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2023年3月13日以降、就活とマスクはどう変わるか。就活生の対応方法を徹底解説

過去3年間のコロナ禍で、就活の面接やインターンシップでさえオンライン化が急速に進みました。

オンラインのWeb面接は、非接触、画面越しであるためマスク無しの面接が基本でした。そのため面接官からの心理的な圧力は弱く、自分の画面での映り方やしゃべり方を中心に考えれば良いという状況でした。

またPCのフレーム自分の発言に関するメモを貼っておくこともできました。

ウイズコロナの対策が進むと、企業は高次の面接や、最終面接だけはリアルな対面で行うことが一般化してきたのです。

今迄は、高次や最終面接を対面で行う場合でも、「マスクをしての面接」が基本マナーとされてきました。

対面での面接は、部屋の広さにもよりますが、密室状態で複数の人間が会話をしていくため、飛沫感染の予防のためにマスクの着用が企業側、志望者側双方に求められていたのです。

この方針は、厚生労働省の方針:「屋内で身体的距離が2m以上確保できる場合でも、会話を行う場合はマスク着用を推奨する(十分な換気など、感染予防対策を講じている場合は外すことも可)」に従ったものです。

つまり、就活の面接選考を対面で行う場合は、マスク着用が原則でした。

この政府の方針は、2023年3月13日から変わります。

2023年3月13日以降、マスクの着用有無はどう変わるのか?

政府、厚生労働省はマスクの着用について、以下の考え方を示しました。

  • 令和5年(2023年)3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる
  • 本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、配慮する

令和5年(2023年)3月13日までは、「屋内では距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合を除き、マスクの着用を推奨」という方針でした。

この「屋内は原則マスク着用を推奨」が「個人の主体的な判断」に委ねられ、「マスクの着脱に関して本人の意思に反しないように配慮する」ことになるのです。

この変更は、3月1日に解禁された2024年卒の就活、選考にも影響を与えるため、一部のマスコミでも、対面型の同企業説明会に参加した就活生にインタビューするなど、ニュースとして取り上げています。

過去3年の就活では、対面が必要な場合は一部の例外を除いて、常時マスクを着用しての面接や面談でした。

就活生は学生生活も含めて、人と接するときの日常全般が「マスク着用」が常識であったため、リアルな対面での「マスクを外しての会話」に「慣れていない」、「自信が持てない」、「どうするべきかよくわからず不安である」、という人も多いと思います。

就活生にとってリアルな対面での「マスクをしない面接」は、さらにハードルが上がる経験になるため、心配だと思います。

一方企業の側は、リアルな対面での面接の重要性を再認識しており、いままでWeb面接で行っていた面接の一部のステップを、コロナ禍前の「対面の面接」に戻す企業が増えています。

新卒就活では最大手のナビサイトであるマイナビが行った調査では、24年卒を対象にした個別の企業セミナーで「全て対面」、「どちらかというと対面」と回答した企業は34.7%*という結果でした。

同じ調査での最終面接は92.4%*という結果であり、殆どの企業の最終面接はリアルな対面式で行われることが分かります。

つまり、就活生はオンライン面接とリアルな対面での面接の両方に対する準備が必要になることが分かります。

*出典データ:マイナビ 2024年卒 企業新卒採用予定調査

この記事では、大学(院)卒業時の新卒での就活の意味や、2023年3月13日以降のマスク着用に関する方針の変更、更には2023年5月8日以降、「新型コロナウイルス感染症の位置づけを、季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行する決定」によってどう変わっていくのか、また就活生はこれらの変化をどう考え、「個人の主体的な選択」にどう対応していくべきか、について解説していきます。

マスクに関する不安を解消し、思う存分面接選考で力を発揮していきましょう。

就活生は、「マスク着用の個人の主体的な選択」にどう対応すべきか

はじめにお断りしておきますが、この記事は「マスク着用の選択」に対して、着ける、着けない、の選択を強制もしくは、それに近い強い推奨を行うものではありません。

就活生の皆さんが、「マスク着用の個人の主体的な選択」ができるように、事実や、社会情勢、企業の動向の予測を踏まえ「材料」を提供するものです。

ただし、就活生が「不利」にならないようなアドバイス、少しでも自信をもって面接や面談に望めるようなアドバイスはしていきます。

マスク着用の個人の主体的な選択は、本当の自分をアピールする目的に照らして判断しよう

就活面接の目的は、企業が「本当のあなたは、どんな人なのか」を知ること、あなたは企業に「本当のあなたは、どんな人なのか」を伝え、「志望企業のビジネスに貢献できるポテンシャルがあることをアピールする」ことです。

2023年3月13日以降は、就活生は「本当のあなたは、どんな人なのか」を伝えるためには、マスクを着けて面接に臨んだ方が良いのか、あるいはマスクを外して面接に臨んだ方が良いのかを自分自身で判断し選択をして臨むことが基本になります。

企業側も政府の方針に従って、どちらかを強要することはしないでしょう。(コンプライアンスに対する意識が低い企業は除く)

ただし「あなたの意思で決めてもらって良いですが、当社としては外して面接を受けていただく方が、あなたをより深く理解できる面接になると思います。ただしマスクを着けたままの面接でも、そのことで合否を判断しませんので安心して選択してください」というような、「できれば」、「もしよろしければ」の文脈での問いかけをする企業はあるでしょう。

「マスクを着けたままの面接でも、そのことで合否を判断しない」のは事実であっても、面接官が「マスクを着けたままの面接をした就活生と、マスクを外して面接をした就活生では違った印象を受ける」ことは否定できません。

企業側は、自社の利益、成長、発展に貢献するポテンシャルが少しでも高い学生を採用する目的で採用活動を行っているのです。

その企業の目的に照らすと、就活生のあなたの側に特別な理由(例えば、重症化リスクの高い家族や医療従事者と同居している場合や就活生本人の体調やコンディションの問題等)がない限り、「面接を受ける企業の利益、成長、発展に貢献するポテンシャルをアピールする」にはどちらが良いかを考えれば良い訳です。

あなたが企業の側で、面接を受ける立場で考えたとき、「マスクをつけたままの学生と、マスクを外して会話をしてくれた学生」では、どちらの学生が理解しやすいと考えますか?

個人の選択でマスクを着用したまま面接を受ける場合は、その理由を説明して理解してもらうようにしてください。

面接官はマスクをしている場合の対応

日本人、日本企業は「和」を重んじ、時代、社会、集団の「雰囲気」や「何となく自然にできあがるコンセンサスに同調することが多いため、3月13日の方針変更直後は、時代、社会、集団のコンセンサスが明確になるまで、今までの方針を継続する企業も出てくると思います。

令和5年(2023年)3月13日以降も当面間、「屋内では距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合を除き、マスクの着用を推奨」を継続し、5月8日の5類変更以降にマスク無しの面接に切り替える企業もあるでしょう。

つまり、3月13日以降、ある程度の期間は「様子見状態」となり、企業ごとに対応が分かれることになります。

病院、医療・介護関係の業界や企業の活動は、3月13日以降もマスクの着用が求められる場面がほとんどのため、今まで通りマスクを着用しての面接になることが考えられます。

一方、対面での接客が事業に必須の業界・企業は「できれば」、「もしよろしければ」の文脈で選択を求めてくるでしょう。そういう企業は面接の雰囲気づくりのためにも、面接官もマスクをしないでの面接になることが多いでしょう。

店舗や営業での接客では、お客様への配慮から、当面マスクを着けたままの接客をする方針の企業が多いと思われますが、接客の基本として、顔全体の表情や笑顔は面接の段階ではみておきたいというのが本音です。

悩ましいのは、面接官はマスクを着用して面接・質問を行い、面接に臨む就活生には、「どちらでも良いです。ご自身で判断して選択してください」となる場合です。

企業側(面接官側)は、万が一にも感染対策をおろそかにして、就活生に感染させてしまわないよう、または、感染リスクに配慮が足りない企業という評判が立たないように、依然保守的な態度をキープし、就活生側には個人の主体的な判断に委ねるという考え方です。

就活生の側からすると「はっきり指示してもらいたい」、「どちらかというと」でも良いので、方向性を示してもらいたいと思うかもしれません。面接官は表情を読みにくいマスク越しの質問で、こちらは表情を読み取られてしまうマスク無しで、「不公平」な感じを持つこともあるでしょう。

ならば、「就活生もマスクをしたまま面接をすれば良い」と単純にならないのが「就活の不条理性」です。

現在の就活には、このマスク問題以上の不条理が数多く存在します。

「学歴フィルター」、「面接官の主観的な判断」、「都会と地方の選択肢の格差」、「新型コロナウイルスが学生生活に及ぼした不利益」など、現在の自分ではコントロールできない不条理があるのです。

その一つ一つに目くじらを立ててみ、悩んでも、嘆いても前には進めません。

就活でベスト、ベターな結果を出すためには、自分でコントロールできることに集中して、努力と改善を重ねること、数(機会)を増やし、経験値を積んでいくことしかありません。

マスクの問題は、それ以外の不条理に比べれば悩まなくても良いレベルの問題かもしれません。

面接官がマスクをしていようが、いまいが、「個人の主体的な判断」は、「面接を受ける企業の利益、成長、発展に貢献するポテンシャルをアピールする」ことを基準に判断しましょう。(特別な理由がある場合は例外)

面接におけるマスクについて、就活生がとるべき対応

前述のように、3月13日の方針変更直後は、時代、社会、集団のコンセンサスが明確になるまで企業の対応にバラツキがでてきます。

企業の対応方針が明確になり、面接日までにあらかじめ方針が発表される場合や、メールやLINEでマスクについての連絡がある場合はそれに従って面接に臨んでください。

面接日までにマスクに関する方針が何も示されない場合は、メールで問い合わせをして方針を確認しておきましょう。

以下の「問い合わせメールの例文」を参考にしてください。

マスクについての確認をメールで行う場合の例文

件名:【面接日のご連絡とマスクについての質問】〇〇 〇〇(氏名)

 

株式会社〇〇〇〇

〇〇部 ○○課

〇〇様

 

お世話になっております。〇〇大学〇〇学科の〇〇 〇〇(氏名)です。

この度は面接の日程候補をご連絡いただき、誠にありがとうございます。

いただいた候補の日程のうち、以下の日時でしたら御社にお伺いすることが可能です。

 

○月○日(○)○○:○○~○○:○○

□月□日(□)□□:□□~□□:□□

お忙しいところ恐れ入りますが、面接日時のご連絡をお待ちしております。

尚、面接中のマスクの着用について、貴社としての方針がございましたら、あわせてご教示ください。

何卒よろしくお願いいたします。

 

=======================

〇〇大学 〇〇学部

〇〇 〇〇(氏名)

XXX.XXXXX@gmail.com

携帯番号: 000-0000-0000

=======================

また面接日時は確定している場合で、マスクについてのメールでの問い合わせが間に合わない場合や、うっかりしていてチェックをいていないため、面接直前で不安になってしまうような場合もあるでしょう。

そのような場合は、以下のトーク例を参考にして電話で人事担当者に問い合わせを行ってください。

電話でマスクについての確認をするトークの例

お世話になっております。明日〇〇日〇〇時に〇次面接に参加させていただく○○大学○○学部〇〇 〇〇と申します。

採用ご担当者の○○様はいらっしゃいますでしょうか?

 

以降、担当者とのトーク例:

面接時のマスクの着用について、確認をしたくご連絡をいたしました。

明日はコロナ感染予防対策のため、移動中、および面接ルームに入室まではマスクを着用して伺います。入室後、面接中はどのように対応すればよろしいでしょうか。

貴社としての方針がございましたら、事前にご教示ください。

尚、電話で問い合わせの場合は、会社の代表番号(固定電話)なのか、セクションの代表番号なのか、個人のダイレクトなのか、個人用携帯端末なのかを見極めてから電話してください。

先方が電話に出た場合、必ず自分自身の所属と氏名を明確に伝えること、通話の相手を確認すること、電話の目的を告げることをしてから本題に入りましょう。

企業側の担当者は多忙で、電話に出られない可能性もあります。出社後の多忙時間は避けて問い合わせをしてください。

また、面接中のマスクの件のみであれば、あえて回答がなくても動揺しないでください。企業にとってはそれほど重要なポイントではありません。

面接の冒頭に口頭で確認すれば良いレベルの話だからです。

過度に気にする必要はありません。

面接の冒頭で確認する場合は、以下のトーク例を参考にしてください。

面接の冒頭に確認する場合の対応とトーク例

面接の当日までにマスクの着用の有無について確認できなかった場合でも、全く心配する必要はありません。

面接ルームに入室するまではマスクをしていることを前提にして、入室後に確認する方法を解説します。

入室後、ドアを閉めた後、即座に面接官の皆さんがマスクを着用しているか、していないかを確認しましょう。

していない場合は、志望者のあなたにも「マスクを外して面接をして欲しい」と考えている可能性が大きいと思ってください。

それでも政府の方針は、あくまで「個人の主体的な選択」です。

この時点では、企業側から「マスクを外して欲しい」、もしくは「できれば」、「もしよろしければ」の文脈での問いかけがない場合、あなたから質問することは全くおかしくありません。

企業側から要望や問いかけがある場合は、それに従えば良いだけです。

あなたからマスクの着用についての質問は以下のトーク例を参考にしてください。

 

「新型コロナウイルス感染症予防の観点から、入室まではマスクを着用しておりましたが、本当の私をみていただきたいので、マスクを外して面接を受けてよろしいでしょうか」

 

対応方法:

  • 企業側がYESの場合・ご自由にの場合:
    • →大学・学部名、名前の自己紹介と上記の確認トークの後、着席。マスクを外し、マスクケースに入れ、ケースを鞄にしまってから質疑応答
  • 企業側がNOの場合:
    • →大学・学部名、名前の自己紹介と上記の確認トークの後、「承知しました」と短く答え、マスクをしたまま着席し質疑応答

 

マスクを外したくない、特別な理由がある場合は以下のトーク例を参考にしてください。

 

  • 「新型コロナウイルス感染症予防の観点から、マスクを着用したまま面接を受けさせていただいてもよろしいでしょうか。本来ならマスクを外して面接を受けたいのですが、〇〇〇〇の理由があるためご承認いただけると幸いです」
  • また、面接終了後の最後の挨拶の際、「本日は面接で貴重なお時間をいただきありがとうございました。またマスクを着用したままの面接となってしまい、大変失礼いたしました」と一言添えて、深く一礼をしてから退出してください。

対面の面接がマスク有り、無しの場合でも必要な準備とエチケットは同じ

対面の面接がマスク有り、無しの場合でも必要な準備とエチケットは同じです。

厚生労働省では、3月13日以降でも、通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバスに乗車する時はマスクの着用を推奨しています。

自宅から面接会場までは公共交通機関を使用することを考えると、移動時はマスクの着用が必要です。

志望する企業に到着してからも、不特定多数との接触となる受付や面接の待機部屋で複数の人と同室になる場合もマスクを着用しておくことを基本にしてください。

従って、マスクを着用しない面接となっていても、面接ルームに入るまでは当面マスクを着用しておくことが前提になります。

マスクの種類と関連グッズについて

面接では清潔感と第一印象は非常に重要です。

その意味で、企業や面接会場に入る直前に、新しいマスクを着けることをおススメします。

汚れているものは論外として、使用感のある毛羽だったものも良い印象を与えません。

色や素材は「白」と「不織布」のプリーツタイプか立体型が基本です。

アパレル業界など、ファッションや個性を尊重する企業の場合は、自分の個性にあった色やデザイン、素材のマスクでも良いでしょう。ただしその場合でも「黒」や暗い印象を与えるようなものや、極端なデザイン・配色のものは避けておきましょう。

マスクを着けての面接にも対応できるように、自分の顔のサイズに合うもの、しゃべり易いもの、息苦しさをあまり感じないもの、声の通り具合に問題がないものをチェックして準備・使用してください

あらかじめ、「マスクを着用しての面接」であると分かっている場合は、マスクガードを使用してマスクと口の間に空間を作るとしゃべりやすく、息苦しさを軽減できます。

春以降では、メガネをかけている方がマスクを着けて話す場合でも、メガネが曇るケースは少なくなると思いますが、一応事前にチェックをしておきましょう。

面接ルームに入ってから、マスクを外して面接を行う場合、外したマスクを机の上に直置きするのは衛生上の観点からも、面接官に与える非常に印象が悪くなってしまいます。

100円ショップで売っているような安価なものでも良いので、清潔感のあるシンプルなデザインのもの(過度にファンシーではないもの、派手な柄のものは避ける)を購入して鞄にいれておきましょう。

マスクを外したら、マスクケースにしまい、ケースを鞄にもどしてから面接を受けるようにしてください。

マスクを外すタイミングは、面接ルームに入り自分の席に座る前、大学名、学部名、名前を名乗り、「よろしくお願い致します」と短く挨拶をした後、マスクを外す許可をもらって、着席した後が一番自然です。

マスクを外す前、外した後に注意すること

面接前には、マスクを外した後の自分の顔や表情に注意してケアをしておきましょう。

女性であればメイクの崩れがないか、唇の色などのチェックをしましょう。

マスクを着用しての面接でも、面接の最後の挨拶と時に、「一瞬マスクを外して下さい」とリクエストをされる場合もあります。

つまり、マスクの有り、無しに関わらず、マスクを外した状態での面接で好印象を与えられるような清潔感のある髪型、メイクは必要です。

男性であれば髭や鼻毛などの手入れは絶対に行って面接に臨んで下さい。

3月13日以降は、面接ルームに入った後は「マスクを着用しない面接」を前提に準備をすることが必要です。

少なくとも高次の面接や最終面接は、コロナ禍前の通常の対面による面接に戻ると思って面接対策と準備をしていきましょう。

企業・業界の動向についての情報

日本を代表する企業を束ねる経団連(日本経済団体連合会)の方針

経団連は傘下の企業に示している「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」そのものを2023年5月8日に廃止を予定しています。

5月8日は新型コロナウイルス感染症が2類から5類に変更になり、季節性インフルエンザと同じカテゴリーになる日です。

3月13日の段階では、そのガイドラインのなかで、マスクの着用に関する部分を削除することを発表ています。

政府も企業も、その立場からすると、社会全般が「コロナ禍」を脱して、コロナ以前の通常の生活に戻り、経済活動が活発化することを期待しています。

世の中の雰囲気が欧米諸国のようにマスクを外しての生活に戻り、消費が盛り上がることを望んでいるのです。

そのためには社会全体の雰囲気の動向が重要です。

社会全体の動向

3月初頭の段階では、人が密集するスポーツ観戦や興行、映画館、娯楽施設は屋外のものであっても未だマスクを着用しての観戦が基本ですが、歓声をあげることは許されるようになってきています。

屋内でも、業界ごとのガイドラインでは、換気などの感染対策は残しつつも「マスク着用の徹底」という記述を削除したり「必ずしも着用を呼びかける必要はない」などといった変更を行っていたりという状況です。

日本人はコロナ禍以前より、諸外国と比較してマスクの着用率が高い傾向であったことや、人の目を気にして、同調圧力も強い国民性であることから、社会全体が一気に「ノーマスク」になることはないでしょう。

マスクを外す機会や時間がだんだんと増えていき、マスク着用比率・時間がなだらかに減っていくと思われます。

しかしながら、新型コロナウイルスが完全に終息したとは言い切れない状況であるのも事実です。

就活生は社会に出れば、入社した企業のビジネスに貢献することで、経済を引っ張っていくスタンスで仕事をしていくことになります。

これから社会に出ていく就活生は、日本経済や社会の動向に対するアンテナを今まで以上に敏感しておくことをおススメします。

コロナとマスクの動向もその一つです。

面接に呼ばれるということは、その企業は「あなたを採用する候補」としていることは確かです。

その観点から、コロナ禍から脱しつつある、過渡期ともいえる2024年卒の就活で、企業が「私に何を望むのか」、「それに答えるには、どう振舞うのがベストか」を自分の頭で考えて、面接に臨んで下さい。

過去3年間コロナ禍で苦しんできた皆さんには、その苦しみ故の貴重な体験や学びがあったはずです。

それを掘り起こして、「本当のあなた」をアピールしていきましょう。

 

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