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就活で人材業界に興味を持ったら、まず業界研究をしてみよう

「就活の答え」の業界研究は、業界ごとに以下のポイントをカバーした記事を提供しています。

  • その業界の基本ビジネスモデル
  • 業界の現状と課題・未来
  • 業界の特徴的な仕事、職種の情報
  • 業界で働く人の「やりがい」やモチベ―ションは何か
  • 業界に向く人、向かない人はどんな人か
  • 業界の構造と主要食企業の概要、もしくは主要企業リスト

人材会社の多くははデータを公開していないため、有価証券報告書に記載されている従業員数、平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与を一覧にしました。

新卒時の職業選択は、今後の一生に大きな影響を与えるイベントです。そして「生きていくための収入を得る」という最も地に足の着いた動機に応えるためには、業界の主要企業の平均年収とその平均年収を稼げる年齢を知っておくことは、他の業界と比較する上でも重要であり、就活生の皆さんにとって最も気になる指標でしょう。

主な人材サービス企業の従業員数、平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与

(出典:各社直近年度有価証券報告書)

社名 従業員数(人) 平均年齢(才) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
パーソルホールディングス/ 355 38.5 6.8 6,507,139
パソナグループ 661 36.0 8.4 6,088,000
エン・ジャパン 1,617 29歳8ヶ月 3年11ヶ月 4,704,000
リンクアンドモチベーション 312 30.8 5.2 5,898,326
キャリアデザインセンター 589 28.7 4.2 4,861,000
ビーネックスグループ(旧社名:トラスト・テック) 12 50.5 3.3 10,086,848
アウトソーシング 9,864 39.8 2.8 3,369,762
テクノプロ・ホールディングス 179 43.2 12.0 6,161,000
エス・エム・エス 816 32.1 2.2 5,295,000
ディップ 1,873 29.0 4.7 4,731,000
ジェイエイシーリクルートメント 953 34.1 4.1 8,370,000
フルキャストホールディングス 89 37.7 9年7ヶ月 5,118,000
WDBホールディングス 11 44.71 9.56 6,503,000
エスプール 124 34歳1ヶ月 2年9ヶ月 5,363,00
日総工産 1,167 41.0 9.7 4,506,082
ライク 42 29.0 4.1 4,598,364
MS-Japan 155 29.7 4.4 5,504,000
LITALICO 1,948 32.8 3.6 3,995,000
クリーク・アンド・リバー社 872 32.7 5.1 4,398,000
クイック 783 30.0 5.8 5,726,957
ウィルグループ 111 35.7 5.0 6,764,000
学情 260 30歳8ヶ月 6年11ヶ月 5,140,345
アルトナー 1,002 30.1 6.3 4,279,812
キャリアリンク 370 35.8 4.5 4,423,000

尚、上記の人材サービス企業の中には技術者や工場労働者、建築労働者、介護、クリエイター、障がい者等を雇用して、常用型派遣社員として他社に派遣している社員の給与も併せて平均給与を計算している企業もありますので、注意してください。

各社のビジネスモデルによって大きな差が出ますので詳しくは個別の企業を精査することをお勧めします。

特に、エンジニアとして色んな企業の仕事ができるため、常用型派遣企業に就職を希望されている理工系の学生の方は企業によって待遇や労働条件が違うために口コミサイトや転職サイト等を併用して情報を収集しましょう。

平均給与のレベルはリクルートホールディングスが例外的に非常に高く、それ以外の企業は平均的か、やや低めの業界と言えます。一番の理由は社員の平均年齢が若く、勤続年数も短い企業が多いためです。

離職率のデータはほとんど公開されていませんが、平均勤続年数が短い業界であるため業界平均の離職率は高めと考えて良いでしょう。

また他業界で経験を積んで、人材業界のリクルーターになるキャリア採用が多い業界でもあります。常用派遣とともに、勤続年数が短い理由となっています。

「就活の答え」では、人材業界全般を短時間で理解できるように以下の4つの業界研究記事を提供しています。まずはこれらの記事を読んで業界研究のスタートとして下さい。

人材業界のビジネスモデル

業界研究のはじめに、人材業界の特徴とビジネスモデルを理解しておきましょう。

就活をはじめた学生にとって、身近になってくるのが人材業界です。リクナビやマイナビといった就活に必須なサービスを体験することで、人材ビジネスの一端を自ら体験することになります。スカウトサービスや就活のコンサルティングサービスを利用することでも、人材業界に興味をもつ場合もあるでしょう。

人材関連ビジネスには複数のビジネスモデルがあります。人材会社が誰に対してどういう価値を提供することで、売上と利益を得ているのかをはじめに把握しておきましょう。

以下の記事では人材ビジネスを5つのモデルに分けて分かり易く解説しています。是非参考にしてみて下さい。

人材業界の現状と課題、そして未来

新卒の就活事情もここ数年「売り手市場」が続いています。また世の中では「人手不足」が叫ばれ、一部の業界では外国人労働力を頼りにする状況になっています。

人材に対する需要が旺盛で供給もひっ迫しているため、「人材業界=成長産業」として単純に考えている方は一旦立ち止まり、少しだけ時間をとって人材業界の現状と課題、そして未来について考えてみましょう。

特に新卒での就活は、その後の仕事人生に大きな影響を与えるイベントです。人材業界の現状と課題、未来を把握し他の業界と比較してみることは非常に大切なことです。単時間で把握できるように、簡潔にまとめていますので、志望動機作成の参考にもなります。

人材会社の職種・仕事、「やりがい」、適性について

人材業界、人材サービス企業、人材関連ビジネスの仕事や職種、働く人のモチベーションや「やりがい」について解説をしています。更に、就活生が気にする、人材業界に向いている人、向かない人はどんな人なのか、「適性」についても解説を加えました。人材会社への志望動機作成の参考にもなります。

人材業界は「やりがい」も大きい反面、競争も厳しくまた業務量も多い業界です。適性もはっきり出やすい業界なので、自己分析と併せてしっかり考えていきましょう。

人材業界、主要各社の現況

以下の記事では、人材業界の代表的な企業の概況を直近年度の有価証券報告書や中期経営計画を基にまとめています。業界最大手のリクルートと、総合人材サービス企業のパーソルとパソナ、そしてエンジニア派遣最大手のメイテックの現況を解説しています。

業界の大手企業の現状を知ることは、それ以下の企業と比較、評価をする上で役に立ちます。短時間で読めるようにコンサイスにまとめていますので参考にしてください。

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