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【要注意】内定直前の三次面接を勝ち抜くノウハウ

就活の一次面接から内々定を獲得するまでの面接回数の平均は、マイナビが行った2023年卒調査では2.4回(上場企業の平均は2.9回)という結果になりました。

面接回数は各企業の経験則で培った採用ポリシーとエントリー数(就活の人気度・倍率)によって違ってくるので、正確には自分が志望する企業の募集要項や過去実績、口コミで判断するしかありません。

大手企業の場合、概して言えば、3回から4回の面接を設定している企業が多く、3回の場合は三次面接が最終面接になります。

4回以上の設定をしている企業は、最終面接は入社の意思確認、社長や役員との顔合わせ的な意味合いを持ち、それ以前の面接が実質的な選考になるケースがあります。

しかし4回目が最終面接でも、通過率が50%以下の厳しい選考を行う企業もあり、回数だけでは読み切れないのが実情です。

5回から8回という多くの面接を設定している企業もあるので、これらの極端なケースでは三次面接の特徴を推定するのは困難です。

数多くの面接回数を設定する理由は企業によって様々です。

第一には、本当に厳選した少人数の優秀な候補者しか採用しない企業で、採用予定数に比較して非常に多くの学生がエントリーしてくる場合が考えられます。

第二には、企業やマネージメントの階層が多く、かつ複雑で、それぞれの階層での裁量権、責任範囲が厳密に決められているため、階段を一段一段上がらないと内々定を得られない場合です。

もう一つは横断的な組織、例えば複数の事業部や部門による面接が行われる場合です。ある段階でほぼ採用は決定している場合でも、複数の組織の確認が必要な場合です。TV局のアナウンサー試験などが典型的な例です。

また採用を予定している部門(事業部等)の縦割りがはっきりしていて、複数の部門の面接が行われる場合も面接回数は多くなる傾向です。(総合職・一般職採用で、職種別採用以外の場合)

これらの特異な企業での三次面接の位置づけは、その企業の個別の理由をOB/OGや口コミ情報から推測するしかないため、この記事では面接回数3回から4回の最も一般的な企業の三次面接を想定して解説をしていきます。

三次面接の特徴、役割を理解しよう

三次面接が最終面接の場合

内々定を出すまでの面接回数を3回としている企業は、三次面接が最終面接になります。その場合はこれから解説する三次面接の特徴と、最終面接対策はかなり重複することになります。

最終面接を解説した以下の記事も併せて読んで、対策を立ててください。

三次や最終の面接官は、企業内のどの組織の、どのランクの社員、役員が担当するのか、または社長の出席の有無なので微妙にアジャストする必要があるので、三次面接、最終面接両方の特徴を理解して、万全の対策を立ててください。

大変かと思いますが、特徴を理解して準備と練習をすることをお勧めします。本当に内定は、もう一歩のところまで来ています。

ここで安心したり、手を抜いたりしては、「今までの苦労が水の泡になる」危険性が大きいのです。

三次面接の次に最終面接が設定されている企業の場合

三次面接の次に最終面接が設定されている企業での「最終面接の位置づけ」は大きく以下の3パターンに分かれます

  1. 最終面接でも通過率が50%以下の厳選した選考を行う目的
  2. 最終面接でも選考を行うが、内々定を出すレベルの学生を残しているため、上級管理職・役員の目からみて「どうかな」と疑問符が付く学生のみを落とす目的
  3. 実質全員内々定者で、役員・社長との顔合わせと内々定受諾の最終確認を行う目的

この記事で主にフォーカスするのは1のパターンの場合です。

つまり三次面接でも、まだまだ厳しい選考が行われる状況です。最終面接でも厳しい選考を行う企業の場合も同様です。一番厳しいパターン1を想定して対策をすれば、パターン2と3の対策にもなります。

どの場合でも、内々定一歩手前まで到達している点では共通しています。

三次という回数にとらわれず、「内定一歩手前の厳しい面接選考対策」として読み進めてみて下さい。

厳しい三次面接を勝ち切るためのノウハウ

二次面接は企業の中間管理職が面接を担当する場合が多く、中間管理職の社員は現場で仕事をガシガシ回して、現場をまとめる存在です。

あなたがこの会社に入社し、自分の部下になった場合、どんな働き方をするのかという目線で面接を行います。

二次面接のミッションは「自社が採るべき候補者、入社してほしい候補者の母集団をつくり、その候補者群を三次面接以降の上層部の評価者に送る」ことです。

従って、一般的には三次面接に進んだ就活生は全員その企業に入社できるレベルには達していると理解して下さい。

三次以降の評価者・面接官のミッションは「入社できるレベルに達している就活生の母集団から、更に厳選して内定(内々定)を出す学生を決める」ことです。

面接の性格が候補集団を形成することから、候補の中から採用する人材を決定するためのフェーズに移るのです。

三次面接に進んだ就活生の皆さんは、このフェーズの変化、面接の目的・役割の変化を理解して下さい。

決定プロセスに入るので、面接官・評価者は決定権がある管理職以上のクラスになるのが通常です。

部長、事業部長、役員(取締役)クラスが面接に参加し、企業によっては(特にベンチャー企業、中堅・中小企業等の場合)社長が面接に立ち会うこともあります。

三次面接の選考を勝ち切るには、このクラスの管理職に「あなた」を評価してもらえば良いことになります。

自分の面接力が今すぐ分かる、面接力診断をしてみよう

面接の本番前に、自分の面接力をチェックしてみませんか?

就活の選考で最も難しいのが面接選考です。

面接ではあなたの自己分析の深さや、性格、強み、企業理解度や志望動機の強さが見抜かれます。

面接前に自分の面接力をチェックして客観的に認識し、どのポイントがダメなのかを知ることは、そのポイントを面接までに改善できるためとても重要です。

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 三次面接評価者をうならすには、どうすれば良いか

三次面接の一般的な評価者である企業のマネージメント層は、業績や経営に直接的な責任を負っている人々です。

営業であれば預かっている組織の売上や利益、利益率や人件費、組織としてのP/L(損益)に責任を負っています。

事業部長や事業担当役員であれば、その事業全体でのP/Lの責任を負い、常に企業の利益を追求する立場です。

製造部門、管理部門や研究開発部門もそれぞれの部門の目標やミッションは数字によってその達成レベルが管理されているため、それを達成する責任を負っています。

企業である以上、利益を出すことが株主から求められ、経営者であれば更にそれを拡大し成長させるプレッシャーを感じて仕事をしているのです。

そんなマネージメント層が、新卒で採用しようとする学生に期待するのは現場で一生懸命働く、努力する」のは当然であり、「この企業の利益や成長に貢献してくれる存在」、更に言えば「将来的にこの企業をひっぱってくれる素質・ポテンシャルがある学生」です。

三次面接をクリアするのは、面接官・評価者が、あなたのことを「積極的に採用したい」と思わせることであり、志望する企業の利益や成長に貢献できることを証明できれば良い訳です。

しかし、働いてもいないのに証明できる訳はありません。

面接では「志望する企業の利益や成長に貢献できることを強く印象付ける」、「他の候補者より、利益や成長に貢献できると思ってもらう」ことが、三次以降のあなたのミッションになります。

では、どうすればそれができるのでしょうか?

 志望する企業の利益や成長に貢献できることを強く印象付ける方法

三次面接に残っている学生の実力は、あなたと同等か、あなた以上に優秀な学生達です。

企業の採用ポリシーにもよりますが、ESから二次面接の選考プロセスの結果で、すでに内々定候補者(積極的に採りたい就活生のグループ)とボーダーライン上にいる就活生のグループを分け、三次面接を実施する場合があります。

当然それは学生には分からないため、就活生のあなたは常にボーダーラインにいると考え三次面接に臨んで下さい。

つまり、やるべきことはどんなステイタスにあろうが「同じ」です。

企業の利益と成長に貢献するには何が必要か

一般的に大卒新卒の社員が企業内で戦力になる=企業の利益に多少なりとも貢献できるようになるには最低三年は必要と言われています。

新卒の採用コストも含め、入社後3年までの人件費と教育のためのコストは、企業の側からみれば「持ち出し」であり、それを3年目以降で毎年回収し、本格的に利益に貢献できるのは30歳前後からになります。

企業の業績に大きな責任を負っているマネージメント層は、「あなたは少なくとも30歳前後まで勤めてくれなければ、採用する意味がない、少なくともそこまではがむしゃらに働いて、利益に貢献して欲しい」、「採用する人材は出来るだけ長く当社の利益に貢献し、できればマネージメントとしてこの会社を発展、成長させてほしい」と考えるのが当然です。

従って、三次面接では「志望する企業に対する、あなたのコミットメント」を伝えることが、最も重要なのです。

 志望企業に対するコミットメント

志望企業に対するコミットメントは以下の要素に分解できます。

  • 精度の高い志望動機がある
  • 高い志望意欲・入社への熱意がある
  • 深い企業理解(競合企業も含む)がある
  • 入社して実現したいことやビジョンが明確である
  • 入社後のしっかりした自己の成長ルートやキャリアプランを考えている
  • 直截的な内定受諾の決意がある
  • 志望する企業で活躍できる力(強み・能力)がある
  • 志望する企業の社風に合い、共通の価値観がある
  • 志望する企業の社員のチーム内で活きる人柄・性格・長所がある

上記は既に二次面接段階でも重要なポイントなので、二次面接でしっかりと答えられたと考える方も多いと思います。

しかし油断は禁物です。

三次面接は面接官のレベルが二次面接とは違います。人材を見る目は更に厳しくなります。そして、三次に残っている就活生は、あなたと同じかあなたより優秀な学生達ばかりです。

二次面接の出来が良いと思っても、それを更にブラシュアップして三次に臨まないと選考は通過できないと考えて下さい。

二次面接で対策したことと三次以降の面接では、対策と言う意味では大きな戦略上の差はありません。

念のため二次面接対策のサマリーと記事のリンクを掲載しておきます。

三次面接対策として付け加えるべき戦術

三次面接の重要な点は、優秀なライバル達から一歩突き抜けることです。

そのためには志望企業に対するコミットメントを鮮明に伝えなければなりません。以下の5つの戦術を参照して、自分の言葉で回答を考えておきましょう。

戦術1:直接的に志望動機・志望意欲・内定に係る質問に的確に答える

その意味で特に重要な戦術は、直接的に志望動機・志望意欲・内定に係る質問があった場合に的確に答えることです。

具体的には以下のような質問です。

  • 他に受けている業界はありますか
  • 他に受けている企業の選考状況を教えて下さい
  • 数ある競合企業の中で当社を選んだ理由は何ですか
  • 当社の志望順位を教えてください
  • 内定を出したら受諾しますか(入社しますか)

これらの質問には以下のように答えて、あなたの志望企業に対するコミットメントを伝えてください。

  • 他に受けている業界はありますか
    • 志望している企業の所属する業界を答えるのが原則。事実であれば関連業界(例えば自動車業界の企業であれば自動車部品業界)を答える。かけ離れた業界は事実であっても答えない
  • 他に受けている企業の選考状況を教えて下さい
    • 志望している企業のランク以上の企業の選考が進んでいる場合は、それを答えないこと。事実として答えるのは志望している企業以下のランクの場合のみ
  • 数ある競合企業の中で当社を選んだ理由は何ですか
    • 企業研究と競合企業の研究、(選考が進んでいる企業を答えた場合はその企業)との比較で、目前の志望企業ならではのポイントを差異化・優位要因として志望動機に結び付けて答えること
    • 徹底した企業研究は不可欠
  • 当社の志望順位を教えてください
    • 必ず「第一位です」と明言すること。内定を獲得していない場合はもちろん、目前の面接を受けている企業が第一位
    • 内定を得てもいない企業(他社)を気にする必要は全くない
    • 内定を得ている企業がある場合でも、迷っているから面前の企業の面接に参加しているので、第一志望であることに変わりはない
    • どうしても「第一志望ではないし、嘘は付けない」人は、何万とある企業の中からエントリーした企業は全て第一志望のようなものだ。入社が決定していない時点では、すべて第一志望と割り切る
  • 内定を出したら受諾しますか(入社しますか)
    • 即答で「入社します」と答える
    • 競合会社や他社の選考状況を答えた場合は、それらの企業のダメな理由も必ず考え用意していおくこと(アドリブで答えるのは、なかなか厳しい)
    • 内定が出ても受託しない場合は、あとで言い訳を考えれば良い(ただし教授推薦を受けている場合は入社が大原則)

戦術2: 的確な逆質問を用意しておく

二次面接以降、特に三次や最終面接には面接の最後に逆質問の機会・時間が設けられることが多いです。

もし面接時間に余裕があり、逆質問のオファーがなく早めに終わりそうな場合は、あなたから許可をとって質問する機会をお願いするのも一つの作戦です。

以下の質問を考えておきましょう。

  • 深い業界・企業研究をしたからこそできる逆質問
    • ⇒仕事の内容に対する理解の深さ、志望意欲の高さ、本気度の表出

 

  • 企業の性格、特徴や人によっては評価が分かれるポイントを理解した上での質問
    • ⇒「知ったうえで敢えて選んでいる志望意欲の高さ」や「覚悟」のアピールが可能

 

  • 職種別志望の場合、志望している職種の具体的な仕事、キャリアパス、キャリアパスに必要なこと等の具体的な質問

 

  • 仕事をする当事者としての重要な心構えやモチベーションについての具体的な質問
    • ⇒自分も同じベクトルにあることをアピール

 

  • 抽象的なことを具体的に聞く質問
    • ⇒ビジネスパーソンとしての素質の高さをアピール

 

  • 自分の意見、意思、仮説を述べたうえで、面接官の見解を聞く質問
    • ⇒ビジネスパーソンとしての素質の高さをアピール。マネージメント層への質問では、自分の考えを先に述べて、リアルな企業人から教えを乞うスタンスをとること。

以下の記事では選考の終盤でするべき逆質問、するべきではない逆質問を例文を交えて詳しく解説しています。併せて参考にして下さい。

戦術3:一次面接、二次面接との一貫性を強化する

 見逃しがちな大事なポイントです。三次面接の面接官には当然、今までの選考過程の情報やスコアがフィードバックされています。

役員クラスや社長の中には、あえて先入観を入れずに人材をみるため、事前に資料を参照しないで面接をする場合もありますが、全員ではなく少数派です。

面接官は毎回違いますが、人事担当は同席している場合も多く、どんな面接でも最終的な合否判定に資料は参照されます。

従って一次、二次、三次を通じて一貫したあなたのIdentityを貫き、三次では更にブラシュアップしておくことが重要です。

一次、二次面接で、自分としては上手く答えられなかった質問がかならずあるはずです。また、もう少し別の答え方をするべきであったと反省した答えもあるでしょう。

面接の記録は必ず残して、それを振り返り改善することです。

戦術4:奇をてらってはいけない、意外性はみせないのが鉄則

三次や最終面接で、どうしとも自分を強くアピールしたいと考え、奇をてらって今までみせたことのない自分や、今まで紹介してこなかったインパクトのあるエピソードを話そうと考える学生もいるでしょう。

また、ESからはじまって二次面接までにアピールした内容とは違う自分の一面を紹介して「意外性」のインパクトをねらったり、性格の違う側面や別の長所、強みを披露したいと考えるかもしれません。

戦術として考えやすく、その動機も痛いほど分かりますが、奇をてらったり、「意外性」でインパクトや好印象を得ようとするのは得策ではありません。

理由はとてもシンプルです。

企業はESから二次面接までの「あなた」を受け入れて三次まであげたのです。いまさら違うことを主張されても「違和感」の方が勝ちます。

簡単に言うと「えっ、何だよ。ちょっと違うなぁ」という印象です。

「意外性」アピールをどうしてもしたければ、悪目立ちしない指し色程度の「さりげない」ものであるべきであり、それも今まで主張してきたことに矛盾がないことが大前提です。

矛盾のレベルまでいく「意外性」はそれだけでアウトになります。

「真面目で誠実さをアピールしてきた方が、真面目過ぎて、しでかしてしまった可愛い失敗で、少しおちゃめなところを見せる、ユーモアのある答え方をする」程度であれば問題はないでしょう。

あるいは「リーダーシップをアピールした方が、人を動かすために細やかな気遣いもする」という意外性であれば高評価を受けるでしょう。

ファッションで言う「さし色」、「アクセント」と考え、本質を際立たせることが目的であることを忘れないようにしましょう。

戦術5:面接の基本マナーや適切な話し方は徹底する

当たり前のことですが、面接の基本をもう一度見直して、徹底することです。

三次以降は志望者の人数も絞られ、個人面接の上面接時間も長くなり、オンラインからリアルな対面面接を行う企業も多くなります。

最低でも20分、長い企業では40分程度になることもあるでしょう。

そして面接官は会社の上層部、一般的には年配者が多くなります。

概して会社のマネージメント、特に年配者、社長は基本的に身だしなみやマナー、言葉使いや面接態度に厳しいです。

清潔で学生らしい髪型や身なり、面接での入出マナーや姿勢、話を聞く態度、答える声の大きさや張り、真剣さや熱意の表現は、堂々と自信あふれる応答を三次面接前にもう一度再点検しましょう。

そして面接当日は時間的にも余裕をもって臨めるように、ベストコンディションを整えましょう。

面接では、どんな質問でも、「あなたはその志望企業に対するメッセージとして答えている」ということを意識して下さい。

「就活の答え」の読者は、このことを深く理解し手面接に臨んで下さい。メッセージの受け手(就活の面接では、志望している企業の社員・管理職)のために話していることを忘れないで下さいね。

三次面接では面接官は、企業のマネージメントです。企業のマネージメントの方に話していることや、入社への熱意をアピールすることを強く意識して三次面接に臨んで下さい。

 面接通過率や通過フラグなど気にしないこと

「就活の答え」ではどんな面接でも通過率は50%と考えて面接に臨むことをお勧めしています。

その理由はとてもシンプルです。就活生にとっては、面接の結果は常に通過するか、しないか、50:50でしかないからです。

就活サイトによっては、一次面接、二次面接、三次面接や最終面接のそれぞれの通過率を解説してくれているものもありますが、一般的に通過率が70%であろうが、20%であろうが、それを予測したり、気にする意味はほとんどないでしょう。

同様に合格フラグや不合格フラグを気にする就活生もいると思いますが、これもあまりお勧めできません。

合格フラグだと考えて、その後違う結果が出たら 受ける精神的なダメージが大きくなってしまうので考えないようにして下さい。

不合格フラグは、面接中に意識すると面接に集中できなくなるデメリットがあるので考えないようにしましょう。

唯一不合格フラグを考えて良いのは、面接を終了してからです。しかし、それも「次の別の面接に力を入れるため」に使うためだけです。

納得のいく内定を得るためには、目の前の機会に集中することです。あなたが決定に関与できないことの予想をしてみても仕方がないのです。

常に選考通過の可能性は50%と割り切っておけば、無用の雑音や情報も気にならなくなります。

まとめ

  • 三次面接の特徴、役割を理解しておこう
    • 最終面接の場合は最終面接対策をしっかり実施しよう
  • 三次面接の次に最終面接が設定されている企業の場合の対策がポイント
  • 厳しい三次面接を勝ち切るためにはノウハウが必要
  • 三次面接評価者をうならすには、どうすれば良いか
  • 三次面接をクリアするのは、面接官・評価者である企業のマネージメントが、あなたのことを「積極的に採用したい」と思わせることであり、志望する企業の利益や成長に貢献できることを印象づけること
  • 志望する企業の利益や成長に貢献できることを強く印象付ける方法を考えよう
  • 企業の利益と成長に貢献するには志望企業に対するコミットメントを伝えることが重要
    • 精度の高い志望動機がある
    • 高い志望意欲・入社への熱意がある
    • 深い企業理解(競合企業も含む)がある
    • 入社して実現したいことやビジョンが明確である
    • 入社後のしっかりした自己の成長ルートやキャリアプランを考えている
    • 直截的な内定受諾の決意がある
    • 志望する企業で活躍できる力(強み・能力)がある
    • 志望する企業の社風に合い、共通の価値観がある
    • 志望する企業の社員のチーム内で活きる人柄・性格・長所がある

 

  • 三次面接対策は、二次面接対策を更にブラシュアップすることが必要
  • 三次面接対策として付け加えるべき戦術
    • 戦術1:直接的に志望動機・志望意欲・内定に係る質問に的確に答える
    • 戦術2:的確な逆質問を用意しておく
    • 戦術3:一次面接、二次面接との一貫性を強化する
    • 戦術4:奇をてらってはいけない、意外性はみせないのが鉄則
    • 戦術5:面接の基本マナーや適切な話し方は徹底する

 

  • 面接通過率や通過フラグなど気にしないこと

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