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嫌いな仕事・苦手な仕事を把握しよう
職種研究・分析の最後として「これは嫌いだ」「これは苦手だ」と思う仕事を想像してみましょう。
すでに職種分析のプロセスで「絶対に嫌だ」「全く向いていない」というものだけは意識して排除していると思います。それ以外にも、もう少し細かく自分の考えを整理しておこうというのがこのワークシートの意図です。
ビジネスの世界では、自分が「苦手」な仕事も求められます。企業はあなたの時間や労働、そしてその成果に対してサラリーを支払います。あなたが仕事を選べることは非常に稀なのです。
また「苦手」を克服していくことで成長もできるのです。従ってこの記事の趣旨は「苦手な仕事」「嫌だと思う仕事」を避けるためのものではありません。あくまで自分の傾向を把握しておくことにあります。
Step 1: 嫌い・苦手仕事リストを作ってみよう
細かさのレベルは以下の例を参考にして、自分の正直な「考え」や「気持ち」を基に、嫌い・苦手な仕事を箇条書きで書き出していってください。
- 「サービスする相手を選べない営業職」
- 「苦情を処理する仕事」
- 「細かい計算が主な仕事で、小さなミスも許されない仕事」
- 「土日が休みでない仕事」
- 「深夜残業が普通とされている仕事」
- 「毎月のノルマがあり、厳しく成果を追及される販売職」
- 「英語の使用が絶対条件の仕事」
- 「付き合い、接待が仕事のような営業職」
- 「常に細かく管理される、お役所的な管理部門」
Step 2: 嫌い・苦手のレベルを仕分けしてみよう
次に「苦手、嫌いだが、仕事だから頑張ってみようと思える」レベルのものと「苦手・嫌いなので、できれば避けたい。やっても長く続かない」と思うレベルのものを分類しましょう。
エントリーシートではあまり記載するケースはありませんが、面接では「あなたが絶対にしたくないと思う仕事は何か」と聞かれる場合があります。この質問の意図は、あなたの特徴を逆方向からチェックして、価値観や興味、強みや弱みの裏取りをすることにあります。
自分がつくったネガティブ・リストと自分がアピールしようとしている特徴・強み・志望動機と矛盾がないかをチェックしましょう。
たとえば「自分はコミュニケーション力があり、外交的で、提案力もあります」という学生が「やりたくない仕事」に「営業」と答えたら絶対に突っ込みたくなりますよね。その意味でポジティブなアピールポイントとネガティブなポイントの関係性を整理しておく必要があるのです。
「苦手の克服」はアピールポイント
ビジネスの世界では「苦手の克服」も仕事に含まれます。そこで成果をあげ、成長できれば人事評価のプラスポイントになるのです。
「苦手」を整理した後で、「どう克服するか」を必ずセットで考えておいてください。
投げ出さないで取り組む姿勢、ひとつひとつ改善していく姿勢はとても重要です。そして就活に大きな影響を与える「苦手」は、それを克服するための努力を具体的に始めて下さい。
苦手があることより、その苦手を克服するために、具体的な行動を起こせているかがポイントなのです。
面接の際は「私は○○の仕事が○○の意味で苦手だと自覚していますが、現在○○に取り組んで○○を変えようとしています」という説明をしましょう。できれば「将来は○○しようと考えています」ではなく現在進行形「しています」で答えましょう。
36の質問で、あなたの強み・適職を診断

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