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【23年卒理系学生限定】大学3年、修士1年の4月からキャリアプランと就活を意識しよう

この記事は2023年卒の大学3年生、修士1年生に向けた記事となります

大学3年になりたての学生の多くは、4~5月時点では大学院に進学することを既に決めている方と、大学卒業時と同時に就職を考えている人、そのどちらかを決めかねている人に分かれます。

平均では理系の約4割の学生が大学卒業時に大学院に進学しますが、大学や学部によっても大きく異なり、8割、9割の学生が大学院に進学する大学・学部も多数存在します。

特に専攻している分野をもっとつきつめて勉強・研究したいという学生や、「自分のキャリアは、専攻している分野の研究や知識が活かせる分野」と決めている学生は大学院への進学を選択する傾向が強いため、大学3年になっても就活を全く意識しない学生も多いのが事実です。

事実、誰もが知っているような大手企業の研究職や開発職は、修士や博士でないと内定が獲得できないことが普通になっています。大学や就職情報、OG/OBからの情報でそれが実感として分かるため、実力がある学生ほど大学院への進学を選ぶ傾向になります。

一方、自分の専攻分野は「できれば活かしたい」あるいは「特にこだわらず、広く自分のキャリアや可能性にかけてみたい」、「本当の自分にあった仕事を探したい」という学生は事務系総合職まで広げて選択肢とする学生数多く存在します

理系の知識が活かせる「公務員」も選択肢にある、進学も捨てききれない、就活をやってみて自分の理想に遠ければ進学をしようと迷っている学生も多いでしょう。

理系の学生は、3年―4年は自分の研究に没頭しなければならない時期でもあるため、上記の選択肢の広さや迷いに加え、就活に使える時間も限られていることから、文系の学生の就活とはかなりの違いがあるのです。

どんな場合でも4月から、キャリアプランを意識して動きだそう

2023年卒の理系の大学3年生、修士1年生は2021年の4月~5月の段階で自分のキャリアプランを自問してみましょう。

たとえ大学院や博士課程に進学を決めていても、一旦は立ち止まって自分の将来について時間をとって考えてみることを強お勧めします。

2023年卒で就職を考えている方はなおさらです。

一旦立ち止まって、就活用語でいう「自己分析」をしてみましょう。

そして、進学も含めて、自分のキャリアプラン「自分は何をしたいのか」、「将来なりたい自分の理想像」を考える時間を持ちましょう。

新型コロナウイルスが経済に与える影響を注視していこう

少し遡りますが、2019年10~12月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除く実質で前期比1.8%減、年率換算では7.1%減と、5四半期ぶりにマイナスを記録しました。(2020年3月改定済)

この落ち込みは2019年10月の消費税増税と頻発した台風等の自然災害によるものとされていますが、本来なら消費税増税前の駆け込み需要増が見込める2019年7-9月期も前期比0.0%の成長であり、2019年後半から既に景気は後退局面に入っていたとも考えられます。

2020年2月には新型コロナウイルス感染症が国内に蔓延し、4月7日から緊急事態宣言を発出。イベントやスポーツ、不要不急の外出・外食や娯楽の自粛、観光・移動・インバウンド需要の大幅減少とつながっていきました。産業面でも中国をサプライチェーンとしている企業への影響は大きく、2020年1月~6月期の前期比では大幅なマイナス成長になりました。

その後2020年夏には第二波があり、秋には落ち着きを見せて終息に向かうと思われていましたが11月から再び蔓延が拡大していったのです。2021年1月初頭には新型コロナウイルス感染症拡大の第三波によって。大都市圏を中心に再び緊急事態宣言が発出、その後全国へと対象が広がりました。

この二回目の緊急事態宣言は2021年2月7日解除の予定でしたが、1ヵ月間延長になり、就活解禁日を過ぎた3月7日までと延期されました。しかしその後も再延長となり、結局、緊急事態宣言解除されたのは3月21日でした。

しかしそれでも、終息は見えません。2021年4月には変異型ウイルスの蔓延により、一部地域では第四波と呼ばれる急拡大が起こってしまいました。

2021年2月15日に発表された、2020年10月~12月のGDP(国内総生産)は前期(7月~9月)比で3.3%プラス、年率換算でも12.7%増と堅調な回復傾向を示していますが、前年同期比ではマイナスであり、まだまだ予断を許さない状況には変わりはありません。

GDPは2021年1月~3月期には再びマイナス成長になるという予想もあり、就活生はこの経済の動向、景気の動向は特に注意して就活のアックションプランを立てる必要があるのです。

理系就活に必須のインターンシップに参加する近道になる

自分の将来のキャリアプラン(進学も含めて)を立てる上で鍵になるのが、自分が興味をもった業界・企業や、自分の専攻を活かせそうな業界・企業のインターンシップに参加することです。

ここでいう理系用のインターンシップはたった1日の説明会的な名ばかりのものではなく、最低でも3日から5日間、あるいはそれ以上の本格的なものです。

多くの企業がインターンシップに力を入れており、特に理系のインターンシップの場合は部門や分野ごとに、かなり専門的な内容まで踏み込んだものになります。

この本格的なインターンシップに参加するためには、エントリーシートを期日までに提出し、適性試験を受け、企業によってはWebテストや、面接やグループワークなどの本選考に近似した選考を通過する必要があります。

然、思い付きで申し込んですぐに参加できるものではないため、それなりの就活準備が必要になります。

例年多くの企業は、学生が参加しやすい夏休み期間中に「サマーインターンシップ」を開催します。

その後は、オータムインターンシップ(10月~11月)、ウインターインターンシップ(1月~2月)が開催時期になります。

どの時期に開催するかは企業によって異なるため、注意が必要であり、あらかじめ情報を入手して準備をする必要があるのです。

インターンシップ参加への準備は早い方が良い

インターンシップに参加すると、自分は更に研究の道に進むべきか、就職をするべきかが明確になっていきます。

自分が気付いていなかった技術・研究の応用ができる分野も知るきっかけにもなり、キャリアに対する視野を広げることができるのです。

もちろん参加しても、進学を選択してもよく、拘束力はありません。

理系の学生が教授の推薦で内定を獲得した場合は、企業と大学・教授との関係で拘束が発生しますが、それ以外は特にありません。教授推薦を受けるにしても、それを決めるのはあなた自身です。その決断が適切なものになるよう視野を広げることはとても重要なのです。

進学という道を選ぶにしても、インターンシップで企業とコンタクトすることによって自分の視野も広がるため、今後の研究に一層身が入ることもよくあるのです。

2023年卒のインターンシップは新型コロナウイルスの影響を受け、オンラインで実施する企業が増えています。オリンピックが予定通り開催されると、例年最も多く開催される「サマーインターンシップ」を見送り、秋以降の実施に切り替える企業も多いと考えられます。

時期に関しては、新型コロナウイルスの終息度合いに大きな影響を受けるでしょう。

このように不確定要素の不安を取り除くには、早くからキャリアプランに対する意識を持ち、行動を開始することです。

早くから意識して準備をしておくことが「新型コロナウイルス」のような不条理性に打ち勝つ「打ち手」なのです。

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