就活が楽しくないと感じる原因は数多くあります。
そもそも「就活を楽しい」と感じられる人は少数なので、「楽しくない」と思っても全く普通のことなのです。
以下に「就活が楽しくない」と思う主な原因をあげておきます。
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就活が楽しくない原因
- 時間がない、スケジュールが厳しい、やることが多すぎる
- 評価基準がブラックボックスのため、全方位で準備しなければならず、しんどい
- 結果がでていれば、まだ気持ちに余裕がでるが、選考通過ができない事態が連続すると、自分を全否定された気になる
- そもそも自分に自信がない
- 他人の目や、他人との差を辛く思う
- 性格的に面接が苦手、人とうまくコミュニケーションがとれない
- 今の就活システムそのものがおかしいと思うため、やる気が出ない→準備が進まない→結果が出ない
- 自分が本当にやりたいことが、見いだせないため、自分を偽っているようで辛い
上記のような要因が複合的にからみあって、負のスパイラルに陥っていくのです。
特に一番つらいのは、選考に落ち続けて「自分を全否定された」と思こんで、更にネガティブな気になって結果に結びつかないこと。
今の就活は学生にとって確かに過酷であるため「就活を楽しい」と心の底から思える人、たとえ選考に落ちたとしても次に向かって前向きに、ポジティブに頑張れる人は少数派です。
従って、あなたが上記のようなネガティブな考えや、感情を持ったとしてもそれは「ごく普通」なことであり、特別あなたが悪い訳ではありません。
しかし、これらのネガティブな考えや感情は、物事をどの側面から見ているかという「コインの表と裏」の関係にあるのです。
喉が渇いている時に、水筒の中に水が半分入っている状態を「もう半分しか残っていない」と考えるか、「まだ半分も残っている」と考えるかの差にも似ています。
つまり「就活が全く楽しくない」と思ってネガティブなサイクルにいる状態から、「就活って意外と楽しいかも・・・」、と考えポジティブなサイクルに移行することは十分可能なのです。
選考を通過できないことが普通なのが現在の就活
考えてみてください。何千、何万というエントリーが集まる就活人気企業の場合、内定を獲得できる学生は数百人というのが一般的です。
そこには何千、何万という選考を通過できなかった学生が存在するのです。
もちろん各企業の就活人気度や、採用人数/エントリー数によって差はありますが、選考を通過できないことは当たり前なのです。
そのために大企業や人気企業だけではなく、中堅・中小企業やベンチャー企業も含めて数十社のエントリーを行うのが現在の就活です。
数十社エントリーをしたとしても、エントリーの仕方によっては、春採用で志望した企業を全落ちしてしまうことも、珍しいことではありません。
まず、その現実をしっかりと頭と心に刻みましょう。
就活をやり抜いていくということは、大海原の荒波に飛び込んで泳いでいくようなものなのです。基本的に「大変で、つらいこと」ですが、泳いでいるうちに上手く泳げるようになって、「泳ぐことの楽しさ」を感じて泳ぎ切っていけば良いのです。
はじめから荒波を余裕でスイスイ泳ぎ、そして泳ぎ切ることのできる人はごくごく僅かなハイパー学生だけです。
就活の準備や就活本番の初期では、どうしても「ハイパーな学生の成功イメージ」あるいは「身近で且つ優秀な先輩たちの成功体験」を自分の就活の基準にしてしまいがちです。
しかし、殆どの先輩や、隣の就活生の内定は、「不合格の連続」の上で達成されたものなのです。
「内定は不合格の連続を経験し、自分の就活を改善することによって達成されるもの」という起点をもつことが、「就活って意外と楽しいかも・・・」、と考えポジティブなサイクルに移行する始めの一歩なのです。
次のステップでは、ネガティブな考えや感情をポジティブに変換していく方法を解説します。
原因別:ネガティブな考えや感情をポジティブに変換していく方法
就活が楽しくないと感じる原因毎に、どう気持ちを切り替えて行動に繋げるかを解説していきます。
対戦型ロールプレイングゲームをイメージして、様々なピンチの局面を切り抜けてく自分をイメージしてみましょう。
時間がない、スケジュールが厳しい、やることが多すぎる
- →どこを、いつ、どうすれば最も早くダンジョンを抜けられるのか、その戦略を考えるのは知的なゲーム
- →大きな戦略とスケジュールができたら、戦術に落とし込んでタスクリストを作り、小さい目標をクリアして、それを積み上げる
- →目標は小さくてもクリアしたら自分になんらかのご褒美をあげ、モチベーションを継続させる
評価基準がブラックボックスのため、全方位で準備しなければならず、しんどい
- →そもそも就活は他人(企業)が自分を評価するものだから、自分が評価する側になれない以上ブラックボックスは解決できない
- →解決できないことを悩むのは無駄、全方位を完璧にカバーするのは不可能なので、自分が最も売り込めるものは何かをまず突き詰めてみよう
- →失敗の中から学んで、成長しよう
結果がでていれば、まだ気持ちに余裕がでるが選考通過ができない事態が連続すると、自分を全否定された気になる
- →ほとんどの学生が選考を通過できないのが普通であることをもう一度心に刻もう
- →不合格は読んで字のように合わなかっただけ。自分を落とすような企業は、お互いに相性が良くなかったということか、良い縁ではなかったと判断できる
- →自分に合った企業、自分を認めてくれる企業をもっと探せと神様が言っているんだ
- →不合格の理由を冷静に分析して、次に生かせばいいや!
選考結果が不調な人は、自己分析の本格ツールで自分の適性を客観的に見直そう
就活も本番に入ると、選考結果が次々と出てきます。結果が順調でない人は、自己分析で失敗している可能性があります。自分を冷静に見つめ直してみましょう。
ただ自己分析は時間が掛かり、大変です。今までと同じことを二度やってもなかなかうまくいきません。
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就活も中盤から終盤では、今までと違う方法を試してみる価値は大いにあります。
手早く自己分析を済ませ、就活の流れに乗っていきましょう。
そもそも自分に自信がない
- →冷静に考えると、「自信がありそうな人」も、「そう見せているだけ」の可能性がある
- →本来20年+の人生で経験したことや、獲得した能力はそこまで大きな差はないはず
- →ならば「自分も自信があるように見せれば良い」ということ
- →その方法を探して、練習してみよう
他人の目や、他人との差を辛く思う
- →就職は自分の人生の問題であり、他人は他人だ
- →早期内定を獲得した友人、数多くの複数内定を獲得した友人がいても、それぞれ入社できるのは1社
- →羨ましいと思う企業に入社できたとしても、そこで成功し幸せな人生を送れる保証なんてない
- →大手上場企業もリストラを行い、終身雇用は守れないと言っている
- →ならば、自分は自分のことに集中しよう
- →「自分の幸せ」とは何かをもう一度よく考え、本当の自分に合った企業、自分を認めてくれる企業が見つかるまで就活を続けよう
性格的に面接が苦手、人とうまくコミュニケーションがとれない
- →就活や、苦手と思える面接も自分を成長させてくれる機会でもある
- →苦手で辛いが、それが規定演技である以上、あるレベルまでいけるように練習しよう
- →とりあえず志望順位が高くない企業の面接を受けて、実践で磨いてみよう
- →面接官も家に帰れば普通のおじさん、おばさんだ
- →久々にあった親戚のおじさん、おばさんだと思って、話してみよう
- →練習と割り切って、自分の思いを伝えてみる経験をしてみよう
今の就活システムそのものがおかしいと思うため、やる気が出ない→準備が進まない→結果が出ない
- →自分が現在の就活システムを変えることは不可能
- →自分で起業する道を考えても良いかも
- →あるいはYouTuberか・・・
- →起業するには多少のビジネス経験やノウハウ、資金力が必要であり、今の自分が選択できるか否かを考えてみよう
- →いったん企業に勤め、力をつけてから起業する道もある
- →本当にどういうビジネスを立ち上げるのかを決め、起業するために適した業界や企業を第一志望にして、就活をがんばってみるか・・・
- →就活は、あくまで手段。本当にやりたいことをやるために、今は就活に集中しよう
自分が本当にやりたいことが、見いだせないため、自分を偽っているようで辛い
- →過去数十年に卒業して就職した学生は、「自分が本当にやりたいこと」を決めて就活を行い、その通りの業界や企業に入社している訳ではない
- →ほとんどの人は、入社した後に、「やりがい」を発見して勤めているのではないか
- →それができない場合は転職をして、自分の理想に近づける努力をしている
- →大卒新卒者の1/3が入社後3年以内で退職しているという事実もある
- →ならば、「本当にやりたいこと」を見つけてから就活をするのではなく、就活をしながら見つけていけばよい
- →入社後もそれを追求していけば良いだけではないか
- →興味があるもの、好きなものから業界や企業を研究していけば、「やる気」が起きるかもしれない
- →今の自分は「逃げている」だけかもしれない。冷静に考えると「逃げ続けることはできない」→ならば真剣に取り組んでみよう
就活ではメリハリや気分転換が大事
上記の発想や感情の転換ができるだけでも、ネガティブなサイクルからポジティブなサイクルへの移行は可能ですが、「お祈りメール」などが連続したり、面接が明らかに不調に陥ってしまうと、どうしても気持ちが沈みがちです。
そのような場合でもメンタルを強く持ち、直ぐに頭を切り替えて「改善」に取り組めれば最高ですが、全員がそうできる訳ではありません。
どうしても気持ちが落ちた時には一旦就活のことを忘れて、自分の大好きなことをやってみることも大事です。
好きなものに没頭して、「自分を拒否した企業は、本当に見る目がない」、「もう一生〇〇社の商品は使わない」などの毒づきをしてみても良いでしょう。
将来、ぜったいにビジネスで見返してやるという強い気持ちで、「未練を断ち切る」ことが第一です。
そして、次のタスク、ターゲットを攻略すべく、自分のパフォーマンスを改善していきましょう。
その改善・成長の積み重ねで、その企業に入社した以上の幸せをつかめば良いのです。
選考結果は「たまたま今の自分には、その企業が合わなかった」あるいは「その企業との相性が良くなかった」だけであり、「本当の自分」がよりハマる企業を探せばいい、むしろ「落としてくれてありがとう」と切り替え、大海原やダンジョンに逞しく戻っていきましょう。
孤独にならず、就活人脈をつくってクリアしていこう
大海原を泳ぎ切るにも、となりで同じように泳いでいる人が数人でもいれば非常に心強いですよね。
ダンジョンで敵キャラが出てきた時に、一緒に戦ってくれる勇者たちの存在は本当にありがたいものです。
現在の就活は過酷であるがゆえに、一人で戦おうとすると非常に強いメンタルが必要です。そのつらさに故に、メンタルを病んでしまう人(就活鬱)になってしまう場合もあるほどです。
友人や就活で知り合った学生、就活サービスのキャリアアドバイザー、大学のキャリアセンターのスタッフなど、ほんの少しの努力で、「孤独な就活」から抜け出す方法は沢山あります。
悩んだら一人で抱え込まず、まず相談してみましょう。話すだけでも少しは心が軽くなります。
有効なアドバイスやサポートを受けることも可能です。
就活は一人で戦わなくても良いことを頭と心に刻んでおきましょう。
就活の悩みを、プロに気軽に相談できるサービスを利用してみよう
就活の選考結果が思わしくない時は、一気に不安が高まるものです。自分を否定される結果が連続すると、今後内定が獲得できるのか、自分が活躍できるような企業と出会えるのか、自分の就活が間違っているのでは、という疑心暗鬼に陥ってしまいます。
でも大丈夫。一人で悩む必要はありません。
現在の就活は、就活生が無料で就活のサポートが受けられる就活エージェントを利用するという「打ち手」があります。
たとえば就活エージェントのリーディングカンパニーの一つ、キャリアチケットなら、年間の就活相談実績は、1万人以上(※2022年度実績)。専任アドバイザー達が、内定獲得に近づくES、GD、面接ノウハウをしっかり教えてくれます。
しかもマンツーマンでサポートしてくれるため、「あなたの隠れた長所や強み」を引き出し、弱点に対する適切なアドバイスもしてくれます。
就活に悩んだら、まずカウンセリングだけでも受けてみましょう。
登録は1分で完了、カウンセリングを受けて新しい就活をスタートさせましょう。
就活は新しい出会い、新しい世界を経験できるチャンス
就活は企業との様々なコンタクトを通じて、自分の知らなかった知識や世界を垣間見ることができます。
企業の人事やそこで働く社員から、思いもかけず貴重な情報やアドバイス、自分にかけている点を気づくことも多々あります。
就活を友人と協力しながらお互いに高め合ったり、慰め合ったりという「濃い経験」を積むこともできます。更に就活を通じて新しい友人ができ、情報交換のコミュニティに参加して貴重な情報をもらうことも普通にあります。
そして「就活の困難性」とともに、これらの得難い経験は確実にあなたを成長させてくれます。
就活はその「成長をスプリングボードにして、社会に飛び込むためのもの」である、という「ポジティブな変換」を常に意識していけば、必ず乗り切れます。
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