の面接での回答なので、どんな質問に対しても自分をアピールして、プラスの評価を獲得したいのは当然です。

その意味で、「面白いエピソード」の選ぶ上でまず押さえたいのは、エントリーシートの記述した自分のアピールポイントを補強できるようなエピソードです。

しかし、エントリーシートの自己PRやガクチカの回答で使用している同じエピソードでは「面白さ」は伝わらず、面接官が敢えてこの質問で期待している回答にはなりません。

エントリーシートの自己PRやガクチカで伝えきれなかったアピールポイントを、別のエピソードで伝えることを考えてみて下さい。

「就活の答え」では、自己PRのポイント(強みや長所)は、メイン、サブを含めて最低3つは話せるように準備することを推奨しています。

就活準備の過程で、エントリーシート上に充分書ききれなかったエピソードもあるはずです。

それを「自分にとって、何が面白かったのか、興味深かったのか、学びになったのか」を強調して答えれば、適切な答えになります。少なくとも面接官はマイナス評価を与えません。

Point 4:「ユーモア」や「ポジティブな意外性」を表現してプラスの評価を獲得しよう

最後のポイントは、面接時の臨機応変の対応では難しいレベルかもしれません。この質問に対する回答でプラス評価を確実に獲得するには、事前の準備が必要になります。

面接官が「面白いエピソード」を求めているのだから、上記のPoint 1~3をクリアした上で、文字通り「面白い」話ができればプラス評価を獲得できるのです。

この場合の「面白い」で、「爆笑を誘う」必要はありません。

もちろん上記のPoint1~3を満たした上で、「爆笑を誘う」エピソードを「事実」として持っている学生は、それを30秒程度で話せるように準備すれば良いです。

しかしほとんどの学生は、「爆笑を誘う」必要はありません。

面接官が組織の一員として期待しているのは、「ユーモア」に代表される人間的な魅力やコミュニケーション能力です。

就活能力で武装しきった学生ではなく、「少し抜けたところもある」、「可愛げもある」人間的な側面なのです。

人との関わり方も「優しさ」や「共感力」がにじみ出るようなエピソードであると、「一緒に働きたい」という感情を誘発することができるのです。

友人と一緒の活動で、あなたの人間性をさりげなくアピールできる「面白い」もしくは「興味深い」エピソードを話すのも良い方法です。

多くのテレビコマーシャルが「ユーモア」、「くすっ、と笑えるような」シーンをもっているのは、購買に対するハードルを下げて感情を揺さぶることを意図しているのと同じです。

もちろん、その意図を覚られないために広告会社は膨大な時間と費用をコマーシャルの制作に使っているのですが・・・。

就活の面接の回答でも、つくり過ぎずに、自然体で話せるエピソードで、かつ「ユーモア」を感じられる「面白さ」であれば尚可です。

ストーリーを簡潔にまとめて、重要なキーワードだけ記憶して、あとは自然体で話してみて下さい。

暗記したものを全部話そうなどとしてしまうと、嘘くさくなってしまい、せっかく準備が逆効果になってしまいます。

面接では肩の力を抜くことも重要です。

面接官の主観的な評価ですが、「あなたに好感が持てるか」が大事です。

自分の体験を自分の言葉で語ってください。小さなエピソードでも「素のあなた」が伝われば好感が持てるのです。

Point 4のプラスポイントを獲得するためには、「話として面白い」ことも重要です。

そのためには、起承転結を意識したストーリー展開と、ハッピーエンド(少なくともネガティブな結論・印象で終わらないこと)で、「くすっ、と笑える」レベルを目指して下さい。

「面白いエピソードを話して下さい」、「面白いエピソードはありますか」の回答例

回答例は要素と構成の参考にしてください。このように話そうという目的ではありません。要素と構成を参考に自分のオリジナルを作って、練習と場数で磨いていきましょう。

私には、自分が「これはいける」と思ったテクニックに、カッコいい名前をつける習慣というか、癖があります。

 

このネーミングは、そのテクニックの再現性に効果があるのです。

 

例えば、私は趣味でテニスをしているのですが、自分でしっくりくる打ち方で、思い通りの球を打てた時、かっこいい名前を付けてみるのです。自分の体の使い方や、球を打つタイミング、位置などを記憶し、定着させるのにとても効果があります。

 

最近のお気に入りは、あるサーブの打ち方を「スイッチブレードサーブ」と名付け、サーブの好調さをキープできています。

 

ただし、うっかり友人に話したりすると大笑いされて、恥ずかしい思いをすることがあるのが難点です。

 

面接官:「スイッチブレードって名付けた理由は何ですか?」

 

少し恥ずかしいのですが、説明するとサーブを打つ時に上半身を右から左に入れ替える、スイッチするイメージで打つ方法で、・・・・両刃の剣を入れ替えて打ち抜くという意味を込めて・・・。

 

別の例では、私がとても便利だと思っている、エクセルの関数の組み合わせ技も、独自に・・・・「V-Looker」や「〇〇〇〇〇〇」のような自分だけの名前を付けて・・・・。

このようなトーン&マナーで話を続け、会話が成立して話が盛り上がれば成功です。

この例の場合は、多少の「子供っぽさ」を印象付けてしまうかもしれませんが、物事に対する向上心や、工夫する意欲はアピールできます。

また、あなたが真面目なタイプという印象を与えていた場合、人間的な側面や一種の可愛さや明るさ、ESでは書ききれなかったアピールポイントもさりげなく表現できるでしょう。

無理やり「面白い」話を探さなくても、何気ない日常から、あなたの良さをアピールできて、「クスッと、笑える」エピソードをみつけてみてください。

まとめ:

面接官が「面白いエピソード」を聞く、質問の意図

  • 突然「面白い」、「あなた自身のエピソード」という答え難い質問に対して、動揺せず、臨機応変に対応できるか、否かをチェックする
  • 「就活の面接」という場を理解し、それに適したエピソードを選べるか、否か、うまく内容を伝える力の有無を通じて、広い意味でのコミュニケーション能力をチェックする
  • エピソードの選び方や内容から、あなたの「人となり」を理解したい
  • エントリーシートの記述内容には表れにくい、ユーモアや人との関わり方、意外な面を理解したい

「面白いエピソード」の質問に対する、回答のポイント:

  • Point 1: 必ず自分で体験したことを選ぼう。落ち着いて話そう。嘘はやめよう。他人の話はやめておこう
    • この質問に対する回答を十分準備できなかった時(アドリブで答える場合)は、質問の意図を理解した上で、マイナスをもらわないという割り切りも重要
  • Point 2:「就活の面接」であることを絶対に外さないで解答すること
    • NG例:「他人や社会に迷惑をかけてしまった行為」、「解釈によっては、他人の迷惑になりかねない行為」、「他人を嘲笑の対象にした話」、「自身での体験の裏打ちがない、知ったかぶりの知識」、自分のエピソードでも、「自虐ネタ」は避けること
  • Point 3:あなたの「人間性」をアピールできる、エピソードを選ぼう
  • Point 4:「ユーモア」や「ポジティブな意外性」を表現してプラスの評価を獲得しよう
    • 「面白さ」でプラスポイントを獲得するなら、上記のポイントをクリアした上で「クスッと、笑える」程度でも十分。「好感」をもってもらえることを目指して下さい。無理やり爆笑を狙う必要はない

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