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グループディスカッション:ディベート形式のテーマと対策

グループディスカッションのテーマと形式

グループディスカッションに出題されるテーマの傾向を、過去の出題例から学んでおくことはとても重要です。もちろん同じ問題が出ることはありませんが、志望企業の評価するポイント、重視するポイントが極端に変わることはありません。

その結果、過去の出題例から、どういう形式のグループディスカッションになるのか、また、テーマの傾向と難易度を調べて心構えと対策をしておくことができるのです。

グループディスカッションの形式の解説と、代表的なテーマの例をリストアップしますので、まず全体像を把握しましょう。

代表的な方式は、以下の3つになります。

  • 自由討論形式
  • 課題解決形式
  • ディベート形式

この記事ではディベート形式とそのテーマ、対策を詳しく解説します。

ディベート形式の特徴

ディベート形式のテーマは、一つのテーマを反対、賛成の二つに分けて討論するテーマの場合や、あるか、ないか、AとBどちらを選択するかの二極の分かれるテーマ、もしくは学生一人一人に役割・立場が与えられ、その役割・立場から討論するパターンという特徴があります。

好むと、好まざるに関わらず、自分の与えられた立場からの論理構築は当然必要となります。

更に、相手側(反対側、もしくは違う立場)の論旨の欠点をつき、攻撃する能力、相手側も攻撃してくるため、それを防御しして自分のポジションを説得していく能力が必要です。まさにディベート能力が試される形式です。

多くの場合チームで賛成反対、ある・なしの二極に分かれるため、チーム内でうまく意見をまとめ、強力な論陣を張れるかも評価の対象です。

何かを選択して最終的に一つの結論として発表することが求められるテーマの場合、多数決での意見の集約は禁止されています。あくまで相手を説得するロジックと交渉により、まとめていく必要があります。

ディベート形式の難しさは、お互いのポジションを説得しようとするあまり、ヒートアップすることと、お互いが立場を貫いて結論が集約できなくなることです。出題側は参加した学生がそれをどうマネージするを見ています。具体的なテーマ例をみてイメージしていきましょう。

自己分析をやり込み、グループディスカッションに備えよう

グループディスカッションで高評価を得るには、自己分析を通して、「あなた自身」を深く理解しておくことが重要です。ただ、そんな時間がない方も多いはず。

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ディベート形式のテーマ例

ごく一部の例ですが、最近の出題例から典型的なテーマをリストアップしておきますので、どんな特徴のテーマなのかをイメージしてください。

  • 大企業と中小企業のどちらが良いか
  • 次の8人の内、当社に3人採用するとしたら誰を選ぶか
  • 地球滅亡の時に、次の10人の内7人生き残るとしたら誰か
  • 自分が部長であると仮定し、学校全体の部活予算を最適に配分してください。ただし自分の部活になるべく多くの予算をとるようにして下さい
  • 日本にサマータイムの導入は是か非か
  • 終身雇用制度の是非
  • お店の24時間営業は必要か否か
  • 夫婦別姓は賛成か、反対か
  • 就職活動の早期化に、賛成か反対か
  • 個人と集団とではどちらの利益が優先されるべきか
  • 無人島に持っていくとしたら、次の3つのアイテムのうちどれを選ぶか?

ディベート形式の傾向と対策

ディベート形式:議論のプロセスとまとめ方

  1. 資料・データ・前提条件・定義の確認
  2. 時間配分の合意
  3. 何をもって判断するのか、基準の合意
  4. 強み、弱み、外部・内部環境からの脅威と機会(SWOT)を分析して議論を展開
  5. 過度にヒートアップしないで冷静に討論
  6. あらかじめ決めた判断基準に沿って結論をまとめる

ディベート形式はそれぞれの立場を代表して、自分たちに有利な論旨を展開することになります。

普通に議論を行うと、何を言ってもお互いに譲らないパターンに陥って、議論が成り立たなくなります。そのため、結論をまとめる時間をあらかじめ決めて、逆算して全体のスケジュールを合意しましょう。

議論が成り立たないと結論がまとまらず、設定した一つの結論をまとめるというゴールが達成できません。それではグループ全体が沈んでしまう事をはじめに、相手側と共有しましょう。そして、何を持って判断するのか、判断基準を決めることから始めましょう。判断基準が一つにまとまらない場合は、複数の基準で、優先順位を決める、もしくはウェイトを決めておく方法もあります。

テーマに資料が与えられている場合でも、その解釈に齟齬があると、あとで論旨がかみ合いません。議論を始める前に、相手側と曖昧な言葉や、設定された条件の意味の共通認識をとっておきましょう。たとえば「大企業と中小企業のどちらが良いか」というテーマの場合、はじめに大企業、中小企業の定義を確認してから議論を行う必要があります。

議論が始まったらヒートアップして感情的にならないように、あくまで冷静に相手の論旨を考え、メリットと主張する裏側にデメリットが潜んでいないかを考えていきます。

このように賛否が分かれるテーマは、強み、弱み、外部・内部環境からの脅威と機会を分析(SWOT分析)して論陣を展開することが基本になります。

逆に自分たちの主張にも必ず攻撃されやすい点があるので、あらかじめ相手の攻撃を予想し、それを防ぐ論旨を考えておく必要があります。

ほとんどの場合、最終的に結論をまとめることが求められるため、設定したタイムスケジュールに従い、必ず結論をまとめる意識が重要です。

「就活の答え」ではグループディスカッションに強くなる思考法やフレームワークも詳しく解説しています。以下の記事も併せて参考にしてみて下さい。

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