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必読!就活の面接でチェックされる6つポイントとは?

面接官は面接で、何をチェックしているのか?

面接の本質は「本当のあなたは、どんな人なのか」を確認することでした。「どんな人」の「どんな」とは、どういう意味なのでしょうか?

面接の目的は、採用に足る性格、長所、強みがあるのか、この会社を志望する動機や根拠がしっかりしているか、一緒に働いていけると思うかをチェックして評価することでした

面接官はどのようにそれを評価するのでしょう?

面接官は学生をどう評価しているのか?

就活初期の集団面接と最終の役員面接では面接の目的とアウトプットが違うため、重きをおく評価ポイントに差は出てきます。

しかし面接全般で共通する重要な評価軸があるのです。とても重要なポイントになりますのでしっかり頭に入れて面接に臨んでください。

当然ですが自己PRと志望動機の内容そのものが重要です。自己PRと志望動機の作り方はそれぞれのカテゴリーで解説していますので、参考にしてください。ここでは内容以外の重要ポイントについて解説します。

1:第一印象

第一印象はあなたが思っている以上に重要です。

通常、面接官は毎回違うので最終面接まで一貫して重要です。

人間の情報接種の70%以上は視覚からです。清潔でさわやかな印象、髪型、服装、明るい雰囲気、笑顔、姿勢、きちっとした所作(態度・礼儀・マナー)など、ビジュアル面を磨いていきましょう。

明瞭な声、適切な喋る速度、はきはきした受け答えも第一印象を良くします。第一印象はその後の質疑応答の出来に必ず影響します。

なぜなら人間の脳は無意識のレベルで第一印象によって「好感が持てるか」、「持てないか」、「どちらでもないか」を決めているからです。

もちろん質疑の内容によって第一印象を修正していく訳ですが、好感をもった学生の対しては、その印象を前提に質疑が進められていきます。

面接官は「好感を持てない学生」と「好感を持った学生」が全く同じ答えをした場合、「好感を持った学生」を間違いなく選択します。

面接官の質問の仕方や質問の内容、難易度にも影響を与えるため、第一印象で有利に立つことは戦略的に重要なのです。少なくとも「好感が持てない」印象を与えてしまうのは本当に勿体ないことです。

  • 清潔でさわやかな印象(髪型、服装、姿勢、きちっとした所作=態度・礼儀・マナー)
  • 明るい雰囲気(笑顔、姿勢、明瞭な声、はきはきした受け答え、)

更に学生らしい「素直さ」「誠実さ」がにじみ出ていれば最強です。

妙に「出来る人アピール」が鼻につくより「素直で可愛い奴」「純粋で可愛いわね」と思ってもらうように心がけましょう。同じ「自己PR」の内容でも、それが鼻につくのか「素で語っているな」と思ってもらうのかでは大きな違いが出ます。

2:基本的なコミュニケーション能力=会話力

ここで言うコミュニケーション能力は、就活の特徴・強みでいうコミュニケーション能力ではありません。普通に対面で人と話せる能力です。

具体的に言うと「話し手の目を見て話を聞いていられるか、自分が話している時、相手の顔をみて話せるか」という基本的な能力です。

普通に話せない、目を見て話せない学生に関しては別の記事でその対処法を解説します。面接も人と人との会話なので、会話として成り立つかは重要なポイントなのです。

たとえば、自分が話している時に、相手がずっと下を見ていれば会話は弾みませんよね。自分の意見を一方的に言い放つだけの人とはあまり話をしたくありません。小さな声で自信なさげに何か言われたらどう思いますか?

相手の顔を見て、話していることを傾聴する、自分の意見を分かりやすく明瞭な声で話すという基礎的な能力はどんなビジネスでも必要であるため、面接官はそれができているかをチェックしています。

更に面接官のリアクションや場の雰囲気を感じとって、自分の発言をコントロール出来るかもチェックされます。あまり好きな言葉ではありませんが「空気を読む」という能力です。

3:特徴・良さ・強み

学生の人柄・人間性と自己PRの要素である特徴と強みです。

この評価項目は企業の求めるものによって違ってきます。また職種によっても違います企業側は面接評価シートに重視するポイントをあらかじめ決めておき、通常5つのスケール(S・A・B・C・D)のスケールで評価します。

企業が重視するのは、就活生のコンピテンシー(強み・能力)であり、これを見極めるのが面接の最大の目的です。この学生を採用することが、自社のメリットになるか、ならないかの最重要ポイントです。

面接評価シート 5スケールの例:

項目 スコア(S=5、D=1)のスケール ポイント 総合ポイント
コミュニケーション能力 (S・A・B・C・D)
主体性 (S・A・B・C・D)
協調性 (S・A・B・C・D)
責任感 (S・A・B・C・D)
チャレンジ精神 (S・A・B・C・D)

4:志望の理由と熱意

今まで練ってきた志望動機の内容そのものと、その伝え方が評価ポイントになります。

面接によっては、業界志望動機、業種志望動機、会社志望動機、職種志望動機と細分化してすべて質問される場合があります。それぞれ説得力のある内容にすることはもちろんですが、そこに熱意や真剣さが伝わるかどうかも判断されます。

内容ももちろんですが、「話し方」も重要です。熱意を伝えるためにプレゼンテーションできるものを準備して持参する学生もいるのです。

はきはきした受け答え、どっちつかずではない明快な答え、適度に大きな声で話すことに慣れていきましょう。模擬面接で自分がどうしゃべっているのかをチェックして修正していきましょう。

面接官から「当社は第一希望ですか?」「当社以外に何社受けて、選考に残っている会社はありますか」という答え難い質問も頻発されます。

この種の質問に対する答え方は別記事でまとめて解説します。すべて志望に対する熱意や真剣さを確認する質問です。志望理由と熱意は最終面接まで確認される重要な評価ポイントです。

5:思考能力

ここで言う思考能力とは言語的思考能力のことです。「質問の趣旨を正確に理解できるか」、「自分の意見や、話す内容を、相手が分かるように組み立てて話すことが出来るか」「話す内容が冗漫になって、結局何がポイントかが分かり難くないか」、という情報のインプットからアウトプットまでの処理能力です。

こちらもビジネス上の基本能力のため、どんなタイプの面接でも評価されるポイントになります。

面接の質問に対する答えは30秒以内で話せるようにまとめる必要があります。(どんなに長くても60秒以内)

それ以上長いと相手の注意力が散漫になります。結論を先に述べて、その理由を話す。その理由の根拠になる経験や事実を手短に話すことが基本のトークフローになります。どんな話題でも30秒以内で話せるように訓練しましょう。

6:「一緒に働ける」と思えるか

非常に主観的かつ総合的、複合的な評価ポイントになります。

簡単に言うと、第一印象、基本的なコミュニケーション能力、特徴・良さ・強み、志望の熱意、思考能力の総合評価に、素直さ」「人としての誠実さ」「人柄・人間性」の人格要素を加え、その上で「その会社の社風、良いところ、悪いところ」の「会社フィルター」を通してみたときに「一緒に働ける」と思えるか、どうかのポイントになります。

因数分解すると複雑ですが、面接では「合う」、「合わない」、「向いている」、「向いていない」で判断されます。

「この学生は優秀だとは思うが、うちの会社にはたぶん向いていないよね。何故なら求めているものが華やかなものだけで、きっと下積みは耐えられない」「うちの会社に入ったらきっと浮いちゃうよね」などというコメントが頻発します。

「相性」という非常に不確かなファクターです唯一の対策は事前にその会社の社員に出来るだけ会って、自分と「相性」が合うかを感じることです。

良く就職と結婚相手を選ぶのは似ているといいます。

あなたにだって選ぶ権利があるのです。真剣に就活をしていれば、必ずあなた自身が「相性」が合うと思える会社が見つかります。無理やり「相性」が合わない会社にあわせても、お互いに不幸なだけです。

お互いに「一緒に働きたい」と思えることが幸せの第一歩なのです。

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