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【回答例あり】就活の面接で「最近気になったニュースは何ですか?」に的確に答える方法

頻出質問「最近気になったニュースは何ですか?」、この質問にあなたならどう答えますか?

この質問に全く答えられない学生はいないはずです。少なからず気になるニュースはあるはずです。

学生にとって悩ましい理由は3点あります。

  • 多くの選択肢があり過ぎる事
  • すぐに頭に浮かぶニュースはあるが、就活の面接でそれを素直に答えて良いのか判断できないこと
  • 新型コロナウイルスのニュースの様に、誰もが気になるニュースを正直に答えて良いのかが分からないこと
  • 選んだニュースのどのポイントを話せば、選考に有利になるのかが分からないこと
この質問を受けた瞬間、上記の4点が頭に浮かび、答えに躊躇したり、条件反射で口にしたニュースが、「就活の面接には向いていない答えになるのでは」との不安が頭をよぎり、質問にうまく答えられない学生も多いのです。

面接官はどんな意図でこの質問をするのでしょうか?質問の意図から解説していきます。

質問の意図:「最近気になったニュースは何ですか?」

就活の面接の頻出質問の一つ、「最近気になったニュースは何ですか?」の質問の意図は以下の3点に集約できます。

  1. あなたが世の中の出来事にどんなアンテナをはっているのか、興味・関心、問題意識からあなたの人柄を把握したい
  2. あなたの選んだニュースに対し、選んだ理由や、しっかり自分の意見が言えるかどうかをチェックしたい
  3. 質疑応答の中であなたの意見を掘り下げていくことで、どんな考え方をする人なのかを把握しておきたい
  4. 就活の面接という機会を活かした話題の選択ができるセンス・能力があるかを見極めたい

この4点を踏まえて、的確に答える方法を解説していきます。

回答のポイント:「最近気になったニュースは何ですか?」

Point 1: 直近3ヵ月~6ヵ月のニュースを振り返っておこう

この質問は最近のニュースを知らなければ答えられません。

筆記試験の時事問題に対する準備をやっていれば、特にプラスしてやる必要はありません。もしやっていなければ、まず直近3ヵ月のニュースから振り返り、6ヵ月まではカバーしてください。

この問題に答えるには2つのアプローチがあります。一つは一般的なニュースから選ぶ方法、二つ目は志望業界にとって大きなニュースや大きなトレンドの変化がある場合に、業界・企業ニュースから選ぶ方法です。

後者も業界研究をしっかりやっていれば、特にプラスして探す必要はないでしょう。不安な人はネットを検索して確かめてください。

「ニュース」を聞いているので、個人的な出来事でも完全な間違いではありませんが、この質問の意図には合わないため止めておきましょう。面接官を大爆笑させる自信があれば、個人的ニュースでチャレンジしても良いですが、リスクが高くお勧めはできません。

Point 2: ニュースを選んだ理由を話し、会話の入り口をつくろう

この質問は一問一答では終わりません必ず掘り下げの質問がありますので、初めからすべてを語らなくても良いです。

「最近気になったニュースは、○○の○○に関するニュースです。その理由ですが、私は○○について、とても興味があるからです」と初めに結論を話し、次にそのニュースを選んだ自分なりの理由を端的に語ってください。

選んだ理由ですが、一般企業を志望しているのであれば政治問題、宗教、事故や悲惨な話題、スキャンダルなどはいくら興味があっても止めておきましょう。目的は就活なので、就活の面接で話しやすい話題を選びましょう。

もちろんマスコミを目指す学生と、一般企業を目指す学生ではその範囲に差は出ます。

マスコミ(報道機関)を目指す皆さんは政治や社会問題を鋭く切り込んで、評論ではなく「自分の考え」までをしっかり述べるべきです。

あなたが理由まで述べると、面接官はあなたが挙げた興味のポイントに関して、更に掘り下げて質問してきますので、できるだけポジでティブで前向きな視点で会話を進めて下さい。マスコミ志望者で「何かの問題」を選んだ場合は、課題の整理から解決までのロジックまで構築をしておきましょう。

Point 3: 自分の意見をはっきり言おう

掘り下げ質問に対しても、自分の意見をはっきり言いましょう。

そこにあなたの人格が投影されるので、曖昧などっち付かずの答えより、あなたは「ちゃんと自分の意見を言える人」だと思われたほうが好感度は上がります。

自分の意見はおかしい、もしくは、面接官から別の考えを提示された場合は、無理に反論する必要はありません。面接官の主張に対して、素直な自分の意見を言いましょう

納得できれば「そういう見方もありますね。勉強になりました。ありがとうございました。」と素直に答えれば良いのです。

Point 4:就活の面接という機会を活かし、自己PRや志望動機とリンクさせよう

「気になるニュース」を言葉通りにとらえて「新型コロナウイルス」や「オリンピック」のような誰もが関心を持つニュースを正直にそのまま答えてもプラス評価に結びつきません。

面接官は「正直な学生」と思う反面、就活の面接というTPOを理解していない学生という評価をします。就活の面接は、「あなたがどんな人で、何ができるか」を評価するために行われています。

そこででる質問に対する答えは、「あなたを就活の目的に即してアピールする」こと、もしくは「志望動機につながる」ようなニュースを選ぶべきです。

例えば、「新型コロナウイルス」のニュースは、医薬品メーカーや医療機器業界、航空、観光や外食、エンタメ業界志望の学生には必然性が高いニュースです。しかし、誰もが取り上げる可能性が高いニュースなので、印象を残すためにはあなた独自のアングルで切り込む必要があります。

同じ話題で運輸・倉庫業界を志望している方なら、「ワクチンの冷温輸送のロジスティクス」という切り口で、このニュースを語ることです。

つまり、ニュースの選び方も、答え方も「就活の目的」に沿ったものにするべきなのです。小学校の先生が、生徒に質問している訳ではないことを頭と心に刻んでおきましょう

一般的すぎるニュースやスポーツ選手の活躍で「勇気をもらいました」、「〇〇を学びました」という、自分のアピールにならない小中学生のような答えはしないようにしましょう。

ニュースを受動的に評論しているだけでは、自分の評価にはつながりません。

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「最近気になったニュースは何ですか?」の回答例

暗号資産(仮想通貨)に関するニュースです。ビットコインの価格の乱高下のニュースがきっかけですが、それ以前から仮想通貨に関するニュースは気になっていました。投資したいと思ったからではなく、貨幣の価値をあらためて考えるきっかけになったからです。

 

面接官:「貨幣の価値をどういう風に考えたのですか?」

 

はい。貨幣の価値は、その価値を認める人達の間で決まると考えました。

 

面接官:「具体的に説明できますか?」

 

はい。仮想通貨を例にとりますと、その価値を認めている人たちの中だけでその価値がきまると考えています。それ以外の人にビットコインで決済すると言っても・・・・・・。最近では暗号資産という定義に変更され、「通貨」の意味をあらためて考えてみると、・・・・。

このような会話のフローになります。金融機関を志望する学生であれば、世間でも大きく取り上げられた旬なニュースを入り口にして、貨幣価値の本質的な部分で自分の考えを表現できるニュースを選んだことになります。

自分の意見をしっかり伝えるために事前のリサーチはしっかりしておきましょう。

回答例は要素と構成の参考にしてください。このように話そうという目的ではありません。要素と構成を参考に自分のオリジナルを作って、練習と場数で磨いていきましょう。

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