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【例文あり】ES,面接に役立つ、ブライダル業界への志望動機の書き方

志望動機の基本の書き方

まず基本の書き方を覚えましょう。志望動機については、以下の本質的な質問に対する答えを必ず用意します。

  1. 何故、他の業界ではなくブライダル業界、ブライダル企業なのか?
  2. 何故、他社のブライダル企業ではなく、このブライダル企業なのか?
  3. このブライダル企業で、何がしたいのか?何を実現したいのか?

ブライダル業界への志望動機を書くには、基本的にこの3つの質問に対し「あなた自身」を起点に答える必要があります。

志望動機の作成方法に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。もし読んでいなければブライダルへの志望動機を書く前に、ぜひ参照してみてください。志望動機の構成要素に関する理解が深まります。 

ここでは、作成のためのフローチャートと、志望動機のまとめ方のフローチャートを掲載しておきます。

志望動機の作成フロー

志望動機の構成要素とまとめ方

 

ブライダル企業への志望動機の書き方

ブライダル企業への志望動機を説明するために、具体的にPlan・Do・Seeへの志望動機文を掲載しています。これは、あくまでブライダル企業への志望動機文の構成要素と文章フローの参考用です。具体的な事実に基づかないと、参考にし難いという理由からです。

志望動機は、あくまで「あなた起点」で書かなければ意味がありません。就活本やマニュアル、就活支援サイトにある例文は参考にして良いですが、コピペや流用は止めましょう。コピペや流用をして一時的にしのげたとしても、面接では説得力がなく選考には勝ち残れないでしょう。

うまく内定がとれたとしても、あなたの本質からずれたところで選んだ企業に入社するリスクになります。入社後ミスマッチが起こると、あなたも企業もお互いに不幸な結果になってしまうので、志望動機は必ず自分の考えと意思で作成しましょう。

例文:Plan・Do・Seeへの志望動機

あなたの夢を教えて下さい

私の夢は一人一人に寄り添ったおもてなしの心をお客様に伝えられる、最高の空間とサービスをプロデュースすることです。

 

ウェディングプランナーとしてしっかりとお客様に向き合って最高のサービスを提供することからスタートし、将来的にはお客様が最高の満足を感じることのできる施設の開発に携わっていきたいと考えます。

エントリーシートでも、面接でも、「この企業でやりたいこと」は志望動機の結論部分になります。結論は、エントリーシートの志望欄には一番初めに、明確に書きましょう。面接では、結論を始めに述べましょう。

理由から入ると、話の核心が見え難く、弱くなってしまいます。ESでも面接の応答でも基本は結論をはじめに述べてから、その理由を簡潔に説明していくフローを使いましょう。

Plan・Do・See志望のAさんの志望動機の場合は、以下の部分が冒頭の結論になります。

「私の夢は一人一人に寄り添ったおもてなしの心をお客様に伝えられる、最高の空間とサービスをプロデュースすることです」

志望動機の結論に、「自分の成長」や「自己実現」など、自分へのメリットを書くのは止めましょう。企業はあなたのために採用活動を行っているのではありません。あくまで企業のために行っています。企業のためとは、企業の利益に貢献をすること、そのためには、企業の顧客に価値を提供することです。多くのエントリーシートを読んでいますが、ここをはき違えてしまっている学生は多いのです。自己の成長は非常に大切ですが、最終目的化してはいけません。

冒頭に書くのは結論=核心部分なので、ブライダル企業としての独自性、特長や業界でのポジショニングを反映していないと、非常に弱い結論になってしまいます。

「お客様の幸せ、喜びに貢献したい」、「お客様との信頼を築く」など、どの企業でも言えるようなことや、「私は人を喜ばすのが好き・得意」など、どのウェディング企業にでも当てはまる動機では、全くアピール力がないことは言うまでもありません。

この結論部分には、「あなたならでは」の要素を入れましょう。

Plan・Do・Seeの例では「あなたの夢」を記載する内容になっているため、夢という形で、「一人一人に寄り添ったおもてなしの心をお客様に伝えられる」という表現の中に自分の価値観や実現したいことの思いを込めています。
このように他の学生ではない、あなた独自の情報や価値観を入れないと、あなたの志望動機としては弱いものになってしまいます。独自の情報とはあなたの経験、価値観、独自の視点、専門分野や強みを指します。

 何故、この業種、ブライダル企業なのかを理由付けをする

志望動機の作成フローにあるように、あなたがなぜその業界に興味、関心があり人生の重い決断である職業選択の対象にしたのかを説明しましょう。そして、何が結論である「あなたがその企業でやりたいこと」に結び付いているのかを説明します。

Plan・Do・Seeは、ウェディング事業のみではなく、ホテルやレストラン開発を積極的に行っており、「日本・世界の素敵な場所に、街の価値を上げ、関わる人すべてが誇りを持てる最高に心地よい空間を作り、進化させる」というのが企業のビジョンです。そのビジョンはPlan・Do・See独自のものであり、例文ではそれに共鳴した夢を語っています。

何故、同業他社ではなく、このブライダル企業なのかを理由付けをする

このパートに説得力を持たせるのは、徹底した個別企業の研究と、自己分析です。志望企業はもちろんの事、その業界内で競合する企業を研究して、志望企業ならではの特徴、独自性を見つけていきます。

企業の独自性と、業界を志望する「あなた自身の理由」を結び付けて下さい。「私のしたい仕事、ビジョンを実現できるのは、○○○という特長を持っている貴社である」という文脈を構成しましょう。

例文ではPlan・Do・Seeのミッションである「日本のおもてなしを世界の人々へ」と、Aさんの「一人一人に寄り添ったおもてなしの心をお客様に伝えたい」という就活の軸を重ねています。

自己PR要素で、どんな貢献ができるのかを明記しよう

 ブライダル企業の場合、特に女性には人気業種ということもありエントリーしてくる学生の数も多いため、エントリーシート段階でも、自分のアピ―ルポイントを明記して、それによってどんな貢献ができるのかを、ビジョンでも良いので書くことが重要です。

自分で最も競争力があると思うアピールポイント(経験、能力、長所、強み、資格、専門領域など)を書いておきましょう。書いていない場合、書いていないことではじかれるリスクも避けられます。

Plan・Do・Seeの場合は、スペースの制約もあり、別項目で「学生時代に力を注いだこと」を記載するフォーマットのため、自己PRの要素はそちらに集約して、「あなたの夢」には入れていません。

志望動機の欄が300文字以上ある場合はあなたの長所、性格、経験や資格、専門領域などの自己PR要素を入れていきましょう。スペースがなければ、自己PRと志望動機が一貫するような書き方を工夫してみましょう。

自己PR要素を盛り込む際に注意したいのは、いくらあなたの価値観や経験に適合しているからといって、企業の付加価値と志望動機を結びつけるのはNGです。例えば、Plan・Do・Seeの場合は、過去数回表彰されていますが2019年度でも、日本における「働きがいのある会社」調査で、従業員1000名以上の参加企業の中で第2位に選出されています。

女性が働きやすいように出産や育児支援に力を入れており、素晴らしいと思いますが、これらは従業員にとっての付加価値ではあっても、中核の事業そのものではありません。志望動機の作成フローにもあるように、最も上位の概念はその企業の本質的な存在意義です。志望動機は、そこからナローダウンする必要はありますが、存在意義に基づいた企業や事業の本質的な部分に、あなた自身の志望動機を結び付けてください。

個別の活動や事例が、その企業に対して興味を持つ「きっかけ」になったとしても、その奥にある企業の存在意義や事業の本質まで立ち返って、志望動機の核を作っていきましょう。

キャリアに対するビジョンで志望意欲を補強しよう

店舗展開しているブライダル企業の場合は、新卒入社の場合は全員店舗スタッフからキャリアをスタートさせるのが一般的です。従ってアルバイトでの接客経験やコミュニケーション能力、サポート能力、チームワーク力は重視される資質になります。

徹底した企業研究は当然として、志望企業のインターンシップや、OB/OG訪問、実際の店舗でのアルバイトなどを通じて、志望するブライダル企業の職種やキャリアパスの情報をしっかり仕入れて、自分自身のキャリアプラをつくっておきましょう。その企業に入って、具体的に何をしたいかを結論として書くためには避けては通れません。

Plan・Do・Seeの例文では、エントリーシート段階では敢えて「あなたの夢」という抽象的な質問にしています。志望する企業の社風・経営理念を理解し、社員の方の肉声を参考にすることを強くお勧めします。面接になったら「入社後、実現したいこと」はかならず質問されます。その企業でどのようなキャリアを積んでいくのかをしっかり固めておきましょう。

例文では最低限、「ウェディングプランナーとしてしっかりとお客様に向き合って」と職種希望を述べ、将来的には「施設の開発に携わっていきたい」とキャリアのビジョンを語っています。

就活の軸、「企業選択で譲れない基準」を基に志望動機を結ぼう

志望動機文の最後のフレーズは、就活の軸の実現がこの企業だからできるという文脈で結びましょう。それまでの文章のフローで、二度同じことを言わないように表現を工夫する必要はあります。

文を締める意味で「貴社を志望しています」というニュアンスで結ぶために、冒頭の核心部分を別の表現で補強しておきましょう。

Plan・Do・See例文では「あなたの夢」を質問しているために、後半では「夢」をキャリアプランに結び付け、スタートから将来的に具体的に実現したいことを記載しています。

「ウェディングプランナーとしてしっかりとお客様に向き合って最高のサービスを提供することからスタートし、将来的にはお客様が最高の満足を感じることのできる施設の開発に携わっていきたいと考えます」がそれにあたります。

ブライダル企業への志望動機のまとめ

  1. そのブライダル企業でやりたいこと、ブライダル企業を結論として初めに書く
  2. 何故、ブライダル企業なのかを理由付ける (業種・業界の存在意義 X 価値観・経験)
  3. 何故、同業他社ではなく、そのブライダル企業なのかを理由付けをする(志望するブライダル企業の存在意義・特徴・独自性 X 価値観 X 自己PR要素)
  4. 就活の軸、「企業選択で譲れない基準」を基に志望動機を結ぶ(志望するブライダルの存在意義・特徴・独自性 X 就活の軸)

尚、例文のように文字数制限300字以下の場合は、自己PR要素は削除してもかまいません。殆どのESには自己PR欄や、学生時代に力をいれたことを記述する欄がるため、そちらで集約して、志望動機は全体を簡潔にまとめてください。

ただし上記の4つの要点はカバーしましょう。完全に一つ一つをカバーしなければならないという意味ではありません。文脈の中でうまく伝えることにトライしてくださいES全体として「あなた」という個性と志望動機に一貫性が読み取れ、採用担当に「あなたがこの企業で働いている姿」が想像できれば選考を勝ち抜けます。

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