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【回答例付き】就活の面接で、「あなたを○○に例えると、 何と答えますか?」と聞かれた場合の答え方

就活の面接で頻発される「例えると、何ですか?」を聞く質問に答えられますか?

最近の就活の面接で頻発される、「あなたを○○に例えると、何と答えますか?」という質問があります。○○に入る部分は企業によってバラバラで、多種多様になります。代表的な例は以下のようになります。

  • 「あなたをモノに例えると、 何と答えますか?」
  • 「あなたを動物に例えると、 何ですか?」
  • 「あなたを色に例えると、 どんな色と答えますか?」
  • 「あなたを野菜に例えると、何ですか?」
  • 「あなたを家電に例えると、何ですか?」
  • 「あなたを食べ物と例えると、何ですか?」
  • 等々
あなたは、この「例えると、何ですか?」を聞く質問に答えられますか?

この記事の先を読み進む前に、頭を柔らかくして、自分ならどう答えるのかゲーム感覚で考えてみてください。

業界や業種によって、ある程度推測はできますが、それが当たる保証はありません。面接の本番に○○の部分に何が入ってくるのかは、誰も分かりません。

その意味で、どんなに準備しても対応が難しい質問であり、あなたのアドリブ力が試される質問です。

マニュアルなどに頼る前に、試してみましょう。

面接官がこの「例えると」質問をする意味はどこにあるのでしょうか?就活生のアンケートでも「印象に残った質問」、「答え難かった質問」の上位にランクされるこの質問の趣旨から解説していきます。

質問の意図:「あなたを○○に例えると、 何と答えますか?」

面接がこの質問をする意図は以下の3点に集約できます。

  1. 質問に対する瞬発力、頭の回転の速さを知りたい
  2. あなたの性格と、比喩表現の答え、エントリーシートの記載内容(性格・能力・長所などの自己PRの内容)に一貫性があり、信じられるかをチェックしたい
  3. 答えるのが難しい質問に対するストレス耐性
それぞれのポイントをおさえて、的確な回答をするために必要なことを解説します。

回答のポイント:「あなたを○○に例えると、 何と答えますか?」

Point 1: エントリーシートに表現した、自分の性格や特徴を色んなものに例えてみよう

この質問は、あなたの人柄や強み、長所などの自己PRの内容を、何かの象徴として答えれば良いのです。新たに何かを作り出す必要は全くありません。

このような変則的な聞き方が頻発されるのは、就活マニュアルなどの就活対策の充実により、普通の聞き方では学生がうまく答えてしまうので、学生の差や個性が見えにくくなってしまったという問題があるためです。

面接官の笑い話の一つとして学生に「自分をものに例えると何ですか?」と質問したところ、多くの学生が「潤滑油」と答えたという、笑えない笑い話があります。

それでも普通の聞き方に比べれば、学生の頭の回転の速さや自分に対する理解度に差が出るため、○○の部分を変えて質問してきます

通学途中でも、お風呂に入っている時でも良いですが、 エントリーシートに表現した自分の性格や特徴を色んなものに例えて表現してみましょう。

モノ、動物、色は定番なので、まずこの3問を考え、次に○○の部分を変えていきましょう。

小売業の面接を受けるのであれば、「スーパーで売られているもの」、スポーツ関連企業であれば「スポーツ選手」など、志望企業の製品やサービスに例えて頭の体操をしておきましょう。

Point 2: 提出したエントリーシートの内容と一貫した答えにしよう

この質問に答えるために、新しく何かを作る必要は全くありません。

面接官の手元にはあなたのエントリーシートがあります。また、この質問の前に、あなたは自己PRを話し終えている場合もあるでしょう。

あなたが答える象徴的な答えと、エントリーシートの記載内容、面接の応答に一貫性がないと、適当に思い付きで答えたという評価になりますので注意しましょう。

就活の重要キーワード、一貫性と共に重要なのが説得力です。何故○○に例えたのか、その理由は必ず答えて下さい。

理由がないと全く答えになりません。

「何となくイメージでそう思いました」と答えるとマイナス評価になります。面接官によっては「機転が利かない学生」、「いい加減で、場当たりな性格」という烙印を押して、あなたを不採用グループに仕分けしてしまいます。

対応のコツは、自己PRでアピールした「○○力」を、色んなモノに例えておく練習をしておくことです。比喩表現の練習です。

Point 3: パニックになりそうになった時の対処法

面接官は敢えて答え難い例えを設定してきます。例えの仕方は準備しきれない質問であることも事実です。

思いがけない設定をされた場合、次の対処法でパニックを回避しましょう。

  1. 面接官の質問を落ち着いて繰り返して時間を稼ぎ、気持ちを落ち着かせましょう。「はい。自分の性格や長所を○○に例えて答えてみる、というご質問ですね」という独り言のような逆質問です
  2. 次に、エントリーシートに書いた内容を思い浮かべて、求められた○○のカテゴリーに結び付くものがないかを探します。時間を稼ぐ意味で、「私の性格(長所)は~~~なので、○○と結びつけると、そうですね、□□□だと思います」とゆっくり目に答えましょう
  3. それが上手い比喩でなくても、良いと割り切りましょう。その後の掘り下げ質問に対応して、切り抜けましょう。会話が成り立てば、面接官があなたの初めの答えを基に、ヒントをくれる場合もあります。面接官のヒントによって、もっと良い答えが見つかるかもしれません。その場合は「そうですね。良く考えると○○の方が近いかもしれません。ヒントをいただき、ありがとうございました」と柔軟に対応しましょう
この方法により、少なくとも難問に対しパニックにならない、あなたのストレス耐性はアピールできます。

頭が真っ白になって答えられないという、最悪の事態を回避する方法なので覚えておきましょう。頭の体操として、この種の質問への練習はしておかないと、テクニックが使えません。何事も練習や準備は大切です。

友人とオンラインでの模擬面接を行い、面接官と志望者の役割を入れ替えるロールプレイで、不意の答え難い質問への対応力を鍛えましょう。

ゲーム感覚でも良いので、お互いに刺激になり、高め合う工夫をしていきましょう。

Point 4: 自己分析ツールで、自分のタイプを把握しよう

この質問に上手く答えるには、自己分析を通じて、「あなた自身のタイプ」を深く理解する必要があります。ただ、自分のタイプといっても、すぐに良い答えが思いつきませんよね。

そんな時に便利なのが、無料の自己分析ツール「My analytics」です。

36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み・性格のタイプを診断できます。

My analyticsを活用して、自分を深く理解し、面接官を唸らせる回答を完成させましょう。

「あなたを○○に例えると、 何と答えますか?」の回答例(ヒント)

回答例はヒントとして参考にしてください。このように答えようという目的ではありません。自分の性格や特長(強み・長所)にあわせて考え、自分なりの理由を言語化しておくことです。

自分のオリジナルを作って、練習と場数で磨いていきましょう。

「動物に例えると」

リーダーシップ・責任感→ライオン

リーダーシップ・コミュニケーション能力→ゴリラ

観察力・洞察力と協調性→キリン・トンビ

誠実さ・人を和ませる力・協調性→犬

マイペース・人を和ませる・いざという時の瞬発力がある→猫

仲間と協力して大きな獲物を狩る→狼

色んなことに嗅覚・興味を持ち、獲物をしとめる→鮫

常に創意工夫をする・ウィットがある→チンパンジー

何事にも準備を怠らない→熊

朝方で効率よく仕事ができる・勤勉→ニワトリ

忍耐力・粘り強さ→シロクマ

忍耐力・責任感・目標達成意識→鮭

誰にでも好かれる・愛嬌がある→パンダ

洞察力・瞬発力→鷲・チータ

「色に例えると」

情熱・熱意・強さ・負けず嫌い→赤

冷静さ・理性・分析力→青

柔軟性・対応力・ユーティリティ→白

強さ・動じない精神力→黒

誠実さ・やさしさ・勤勉・誠実→緑

元気・人を励ます力→オレンジ

明るさ・ポジティブ・協調性→黄色

冷静さ・さわやかさ・協調性→水色

常に最高を目指・目的意識が高い→金色

しなやか・華やか・人にやさしい→ピンク

個性的・周囲に流されない・冷静→紫

「モノに例えると」

コミュニケーション能力・対応力・常にそばにいて助ける存在→スマートフォン

吸収するチカラ・ないと困る→タオル

切れ味鋭い分析力・切り込めるチカラ→カッター

フットワークが軽く、動ける→バイク・クルマ

粘り強い→納豆・オクラ

皆の力を引き出す・自分の意見をちゃんと主張できる→ワサビ・山椒

コツコツ努力を積み上げる→時計

規律を守る、曲がったことが嫌い→アイロン

自ら進んで行動する・自主性→自動運転掃除機

柔軟性・対応力→水

推進するチカラ・熱意→ガソリン

決断力・リーダーシップ→ハンドル、ロープ

推進力がある→ロケット

対人能力→接着剤、潤滑油

まとめる力・クロージング力→靴ひも、ファスナー

自分の個性、特長をよく分析して、頭を柔らかくして考えてみましょう。あなた独自の個性的な答えの方が評価は高いです。

また、例えた理由を説明することを忘れないでください。

友人同士で、大喜利のように遊びながら「答えと理由」を評価し合うことでアドリブ力を高めましょう。

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