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【22年卒理系学生限定】大学3年、修士1年の4月からキャリアプランと就活を意識しよう

この記事は2022年卒の大学3年生、修士1年生に向けた記事となります

大学3年になりたての学生の多くは、4~5月時点では大学院に進学することを既に決めている方と、大学卒業時と同時に就職を考えている人、そのどちらかを決めかねている人に分かれます。

平均では理系の約4割の学生が大学卒業時に大学院に進学しますが、大学や学部によっても大きく異なり、8割、9割の学生が大学院に進学する大学・学部も多数存在します。

特に専攻している分野をもっとつきつめて勉強・研究したいという学生や、「自分のキャリアは、専攻している分野の研究や知識が活かせる分野」と決めている学生は大学院への進学を選択する傾向が強いため、大学3年になっても就活を全く意識しない学生も多いのが事実です。

事実、誰もが知っているような大手企業の研究職や開発職は、修士や博士でないと内定が獲得できないことが普通になっており、大学や就職情報、OG/OBからの情報から実感として分かるため、実力がある学生ほど大学院への進学を選ぶ傾向になります。

一方、自分の専攻分野は「できれば活かしたい」あるいは「特にこだわらず、広く自分のキャリアや可能性にかけてみたい」、「本当の自分にあった仕事を探したい」という学生は事務系総合職まで広げて選択肢とする学生数多く存在します

理系の知識が活かせる「公務員」も選択肢にある、進学も捨てききれない、就活をやってみて自分の理想に遠ければ進学をしようと迷っている学生も多いでしょう。

理系の学生は、3年―4年は自分の研究に没頭しなければならない時期でもあるため、上記の選択肢の広さや迷いに加え、就活に使える時間も限られていることから、文系の学生の就活とはかなりの違いがあるのです。

どんな場合でも4月から、キャリアプランを意識して動きだそう

2022年卒の理系の大学3年生、修士1年生は2020年の4月~5月の段階で自分のキャリアプランを自問してみましょう。

たとえ大学院や博士課程に進学を決めていても、一旦は立ち止まって自分の将来について時間をとって考えてみることを強お勧めします。

2022年卒で就職を考えている方はなおさらです。

一旦立ち止まって、就活用語でいう「自己分析」をしてみましょう。

そして、進学も含めて、自分のキャリアプラン「自分は何をしたいのか」、「将来なりたい自分の理想像」を考える時間を持ちましょう。

2022年卒の就活市場は新型コロナウイルスの影響は不可避の状況

2020年2月から全世界に大きな悪影響を与えた新型コロナウイルスは、誰もこれほど甚大な影響を全世界に与えることは予想できませんでした。

経済的には「リーマンショック以上の衝撃」、「戦後最大の危機」などというワードが飛び交い、世界の大都市でのロックダウンの映像や、日本の緊急事態宣言下の閑散とした街の風景、積みあがる感染者と死者のグラフが映像で流され、株価の大幅な下落、消費のみではなく生産活動の減少など大不況」に陥る危険性すらでてきてしまいました。

2020年4月9日現在では、国内のシンクタンクの中で三菱総合研究所所が4月6日に発表したGDP予測がありますが、この予測も2-3月のデータを基にしたものであって、4月現在、我々が直面している危機感とは遠い内容になっているのが正直なところです。

三菱総研の二つの予想のうち悪い方の「経済活動の抑制のピークアウトが12月」というシナリオでも、2020 年の世界経済成長率は前年比▲0.5%へ下方修正(※09 年以来のマイナス成長)、内訳は米国▲1.7%、欧州▲3.3%、中国+0.4%、経済損失は世界全体で 320 兆円(GDP 比 3.4%)という内容でした。

日本の20 年度の実質 GDP 成長率は、新型コロナウイルスによる経済活動抑制が 20 年 6 月末にピークアウトする場合が前年比▲0.5%、20 年 12 月末にピークアウトする場合が同▲1.7%としていまます。

日本の GDP 成長率は、19 年度、20 年度ともにマイナス成長を見込み、20年度は新型コロナウイルスの感染拡大が終息した後も、企業収益の悪化に伴う雇用・所得環境の悪化を背景に、消費は一段と弱い動きが続くという予想です。

しかし、4月現在の状況と実感では、上記の悪い方のシナリオですら楽観的に思えてしまいます。その意味で、雇用情勢(新卒の就活も含む)を本当に心配なのです。

このような状況は、今まで「売り手市場」を謳歌してきた新卒就活市場も大きな影響を受けることは不可避です。

三菱電機は2020年4月8日に前年実績の1160人より1割超減らす発表をしました。(2020年10月と2021年4月に合計1020人の新卒者を採用)これは直接、新型コロナウイルスの影響ではないと説明していますが、就活生にとっては心配なニュースではあります。

リーマンショック時では、リーマンショック直後の2009年2月の大学卒内定率は86.3%と微減、2010年卒は一気に6.3ポイントマイナスの80.0%、2011年卒の77.4%は1997年以降2020年までの最悪の内定率という経過をたどっていきました。

就活市場を考えると、2022年卒はリーマンショック並みか、それ以上のかなりの悪影響を受けることも視野に入れておかなければなりません。

理系就活に必須のインターンシップに参加する近道になる

自分の将来のキャリアプラン(進学も含めて)を立てる上で鍵になるのが、自分が興味をもった業界・企業や、自分の専攻を活かせそうな業界・企業のインターンシップに参加することです。

ここでいう理系用のインターンシップはたった1日の説明会的な名ばかりのものではなく、最低でも3日から5日間、あるいはそれ以上の本格的なものです。

多くの企業がインターンシップに力を入れており、特に理系のインターンシップの場合は部門や分野ごとに、かなり専門的な内容まで踏み込んだものになります。

この本格的なインターンシップに参加するためには、エントリーシートを期日までに提出し、適性試験を受け、企業によっては面接やグループワークなどの本選考に近似した選考を通過する必要があります。

然、思い付きで申し込んですぐに参加できるものではないため、それなりの就活準備が必要になります。

例年多くの企業は、学生が参加しやすい夏休み期間中に「サマーインターンシップ」を開催します。

その後は、オータムインターンシップ(10月~11月)、ウインターインターンシップ(1月~2月)が開催時期になります。

どの時期に開催するかは企業によって異なるため、注意が必要であり、あらかじめ情報を入手して準備をする必要があるのです。

インターンシップ参加への準備は早い方が良い

インターンシップに参加すると、自分は更に研究の道に進むべきか、就職をするべきかが明確になっていきます。

自分が気付いていなかった技術・研究の応用ができる分野も知るきっかけにもなり、キャリアに対する視野を広げることができるのです。

もちろん参加しても、進学を選択してもよく、拘束力はありません。

理系の学生が教授の推薦で内定を獲得した場合は、企業と大学・教授との関係で拘束が発生しますが、それ以外は特にありません。教授推薦を受けるにしても、それを決めるのはあなた自身です。その決断が適切なものになるよう視野を広げることはとても重要なのです。

進学という道を選ぶにしても、インターンシップで企業とコンタクトすることによって自分の視野も広がるため、今後の研究に一層身が入ることもよくあるのです。

2022年卒のインターンシップは新型コロナウイルスの影響で、例年最も多く開催される「サマーインターンシップ」を見送り、秋以降の実施に切り替える企業も多いと考えられます。

時期に関しては、新型コロナウイルスの終息度合いに大きな影響を受けるでしょう。

このように不確定要素の不安を取り除くには、早くからキャリアプランに対する意識を持ち、行動を開始することです。

早くから意識して準備をしておくことが「新型コロナウイルス」のような不条理性に打ち勝つ「打ち手」なのです。