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【例文あり】必見!総合電機メーカーへの志望動機の書き方

志望動機の基本の書き方

まず基本の書き方を覚えましょう。志望動機については、以下のクリティカルな質問に対する答えを必ず用意します。

  1. 何故、他の業界、業種ではなく総合電機メーカーなのか?
  2. 何故、他の総合電機メーカーではなく、この総合電機メーカーなのか?
  3. この総合電機メーカーで、何を実現したいのか?何がしたいのか?

志望動機の作成方法に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。もし読んでいなければ総合電機メーカーへの志望動機を書く前に、ぜひず参照してみてください。志望動機の構成要素に関する理解が深まります。

ここでは、作成のためのフローチャートと、志望動機のまとめ方のフローチャートを掲載しておきます。

志望動機の作成フロー

志望動機の構成要素とまとめ方

 

総合電機メーカーへの志望動機の書き方

総合電機メーカーへの志望動機を説明するために、具体的にパナソニックへの志望動機の例文を掲載しています。これは、あくまで総合電機メーカーへの志望動機文の構成要素と文章フローの参考用です。具体的な例文に基づかないと、参考にし難いという理由からです。

志望動機は、あくまで「あなた起点」で書かなければ意味がありません。就活本やマニュアル、就活支援サイトにある例文は参考にして良いですが、コピペや流用は止めましょう。コピペや流用をして書類選考を一時的にしのげたとしても、面接では説得力がなく、選考には勝ち残れないでしょう。

うまく内定がとれたとしても、あなたの本質からずれたところで選んだ企業に入社するリスクになります。入社後にミスマッチが起こると、あなたも企業もお互いに不幸な結果になってしまうので、志望動機は必ず自分の考えと意思で作成しましょう。

志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう

総合電機メーカーの志望動機を作成する際、深く考えても、なかなか良い内容が思い浮かばない方も多いはず。

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例文:パナソニックへの志望動機(300文字)

パナソニックでチャレンジしたい仕事あるいは実現したい夢について具体的にご記入ください。

私にはイノベーションを起こし、世界が直面している課題を解決したいという軸があります。

 

日本の少子高齢化は私が最もチャレンジしたい課題です。人々の暮らしを良くして行く社会の公器として取り組む価値がそこにあると考えます。

 

貴社の4事業において高齢者や家族の生活の充実、介護の負担軽減、省力化を実現し、少子高齢化に対応した製品を世界に広めていくのが私の夢です。

 

現在、機械工学科で福祉カーの研究を行っているのも技術を通じて人の役に立ちたいという想いからです。貴社のインターンシップに参加し、私の求めているものが貴社にあると感じました。

 

研究で培った忍耐力と問題解決能力で、貴社と世界に貢献したいと考え志望しました。

その総合電機メーカーでやりたいことを結論として初めに書く

エントリーシートでも、面接でも、「この総合電機メーカーで、実現したいこと、やりたいこと」は志望動機の結論部分になります。結論は、エントリーシートの志望欄には一番初めに、明確に書きましょう。面接では、結論を始めに述べましょう。総合電機メーカーの場合、注意すべき点は「やりたいこと」は大きなビジョンに基づいて書く、ということです。

パナソニックの場合は「チャレンジしたい仕事あるいは実現したい夢について具体的にご記入」という質問のため、まさにビジョン(夢)を基にチャレンジしたい仕事を具体的に書くという構造になります。

総合電機メーカーを目指す理系の学生は、あなたが本当にある特定部分のスペシャリストで、専門知識があり、その分野にこだわりがあれば、ビジョンとやりたい仕事を一致させて勝負する方法もあります。部門別でエントリーを受け付ける場合は、専門分野を活かして応募するのが基本のセオリーです。

部門別ではなく、技術系総合職採用の場合、採用する側から見ると、その分野に携われない場合、使い難い人材と評価されるリスクがあるため、特定分野を書く場合でも、その前提となる「大きなビジョン」から落とし込んで書くようにしましょう。

文の冒頭は、結論=核心部分から書きましょう。パナソニックの場合はチャレンジしたい仕事、あるいは夢への回答を求めています。「あなたの視点、価値観」を反映して、「何故あなたがそう思うのか」の理由まで説明しましょう。単に企業の特長をのべただけではアピール不足です。

パナソニック志望のAさんの場合は、以下が「チャレンジしたい仕事あるいは実現したい夢」の結論部分となります。

「私にはイノベーションを起こし、世界が直面している課題を解決したいという軸があります。日本の少子高齢化は私が最もチャレンジしたい課題です」
「人々の暮らしを良くして行く社会の公器として取り組む価値がそこにあると考えます」
冒頭に書くのは結論=核心部分なので、総合電機メーカーの独自性、特長や業界でのポジショニングを反映していないと、非常に弱い結論になってしまいます。

他業界の企業にもあてはまるような、「日本経済を支えていきたい」「技術で人々の生活を豊かにしたい」「世界の人々の幸せに貢献したい」「お客様との信頼を築く」など、どの企業でも言えるようなことは、全くアピール力がないことは、言うまでもありません。

パナソニックは日本の「モノつくり」を代表するグローバル企業です。また創業者であり、経営の神様とも言われた松下幸之助氏のDNAが企業全体に浸透しています。

「事業を通じて社会の発展に貢献する」という創業以来の経営理念を体現したブランドスローガン「A Better Life, A Better World」のもと、「家電」「住宅」「車載」「B2B」の4領域で事業を展開し、世界中のお客様一人ひとりにとっての「よい良いくらし、より良い世界の実現」を目指しています

この志望動機の場合、創業者の言葉の一つである「日に新た」、つまりイノベーションの実現を徹底して追求する会社という事と、日本や先進国が直面する少子高齢化社会の課題の解決という社会的なテーマ、そして自分の就活の軸を結びつけて表現しています。

志望動機の結論に、「自分の成長」や「自己実現」など、自分へのメリットを書くのは止めましょう。企業はあなたのために採用活動を行っているのではありません。あくまで企業のために行っています。企業のためとは、企業の利益に貢献をすること、そのためには、企業の顧客に価値を提供することです。

多くのエントリーシートを読んでいますが、志望動機の結論部分を自分の成長など、自分へのメリットに重きを置いて書いてしまっている学生は非常に多いのです。自分の成長は大事ですが、志望動機の核として書いてしまうと、自己目的化したニュアンスが強く出てしまうので注意しましょう。

この結論部分には、具体的な経験や、問題意識、視点、価値観、専門分野など「あなたならでは」の要素を入れましょう。他の学生ではない、あなた独自の情報を入れないと、あなたの志望動機としては弱いものになってしまいます。

何故、総合電機メーカーなのかを理由付ける

総合電機メーカーを志望する場合、まず他の業界、業種との違いをしっかり理解して志望動機を作りましょう。何故、総合電機メーカーなのかを明確にする必要があります。

志望動機の作成フローにあるように、あなたが何故その業界に興味、関心があり職業選択の対象にしたのかを説明しましょう。そして、何が結論である「あなたがその総合電機メーカーでやりたいこと」に結び付いているのかを説明します。

パナソニックのへの志望動機の例では、「人々の暮らしを良くして行く社会の公器として取り組む価値がそこにあると考えます」の部分がそのリードになっています。
人の暮らしを良くしていくという、電機メーカーの存在意義、企業は社会の公器として、人々の暮らしに奉仕するというパナソニックの企業理念と、Aさんの就活の軸との合致をアピールしています。

何故、同業他社ではなく、この総合電機メーカーなのかを理由付ける

どんな場合でも、しっかりとした企業研究と、インターンシップへの参加やOB/OG訪問を行い、自分と企業の特長を重ね合わせて志望動機の説得力を増しましょう。

例文では「貴社の4事業において高齢者や家族の生活の充実、介護の負担軽減、省力化を実現し、少子高齢化に対応した製品を世界に広めていくのが私の夢です」として、パナソニックが重視している4事業を挙げ、冒頭の結論を補強して、より具体的な説得力を与えています。
「貴社のインターンシップに参加し、私の求めているものが貴社にあると感じました」の部分にもパナソニックでなければならない理由が表現されています。

自己PR要素で、どんな貢献ができるのかを明記しよう

総合電機メーカーの場合、エントリーしてくる学生のレベルが非常に高いため、エントリーシート段階でも、自分のアピ―ルポイントを明記して、それによってどんな貢献ができるのかを、ビジョンでも良いので書くことが重要です。

自分で最も競争力があると思うアピールポイント(経験、能力、長所、強み、資格、専門領域など)を書いておきましょう。書いていない場合、書いていないことではじかれるリスクもヘッジできます。

パナソニックの例文のように自己分析から抽出したあなたの強みや長所、性格、経験や資格、専門領域などの自己PR要素を入れていきましょう。例文のように、300字であれば十分自己の経験、実績、能力、強み、長所、人格から、結論を補強できます。

「現在、機械工学科で福祉カーの研究を行っているのも技術を通じて人の役に立ちたいという想いからです。貴社のインターンシップに参加し、私の求めているものが貴社にあると感じました」の部分が例文の自己PR部分です。
 機械工学科で福祉カーという専門領域の研究と、少子高齢化の諸問題をイノベーションで解決していきたいとう軸が結びついています。

さらに研究過程では常に諸問題に直面するため、それを粘り強く解決していく忍耐力や、何処に問題があるのかを発見してロジックを組み立てて解決する能力を長所としてアピールしています。

 自己PR要素を盛り込む際に注意したいのは、いくらあなたの価値観や経験に適合しているからといって、企業の本質から遠い活動に志望動機を結びつけるのはNGです。例えば、パナソニックの場合は、日本を代表するグローバル企業として世界中で様々な社会貢献活動を行っています。

環境保護問題にしても、事業の一環であれば志望動機とすることも可能ですが、純粋な社会貢献活動としての植樹活動や環境教育活動は、本質的な事業活動ではありません。作成フローにもあるように、最も上位の概念はその企業の本質的な存在意義です。そこからナローダウンする必要はありますが、存在意義に基づいた企業や事業の本質的な部分に、あなた自身の志望動機を結び付けてください。

キャリアプランで志望意欲を補強しよう

あまり無理やりこじつけるのは得策でありませんが、職種志望とキャリアプランまで出来ていれば、志望動機に説得力を増すことが出来ます。エントリーシート記載までに、職種志望動機とキャリアプランまでをまとめておきましょう。その企業に入って、具体的に何をしたいかを結論として書くためには避けては通れません。

志望動機記述欄が400文字程度あれば、キャリアプランのイメージをビジョンとして入れておきましょう。キャリアプランを付加する際に、注意すべきことは、限定的なイメージを持たれないように書くことです。企業はあなたの希望ではなく、企業の論理で人事配置を決定することを忘れないでください。エントリー段階シートで具体的なキャリアパスのイメージを持っておくことは重要ですが、「それしかない」と思われてしまわないように、書き方を注意してください。

就活の軸、「企業選択で譲れない基準」を基に志望動機を結ぼう

志望動機文の最後のフレーズは、就活の軸の実現が、この総合電機メーカーだからできるという文脈で結びましょう。それまでの文章のフローで、二度全く同じことを言わないように表現を工夫する必要はあります。

文を締める意味で「貴社を志望しています」、「貴社に貢献したい」という志望意欲を伝えるために、核心部分を別の表現で補強しておきましょう。例文では冒頭のビジョンをより具体的に言い換えています。

以下の部分が、「パナソニックでやりたい仕事」に対する結論部分となります。

「貴社の4事業において高齢者や家族の生活の充実、介護の負担軽減、省力化を実現し、少子高齢化に対応した製品を世界に広めていくのが私の夢です」

「研究で培った忍耐力と問題解決能力で、貴社と世界に貢献したいと考え志望しました」

自己PR要素から、就活の軸である「研究で培った忍耐力と問題解決能力で、貴社と世界に貢献したい」に繋げているため、冒頭のビジョンから自己PRを挟み、就活の軸を反映した志望動機として文を結んでいるため、一貫性が読みとれる構成になっています。

総合電機メーカーへの志望動機のまとめ

 

  1. その総合電機メーカーでやりたいこと、ビジョンを結論として初めに書く
  2. 何故、総合電機メーカーなのかを理由付けをする (業種・業界の存在意義 X 価値観・経験)
  3. 何故、他の総合電機メーカーではなく、その総合電機メーカーなのかを理由付けをする(志望する総合電機メーカーの存在意義・特徴・独自性 X 価値観 X 自己PR要素)
  4. 就活の軸、「企業選択で譲れない基準」を基に志望動機を結ぶ (志望する総合電機メーカーの存在意義・特徴・独自性 X 就活の軸)

尚、文字数制限300字以下の場合は、自己PR要素やキャリアプランは削除してもかまいません。殆どのESには自己PR欄や、学生時代に力をいれたことを記述する欄がるため、自己PRはそちらで集約して、志望動機は全体を簡潔にまとめてください。

ただし上記の4つの要点はカバーしましょう。完全に一つ一つをカバーしなければならないという意味ではありません。文脈の中でうまく伝えることにトライしてください。ES全体として「あなた」という個性と志望動機に一貫性が読み取れ、採用担当に「あなたがこの企業で働いている姿」が想像できれば選考を勝ち抜けます。

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