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ブラック企業を避けるための、20のチェックポイントとは?

内定承諾をする前に、一回冷静になろう

3月に就活が解禁されてから、内定獲得のために必死で努力している人、または、内定を獲得していても就活を続けている人、既に就活を終えた人、すべての就活生の共通の思いは、「働いて幸せになりたい、幸せに働きたい」ということではないでしょうか。

幸せの意味は人それぞれ違います。仕事のやりがいに重きを置く学生、給与が高く、経済面のメリットを重視する学生、自分のキャリアや能力の向上を目指したい、また仕事は楽で、プライベートの充実を譲れないポイントとする学生もいるでしょう。

仕事・職業の選択は言うまでもなく、「幸せな人生、生活」に大きなウェイトを占めます

ブラック企業に入ってしまうと、ほとんどの場合幸せにはなれません。就活生は共通に「ブラック企業には入りたくない」と思っているでしょう。内定承諾前にもう一度、その企業を冷静に判断しておきましょう。

内定獲得までは内定を獲得することが先決で、待遇面や、労働条件、人事評価制度など、本来しっかり聞くべきポイントを良くチェックしていない場合も多いのです。

幸運にも複数内定を獲得できた学生は、自分の就活の軸への適合度とともに、待遇面や、労働条件、人事評価制度などを冷静に比較して内定承諾先を決めましょう。少なくともブラック企業への入社は避けたいものです。より良い選択をするためのチェックポイントを解説していきます。

ブラック企業の定義

ブラック企業は法的に定義されている訳ではありません。

従って数値的な基準もありません。厚生労働省は労働基準関係法令違反に係る公表事案として、毎月違反企業を発表しており、それを「ブラック企業リスト」と呼んでいるようですが、あくまで違反企業の一覧であって、「ブラック企業」の定義を決めて発表している訳ではありません。

社会通念上、ブラック企業とは、以下の項目に該当する企業とされています。

  • 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
  • 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど、企業全体のコンプライアンス意識が低い
  • 労働者に対し過度の選別を行う

厚生労働省は「ブラック企業」という言葉自体を使用せず、「若者の使い捨てが疑われる企業」と表現しています。

上記の3つの社会通念も、非常に曖昧で不十分なものです。不条理な性的差別・年齢差別や、合理性が著しく欠けている人事考課制度や、そもそも人事考課制度が整備されていない企業などを含め、私たちがイメージ的に「ブラック」と捉えている方が問題の本質に近いとも言えます。

簡単に言ってしまえば「労働者を幸せにしない会社、幸せを感じて働けない会社」なのですが、「幸せ」の概念はあなたの価値観にも関わるところが、難しいのです。あなたにとって許容できることが、ある人にとっては耐えられないということは良くあります。

たとえば、外資系企業のマーケティング担当やコンサルティングファームで毎日朝2時まで働いて、翌朝9時30分出勤でも、それをブラック企業と考えず、普通の事と思って働いている人も沢山います。しかし「そんな働き方は考えられない。完全にブラック企業だろ」と考える人もいる訳です。

価値観は違っても、「こういう見方もしてみましょう」、「こういう考え方で、もう一度企業を考えてみましょう」というチェックポイントを提供することはできます。

判断するのはあなた次第ですが、ぜひ参考にしてみてください。

ブラック企業を判断するための、20のチェックポイント

ブラック企業、「労働者を幸せにしない会社、幸せを感じて働けない会社」を避けるために、チェックするべきポイントを以下にリストアップしました。まず自らチェックしてみましょう!

  1. 新卒社員の3年後離職率が30%以上(50%以上は本当に危険)
  2. 社員数に比較して新卒募集員数が多すぎないか
  3. 労働基準関係法令違反に係る公表事案に該当しているか
  4. 過去の過労死・過労自殺の事例の有無
  5. 過去のパワハラ、モラハラ、セクハラの事例や噂
  6. 初任給が著しく低い、もしくは高い
  7. 残業代が給与に含まれている、上限があり、それが低い場合
  8. 報酬の内訳と制度(固定部分、手当、成果報酬部分のチェック、年俸制、ボーナスの有無と額、福利厚生)
  9. 月平均残業時間
  10. 雇用形態は正社員か (契約社員・準正社員ではないか)
  11. 試用期間が異常に長くないか(6ヵ月以上の場合は注意)
  12. 有給消化年平均日数
  13. 過去の不当解雇の事例の有無
  14. 社員の使い捨て姿勢、リストラの履歴
  15. 人事考課制度の内容、運用が適性になされているか
  16. 実力主義・成果主義・若手重視・やりがい・アットホームな雰囲気が強調されていないか。経営理念が根性論、人生論、社会への奉仕に偏っていないか
  17. 社員教育制度・研修制度の有無
  18. 内定が出るまでの難易度(著しく早く、容易であったかどうか)
  19. 急な面接の呼び出しや、圧迫面接の有無
  20. 転職・口コミサイトでの社員の評価

具体的なチェックの仕方

オープン情報でチェックできるものは、面倒くさがらず徹底的に調べましょう。自分の一生にかなりの影響を及ぼす新卒での就職先の決定です。すでに内定を獲得できている学生は、集中して再チェックをしましょう。

調べておくべきオープン情報

  • 就職四季報(総合版・女子版・優良中堅企業版)
  • ブラック・ブラック企業
  • 2chなどの口コミサイト
  • 転職サイト(転職会議、vorkers、キャリコネなど)
  • Webでのデスクリサーチ(キーワード+企業名 検索)

もちろん就活のプロセスで集めた企業情報や選考・採用関連の書類を精査しましょう。もし該当企業にOB/OGやコネクションがあるなら率直に尋ねるのも良いでしょう。内定後であれば、人事に直接気になるポイントをぶつけてみましょう。

内定後であっても、あなたが「重大な問題がある」、という判断に至った場合は、内定を辞退すれば良いのです。その場合は他の選択肢を納得のいくまで追求しましょう。

転職サイトの口コミや、具体的にその企業で働いている人の情報をもらうのは手っ取り早く、効果的ですが必ず他の情報ソースと照合して判断しましょう。人事担当は当然ですが、基本的に当該企業で働いている社員は自社に対して好意的な評価しかしません。

親や他の信頼できる人のアドバイスを聞いてみるのも良いと思います。しかし最後に判断するのはあなたしかいません。あなた自身が、職業生活を人生のなかでどう位置付けているかによって判断が違うために、結論はあなたしか出せないのです。

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