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何社にエントリーシートを提出するべきか?【データ有り】

エントリーシート(ES)は就職活動本番の第一歩です。ここからすべてがはじまります。大手のマイナビ、リクナビなどのナビサイトからエントリーするオープンパターンと、個別の企業Webサイトからエントリーする場合もあります。マイナビ、リクナビは就活の窓口のデフォルトです。

エントリーシートの意味

エントリーには二つの意味があります。まずはプレエントリーです。プレエントリーは「自分がその企業に興味があるので、その企業への就活に必要な情報を送ってほしいと申請する」という事です。

企業はあなたの存在を全く知らないので、企業に「ここに、御社で働きたいと思っている私がいますよ」と知らせ、その後の会社説明会からはじまるプロセス、スケジュールを教えてもらうのがプレエントリーです。

プレエントリーして情報をもらった企業の中から、エントリーシートを提出、もしくはWEB上でエントリーを完了することを本エントリーと呼びます。

エントリーシートの提出タイミング

 

2020年卒のエントリーシート解禁は2019年3月1日です。そこからリアルな競争がはじまるのですが、この段階から優劣がついてしまうと認識してください。

採用側は多忙の中で業務を行っています。限られた時間の中で、多くのプロセスを処理し、できる限り優秀な学生を選別・採用するためにはどうすれば良いのでしょうか?

効率よく業務をこなすことです。そこには、経験値からくる「仮説」に基づいて、良い・悪い、を判断して効率よく進めたいという意識がどうしても働いてきます。そのためエントリー段階から次の視点で、仕分けを行っています。

  1. 学校名での選別・仕分け
  2. エントリーシートの提出タイミングでの仕分け
  3. エントリーシートの内容での仕分け

1は今からは変えられない事実なので、この記事では対象からはずします。2のタイミングに関しては一般的に「早いエントリー=この企業に対する熱意」という認識をします。後から、だらだら送られてきたエントリーは、「どうせ第一希望ではないのだろう」という見方をされる可能性が高いと思っておいてください。

現在の就活状況では、一人の学生は平均して30社ほどエントリーシートを提出しますので、人気企業は特に膨大な数のエントリーを処理しなければなりません。

もちろん表だって大学名で選別すると公表している企業はありませんが、現実は違います。膨大なエントリーの中をすり抜けていくために、少しでも有利に働く可能性があることは、積極的に取り組みましょう。

逆に言えば採用側に少しでもネガティブな印象を与えることは避けなければなりません。エントリーシートを解禁直後に出すことは、少しでも有利に働くと信じて実行しましょう。

そのためには解禁前にちゃんと時間をかけて自己分析・業種・企業研究、自己PRをまとめておく必要があることは言うまでもありません。

プレエントリーは何社くらいすればよいのか?

よ く学生に「何社くらいプレエントリーすれば良いのか」という質問を受けます。

実際100社ぐらい送る学生もいますが、ある程度絞り込みをしないと、その後のプロセスで迷ったり、比較したり、スケジュール調整を考えるのに貴重な時間を奪われるため、エントリー解禁の初期段階では3業種、合計30社を基本に考えましょうと指導しています。

では実際に就活生何社ぐらいエントリーしているのでしょうか?データで検証していきます。

マイナビが行った2018年卒のデータでは、平均27という結果になりました。理系の学生は専門がある程度絞られているため平均20社、文系では平均30社でした。

時系列の推移をみると、選考が進んだ7月段階では平均40となっています。(  2017年マイナビ調べ)「えー、そんなにエントリーしなきゃいけないの」と驚かれる人もいると思いますが、本エントリー数から面接までたどり着ける割合は平均50%程度なのです。

30社すべてに本エントリーできたとしても、平均では15社しか一次面接に進めません。大手企業の場合は30%を目安として考えましょう。マスコミ、食品など人気企業の場合は10%を切る場合もあります。

7から8社しか面接できない学生が普通なのです。そこまでいけない学生もたくさんいます。本エントリー後の筆記試験、一次面接、二次面接、グループワークは・・・最終面接は・・と考えていくとどうですか。そう考えると30社でも心配という学生も多いかと思います。

就活初期においては間口をあまり絞り込みすぎないようにしましょう初期で30社のエントリーをして、選考の経過をみて5月段階では50社程度まで広げるくらいのイメージを持ってください。

現在のような売り手市場ですら、100社以上プレエントリーする学生も多いのです。あなたが最終的に就職できるのは1社のみです。そしてあなたのライバルの数を想像してみてください。はじめから自分で可能性を狭めてしまうことが、どれだけリスクになるのかが分かるでしょう。

ちなみに買い手市場だった2015年卒の学生たちの、2014年7月段階でのエントリー数は平均85社にも及んでいました。その後は売り手市場にマーケットが変わってきていますが、企業側の学生に対する選別意識は、大きく変わっている訳ではありません。どんな時代でも社業にプラスになるようなポテンシャルのある人材の採用を目的としていることに変わりはないのです。

売り手市場だから大丈夫と、甘く考えてはいけません。新卒時の就職先は、あなたの人生において非常に大きな意味を持つことになります。就活を甘くみて真剣に取り組まないことは、その後の人生において必ずマイナスの効果を生みます。うまく有名・ブランド企業に就職できたとしても、その後のリアルビジネスの現場で「残念な人」になってしまいます。

ここは手を抜かずにしっかり、可能性のある数を確保する重要性を認識して、積極的にエントリーしましょう。過剰であればその後のプロセスで、こちらから進まなければ良いだけです。

プレエントリー後、各選考プロセスでの会社数の推移

株式会社ディスコ キャリスタリサーチのデータ(回答者数:1,145)では、2019年卒の6月1日時点でのプレエントリー平均社数は、30.0社、本エントリー数は平均12.9社という結果になっています。その後選考試験の平均受験者数は9.2社、面接7.0社、選考中3.3社となっています。

プレエントリーから面接まで行ける確率は23%程度しかありません。本エントリーからは54%です。

そこから更に就活の最も重要な、数度の面接によってふるいにかけられるので、平均的な数字でも簡単ではないことが分かるはずです。

選考に強いエントリーシートを効率的に作る方法

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