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【例文あり】選考に勝つための、自動車メーカーへの志望動機を徹底解説!

志望動機の基本の書き方

まず基本の書き方を覚えましょう。志望動機については、以下のクリティカルな質問に対する答えを、必ず用意します。

  1. 何故、他の業界・業種ではなく自動車メーカーなのか?
  2. 何故、他の自動車メーカーではなく、この自動車メーカーなのか?
  3. この自動車メーカーで、何を実現したいのか?何がしたいのか?
志望動機の作成方法に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。もし読んでいなければ自動車メーカーへの志望動機を書く前に、ぜひ参照してみてください。志望動機の構成要素に関する理解が深まります。

ここでは、作成のためのフローチャートと、志望動機のまとめ方のフローチャートを掲載しておきます。

志望動機の作成フロー

志望動機の構成要素とまとめ方

 

自動車メーカーへの志望動機の書き方

自動車メーカーへの志望動機を説明するために、具体的にトヨタ自動車への志望動機の例文を掲載しています。これは、あくまで自動車メーカーへの志望動機文の構成要素と文章フローの参考用です。具体的な例文に基づかないと、参考にし難いという理由からです。

志望動機は、あくまで「あなた起点」で書かなければ意味がありません。就活本やマニュアル、就活支援サイトにある例文は参考にして良いですが、コピペや流用は止めましょう。コピペや流用をして書類選考を一時的にしのげたとしても、面接では説得力がなく、選考には勝ち残れないでしょう。

うまく内定がとれたとしても、あなたの本質からずれたところで選んだ企業に入社するリスクになります。入社後ミスマッチが起こると、あなたも企業もお互いに不幸な結果になってしまうので、志望動機は必ず自分の考えと意思で作成しましょう。

志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう

自動車メーカーの志望動機を作成する際、深く考えても、なかなか良い内容が思い浮かばない方も多いはず。

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 例文:トヨタ自動車への志望動機 (400文字)

トヨタの志望理由とやりたい仕事について教えてください。

貴社は世界の人々の暮らしに最も影響力を持つ、日本のグローバル企業であり、貴社の一員としてその製品、トヨタ車を通じてより良い未来に貢献したいと強く思ったのが私の志望する理由です。

 

車は三万点にも及ぶ部品の集大成であり、産業としての影響力も大きく、その成功は多くの人の血の滲むような努力と想いの上に出来上がっています。それを産み出し世界中の人々に届ける使命、安全性や環境への責任があり、そこに大きなやりがいを感じます。

 

学生時代、経営学部で国際会計を学び、インドへの進出企業インターンとして1年間現地にて車の部品工場のコーディネーターをした経験を活かして、貴社のグローバルマーケティングの一端を担いたいと考えました。

 

数年間は日本で貴社の一員としての基礎力を付けた後、海外マーケットでの生産やマーケティングに携わりたいと考えています。トヨタ車を通じて世界を豊かにして、日本という国の発展を支えたいと考えます。

その自動車メーカーで実現したいことを結論とする

エントリーシートでも、面接でも、「この自動車メーカーでやりたいこと、実現したいこと」は志望動機の結論部分になります。結論は、エントリーシートの志望欄には一番初めに、明確に書きましょう。面接では、結論を始めに述べましょう。自動車メーカーの場合、注意すべき点は「実現したいこと、やりたいこと」は大きなビジョンに基づいて書く、ということです。

トヨタ自動車のESは「当社を志望する理由とやりたい仕事」という質問のため、まさにビジョンを理由として先に書き、その後で、やりたい仕事として、興味のある分野や事業をより具体的に書くという構造になります。

自動車メーカーを目指す理系の学生は、あなたが本当にある特定部分のスペシャリストで、専門知識があり、その分野にこだわりがあれば、ビジョンとやりたい仕事を一致させて勝負する方法もあります。

しかし採用する側から見ると、その分野に携われない場合、使い難い人材と評価されるリスクが大きいのです。特定分野を書く場合でも、その前提となる「大きなビジョン」から落とし込んで書くようにしましょう。

文の冒頭は、結論=核心部分から書きましょう。トヨタの場合は志望する理由を求めているため、理由を説明しますが、その場合でも「あなたの意思」を反映して書くことがポイントです。単に企業の特長を述べただけではアピール不足です。

質問に「理由を述べよ」と指示されていない場合は、理由の説明から入ると話の核心が見えにくく、弱くなってしまいます。ESでも面接の応答でも基本は結論をはじめに述べてから、その理由を簡潔に説明していくフローを使いましょう。

トヨタ自動車志望のAさんの場合は、以下の部分が結論の「当社を志望する理由とやりたい仕事」の部分です。

理由:「貴社は世界の人々の暮らしに最も影響力を持つ、日本のグローバル企業であり」

ビジョン:「貴社の一員としてその製品、トヨタ車を通じてよりよい未来に貢献したいと強く思ったのが私の志望する理由です」

冒頭に書くのは結論=核心部分なので、志望する自動車メーカーの独自性、特長や業界でのポジショニングを反映していないと、非常に弱い結論になってしまいます。他業界の企業にもあてはまるような、「日本経済を支えていきたい」、「技術で人々の生活を豊かにしたい」、「お客様との信頼を築く」」など、どのメーカーでも言えるような抽象的なビジョンではアピール不足です。

トヨタの場合、日本最大の自動車メーカーであり、グローバル市場でもそのグループ生産台数に置いて常に上位を争う存在です。例文は「最も」という表現で、その独自性を表現しています。

また、志望動機の結論に、「自分の成長」や「自己実現」など、自分へのメリットを中心にするのは止めましょう。企業はあなたのために採用活動を行っているのではありません。あくまで企業のために行っています。企業のためとは、企業の利益に貢献をすること、そのためには、企業の顧客に価値を提供することです。

多くのエントリーシートを読んでいますが、志望動機の結論部分を自分の成長など、自分へのメリットに重きを置いて書いてしまっている学生は非常に多いのです。自分の成長は大切なことですが、自己目的化した志望動機にならないように注意してください。

この結論部分には、「あなたならでは」の視点や価値観、経験などの要素を入れましょう。他の学生ではない、あなた独自の情報を入れないと、あなたの志望動機としては弱いものになってしまいます。あなた独自の情報とは、経験、価値観、独自の視点や専門領域を指します。

何故、自動車メーカーなのかを理由付ける

自動車メーカーを志望する場合、まず他の業種との違いをしっかり理解して志望動機を作りましょう。何故、自動車メーカーなのか、を明確にする必要があります。

言うまでもなく、自動車産業は日本を代表する産業です。自動車メーカーを頂点に以下、部品メーカーや専門商社、販売会社(ディラー)など非常に多くの業種・企業がぶら下がっており、日本経済全体に対してもその趨勢は大きなインパクトを持っています。国を支えている基幹産業であり、メーカーはグローバル企業です。

またクルマは人々の日常生活に深く関わり、且つ非常に嗜好性が高く、こだわりも強い製品です。車メーカーは当たり前ですが、クルマ好きの人々の集団です。技術面での競争、マーケティングでの競争が世界各国で行われています。日本の車メーカー各社に言えることですが、特にトヨタ自動車は日本を背負っているという自負があり、また自社に対する愛着やプライドは他の業界に比べると高いです。

志望動機の作成フローにあるように、あなたがなぜその業界に興味、関心があり職業選択の対象にしたのかを説明しましょう。そして、何が結論である「あなたがその車メーカーでやりたいこと」に結び付いているのかを説明します。

トヨタ自動車のへの志望動機の例では:

「車は三万点にも及ぶ部品の集大成であり、産業としての影響力も大きく、その成功は多くの人の血の滲むような努力と想いの上に出来上がっています。」の部分がそのリードになっています。
「それを産み出し世界中の人々に届ける使命、安全性や環境への責任があり、そこに大きなやりがいを感じます」が、冒頭の志望理由を補強して、説得力を与えています。

何故、同業他社ではなく、この自動車メーカーなのかを理由付ける

トヨタ自動車のエントリーシートの場合、「志望動機を教えて下さい」と漠然とした質問ではなく、「トヨタの志望理由とやりたい仕事について教えてください」と分解して質問しているため、冒頭では志望理由にフォーカスして答えることになります。

「貴社は世界の人々の暮らしに最も影響力を持つ、日本のグローバル企業であり、貴社の一員としてその製品、トヨタ車を通じてより良い未来に貢献したいと強く思ったのが私の志望する理由です」
どんな場合でも、しっかりと企業研究と、出来る限りインターンシップへの参加やOB/OG訪問を行い、自分と企業の特長を重ね合わせて志望動機の説得力を増しましょう。

自己PR要素で、どんな貢献ができるのかを明記しよう

自動車メーカーの場合、エントリーしてくる学生のレベルが非常に高いため、エントリーシート段階でも、自分のアピ―ルポイントを明記して、それによってどんな貢献ができるのかを、ビジョンでも良いので書くことが重要です。自分で最も競争力があると思うアピールポイント(経験、能力、長所、強み、資格、専門領域など)を書いておきましょう。書いていない場合、書いていないことではじかれるリスクもヘッジできます。

トヨタ自動車の例文のように自己分析から抽出したあなたの強みや長所、性格、経験、資格、専門領域などの自己PR要素を入れていきましょう。400字であれば例文のように、十分自己の経験、実績、能力、強み、長所、人格から、結論を補強できます。

例文では「学生時代、経営学部で国際会計を学び、インドへの進出企業インターンとして1年間現地にて車の部品工場のコーディネーターをした経験を活かして、貴社のグローバルマーケティングの一端を担いたいと考えました」の部分が例文の自己PR部分です。
 直接は触れていませんが、国際会計の専門領域や、インドへのインターンシップの経験から英語は堪能であるだろうというアピールになっています。またインドでのインターンの経験から、行動力やチャレンジ精神などの資質も充分感じられます。

自己PR要素を盛り込む際に注意したいのは、いくらあなたの価値観や経験に適合しているからといって、企業の本質から遠い企業活動に志望動機を結びつけるのはNGです。例えば、トヨタ自動車の場合は、日本を代表するグローバル企業として世界中で様々な社会貢献活動を行っていて、素晴らしいと思いますが、それはトヨタ自動車の事業の一環であっても、本質的な活動ではありません。

志望動機の作成フローにもあるように、最も上位の概念はその企業の本質的な存在意義です。そこからナローダウンする必要はありますが、存在意義に基づいた企業や事業の本質的な部分に、あなた自身の志望動機を結び付けてください。

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キャリアプランで志望意欲を補強しよう

あまり無理やりこじつけるのは得策でありませんが、志望動機とキャリアプランまで出来ていれば、説得力を増すことが出来ます。エントリーシート記載までに、職種志望動機とキャリアプランまでをまとめておきましょう。その企業に入って、具体的に何をしたいかを結論として書くためには避けては通れません。

ES段階で詳細な職種志望の選択が必要な場合は当然ですが、そうでない場合でも志望動機欄が、300文字から400文字程度あれば、キャリアプランのイメージをビジョンとして入れておきましょう。その場合注意すべきことは、限定的なイメージを持たれないように書くことです。企業はあなたの希望ではなく、企業の論理で人事配置を決定することを忘れないでください。エントリーシートでは具体的なキャリアパスのイメージを持っておくことは重要ですが、「それしかない」と思われてしまわないように書き方を注意しましょう。

例文では、「数年間は日本で貴社の一員としての基礎力を付けた後、海外マーケットでの生産やマーケティングに携わりたいと考えています」と、ビジョンを明確にしつつも汎用性を上手く担保しています。

就活の軸、「企業選択で譲れない基準」を基に志望動機を結ぼう

志望動機文の最後のフレーズは、就活の軸の実現が、この車メーカーだからできるという文脈で結びましょう。それまでの文章のフローで、二度全く同じことを言わないように表現を工夫する必要はあります。

文を締める意味で「貴社を志望しています」、「貴社に貢献したい」という志望意欲を伝えるために、核心部分を別の表現で補強しておきましょう。例文では冒頭のビジョンをより具体的に言い換えています。

以下の部分が、「トヨタでやりたい仕事」に対する結論部分となります。

「貴社のグローバルマーケティングの一端を担いたいと考えました」

「トヨタ車を通じて世界を豊かにして、日本という国の発展を支えたいと考えます」

例文では冒頭のビジョンから自己PRを挟み、具体的に取り組みたい仕事を説明して、就活の軸である「トヨタ車を通じて世界を豊かにして、日本という国の発展を支えたいと考えます」で文を締めているため、一貫した志望動機が読みとれる構成になっています。

自動車メーカーへの志望動機のまとめ

 

  1. その自動車メーカーで実現したいこと、やりたいこと、ビジョンを結論として初めに書く
  2. 何故、自動車メーカーなのかを理由付ける (業種・業界の存在意義 X 価値観・経験)
  3. 何故、他の自動車メーカーではなく、その自動車メーカーなのかを理由付ける(志望する自動車メーカーの存在意義・特徴・独自性 X 価値観 X 自己PR要素)
  4. 就活の軸、「企業選択で譲れない基準」を基に志望動機を結ぶ(志望する自動車メーカーの存在意義・特徴・独自性 X 就活の軸)

尚、文字数制限300字以下の場合は、自己PR要素やキャリアプランは削除してもかまいません。殆どのESには自己PR欄や、学生時代に力をいれたことを記述する欄がるため、自己PR要素はそちらで集約して、志望動機は全体を簡潔にまとめてください。ただし上記の4つの要点はカバーしましょう。完全に一つ一つをカバーしなければならないという意味ではありません。文脈の中でうまく伝えることにトライしてください。ES全体として「あなた」という個性と志望動機に一貫性が読み取れ、採用担当に「あなたがこの企業で働いている姿」が想像できれば選考を勝ち抜けます。

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