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就活面接:仕事・志望動機カテゴリーの質問への答え方 Vol. 2

回答方法の解説

就活面接:仕事・志望動機カテゴリーの質問への答え方 Vol.2 では核心の「志望業界・業種・企業・職種の志望動機とキャリアビジョンを問う質問」、「就活・選考・内定の状況や判断を直截的に問う質問」に対する答え方を解説します。

面接官の「志望動機」に関する興味は唯一つ、「この学生は真剣に当社を志望し、入社の意思が強いか」です。

面接が進行していくにつれ、企業が採用したいと思うクオリティの学生が選別され残っていきます。そしてそれは他社も同じです。

企業は一人の学生を採用するのに多額の費用と時間を費やします。

新卒学生の採用は将来への大切な投資であり、リターンを生んで投資を回収しなければなりません。少なくとも5年~10年勤めて、給与を含めて投資した金額を回収できるような戦力になってもらわないと割が合いません。

従って「真剣に当社を志望し、入社の意思が強いか」を確認することが核心になります。質問リストを振り返ってみましょう。

志望業界・業種・企業・職種の志望動機とキャリアビジョンを問う質問

  1. 志望動機は何ですか?
  2. 志望理由は何ですか?
  3. この業界への志望理由を答えてください
  4. この業種を志望する理由を答えてください
  5. 会社選択の基準軸を教えてください
  6. 会社選びで譲れないもの(就活の軸)を説明してください
  7. 何故、当社なのでしょう。志望の軸を答えてください
  8. この職種を希望する理由は何ですか?
  9. この会社でしたいこと、やってみたいことは何ですか?
  10. 営業職にどんなイメージを持っていますか?
  11. 総合職を選んだ理由を答えてください
  12. 将来の夢は何ですか?
  13. 入社5年後のあなた自身のイメージを答えてください
  14. 10年後どうしたいですか?
  15. あなたのキャリアビジョンを語ってください
  16. あなたが思い描くキャリアプランを教えてください
まさに「志望動機」を作る過程で検討し、エントリーシートに反映してきた内容ですよね。

エントリーシートは企業によってフォーマットやスペースが違うため、すべては反映できていないと思いますが、要素としては自分の引き出しに入っていると思います。

もし何も答えらえない質問があったら、エントリーシートの記述内容と一貫性がある内容で答えをつくりましょう。もう一度その企業のWEBサイトや資料に立ち返って自分の考えをまとめておきましょう。

クイックに振り返るために以下の質問に答える形で、必ず文章でまとめて記録しておきましょう。

志望動機を振り返るための質問:

  1. なぜ○○業界に興味を持ったのか?
  2. なぜ、○○業界の中で○○業種を選んだのか?
  3. なぜ、○○業種の数多くの企業の中で、この企業を選んだのか?
  4. この企業で、やりたいことは何なのか?(ビジョン・キャリアビジョン)
  5. この企業で、志望する職種は何で、その理由は何なのか?
  6. この企業、職種が自分にあっていると思う理由は何なのか?(人格・人間性・価値観・行動原理)
  7. この企業で、職種に自分の長所・強みをどう活かせるか?(自己PR)
これらの質問の答えが明確であれば、質問にすべて答えられます。

余裕があればそれぞれの質問の答えに対して、「何故、そう思ったのですか?」をあと2回繰り返してください。(合計3回)

面接後期になると「掘り下げ」がきつくなってきます。「何故3回」を習慣化できれば強力な武器になります。そうすることで、あなたの就活や志望企業に対する「軸」が明確になっていきます。

就活・選考・内定の状況や判断を直截的に問う質問

  1. 現在どんな企業を受けていますか?
  2. 他社の選考状況を教えてください
  3. 当社の志望順位は何番目ですか?
  4. 当社は第一志望ですか?
  5. 内定をもらったらどうしますか?
  6. 当社があなたに内定を出した場合入社しますか?
企業側も必死です。学生にとっては答え難い質問ばかりです。大事な質問なので別の記事で個別に解説しますが、クイックにポイントだけ解説します。

現在どんな企業を受けていますか?

他社の選考状況を教えてください

  • 同業種で選考に残っている企業は素直に答えましょう。
  • 同業種が第一志望と明言した上で、他業界で残っている企業があれば答えましょう。業界は2業界までで、すべて答えなくても良いです。
  • 選考に残っていなくて、新たにエントリーを加えた場合は○○業界の○(数字)社がエントリー段階にあります、と答えましょう。

当社の志望順位は何番目ですか?

当社は第一志望ですか?

  • 「第一希望です」と答えましょう。こちらから敢えて不利になる情報を面接段階で出す必要はありません。

内定をもらったらどうしますか?

当社があなたに内定を出した場合入社しますか?

  • 「内定をいただけたら、入社いたします」と答えましょう。第一志望の企業でない場合「よく考えてから返事をします」というのが正直なところですが、第一志望の会社から内定が出ていない以上、「内定をいただけたら、入社いたします」は嘘ではないので明確に言い切ってください。

 圧迫のニュアンスが入った質問

 企業側も時間に余裕がなく、優秀な人材は他社に先駆けて取り込み、縛りたいという欲求が強いのです。

初期の段階では志望の本気度をチェックして足切り・選別を行い、面接後期になると、加えて「入社の意思を確認して、縛る」作戦が展開されます。

内定の可否に直結する大事な質問なので別の記事で個別に解説しますが、クイックにポイントだけ解説します。

面接に点数をつけるとしたら何点ですか?

  • 面接の出来栄えを冷静に判断して答えれば良いです。圧迫系であれば、答えに対して更に圧迫質問を浴びせてきます。ストレス耐性のチェックなので、圧迫面接に関する記事を参考にして対処してください。

内定が出たら就職活動を終えますか?

  • 「就職活動を終えます」と答ええるのが基本です。「就職活動を続けます」では本気度が伝わりません。他社からすでに内定がでていて、そちらが本命でない限り「就職活動を終えます」と答えておきましょう。大事なポイントンなので別記事で解説します。

もし不採用だったらどうしますか?

  • 「御社が第一志望のため、不採用になると考えたくはないですが、もし不採用であれば同業他社で就職活動を続けます」と答えましょう。

何故研究の道に進まないのですか?

何故大学院に進んだのですか?(大学院生に)

  • 素直に理由を答えてください。圧迫系で質問を重ねえてきた場合は冷静に対応すれば良いだけです。

本当に当社に入りたいと思っていますか?

当社には向いていないと思いますが、どう思われますか?

  • 志望動機を「熱」をこめて語ってください。圧迫系で質問を重ねえてきた場合は冷静に対応しましょう。

当社の業務はハードですよ。耐えられますか?

  • 「耐えられます」「何故なら・・・・」と最も苦しかった経験とそれを克服した事実を添えてアピールしてください。

他の企業に受からなかった原因は何だと思いますか?(選考状況が良くない学生に)

  • 他社面接での「振り返り」から「うまく出来なかった点・反省点」を上げ、改善している事実を説明しましょう。圧迫系で質問を重ねえてきた場合「それほど改善されているとは思えなかったが・・」と切り返されますが、下記記事の対処法を参考に対応しましょう。

あなたを不採用にした場合の、当社にデメリットはありますか?

  • 志望動機を「熱」をこめて語ってください。圧迫系で質問を重ねえてきた場合は冷静に対応しましょう。
仕事・志望動機カテゴリーの質問に関する答え方の解説は以上です。

自分が真剣に積み上げてきた就活ワークを信じて振り返れば、答えのヒントは必ずみつかります。まず自分の頭で考えてみましょう。その上で、「就活の答え」では頻出・重要質問に関しては個別に回答方法を解説しているので併せて参考にしてください。

検索窓でのキーワード検索や、カテゴリーから解説記事を見つけてください。

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