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【文系大学院生の就活】成功を得るためのポイントを徹底解説

文系の学部生が大学院に進む決断をする前に考えておくべき、将来のビジョン

文系の学部生で自分が専攻している学問が面白くて仕方がない、勉強している時が一番楽しい、知的好奇心からもう少しこの分野の専門知識を深めたい方は、大学院に進みたいと純粋に思っているでしょう。

大学院に進学する際、この専門分野を極めて学究の道(大学の講師から准教授、教授への道)に進みたいと考え、学問を仕事にするキャリアプランを明確に描いている人もいるでしょう。

あるいは法科大学院のように司法試験の合格から、弁護士、検事、裁判官へ道や、会計大学院から公認会計士という明確なビジョンを持っている学生もいます。

このように将来の職業に明確なビジョンを持っており、大学院への進学を目指す人以外は、大学院に進学を決意する前(≒大学3年~4年で就活を行わないことを決意する前)に自分が将来何を職業とし、どんな働き方をして、どういう人生を送りたいかを深く、真剣に考えることをお勧めします。

文系大学院に進んで就活を行う際に覚悟しておくべきこと

企業には文系大学院修了者が「特別に就くべき仕事」がほとんどない

厳しいようですが、人は食べていかなければなりません。そして職業・仕事選びは人生の幸福度に大きな影響を与えます。

大学新卒(あるいは大学院修了)での仕事選び、就職は人生で一回しかない大事なチャンスです。

理工系の大学院修了(院卒)での就活は、学部生の就活より有利になる場合が多いのですが、文系の場合は受け入れる企業の側に、文系大学院修了者が特別に就くべき仕事がほとんどないために「文系大学院修了者(大学院卒)」を敢えて採用するインセンティブが働かないのです。

採用区分は学部生と同じ事務系総合職の場合がほとんど

もちろん表面上大学院の就活生の志望を受け入れない企業はありません。

理工系の大学院卒の採用枠を学部生の採用枠と分けて選考を行うのが通例ですが、文系大学院の就活生の場合、採用区分は文系総合職として学部卒生と同じ扱いになることが殆どです。

更に、入社後は学部卒生と同様の仕事をするため、年齢差のある社員が上手くやっていけるのかを気にする企業もあります。

学部卒と同じ仕事をするという意味は、あなたが大学院を2年で修了し、企業に入社した場合、あなたと同じ年の人(学部卒生)が2年先輩として同じ職場にいるのです。

社会人2年の経験の差は、特に入社直後には非常に大きいため、企業側は文系大学院の就活生を採用しても「お互いに仕事がし難いのではないか」と考え採用を躊躇してしまう場合があるのです。

このような保守的な企業は少なくなりつつあり、年齢など関係なく、能力やポテンシャルだけで採用を決める企業が増えてきました。

しかし、あなたの側は2歳下の学生が同期入社である、同じ年の学生(だった人)が2年先輩で、場合によってはその人の部下になることもあり得ることを受け入れる必要はあります。

文系大学院での就活は学部3・4年の就活よりハード

大学院での勉強や研究は、学部生時代よりハードであり時間もお金も必要です。学費や文献の購入費、生活費等、経済面の手当ても重要です。

親からの潤沢な経済的サポートや住居があれば良いですが、アルバイトに多くの時間を割かなければならい場合は特に注意が必要になります。

特に新型コロナウイルス感染症の蔓延状況によって、アルバイト先の定番である飲食店・サービス業が大打撃を受けると、アルバイトをみつけることも難しい状況も想定しなければなりません。

学業、アルバイト、就活の全てに手を抜くことができなくなるため、精神的にも肉体的にもハードな2年間になります。

大学院進学を決める前、学部卒での就活をやらないと決める前に、当面2年間をどうやりくりするかのしっかりしたプランを立てることを強くお勧めします。

目指す大学院の実情を自分の体験によって知っておくこと

進学を決める前に目指す大学院の教授とのコネクションを深め、実際の授業を見せてもらう、研究室の雰囲気やそこでの活動を体験させえもらう機会を作りましょう。

外から想像しているだけでは分からないことが見えてくるため、大学院の2年間の価値を自分で判断することです。

文系大学院への進学は「就職」だけを考えれば、必ずしもプラスにならず、リスクが伴います。それとのトレードオフを自分で判断するために、実体験をすることは絶対に行っておきましょう。

自分が所属する大学院の先輩の就職の状況・実態を把握しよう

大学院に進学することを決断する前に、先輩の進路や就職状況を調べておきましょう。博士課程に進むのか、修士修了で就職しているのか、その就職先や、大学院・教授からのサポートの有無等は重要な要素です。

自分が研究者の道を目指すのか、民間企業か、はたまた教職や公務員というビジョンを描くのかの重要な情報になります。

もしそれを行わずに大学院に入ってしまったら、すぐに取材をはじめることを強くお勧めします。

留学やMBA取得という打ち手がある

専攻する学問への興味ではなく、就職を第一に考えるなら海外留学やMBA(経営学修士)という手もあります。

経営学部、経済学部、商学部、法学部の学生で、学部3-4年での就活に失敗してしまい、留学やMBA取得のために経営大学院に進むという道です。

コロナ禍が一巡し、各国の渡航制限が緩和された矢先に、今度は極端な「円安」という留学生にとっては不利な状況が襲ってきました。それも考慮しなければなりません。

外資系企業や一部の日本企業ではMBA取得者や語学が堪能な留学生を選んで採用している企業もあるので、それが可能であれば、効率の良い方法です。

コンサルティングファームや外銀、投資銀行やメガバンク、大手証券等の金融機関、総合商社、外資系企業等への道も開けてきます。

しかしこの方法は大きな経済的負担がかかるため、誰もが可能な方法ではありません。興味がある人は、情報収集をしていきましょう。

いずれにしても大学院に入学するための勉強に注力して、合格すれば4月からの修士課程を迎えることになります。

そして進学を選択した学生が大学院に進む4月を迎え、2年間で修士を修了するのです。現在の就活は早期化しているため、修士課程に移った時点で修士卒業年度の就活準備がはじまることを覚悟しておきましょう。

迷ったら就活を行っておくこと

進学か就活かを迷ってしまったら、とりあえず、就活を行ってみることです。就活を行っていくうちに、専攻や学問以外に興味が広がっていくことが良くあります。

3年生のできるだけ早いタイミング、遅くとも夏休みから就活に取り組んでみてください。

就活の全体像やスケジュールを理解し、自己分析や業界研究、企業研究を行っておくだけでも、全く行わないで文系大学院に進学した場合とでは、その後の就活力に大きな差が出ます。

現在の就活は、リクナビ、マイナビ等の大手ナビサイトに登録して何万社の中から自分に合う企業を選び、エントリーする方法以外にも、多くの選択肢が用意されています。

代表的なものは、逆求人型スカウトサイトと呼ばれるものでOfferBoxキミスカdodaキャンパス等のサービスがメジャーなものです。

自分のプロフィールを登録しておけば、あなたに興味がある企業の側から選考参加のオファーがくるというサービスです。また自分の性格や職業上の適正も分析してくれるサービスも全て無料で利用できます。

これらのサービスを上手く利用すれば自然に就活を体験することができます。

基本的な就活体験を通じて、リアルなビジネスの一端を垣間見ることもできるため、文系大学院の2年と比較した価値判断もできるようになります。

進学と就活のどちらの道を選ぶにせよ、「後悔」の要素を減らし、自分の決断の納得度を上げることができるのです。

その意味で、一回は就活を行ってみることを強くお勧めします。

修士課程1年の夏から就活がやってくる、文系院生の進路選択

文系大学院生が就活を始めるのは何時かというと、大手ナビサイトでインターンシップの情報が解禁になる修士課程1年の6月を目途に準備をしていくことになります。(学部生の3年6月と同じタイミング)

そして翌年の3月に就職情報の広報(エントリー)が解禁になるスケジュールも学部生と同じです。

もちろん個人により、就活をいつ開始するかは差が出ますが、修士修了をもって「できるだけ自分に適した、条件の良い企業」に就職をするためには、大学院に入った途端「就活」を視野に入れることになります。

折角、勉強や研究に没頭し、専門分野を磨きたいと考えて進学しても、就職を前提にするならば現実は甘くはありません。

文系大学院生の就活(自由応募の場合)は学部生の就活と本質的には変わりません。

大学時代に少しでも就活に真剣に取り組んだことがあれば、現在の就活の大枠は理解できていると思いますが、取り組まなかった学生は、大学院に入った途端「就活」が迫っていることに気が付きます。

この記事では文系の大学院生が、就活を成功に導くため、絶対に外してはならないポイントに絞って解説をします。

「就活の答え」では学生の皆さんが現在の就活で「自分にベストな答え」を出すためのノウハウを詳しく解説していますので、是非他の記事も参考にしてください。

就活のスタートには、自己分析のサポートツールで自分の強みを発見しよう

「自己分析」は就活のイロハの「イ」ですが、時間がかかり大変です。そして自分を冷静に見つめ直すのも難しいものです。

そんな時、力になるのは本格的な適職診断ソフト、「Analyze U+」です。

「Analyze U+」は251問の質問に答える本格的な診断テストで、質問に答えていくと経済産業省が作った「社会人基礎力」を基に、25項目に分けてあなたの強みを偏差値的に解析してくれるものです。

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手早く自己分析を済ませ、就活の流れに乗っていきましょう。

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文系の大学院生が、就活を成功に導く為に、外してはいけないポイント

就活の全体像、スケジュールを早期に理解する

まず行うべきことは、現在の就活がどんな全体像とスケジュールなのかを把握し、そのスケジュールに従って、自分のアクションプランを立てることです。

大学院生の場合、学部生時代に比べて勉強や研究が非常にハードになり、学業のみでも時間が足りなくなります。

修士課程の2年目は修了のための研究や論文の作成が必要となるため、更に学業に時間が必要になるのです。

修士課程1年目も2年目も、学業・研究と就活を両立するのは非常に大変です。従って学業と就活を両立さえるためには、就活いち早く理解し、少しずつでも良いのでその流れに乗っていく必要があるのです。

夏のインターンシップを経験することを初めのマイルストーンとして、具体的なスタートをきることです。そのタイミングは修士課程1年の6月、できればその前ということになります。

大学院に進学した理由、大学院で何を得たのか、を明確にしよう

大学院生の就活の面接では、理系・文系を問わず、絶対に聞かれる質問が「大学院への進学した動機」と「大学院での勉強・研究で得たもの」です。

これはインターンシップ参加の選考でも必ず聞かれる質問です。

この質問に「後付け」で答えを作るより、しっかり自己分析を行ったうえで明確に即答できるようにしておく必要があります。

できれば大学3年、もしくは4年の時点で大学院進学を検討している時、遅くとも大学院進学を決めた時に、明確に答えられるように言語化しておいてください。

自分の価値観の根底に結びつく部分であり、志望動機に繋げる大事なポイントです。それが「あやふや」だと思う人は、今すぐ深く考えて言葉にしておきましょう。

また、修士課程1年を経過した段階では、「大学院生活」で得たポジティブな側面を言語化してまとめておくことです。これらの質問に対する答えは、どんなパターンの就活にも「マストアイテム」になるので、真剣に取り組みましょう。

大学院生である限り、自分の学習・研究には「真面目に取り組むこと」が基本中の基本になります。それができていないと、「進学の動機」も「大学院で得たもの」も空虚なものとなり、説得力を持ち得ないからです。

自分の専門分野に固執せず、広い視野を持とう

専攻している学問やテーマによっても違いは出てきますが、一般的に公務員はまだしも、民間企業への就職では、研究者養成目的の文系大学院を出ていることが有利に働くことないと考えておきましょう。

仮にそれがあるとしても、非常に狭い範囲の選択肢になるため就活に有利とは言えないのです。

文系大学院生の就活は「専門分野が活かされる」と考えて臨むのは現実的ではなく、むしろマイナスになります。その認識のギャップをまず頭と心に刻み込みましょう。

専門職大学院の場合は、法科大学院であれば企業の法務部、会計大学院であれば経理部という専門事務部門への道はありますが、そのような採用を実施している企業はそれほど多くはありません。

従って文系大学院生の場合は、学部生と同様の総合職採用の土俵で競うことになります。つまりビジネスパーソンとしてのポテンシャルで競うことになります。

文系大学院生でも「専門分野や研究を評価して、採用してほしい」と思う学生は多いのですが、企業は、「それが自社のビジネス、収益に寄与するかどうかは殆どの場合分からない」という乖離があるのです。特に文系の場合はその傾向が強く出ます。

冷静になって、あなた具体的な企業(あなたが志望したいと思いそうな企業)の採用担当になって、あなたの勉強や研究の成果を評価してみてください。

あなたが研究している専門知識「そのもの」は、企業が「あなたを採用する理由ではない」ということを強く意識する必要があるのです。

企業が買うのは、あなたが大学院生として学業や研究に取り組んできたポテンシャルなのです。

学部生と文系大学院生のポテンシャルの違いを意識した就活をしよう

一般的に企業が学部生より文系大学生が優れていると期待する能力を以下にまとめておきます。

  • 知的好奇心が強い
  • 情報収集能力。情報探求能力が優れている
  • 論理的な思考力が優れている
  • 問題解決能力
  • 調査能力
  • 分析力・洞察力
  • ディベート力
  • 資料作成能力
  • プレゼンテーション能力

一方、文系大学院生が学部生に比べて劣るのではないかと先入観を持たれがちな能力・チカラは以下のようなポイントです。

  • 対人コミュニケーション能力に欠ける面がある
  • 柔軟な考え方・柔軟性
  • 批判的な見方をしがち
  • 論理が強く、実行面・行動力が弱い(頭でっかち)
  • マイペース、協調性に欠けるところがある
  • 興味が湧くこと、湧かないことの差が大きい

ポジティブ面もネガティブ面も個人差が大きいので、「そんなことはない」と思われる方も多いと思いますが、企業の選考を受ける際は「このような見方をされている」と思って臨んでください。

そう見られていなければラッキーであり、そう見られていればそれに対する対策をもって選考に臨めるからです。

特に重要になるのは、面接、グループディスカッションやグループワークになります。

例えばグループディスカッションやグループワークで、学部生と同じグループになった場合、文系大学院生のあなたは、学部生よりも課題やテーマに対する論理的思考力によって問題や課題を解決するためのアイディア出しやファシリテーション力を期待されます。

また出てきたアイディアを整理して、うまくまとめ、プレゼンテーションをリードすることを期待されていると考えてください。

当然全部を一人でリードするのではなく、グループで優れた結論を出すために主体的、中心的な役割を担うこと期待されているのです。選考で良い結果を出すためには、その期待に応えることが必要なのです。

更に、グループ全員の議論を活性化させることに成功すれば、あなたの対人コミュニケーション能力や協調性にも〇がつくでしょう。

逆に学部生に混じったGD/GWで文系大学院生のあなたが、主体的な役割を見せられない時は評価も低くなってしまいます。

このように面接やGD/GWでポジティブ面を表現し、ネガティブ要素を意識して払拭することによって「文系大学院生」の価値を証明することができるのです。

面接やGD/GWの対策、準備はしっかり行っておきましょう。

学部生は学部生なりの武器があります。もちろん個人によって違いますが、勉強以外の「ガクチカ」、部活やサークル活動、大学のイベントへの関わり、ボランティア活動、海外での経験、アルバイト、長期インターンシップ等々、あなたが大学院に進学するために使った時間と、就活に使わなかった時間の総和で行ったことを武器に「総合職としてのポテンシャル」で競合することになります。

簡単に言えば、あなたは「コミュニケーション能力」、「対人関係構築力」、「リーダシップ」、「他人を巻き込む力」、「チャレンジ精神」などを武器とする学部生と「内定」を獲りあうことになるのです。

あなたには、大学院生ならではの武器があるとは言え、「ポテンシャル」を評価する殆どの日本企業への就活では必ずしも優位とは言えない状況であることを認識するべきです。

従って、学部生がアピールする能力の内で「自分は弱い」、「苦手である」と思う能力では張り合わないことです。無理に張り合ってもぼろが出るだけです。

それより有効なのは自分の得意分野(能力・チカラ)を十分に表現し、伝えることです

面接やGD/GWでは、あなたの能力やチカラが志望する企業の利益に貢献することをアピールしましょう。そしてネガティブな先入観もたれがちな要素を払拭し、そうではないことを証明をするのです。

あなたの専門分野、研究内容を専門知識がない人に説明する訓練

大学院生の研究分野は、一般人がなかなか理解するのが困難な専門領域になります。

専門大学院生の場合は別として、一般的に企業はあなたの専門分野の知見をそのまま買うことはありません。

しかし、大学院生の場合、「ガクチカ=専攻する学問やテーマの研究」である場合が多く、それに関する質問は絶対に聞かれます。

その際、面接官はあなたと同じレベルの知識はないと思うべきなのです。(持っている場合はラッキーと思いましょう。面接で少し話しただけで知識レベルは直ぐに分かります)

大学院生である以上、どんな場合でも自分の専門分野・研究を「売り=特に力を入れて行っていること」としてアピールすることは王道のセオリーです。

どんな場合でも「自分の選択(大学院の進学や専攻・研究分野)」をネガティブにマイナス表現してはいけません。

「しかたなく」、「何となく」」、「就活に失敗したので大学院に入った」は全てNGワードです。

勉強、研究をしている以上、ポジティブ・プラスのモチベーションは必ずあるはずです。それを志望動機に合体して語ること、応用範囲を広げて考え抜いていくことです。

そして最も重要なのは、難しいことでも、専門知識がない人に伝える技術、話法、訓練です。これができているかいないかで、あなたのコミュニケーション能力に対する評価が大きく違ってきす。

「やさしく伝える技術」は日常から意識して、「これをどう伝えれば、専門用語を知らない、専門知識がない人」に対して伝えるかを考え、言語化してみることです。研究室への行き、帰り、電車の中でも考えるくせをつけておきましょう。

大学院生は、専門領域に強みがあると信じ、それをアピールしたいがためにその領域を良く知っている人にしか伝わないコミュニケーションを展開しがちです。

本当に「頭の良い人」はどんなに複雑なことでも、一般の人に伝えられる能力があるのです。

頭でっかちになって、独りよがりにならないことです。あなたの能力は専門知識そのものではなく、「考える力」や「やり抜く力」、「プレゼン力」など、あなたのポテンシャルにあることをもう一度心と頭に刻んでおきましょう。

就活の基礎体力をつけること

就活で一般的に必要なこととは、自己分析からはじまる、自己PR要素(強み、能力、長所)と、業界・企業分析からの志望動機構築、ESや履歴書の作成と面接対策です。

これらのエクササイズは絶対に必要です。ましてや学部生と競合する自由応募・一般ルートの就活では、人気企業であればあるほど競争は厳しいです。

総合職として学部生と競争するため、学部卒生と同等の就活基礎体力は必要なのです。

文系大学院生の必勝パターンは、知的好奇心や、学問に対する真摯な姿勢、専門分野の知識と大学院生としての能力(自ら問題を発見し、それを解決する力、知的主体性、プレゼン力等)にプラスして、ビジネスに必要不可欠な基礎的な力(コミュニケーション能力、協調性、交渉力、調整力、チームワークスキル等々)を持っていることを示すことです。

それができれば、納得できる就活の結果を導くことができるのです。

まとめ

文系大学院生の就活で絶対に外してはいけないポイント

  • 文系の学部生が大学院に進む決断をする前に、将来のビジョンを真剣に考えよう
  • 文系大学院に進んで就活を行う際に覚悟しておくべきこと
    • 文系大学院修了者が特別に就くべき仕事がほとんどない
    • 採用区分は学部生と同じ事務系総合職の場合がほとんど
    • 文系大学院での就活は学部3・4年の就活よりハード
    • 目指す大学院の実情を自分の体験によって知っておくこと
    • 自分所属する大学院の先輩の就職の状況・実態を把握しよう
    • 留学やMBA取得という打ち手がある
  • 迷ったら就活を行っておくこと
  • 修士課程1年の夏から就活がやってくる、文系院生の進路選択
  • 文系の大学院生が、就活を成功に導く為に、外してはいけないポイント
    • 就活の全体像、スケジュールを早期に理解する
    • なぜ大学院に進学したのか、大学院で何を得たのか、の答えを明確にしよう
    • 自分の専門分野に固執せず、広い視野を持とう
    • 学部生と文系大学院生のポテンシャルの違いを意識した就活をしよう
    • あなたの専門分野、研究内容を専門知識がない人に説明する訓練をしておこう
    • 就活の基礎体力をつけておくことは絶対に必要

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