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就活で志望職種、適職がわからない時の4つの解決策

志望職種 適職を一つに絞らない

業界・業種研究を終えて会社研究に進み、自分はどういう職種が向いているのだろうと迷っている学生も多いでしょう。また自己分析の結果、自分の特徴・強みから自分が活かせそうな職種を既に決めている学生、大学での適職診断テストの結果と比べて悩んでいる学生も多いかと思います。

学生にとって「職種」の選択は会社の選択と同じ、もしくはそれ以上に悩ましい問題です。志望動機を印象的に書くため「職種に対しても強くアピールしたい」と思っていませんか?

確かに「職種」に対して志望動機を明確にしておく必要はありますただ、同時に知ってほしいのは「職種」も一つに決めずに複数の選択肢・幅を持つべきという点です。

理由は3つです。第一に、専門職を別として、あなたがいくら拘っても企業はその希望通りの職種で採用するとは限らないこと、第二に、あなたはまだ拘るほど「その職種の実態を知らない」という事実。第三に、企業は採用後さまざまな研修やOJT(実際の仕事に就きながらトレーニングする)を通じてあなたの適性を判断し、1年目の配属を決め、通常3年間ほどのパフォーマンスをみてからキャリアパスを決めていくからです。

職種志望分析

迷っている学生、自己分析したが「本当に自分は何に向いているのか」がよく分からない学生、会社研究まで行ったが「本当に自分は何をしたいのか」が分からない学生に、職種志望分析のやり方を解説します。

昭和の就活では理系の専門職を除き「採用さえしてもらえれば、なんでもやります」という志望動機でも通用した会社もあります。

その時代の日本企業のビジネスモデルと就活環境では、ある意味合理的な志望動機のあり方でした。就活そのものが現在のようにマニュアル化され、受験戦争のようになる前は、採用側も学生の「やる気」や「ガッツ」を高く評価していたし、ゼネラリストから経営幹部へ育てていく日本企業の実態にも即していました。

現在の就活は高度にマニュアル化され、どの企業もあまり特徴のない採用方針をとっているため、「自己PR」と「志望動機」の掛け算を最大化することが求められてしまうため、どうしても「その企業で何をしたいのか」を問われることになります。

そのため「志望動機」が強い方が有利となり、その「強さ」の証明として「具体的な職種とキャリアビジョン、5年後の自分、10年後の自分の姿」まで求められてしまうという訳です。

欧米の学生のように長い時間をかけて職業に対する意識がつくられていないため、日本の学生にここまで求めるのは過大な要求です。しかし避けられないポイントなので以下のやり方でこの課題にアプローチしましょう。

職種志望動機を考えるステップ

Step1:職種志望と好き嫌い分析

他の就活マニュアルには書いてありませんが、まず好き・嫌いで考えていきましょう。

 会社には「総務」「経理」「人事」「営業」「マーケティング」「生産管理」「製造」「店舗」「システム」「SE」など様々な職種があります。

まず、それぞれの職種がどういった内容の仕事なのかを知ることからはじめましょう。「営業」といっても色んな形があります。また業種によっても大きく違うのです。

業種・会社まで研究が進んでいれば、好き、やってみたい、全く好きじゃない、興味がないという職種は感覚的に分かると思います。さらに「これだけは絶対に嫌だ。無理だ。」という職種もあるでしょう。この段階では「全く」「絶対」いやだというものを仕分けします。「どちらかと言えば」「何となく」は候補に残しましょう。

好き・嫌い」は単純すぎると思うかもしれませんが、人間の価値観や興味が端的に反映されるので非常に大切です。人間関係の「好き・嫌い」も単なる感情に過ぎないと思われるかもしれませんが、その奥には自分がこれまでに形成してきた価値観がしっかり反映されています。

Step 2:「○○ができる」という機能面でのベネフィットをリスト化

 

次に「技術を身につけることができる職種」「資格を活かせる職種」「大学での専攻を活かせる」「自分の強みが活かせる」など、自分にとっての機能的なベネフィットと職種を結びつけて考えてみます。

「できるだけお金を稼ぐ」というレベルでも良いです。本当にゼロベースでやると、とても時間がかかり非効率のため、好き嫌いチェックで残った職種の幅で考えて仕分けしていきます

次に、自分が重きを置くベネフィットの優先順位をつけておきましょう。この段階ではあくまで優先順位をつけるだけでリストは捨てません。

Step3:「○○な気持ちになれる」という感情的なベネフィットがある職種をマーク

 

機能的なベネフィットで絞った職種で「○○の気持ちになれる」という「自分の感情を満たせるもの」があればマークし、「何が、どういう気持ちにさせるのか」をメモしておきましょう。

簡単な例を挙げます。航空会社のCA(キャビン アテンダント)の機能的ベネフィットが「国際線であれば仕事で様々な国に行ける」だとすると、感情的なベネフィットは「子供のころからの憧れを満たす」「近親者や友達に対し誇れる」という感じです。なければないでも良いです。逆にマイナスのものがあればそれもマークしましょう。

Step4:自分の強み、就活の5大特徴に対して分類してみる

自己分析を終えている学生は自分の特徴を示す5つのスケール、強みやチカラのスケール持っていまよね。そのレーダーチャートを使用します。

たとえば「コミュニケーション力」「自主性」「洞察力」「提案力」「協調性」の軸を挙げたとすれば、今までのプロセスで残してきた職種に対し、必要だと思われるものをプロットしていきます。

たとえば「営業職」であれば「コミュニケーション力」「提案力」が重要になります。レーダーチャートのスケールに「○○業の営業職」「○○業のマーケティング職」のように具体的にプロットしていきます。「○○社の」まで絞り込めていればそれでも良いです。最後に5大特徴の柱で自分が本当に一番アピールできるスケール(特徴・力)をマークして大きな丸で囲んでおきましょう。

まとめ

以上、4つのプロセスで価値観・興味、あなたに対するベネフィット、あなたのパーソナリティ(特徴・チカラ)の側面から、あなたが目指すべき職種がみえてきたと思います。

繰り返しますが、一つの職種を選ぶプロセスではありません。あなたが選んでも良いと思う、複数の職種の位置づけ、優先順位を自分自身との関連で知ることが目的です。

志望動機を、どのポイントで書くべきかの大切な資料にもなりますので是非やってみてください。

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